Hello、天来宗介だ。合格通知が届き後は入学式を待つばかりだ。もう半月ばかりで入学だし、気分一新身なりも整え美容院いって髪もおこう。試験じゃ髪伸ばしたボサボサだったしな。
後は、戦術の幅を広げれるようにカードのデザインをして、ついでに遊戯王OCGからもシンクロ関連のカードをカード化して、所持してるカードやカードデザイン用のPCもアカデミアに送らなくちゃいけない、うーん、やる事がいっぱいあるなぁ。
まぁそんなこんなで日々を過ごし、ついにアカデミアに移動するため俺は機上の人となった。しかし、なんでアカデミアは絶海の孤島にあるんだ? ともかく、とっても不便な場所にあるというのは確かだ。
店は食堂か売店ぐらいだろうし、せめてコンビニぐらいはあっても良いのではないだろうか?うん、月一ぐらいで本土に戻れるようになんかいい手を考えよう。
しかし、デュエルアカデミアか、一般社会から隔離された状態で年がら年中デュエルモンスターの事ばかりに関わっているってのはどうなんだろうか?卒業する頃には、一般常識が通用しない人間にならないかちょっと不安だなぁ。、
と、窓から海を見下ろしながらいろいろこれからの事を考えていると不意に背後から声が掛けられた。
「君は確か新しい召喚方法を使っていた受験番号13番の・・・天来宗介君だよね?」
なにげなく振り返ると、そこには三沢大地が立っていた。身なりを整えて別人のようになっている今の俺。そのせいか三沢はじゃっかん自信なさげだ。
「うん?君は受験番号1番の三沢大地君じゃないか。トップの人に覚えていてもらえる光栄だね。」
「何、運が良かっただけさ。入学試験で1番でもあまり意味は無いさ。それに本番はアカデミアに入学してからさ。」
そおいって不敵に笑う三沢大地。やはり、彼もデュエリスト、狙いは学園トップの様だ。
「そうだな、確かにそのとおりだ。」
と俺も笑う。正直、学園トップにはあまり興味ないが、学園生活を楽しむのならある程度良い成績の方がいいだろう。
「改めてよろしく、天来宗介だ。宗介って呼んでくれ。クラスは見ての通りラーイエローだ。」
「よろしく、三沢大地だ。俺もラーイエローだ。」
「ところで、君が使っていた新種族の事なんだが…。」
「ああ、<<星竜族>>か。あれは、家の両親が生前デザイン仕掛けていたものさ。そんで両親に変わって両親のアイディアを元に俺がカードデザインしなおしてインダストリアル・イリュージョン社に持ち込んだんだ。そんで正式採用ってわけさ。」
「じゃぁ、まだカード枚数や種類は…。」
「まだ少ないよ、いくつか採用待ちもあるし、デザインのアイディア段階の物もあるからこれから増えてくると思うけどね。」
「それに、<<星竜族>意外にも色々アイディアがあるしね。」
「なるほど、これは研究のしがいがありそうだ。楽しみだ。」
俺の話を聞いて突然生き生きしだす三沢大地。ほんとデュエルモンスターが好きなんだなぁ。
「うん、ちょっと待ってくれ。それじゃぁ君は正規のデザイナーなのか?」
「ああ、そうだよ。ちゃんとインダストリアル・イリュージョン社とも契約してる。まぁ14でデビューしたばかりのヒヨっ子だ。今はまだ両親の残したアイディアに頼ってる状態だけど。」
今度は心底驚いた顔の三沢、ほんと飽きないやつだな。その後俺たちは船がアカデミア島に付くまでデュエルモンスターについていろいろ盛り上がった。そして、ついにアカデミア島に付いた。
取り敢えず今日からお世話になるイエロー寮に向かい、自分の部屋に入り手荷物を置く。まづは入学式とゆう事で、講堂に向かう。まぁ校長の挨拶から始まる普通の入学式だった。
入学式が終わったので自分の部屋に戻り荷物の整理をはじめる。事前に送っておいた荷物が部屋に運ばれていたため、早速荷を解く。
荷物を確認しながら、服やカード類をクローゼットにしまい、カードデザイン用のPCを机に設置し電源を投入する。ちゃんと起動するな。
ついでにネットにつなぎインダストリアル・イリュージョン社にアクセスし、以前カード化するように入力しておいた遊戯王OCGのデータを試しに送ってみる。
画面に送信中のメッセージが表示され、しばらくして送信完了のメッセージに変わる。うん、ちゃんと送信できてる、これで一安心だな。さて、各寮主催の歓迎会まで時間があるしどうしようか?
