超かぐや姫!トロフィー『反逆の星獣』取得RTA 作:くりぢゅん
(訳:いろかぐしゅごい♡)
皆さんはじめまして。月をも落とすクソデカ感情爆発ゲーこと『超かぐや姫!:ハードコア』の、隠しボス単騎撃破&トロフィー『反逆の星獣』取得RTAはぁじまぁるよー! (淫夢語録は)ないです。大丈夫だって、安心しろよ〜。
えー本RTAの目的は、コンシューマー版『超かぐや姫!:ハードコア』にて、最難関トロフィーである『反逆の星獣』の獲得と、隠しボス(システムの悪意の化身)の単騎撃破を目指すことです。
映画を見た方ならご存知でしょうが、原作におけるかぐや(ヤチヨ)の8000年って、いろんな人たちとの出会いと、そして避けられない別れの連続でしたよね。
史実において、彼らは自らの運命を受け入れ、気高く美しい最期を迎えました。かぐやはその想いを見届けることで前を向くことができたのですが……このコンシューマー版のハードコアモードのAIは、その史実を最悪な形で冒涜してきます。お前頭おかしいよ……(24敗)。
それでは早速キャラクリしましょうか。今作のハードコアモードでは極めて自由なキャラメイクが可能ですが、今回は『魔術師』クラスを選択します。性別はもちろん男です。当たり前だよなぁ?
勿論、男を選ぶ理由もあります。今作では主人公にも隠しステータスというのがありまして、性別やアバターによって初期のヘイト値や耐久値が変わります。今回は
本作における『物理職』と『魔術師』のメリット・デメリットについてですが、物理職は序盤の生存率が高い代わりに、終盤の隠しボス戦で
あいつらステータスが暴力的に高すぎるんです。普通の物理攻撃は通るもののHPの桁が違いすぎて確実にジリ貧になります。アルテリオス計算式でも救えないクソゲーの極みですよ。フロムか?(68敗)
続いて魔術師。私は紫煙魔術を選択します(初期装備キセル)。最大のメリットは広範囲への
デメリットは耐久が紙装甲であることと、今作の主人公は「不老ですが不死ではない」ため、HP管理をミスると普通に死ぬことですね(24敗)。
さて、少し話が逸れましたが、先ほど言った隠しスキルというのが、『
この『獣化』スキルを強化(レベル上げ)するには、とんでもない鬼畜条件があると言われているのですが、それは「ゲーム内で他者が受けるはずだった致命的なダメージ、または理不尽な運命を、術者自身が肩代わりしてボロボロになること」なんですが、これはあくまで有志の検証による
今回はAIが仕掛けてくる理不尽の前に立ちはだかり、彼らを守るための盾となるチキンレースを行うため、結果的にこの『獣化』の熟練度がバチクソ稼げます。美味しいですね。
名前は『
キャラクリが終わると、次に「どの時代から物語を開始するか」を選択します。
今作では親切なことに、現代の立川からスタートして彩葉ちゃんとキャッキャウフフできる「現代ルート」と、隕石が落ちた時代から始まる「8000年前ルート(縄文時代)」を任意で選ぶことができます。
今回は当然、獣化熟練度を稼ぎまくるため、あえて地獄の『8000年前ルート』を選択します。マゾかな?
それじゃあゲームスタートを押したところから計測開始です。
はい、よーいスタート。
ゲームスタートとともにみんな大好き初期ガチャのお時間です。初期所持アイテムとリスポーン位置はランダムで決まります。狙いはもちろん、リスポーン位置が海辺になる『同行者枠』と、必須アイテム『
この2つが同時に引ける確率は、有志の検証によると約0.05%。出なかった時点で即リセ案件です。
なぜそんな低確率を狙うかというと、スタート直後の縄文時代の海で、隕石衝突時のパワー不足で犬DOGEの体だけが受肉してウミウシの姿になってしまったかぐやを最速で回収しないと、シナリオの進行が遅れて大幅なタイムロスになるからです。普通に泳いで潜れば耐久紙の魔術師はスタミナ切れで溺死しますので(24敗)、海を割って歩いて回収に行きます。
頼む、同行者枠かつ海割りの香でオナシャス! センセンシャル!
>あなたの手元には、紫水晶が砕かれたような美しい香が握られている。
>目の前には、果てしなく広がる青い海と砂浜。
……えっ? や っ た ぜ !!
やりました! まさかの一発ツモです!! うおおおおおこれで数千回のリセマラ地獄から解放される……!!!
いやあ、日頃の行いが良いからですかね。神乱数引きました、これ絶対いけます!
無事スナイプ成功しましたので、さっさとかぐやの回収に向かいましょう。『海割りの香』をキセルに詰めて吹かします。
>あなたは『海割りの香』に火を点けた。
>紫色の煙が広がり、目の前の縄文の海が真っ二つに割れていく!
>海の底に、白く輝くウミウシが這っているのが見える。
はい、これで道ができました。あとは海底をダッシュして、ウミウシを最速回収するチャートですね。パパっとやって、終わりっ!
