【転スラ】 〜双星の智慧と新たなる理想郷~   作:Hyades

20 / 34
終章 揃う役者と変容する歴史

俺が迎賓館を抜け出し、闘技場予定地の地下空間へと戻ると、そこには予想通りの、いや予想以上に騒がしくも微笑ましい光景が広がっていた。

 

「ラミリス様ぁぁっ! ああ、なんという事でしょう! 再びこのようにお仕えできる日が来るなんて……!」

 

「わ、わかった! わかったからトレイニーちゃん! 苦しい、苦しいわよ!」

 

地下空間の中央で、美しい緑色の髪を持つドライアド(樹妖精)のトレイニーさんが、小さなラミリスを胸の谷間にギュッと抱きしめて号泣していた。

普段は森の管理者として神秘的で落ち着いた雰囲気を漂わせているトレイニーさんだが、敬愛する主君との久々の再会に、完全に感情のタガが外れてしまっているらしい。

 

「うぅっ……ラミリス様がこんなに近くにいらっしゃるなんて、夢のようです。これからは毎日、美味しいお茶とお菓子を淹れさせていただきますね……!」

 

「ほんと!? やったぁ! じゃあショートケーキを毎日ちょうだいね!」

 

「はいっ! 喜んで!」

 

主従揃って食い気に走っているあたり、本当にこの妖精たちはブレないなと感心してしまう。 俺が苦笑しながら近づいていくと、トレイニーさんはハッとしてラミリスを解放し、俺に向かって深々と頭を下げた。

 

「未来のリムル様。この度は、ラミリス様を私たちの元へ導いてくださり、本当にありがとうございます。このご恩は生涯忘れません」

 

「いやいや、頭を上げてくれトレイニーさん。俺の方こそ、ラミリスには地下迷宮の管理っていう大仕事を頼んでるんだ。こちらこそ感謝してるくらいだよ」

 

俺がそう言うと、ラミリスは空中でエッヘンと胸を反らせた。

 

「ふふんっ! 当然よ! ちなみに、言われた通り地下100階層を目指して拡張中よ!今はまだそんなに階層を作れてないけどね」

 

「おお、さすがだな。仕事が早い。……で、そろそろ腹も減っただろ?」

 

「減った! ケーキ! お肉!」

 

「ふふっ。ではラミリス様、上の広場へ参りましょう。すでに今夜の宴の準備は整いつつあります」

 

トレイニーさんに促され、ラミリスと精霊たちは大喜びで地上へと飛んでいく。俺もその後に続いて地下迷宮を後にした。

すっかり日が落ちたテンペストの中央広場には、赤々と燃える巨大な篝火がいくつも焚かれ、祭りのような熱気に包まれていた。

広場のあちこちには長机が並べられ、ゴブイチたちが腕によりをかけた肉料理や、シュナが指揮を執って完成させた豪華な料理の数々が所狭しと並んでいる。ドワルゴンから輸入した果実酒や、エールなどの樽も次々と運ばれてきていた。

 

「おお! 肉だ、肉! 美味そうな匂いがするっすね!」

 

「ちょっとギド、あんまりがっつかないの! ……あ、でもこの串焼きすっごく美味しい!」

 

「お嬢、俺の分も残しといてくだせえよ!」

 

すでに広場の一角では、カバル、ギド、エレンの三人組が、ゴブタたちと一緒になって大騒ぎしながら食事を始めていた。

彼らは迎賓館での重苦しい空気をすっかり切り替えたようで、冒険者としての図太さを遺憾なく発揮している。 その少し離れた席では、ヨウムと彼の部下たちが、まだどこか落ち着かない様子でジョッキを傾けていた。

 

「おいロンメル、お前そっちの肉取ってくれよ」

 

「わかりました、ヨウムさん。……ですが、この歓待具合はいったいどういうことなんですか? いくら英雄になる計画に加わったといえども規模が……」

 

