星の軌跡   作:風森斗真

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う~む、正直、戦闘描写がちっといい加減になってしまってるような……
対人戦じゃないし、魔獣の動きなんてどうすりゃいいのってのが大きいんですがね(苦笑

まぁ、ひとまうz本編どうぞ



実習二日目 三、自然公園へ

ルナマリア自然公園を調査することにしたリィンたちA班だったが、その前に、実習の課題である魔獣の討伐を行うことにした。

幸いにも、魔獣とは自然公園へ向かう道中で遭遇することができたため、捜索にあまり時間を取られることはなかった。

 

「大型の鳥魔獣か」

「となると、接近戦は不利だな」

「あぁ……わたしとリィンがけん制しつつ、アリサとエリオットが中心に攻撃していくのがベストだろう」

「なら、ルオンは遊撃かな」

「お願いするわ……さぁ、やりましょう!」

 

アリサの号令とともに、リィンたちは魔獣へと向かっていった。

事前の打ち合わせ通り、リィンとラウラ、アリサとエリオットがリンクを結び、ルオンはどちらのサポートにも迅速に対応できるよう、位置を取り、ARCUSを駆動させた。

 

「ARCUS、駆動!」

「敵ユニットの傾向を解析!」

「そこっ!」

 

打ち合わせ通り、エリオットとアリサ、ルオンの三人は遠距離から魔獣に攻撃を仕掛けた。

導力の矢と導力魔法が同時に魔獣に命中すると、魔獣は先に脅威となる存在から攻撃しようと仕掛けてきた。

だが。

 

「させるかっ!」

「やらせぬっ!」

 

リィンとラウラにけん制され、手を出すことができなかった。

さらに剣の届かない間合いまで逃げようとすると。

 

「逃がすかっての!ファイヤボルト!!」

 

ルオンの導力魔法が魔獣に襲いかかり、逃げ切ることができなかった。

かといって、ルオンに狙いを定めれば、今度はアリサとエリオットの攻撃に阻まれてしまう。

そうこうしているうちに、体力が限界を迎え。

 

「みんな、一気に行くぞ!!」

「「了解!」」

「任せて!」

「心得た!」

 

リィンの号令に合わせ、五人が一斉に切りかかられ、魔獣の瞳からは生命の輝きが消えた。

 

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討伐対象となっていた魔獣を討伐したリィンたちは、その足でルナマリア自然公園へとむかった。

自然公園の入り口には見張りらしき人影は誰も見当たらず、門の前までは何事もなく近づくことが出来た。

だが、門は閉ざされており、ご丁寧にも鍵穴を公園側にむくような形で錠がかけられていた。

 

「……リィン、お前、斬鉄はできるか?」

「うん?まぁ、できないことはないけど」

「なら頼めるか?ラウラがやると音が大きそうだし、俺の技は斬鉄には向かないんだ」

「わかった、やってみよう……少し、下がっててくれ」

 

ルオンに頼まれ、リィンは太刀を鞘に納め、門の前で片膝をついた。

リィンの指示に従い、ルオンたちはリィンの太刀の間合いから離れて、リィンを見守った。

 

「……四ノ型、紅葉切り」

 

そうつぶやくと、リィンは太刀を素早く引き抜き、振るった。

東方の剣術に伝わる、居合い抜き、という技だ。

リィンは振り抜いた太刀を再び鞘に納め、立ち上がった。

ルオンたちは錠前の方へ視線を向けたが、特に変化はなかった。

その様子にエリオットは、まさか失敗したのでは、と心配そうにつぶやいていたが。

 

「……いや、成功してるな」

「うむ」

 

ルオンとラウラがそうつぶやいた瞬間、錠前に細い筋が一つ、刻まれた。

注意して見れば、その筋はリィンが太刀を振り抜いた時の軌道とまったく同じであることに気づくことができただろう。

錠前は静かに、それこそまったく音を立てずに、ぽとり、と地面に落ちた。

 

「八葉の妙技、しかと見せてもらったぞ」

「はは、といっても初伝クラスの技だけどな」

「いやいや、初伝で斬鉄って……ほんとに底が知れないな」

 

ラウラの感想に謙虚に返してくるリィンに対し、鉄を斬ることがどれだけ難しいかを知っているルオンは苦笑を浮かべた。

だが、あまりゆっくりしている時間はない。

すぐさま、A班は自然公園へ入っていき、行動を開始した。

 

----------------------------

 

自然公園をしばらく進み、開けた場所にくると、リィンたちの耳に話し声が聞こえてきた。

話の内容からしても、彼らが窃盗犯であることは明白だった。

 

「何気にいい稼ぎになったな」

「あぁ。これであいつらが陳情を取り下げなけりゃもう少し稼げるんだが……」

「そういうな、ほどほどにしときゃいいんだ」

「……それはそうと、あいつ、ほんとに何者なんだろうな?領邦軍にも顔が利くみたいだし」

「詮索はするな。この額のミラだ、おそらく、口止めも含んでいるんだろ」

「なら、さっさとこいつを運んで……」

「甘いな」

 

次の行動、おそらく、荷物を移動させようとグループの一人が立ち上がった瞬間、武器を構えたリィン達が突入してきた。

突然の闖入者に、窃盗グループは困惑したが、すぐに武器を構えた。

 

「この場合、現行犯逮捕が認められるのかしら?」

「会話の内容から、拘束は認められるだろうさ。録音もしたしな」

 

アリサの言葉に、ルオンがにこやかな笑みを浮かべながら返した。

もっとも、その目はまったく笑ってなどいなかったが。

 

「く、くそっ!」

「ガキ風情が、いい気になるな!!」

「ま、こうなるよな」

「これより迎撃を開始する!いくぞ、みんな!!」

「「「「応っ!」」」」

 

予想していた通りの反応に、ルオンは苦笑を浮かべ、リィンは号令をかけた。

その号令に答え、ルオンたちも窃盗犯を迎撃した。

 

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