>あなたはウミウシを拾い上げた。
ナマコじゃねーか!(歓喜)
「ちがう! ナマコじゃなくてウミウシ!」
>ウミウシは不満そうに体を震わせ、あなたに向かって抗議の声を上げた。
喋ったああああ!!! 言うまでもないでしょうが、このウミウシの中身は月から時間遡行してきた『かぐや』本人です。未来の彩葉ちゃんに会うために地球に戻ってきたはずが、事故で8000年前に不時着しちゃったんですよね。
「ってそんなことより! ねえ、今って西暦何年!?」
>ウミウシは期待に満ちた目を向けながら、あなたに問いかけてきた。
あー、自分が
西暦っていうか、今は縄文時代だから紀元前6000年とかじゃないっすかね?ひぇーー(小並感)
「…………え?」
「……あははっ、またまたー! 冗談キツいって!」
>ウミウシは笑い飛ばしている。どうやらあなたの言葉を信じていないようだ。
そりゃそうですよね。いきなり8000年前とか言われても信じるわけないです。まあいいでしょう、ここで自己紹介イベントが入ります。スキップ不可です
「コホン。えーと、さっきは取り乱しちゃってごめんなさい! 私、かぐや! 月から来たの!」
>ウミウシ(かぐや)は誇らしげに胸を張って自己紹介をした。
はい、かぐやちゃんですね。知ってます。
>あなたは自分の名前が
「もうく?……モク? モクモクしてて不思議な名前!よろしくね、モク!」
いやモクじゃなくてモウクなんですが。流石は短期間で超人気者になったプリンス。コミュ力が富士山並みに高い。訂正はタイムロスなんで放置します。自己紹介イベントも終わりましたので、かぐやを肩に乗せて周囲の散策を始めましょう。
>あなたはかぐやを連れて、海辺から鬱蒼とした森へと歩き出した。
散策ing。この森を抜ける道中、徐々に空が暗くなっていきますね。
かぐやは最初は「スマホないの?」とか「彩葉、心配してるかなぁ」とか無邪気に喋っていましたが、見渡す限りの未開の森と、電波はおろか人工物の欠片すらない風景に、徐々に口数が減っていきます。
そして、夜。
>木々の隙間から、満天の星空が見える。
>かぐやはふと、その夜空を見上げた。
「……うそ」
>ウミウシ(かぐや)の声が震えている。
「星の……配置が、ぜんぜん違う……。彩葉と見た空じゃない……」
>かぐやは、自らの持つ天体データの知識と、目の前の星空を照らし合わせた。
>そして、ここが2030年などではなく、本当に文明の存在しない遥か大昔であることを完全に理解した。
「ああ……あぁぁ…………っ」
>言い逃れのできない現実を突きつけられ、かぐやは声もなくその場に崩れ落ちた。
>彩葉に会うためには、ここから8000年という永遠のような時間を、この小さな体で待たなければならないのだ。
はい、ここでかぐやが真実に気づいて絶望するイベントです。これからの進行に必須な孤独デバフが入りました。美味しい、です、ね……。
…………。
……だめですね、これ。RTA走者として動じずイベントとして処理しようと思ったんですが、あまりにも生々しい絶望を見せつけられて、思わずコントローラーを握る手が止まってしまいました。画面の向こうのCGのはずなのに、彼女の悲痛な姿が痛いほど胸に刺さります。
>ガサガサッ!
>茂みから、獣の皮を被った男たちが現れた。
おっと! ここで確定エンカウントの縄文人NPCです! 絶望しているかぐやに気を取られて反応が遅れました。油断せずいこう...!(切り替えスイッチON)
>彼らは部外者であるあなたたちを警戒し、石の鏃がついた弓を構えている!
「ひっ……!? な、なに!?」
涙目で怯えるかぐや。問答無用で戦闘開始です。
>ヒュンッ!
>放った矢が、あなたに向けて飛んでくる!
『>チュートリアル:敵の攻撃が迫っています! タイミングよく回避ボタンを押して、攻撃を避けましょう!』
『>避けろ!』
はい、ここで戦闘のチュートリアルが入ります。画面にはデカデカと『避けろ!』と警告が出ていますが……当然、避・け・ま・せ・ん・。
そしてこの後の『獣化』スキルの熟練度(ダメージ肩代わり判定)を最速で稼ぐための、最高のボーナスステージです。
紙装甲の魔術師に石の矢が突き刺さる。痛いですねこれは痛い。でも熟練度が上がるんで美味しいです。
それでは、一切の回避操作を行わず、棒立ちで直撃を受けましょう!
>あなたは回避行動を取らず、その場に立ち尽くした。
>ザシュッ!!
>矢があなたの体に深々と突き刺さる!
「モクゥゥゥゥッ!?」
>かぐやの悲痛な悲鳴が森に響き渡る。
キ゛モ゛チ゛イ゛イ゛ィ゛ィ゛!!フ゛ォ゛ォ゛ォ゛ー゛ー゛!!!!
(たぶん続編は)ないです