ヨウムの部下であるロンメルという青年が、困惑したように周囲を見回している。

無理もない。数時間前まで森の中でナイトスパイダーに命を追われていたと思ったら、いきなり魔物の国に保護され、こうして大宴会に招かれているのだ。

しかも彼らは、ヨウム英雄化計画の話は聞いていたが、その後の応接室での極秘会談の内容を何も知らされていない。

 

「細かいことは気にすんな。リムルの旦那……ここの王様が、俺たちのことを気に入ってくれたらしくてな。しばらくはこの国で、客人としてタダ飯が食えることになったんだよ」

 

「ほんとですか!?まぁ、これも計画に協力する対価ということなんですかね」

 

ヨウムが適当にはぐらかしつつ豪快に笑うと、部下たちも「なら遠慮はいらねえな!」と、出された肉に齧り付き始めた。ヨウムは部下たちの楽しそうな様子を目を細めて見守りつつ、俺と過去の俺の姿を見つけると、無言でジョッキを掲げて軽く頭を下げてみせた。

覚悟は決まった、という合図なのだろう。

 

「いやはや、驚かされることばかりだが……この国の料理の美味さだけは、本当に冗談抜きで西側諸国でもトップクラスだな。この果実酒も素晴らしい」

 

ヨウムたちの向かいの席では、ブルムントのギルドマスターであるフューズが、チビチビと酒を舐めながら感嘆の息を漏らしていた。昼間の胃痛が嘘のように、今は純粋に宴の席を楽しんでいるようだ。

そこへ、ベニマルやシオン、ハクロウといったうちの幹部勢も合流し、人間と魔物が入り乱れてのどんちゃん騒ぎが本格的に幕を開けた。

 

突如、広場の厨房のほうから、パタパタと元気な足音と、なんとも言えない香ばしい匂いが近づいてきた。

 

「おおっ! リムル! ワタシもシュナの手伝いをして、ご馳走を運んできたのだぞ!」

 

桜金色のツインテールを揺らし、山盛りの料理が乗った巨大な大皿を頭上に軽々と掲げながら現れたのは、破壊の暴君――魔王ミリムだった。 その後ろから、同じく料理の乗ったワゴンを押しつつ、シュナが微笑ましそうについてくる。

 

「おぉ!ミリム!料理を運んできてくれたのか!ありがとな!」

 

そう過去の俺が応対しつつ、こっそりシュナと俺に思念伝達を繋ぐ。

 

『悪いなシュナ。重要な客人との会談があるからって、ミリムが邪魔しないように一日中面倒を見てもらっちゃって』

 

『ふふっ、お気になさらず。日中はお洋服の採寸や試着で大人しくしてくれていましたし、お料理のお手伝いもとても上手でしたよ』

 

過去の俺が揃って『思念伝達』で労いの言葉を送ると、シュナはクスリと笑って念話を返してきた。どうやら、本当に上手くミリムの気を逸らしてくれていたらしい。

 

「えへへー、シュナの料理は最高なのだ! 早く食べるのだ! ……あっ、未来のリムルもいるのだな! 今日はシュナとずっと一緒だったから、明日はまたワタシと手合わせして遊ぶのだ!」

 

「はいはい。あんまり本気出して町を壊すなよ。お手伝いご苦労さん、お前の席には特大のステーキも用意してあるから、まずは肉でも食って落ち着け」

 

「むふふーっ! お肉なのだー!」

 

すでに未来から来た俺の底知れない実力を知り、幾度かの手合わせ(という名のじゃれ合い)を経てすっかり懐いているミリムは、俺の言葉に素直に頷いて上座へと飛んでいき、巨大な骨付き肉に齧り付き始めた。

――と、俺たち魔国連邦(テンペスト)の面々にとっては、すっかり見慣れた微笑ましい光景だったのだが。

 

「…………」 「…………」

 

宴席の一角、客人である人間たちのテーブルには、奇妙な沈黙が落ちていた。 フューズ、ヨウムとロンメルたち部下、そしてカバルたち三人組は、上座で骨付き肉を無邪気に頬張る小さな少女の姿を、呆然と、そして不思議そうに見つめている。