時間を潰すために、学校内をみてまわることにした。寮の入口で三沢と合流し学内を見て回っていると何か人だかりができている。
「おい、あそこで何か起こってるようだぞ。」
と言い少し近づく。どうやらデュエル場で何やら揉めているらしい。もう少し近づきつつ様子を伺う。
「どうやら、彼処のレッドの生徒がデュエル場を使おうとして、それをブルーの生徒に止められたらしいな。」
中心いるのはレッド側が遊城十代とその他2名(名前忘れた…)でブルー側は万丈目とその取り巻きたちのようだ。
(そうか、サンダーの登場シーンか。この頃のサンダーってあんまり近づきたいキャラじゃないんだよな。)
少し遠巻きに様子を見ていると万丈目がデュエルディスクを装着した様だ。
「どうやらデュエルするみたいだな。お、レッドの方は入試でクロノス教諭に勝った遊城十代だぞ。」
そういって三沢がデュエルを見ようと近づこうとする。
「貴方達、何をしているの。」
入口から、天上院明日香が現れた。(ここで、ヒロイン?の登場か。しかし、15であの胸と太ももは反則だぞ…)
「天上院君。この新入生にアカデミアの厳しさを教えてあげようとしていた所さ。」万丈目が、十代達を指さしながら言うと「そろそろ、歓迎会の時間よ。」そう切り返す天上院。
「ちっ、行くぞ!お前達!」
結局、万丈目は取り巻きを連れてデュエル場を出て行った。どうやらこの場は引くこと選択したようだ。
「貴方達、彼の挑発に乗らない方がいいわよ。」と忠告する天上院に「デュエルを売られて買わないなんて、デュエリストじゃないぜ!」と熱血全開な回答を返す遊城十代。
その後は、お互い自己紹介して、別れたようだ。周りの野次馬も散り俺たちも移動しようとする。
「なぁ、三沢。あのブルーのやつ、あのままで気が済むと思う?なんかやらかす様な気がするんだけど。」
「まぁこのままじゃ収まらないだろうな。しかし、俺たちには知りようもない事だぞ。」
「だが、レッドの方の遊城十代も、ブルーの奴もそれなりにやりそうじゃないか。それにあの手のタイプは直に手を下そうとするだろう。だとすると今夜だな。」
「今夜?どうするってゆうんだ?」
「たぶん、呼び出してデュエルだろうな。もしかしたらアンティ勝負をやらかすかもな。場所はたぶん此処だろう。」
「な、校則違反じゃないか。いくらなんでも、入学早々問題は起こさないだろう。」
「いや、やらかすな。ブルーの奴はレットだってすごい見下してたし全く負けるなんて考えて無い様だったからな。それに遊城十代の方はデュエルを挑まれれば必ず受けるタイプみたいだしな。」
なんて、原作知識を利用して話しながら、デュエル場からでようとすると、
「ちょっと、それはどうゆう事?」
天上院明日香から声をかけられた。
「どうゆう事もなにも、聞いていただろう。そのままの意味だよ。」
「そんな、アンティルールだなんて、止めないと・・・。」
そお言って、急いで行こうとする天上院明日香を呼び止める。
「おおぃ、待てよ。止めるもなにも、証拠もないのにどう止めるんだよ。あのブルーの奴ならやらかすだろうって話だぞ。」
「だって、貴方の話じゃ・・・」
「だから、予想であって確定じゃないって。それに止めるにしてもデュエルの決着がつく寸前に割って入るぐらいしかないぞ。「警備員が来た」とか言って。」
そおゆうと、諦めたのか落ち着いた天上院明日香だったが、
「それじゃぁ、今夜此処を見張るわよ。」
と言い出した。(うぁ、委員長みたいだな。)
「そぉ、じゃまぁ頑張って。」
そお言って帰ろうしたのだが、今度は逆に呼び止められた。
「ちょっと待ちなさいよ。女の子一人に止めさせる気?」
「いや、止めるって言いだしたのは君だし、俺たちには「いや、やはり止めるべきだろう。」関・・・」
