そうま転生~錚々たる早々無双の装魔による壮大な一掃と奔走~ 作:Curry&Rice
「んんっぅ」
フィーナはゆっくりと瞼を上げるとそこには闇が際限なく広がっていた。
「ここは?」
ボッ
フィーナの目の前に火のついたろうそくがいきなり姿を現す。
ボッボッボッボッ
立て続けに蝋燭に火が付き、フィーナはその火にいつの間にか囲まれていた。
(きっとこれは悪い夢ね。)
フィーナはそう信じ、そっと目を閉じた。
「ダーメー、ダメ、ダメ、ダメダメダメダメ、オーディエンスが目ぇ閉じちゃってどうすんの?」
フィーナの耳元で鼓膜を破る勢いでピエロが大声で囁く。
「ヒャッ」
フィーナは反射的に耳を塞ごうとしたが、腕を縛られていたことで、逆にバランスを崩し倒れ込んでしまう。
「アヒャヒャヒャ」
フィーナは笑い転げるピエロを睨みつけた。
「何よ。あんた......」
猟師の性か、フィーナはピエロをまじまじと観察する。
(あれ?暗くてよく見えないけど、もしかしてこの道化師......両腕がない!!)
フィーナは疑問に思った。
(でも、私、腕を拘束されているわよね......)
腕無しピエロは不敵に笑う。
「アヒャ、タネも仕掛けも明かしちゃぉ~」
フィーナの視界に無数の青緑色をした腕が現れる。
「なっ、何よ。これ?まさか......」
「これは俺っちの魔導具だよぉ~。そう、何を隠そう、俺っちは装魔さ。青銅の装魔の二つ名を持つ、通り名は道魔。アヒャヒャ」
ピエロの「腕」はフィーナに掴みかかる。
「放して、やめて...」
「止めなーい。」
「腕」はフィーナの服を引き裂き、フィーナの服の胸元を開けさせる。
「いやっ」
フィーナの顔が真っ赤に染まった。
「アヒャヒャ、いいね。ショーが盛り上がって来たねぇ~。さて、フィナーレといこうか。」
ピエロは下品に笑い、間髪入れず「腕」はフィーナの下半身を弄る。
(バルド...ソーマ.......助けて......)
フィーナの目から大粒の涙が零れ落ちる。
その時、
「ストリップショーとは趣味が悪いね。」
道魔の背後の暗がりから一人の黒い影が彼を見下ろす。
「誰だぃ、俺っちの邪魔を......ブヘッ」
道魔は黒い影に殴り飛ばされ、影は見下ろしながら両手を広げ、大声で語り始めた。
「どうした?ショーは閉幕か?じゃぁ、俺達のショーを見せてやるよ。題して...」
「ソーマとリョーマによるスーパーマジックショーだ。」
そして、タイミングを合わせたように『
「さぁ、イッツショータイム。」