無理もない。彼らの目から見れば、屈強な魔物たちがひしめくこの宴の最上座に、どう見ても場違いな人間の子供のように見える少女が陣取り、あまつさえこの国の絶対的支配者である二人のリムルと対等以上の口調で親しげに話しているのだから。

 

「……あの、リムル殿」

 

やがて、その異様な光景に耐えきれなくなったのか、フューズが代表して過去の俺(スライム)に恐る恐る声をかけた。

 

「ん、どうしたフューズ。飯が足りないか?」

 

「いや、そうではなく。その……あの上座で肉を召し上がっておられる、桜色の髪の可愛らしいお嬢さんは、一体どなたなのですか? リムル殿の身内の方か何かで……?」

 

フューズの控えめな問いかけに、ヨウムたちやエレンたちも「俺も気になってた」「アタシも」とウンウン頷いている。どうやら彼らは、少女の正体に全く見当がついていないらしい。ただの特別扱いされている子供だと勘違いしているようだ。

 

その様子を見た過去の俺は、「ああ、そういえばまだ紹介してなかったな」と言って、骨付き肉に夢中になっている少女を指し示した。

 

「あれはミリムだよ。魔王の、ミリム・ナーヴァ。ちょっと縁があって、今うちの町に滞在しててな」

 

「「「…………」」」

 

過去の俺が、まるで「近所の親戚の子供が遊びに来てるんだ」とでも言うような、あまりにも軽い、日常会話のテンションで告げたその名前。

ミリム・ナーヴァ。 それは、この世界に生きる人間であれば、おとぎ話や神話のレベルで必ず耳にする『破壊の暴君(デストロイ)』の二つ名を持つ、最古にして最強の理不尽たる魔王の名。

その言葉の意味を脳内で処理し終えた瞬間。 フューズの手の中でジョッキが傾き、ヨウムの部下のロンメルは息を呑み、カバルたち三人組の顔面から一瞬にしてすべての血の気が引いていく。

 

しかし、過去の俺による、人間たちの常識を粉砕する無慈悲な紹介はそれだけでは終わらなかった。

 

「あ、ついでに言うとだな」

 

過去の俺は今度は指を別の方向へと指し示した。

その先にあるのは、ドライアドのトレイニーさんや精霊たちに囲まれて、顔中をショートケーキの生クリームだらけにしている小さな妖精の姿だ。

 

「ちょっと遠目だし、あいつ小さいから分かりづらいかもしれないけど……あっちのテーブルでトレイニーさんと一緒に大騒ぎしてる妖精、あれも魔王のラミリスだ。二柱も魔王が揃ってるなんて、うちの宴会もなかなか豪華だろ?」

 

「あはははっ! トレイニーちゃん、次ポテチ! ポテチちょうだいー!」

 

「はいっ、ただいまラミリス様!」

 

無邪気に肉を貪る『破壊の暴君(デストロイ)』ミリム・ナーヴァ。 そして、スナック菓子とケーキにまみれてふんぞり返る『迷宮妖精(ラビリンス)』ラミリス。

 

「「「…………」」」

 

もはや、悲鳴すら上がらなかった。 ガシャァン! という派手な音を立てて、フューズの手から滑り落ちた木製のジョッキが地面に転がり、中身の果実酒がぶちまけられる。

しかし、当のフューズはそれに気づく様子すらなく、口をパクパクと金魚のように開閉させていた。

 

「ま、魔王……」「十代魔王が……ふ、ふたり……?」

 

カバルとギドが、互いに抱き合ってガタガタと震え出す。 エレンに至っては「アタシ、もうお酒飲まないのに幻覚が見えるようになっちゃった……」と、完全に現実逃避の境地に入り、虚ろな目で虚空を見つめ始めた。

 

「お、おい……未来の、リムルの旦那……」

 

ヨウムが、引き攣った笑いを顔に張り付けたまま、ギギギ……と錆びついた機械のように首を回して俺を見た。

 