それまで、空気だた三沢が言い出した。
「いや、確定じゃ無いから、無駄になるかもしれないし・・・」
「それじゃ、今夜ここに集合よ。」「ああ」と意気込む天上院と三沢。もう何を言っても無駄らしいので諦めて頷く。
なんか、この子も熱血だなぁと思いつつ、まだ名乗ってないことを思い出す。
「そおいや、まだ名乗って無かったな。俺は天来宗介だ、よろしく頼む。宗介って呼んでくれ。で、こっちが・・」
「三沢大地だ。ヨロシク。」
「私は、天上院明日香よ。よろしくね。」
歓迎会の時間になったので一旦解散し、それぞれ寮に戻る。歓迎会もつつがなく終わり、そろそろだろうと三沢とともにデュエル場に向かう。
入口付近で明日香と合流し、デュエル場の中に入ると、すでに十代たちも来ているようだ。
「もう始まっているようだな。」
もうデュエルは始まっているようなので俺たちは遠巻きに観る。明日香は十代の方に行った様だが。
万丈目のフィールド上には、<<地獄戦士(ヘルソルジャー)>>と<<E・HERO フレイム・ウィングマン>>が並び立っていた。
ターンが経過し万丈目が<<地獄将軍(ヘルジェネラル)・メフィスト>>を召喚した時、原作通りに廊下から警備員の足音が近づいてきた。
「おーい、明日香。警備員が来たみたいだ。見つからないうちに引き上げるぞ。」
明日香に警備員が来たことを伝え、ついでに十代たちにも忠告する。
「お前たちも、今日はここまでにしたらどうだ。時間外に施設を使っていちゃマズイだろう。」
明日香も生徒手帳をみせ退学になるような事を言うと、万丈目は取り巻きを連れて引き上げていった。なかなか十代が動かなかったが、なんとか警備員に見つからづにすんだ。
「よう、危なかったなぁ、十代。」と三沢。
「そうよ。アンティルールだなんて、邪魔が入っていなかったら大事なカード取られちゃたんじゃないの?」と明日香。
え、二人とももう知り合い?
「いや、今のデュエルは俺の勝ちだぜ。これで<<フレイム・ウィングマン>>を蘇生させて俺の勝ちさ。」
と十代は<<死者蘇生>>を見せ不敵に笑いレッド寮に向って歩いていこうとする。
「カッコつけて盛り上がってるところ悪いけど、<<死者蘇生>>じゃ<<フレイム・ウィングマン>>の蘇生はできないぞ。」
わざわざ持ってきた<<フレイム・ウィングマン>>のカードを見せながら十代に水を指す。
「あら、ホントね。」「本当だな。」
カードを確認して明日香と三沢が納得する。
「ちぇーー、俺の負けかぁ~~。」
十代は多少落胆しながらもまだ納得がいかないようだ。
「まぁ、他のモンスターを召喚なり、蘇生させて次のターンに繋げればまだわからなかったさ。」
「そうだな、実際デュエルは水入りで流れたからな。」
そう言って、十代をなぐさめる。
「って、オマエは誰だよ。」
「いまさら聞くなよ。てか分からなかったのかよ。お前の次に試験受けた試験番号13の天来宗介だよ。」
「ああ、あの時の。変わりすぎててちっとも分からなかったぜー。早速デュエルしようぜ。」
「あのなぁ、時間を考えろよ。もう夜中だぞ、今度だ、今度。」
考えなしにデュエルを申し込んでくる十代に呆れながら、断りを入れ改めて名乗る。
「なにわともあれ、天来宗介だ。宗介って呼んでくれ。改めてヨロシク。」
「もう知ってると思うけど遊城十代だ。十代って呼んでくれ。」
お互い名乗り終わり、時間も遅いからとそれぞれの寮に戻ることにした。俺と三沢は、夜遅いからと明日香を女子寮まで送り届けイエロー寮に戻る。
こうして、アカデミアの初日が終わった。
内容が無い様。GXの世界観ならデュエルで自己紹介ってのが流れでしょうがあえてデュエル無しにしてお送りしました。