​『逆転らき☆すた:こなた「兄貴、今日から義務だね(ニチャァ)」』   作:微糖コーヒー

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第2話:計測不能の衝撃と、黒井先生の溜息

 

 

 陵桜学園の春。

 

 本来なら新入生が期待と不安を胸に自己紹介を交わす時期だが、一年組の教室は異様な熱気に包まれていた。

 

 それもそのはず、今日は全校一斉の「義務資格取得検診」──通称、種子ランク査定の日なのだ。

 

「お兄ちゃん、手が震えてるよ。……あ、嘘。震えてるのは周りの女子たちの方だった(ニチャァ)」

 

 隣の席で、こなたが自身のポータブルゲーム機を片付けながら、歪んだ笑みを浮かべてこちらを見ていた。

 

「……こなた、その笑い方はやめろと言っただろう。周りが余計に勘違いする」

 

「いいじゃん。兄貴、さっきから女子たちの視線、あそこ一点に集中して『視姦』状態だよ? もう検診受ける前から、みんなの頭の中では義務(実習)完了してると思うな」

 

 こなたの言う通りだった。

 

 教室内では、かがみやつかさ、そして遠くの席のみゆきまでもが、こちらを意識しすぎて挙動不審になっている。

 

 特にかがみは、机に突っ伏したまま耳まで赤くしており、時折こちらを盗み見ては「ひゃぅ」と小動物のような声を漏らしていた。

 

 やがて、廊下から保健委員の呼び出しが響く。

 

「一年三組、出席番号一番から五番。保健室へ来なさい」

 

 俺──泉総司の番だ。

 

 俺が立ち上がると、教室内が一瞬にして静まり返った。

 

 ズボンの生地を限界まで押し上げる、特注の伸縮素材さえもが悲鳴を上げるような俺の「質量」。それが移動するたびに、女子たちの喉が鳴る音が聞こえるようだった。

 

 保健室。そこは、普段なら怪我人が訪れる安息の地だが、今は「選別場」と化していた。

 

 そこにいたのは、ジャージ姿の担任──黒井ななこだった。

 

「お、泉か。……あんた、入学式から噂になってたけど、間近で見ると……その、法律が改正されるのも納得の迫力ね」

 

 黒井先生は、普段の呑気な調子をどこかへ置き忘れたように、俺の股間に釘付けになっていた。

 

「黒井先生。視線が、教育者というよりはただの飢えた女性になっていますが」

 

「あ、あら……失礼。つい、ね。……じゃあ、測定を始めるわよ。まずは外見的な発育状況から……って、泉。あんた、それ……ズボンを脱ぐ必要があるわね」

 

 その言葉が出た瞬間、カーテンの向こう側にいるはずの、先に検診を終えた女子生徒たちの気配が、一斉にこちらへ集中したのが分かった。

 

「……先生。カーテンが不自然に膨らんでいますが」

 

「いいから! これも義務なの。早くしなさい。……じゃないと、私が先に『義務』を個人的に発動させちゃいそうなんだから」

 

 俺は仕方なく、ベルトを外し、特注のズボンを下ろした。

 

 その瞬間、保健室内に「ミシミシ」と空気が軋むような音がした(ような気がした)。

 

「……っ!? な、何よこれ……」

 

 黒井先生が持っていたバインダーが、バサリと床に落ちた。

 

 彼女の瞳は限界まで見開かれ、目の前の「それ」──二十センチをゆうに超え、未だに成長を続けているかのような猛々しい巨躯を凝視していた。

 

「測定不能……。いえ、学校支給の定規じゃ足りないわ。ちょっと、誰か! 工作室から三十センチ定規を持ってきなさい!」

 

「先生、落ち着いてください。測るだけなら、目分量でも十分異常なのは分かるはずだ」

 

 俺が超然として答えると、黒井先生は震える手で俺の「本体」に触れようとした。

 

「泉……これ、本当に十五歳のモノか? まるで……大古のオークキングの……。これだけのものを持っておいて、どうしてそないして冷めていられるんや!」

 

「持っているからこそ、です。これを使えばどうなるか、俺には分かっていますから」

 

 その時だった。

 

 保健室のカーテンが、耐えきれなくなったようにバッと開いた。

 

 そこにいたのは、こなた、かがみ、みゆきの三人だった。

 

「お兄ちゃん! ……あ、やっぱりすごい。近くで見ると、国家予算どころか地球資源だよ。ニチャァ」

 

「い、泉くんっ! あんた、あんたねぇ……! そんな、そんな凄いものを……っ! あうぅ、もう見てられないわよ!」

 

 かがみは両手で顔を覆いながらも、指の間から一滴も残さず視姦しようとしている。

 

 一方のみゆきは、眼鏡の奥の瞳を潤ませ、うっとりと頬を染めていた。

 

「泉さん……。これこそ、古文書にある『救世の御柱』ですわ……。私、自分の役割(義務)が、今、明確に分かりました」

 

「こらぁ! 生徒が検診を覗き見するんやない!」

 

 黒井先生が怒鳴るが、その声には力がない。彼女自身、俺の股間から溢れ出る圧倒的な「雄」のプレッシャーに、雌としての本能を屈服させられかけていたのだ。

 

 俺はため息をつき、再びズボンを履いた。

 

「先生。結果(ランク)はどうなりますか?」

 

 黒井先生は、震えるペンで診断書にこう書き込んだ。

 

『ランク:EX(規格外)。即時、国家保護対象。および、複数の適格者による計画的な義務執行を推奨』

 

「泉。あんたの今日からの人生は、もう『普通』じゃいられなへん……今夜あたり、私の家で個別講習を受けに来おへん?」

 

「遠慮しておきます、先生。俺は、これでも平穏なオタクライフを愛しているんです」

 

 俺は保健室を出る。

 

 廊下には、いつの間にか俺の結果を待ちわびる女子生徒たちの長蛇の列ができていた。

 

 俺が一歩進むたびに、彼女たちは海が割れるように道を作り、敬意と、そして強烈な情欲が混ざった眼差しを向けてくる。

 

 こなたが俺の横に並び、肩を叩いた。

 

「兄貴、今日から学園の王だね。……あ、違うか。『最高級の種馬』かな? ニチャァ」

 

「うるさい、こなた。帰りにアニメイトに寄るぞ。……平穏が壊れる前に、買っておきたいゲームがあるんだ!」

 

 だが、俺は知っていた。

 

 アニメイトへ向かう道中も、そして明日からの学校も。

 

 俺の股間に宿る「オークキングの片鱗」を狙う美少女たちが、波のように押し寄せてくることを。

 

 十五歳の誕生日の昼下がり。

 

 俺のスペックは公式に「国家資源」として認定され、逆転世界の日常は、より一層淫靡で背徳的な狂気へと加速し始めた。

 

 

 

 




男なら一度は夢見る大きな逸物!

大きすぎると入らないらしい。

R18版要る?

  • 要る!
  • 要らない!
  • 早く書けアホンダラ!
  • スメラッパギ!
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