「あんた……数万の軍勢を完封する準備がどうとか言ってたが……。魔王を二柱も抱え込んでる時点でもう、数万だろうが百万だろうが、ファルムス王国が一瞬で消し飛ぶバケモノの巣窟じゃねえか……っ!」

「いやいや、あれはたまたま遊びに来てるだけで、うちの戦力ってわけじゃないからな? 安心しろ、戦争には駆り出さないし、お前たちをあいつらの前に放り出したりもしないから」

 

俺が苦笑しながらフォロー(?)を入れるが、人間たちの恐怖はまったく拭えていない。 ロンメルなど、あまりのプレッシャーに耐えきれず、静かにテーブルに突っ伏して気絶しかけていた。

 

「リムル! このお肉、すごく美味しいのだ! こっちの串焼きも食べるのだ!」

 

「ラミリス様、お口の周りがクリームだらけですよ。ふふっ、可愛らしい……」

 

上座と少し離れたテーブルから聞こえてくる、世界最高峰の理不尽たちの無邪気な声。

人間たちにとって、この煌びやかで美味しそうな匂いに包まれた大宴会は、一瞬にして『いつ機嫌を損ねて殺されるか分からない針のむしろ』へと変貌してしまったようだ。

 

「まあ、なんだ。魔王といっても話の通じるやつらだから、変に刺激しなければ大丈夫だ。ほら、せっかくの料理が冷めるぞ。冷める前に食っちまえ」

 

俺が無理やり明るく促すと、ヨウムやフューズたちは涙目で肉に齧り付いた。

その味をまともに感じられているのかは、はなはだ疑問だったが。

 

こうして、色々な意味で波乱に満ちた、テンペストの夜の宴は更けていくのだった。

翌朝。 俺たちの立てた『ヨウム英雄化計画』を実行に移すべく、町外れの修練場には朝早くからヨウムと彼の部下たち、そしてカバルたち三人組が集められていた。

 

「さて。それじゃあ約束通り、お前たちには『本物の英雄』に相応しい動きを身につけてもらうぞ」

 

朝露が光る修練場に、俺と過去の俺の声が響く。 そして、俺たちの背後から、木刀を下げた一人の老鬼人が静かに進み出た。

 

「ふぉっふぉっふぉ。リムル様から仰せつかりました、指南役のハクロウでございます。人間の皆様方、どうか死なない程度に、気楽に打ち込んできてくださいませ」

 

柔和な笑みを浮かべるハクロウ。しかし、その全身から一切の隙がない凄まじい剣気が放たれているのを、ヨウムたち荒くれ者は本能で感じ取っていた。

 

「ひぃっ……!」

 

「冗談だろ、あのジイさん……ただ立ってるだけで、肌がピリピリしやがる……」

 

ヨウムの部下達が小さな悲鳴を上げ、ヨウムが滝のような冷や汗を流しながら木刀を構える。

 

「ほれほれ、よそ見をしている暇はありませんぞ」

 

「ぎゃんっ!?」

 

ドカッ!という鈍い音と共に、隣で一緒に稽古を受けていたゴブタが見事な放物線を描いて吹き飛んだ。

 

「ひっ……! ゴ、ゴブタさんが死んだ!?」

 

ロンメルが悲鳴を上げるが、吹き飛んだゴブタは地面をバウンドした直後にムクッと起き上がり、

 

「い、今のハクロウ先生の木刀、一ミリだけ見えたっすよ!」と鼻血を出しながら呑気に笑っている。

 

「……冗談だろ。あんなちっこい魔物が、あの爺さんの殺しみたいな一撃を食らって平気な顔してやがる……」

 

ヨウムが絶望的な顔で呟いた。

過去の俺は「ハクロウ、あまり人間のお客さんをイジメないようにな」と呑気に声をかけているが、ハクロウのしごきがどれほど苛烈なものかを知っている俺としては、心の中で静かに彼らの冥福を祈るほかなかった。

 

(まあ、彼らの鍛錬はハクロウに任せておけば絶対に間違いはない。フューズも、ブルムントに戻って裏から手を回してくれる手筈になっているしな)

 

俺は木剣の打ち合う快音を背中で聞きながら、朝の清々しい光に包まれるテンペストの町並みを見渡した。

ヨウムの『英雄化計画』は無事に動き出した。

闘技場の地下では、ラミリスがテンペストの絶対防衛線となる迷宮(ダンジョン)を構築してくれている。

地上ではミリムという魔王が、シュナの料理と俺の機嫌取りによって完全に手懐けられ、上機嫌で町に滞在している。

対ファルムス王国への布石は、かつての歴史よりも遥かに強固に、そして確実に打たれつつあった。

これだけの手札が揃っていれば、いかなる事態が起きようとも対応できる。 だが――俺の心には一抹の緊張感が燻っていた。

 

(ファルムスの侵攻より前に……もうすぐ、アレが来る)

 

俺はふと、澄み渡る青空を見上げた。

 

今はまだ穏やかなこの空を黒く染め上げ、絶望の羽音とともに飛来する『空の災厄』。 暴風竜ヴェルドラの魔素から生まれた精神生命体であり、ミリムを標的としてこの町に真っ直ぐ襲い掛かってくる超弩級の魔物――『暴風大妖渦(カリュブディス)』だ。

 

元の歴史でも、テンペストの総力を結集してなお苦戦を強いられた強敵。

空を埋め尽くすメガロドンの群れと、魔法を無効化する厄介な性質は、今のテンペストにとっても十分すぎる脅威になり得る。

だが、今の俺には未来の知識と、かつてを遥かに凌駕する力がある。

元の歴史通りなら、ミリムを狙って一直線に飛んでくるだけのデカい的だ。被害を出さずに完封する手立てはいくらでも用意できる。

――と、俺がそう高を括っていた、その時だった。

 

《……ジュラの大森林上空に、想定外――いえ、極めて『人為的』な魔素の乱れを検知しました》

脳内に響いたシエルの声には、なぜかほんのわずかな――呆れにも似たため息のような響きが混じっていた気がした。

 

(……人為的? カリュブディスの復活兆候じゃないのか?)

 

《ええ、復活の兆候であることに間違いはありません。ですが――観測されるエネルギー係数が、マスターの記憶にある元の歴史の『約二倍』にまで不自然に引き上げられています。さらに、遥か遠方からこの事象に干渉し、まるで盤上を遊戯のようにでも楽しんでいるかのような気配が……何が狙いかはわかりませんが、少しばかり悪趣味ですね》

 

俺の背筋に、冷たい汗が伝った。 不自然に引き上げられた力。そして、この状況を背後で楽しんでいる者の気配。

俺たちが急激に勢力を拡大し、オーク軍を無傷で取り込み、ミリムまで早期に懐柔したこと。

 

それが、クレイマンや中庸道化連といった裏で糸を引く連中を、必要以上に警戒させてしまったのか?

 

奴らが俺たちの戦力を測るため、意図的にカリュブディスへ過剰な魔素を注ぎ込み、高みの見物を決め込んでいるのだとすれば、辻褄が合う。

 

(歴史が……俺の知っている未来から、確実にズレ始めている……?)

 

未来の知識という『絶対のアドバンテージ』に、初めてヒビが入った瞬間だった。

 

だが、それでも立ち止まるわけにはいかない。愛する仲間たちが笑い合う、この新しい理想郷。

二度と同じ悲劇を繰り返さないために、俺は誰にも、何者にもここを壊させはしない。

俺は青空の向こうで蠢き始めた『未知なる巨大な脅威』を見据え、静かに、だが確かな決意と共に拳を握りしめた。

 

 

 

転生したらスライムだった件 〜双星の智慧と新たなる理想郷~ 第二部 完




ここまで読んでいただいてありがとうございます。GW期間中の時間を利用して第二部をアップロードすることができました。ここからは一旦第八部の執筆に戻る予定なので、第三部の更新には時間がかかるかもしれません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。