養育ファミリア メジェド・ファミリア 作:思いついたら書く人
プリンの過去の出来事によって魂に刻まれた怒りがスキルとして表面に現れたもの。
一定以上の憤怒によって発動できる。効果としては鬼人に種族変更を行い疑似ランクアップレベルの各種ステイタスの強化、神及び神に類する存在に対し攻撃力超域強化、解除まで鬼化の効果進行。
正に神の敵対者と言えるもの。気絶によってのみ解除可能。
ネフェルとリリルカの命の危機を救ったのは『小鬼』プリンだった。彼女の振るう棍棒によって二人の元に飛んで来ていた炎がかき消されたのである。
彼女が小鬼と称されているのは今、スキルによって生えた額から見える角が理由では無い。彼女がまだ幼い頃に起こした事件。通称プッチンプリン事件によるものである。
プッチンプリン事件とは彼女が妹と共にオラリオを歩いていたらとある真っ昼間から酔っていた冒険者達の喧嘩に妹が巻き込まれ怪我した結果起きた事件である。怪我をした妹の姿を見たプリンが大きく怒り、彼女のスキルが発動、その結果レベル1であったのにも関わらず格上の冒険者達を両成敗した事件である。
つまり何が言いたのかというと、スキルを発動した彼女にはレベル1の差すらも覆し、圧倒する程の強化がされるということである。
「ふざけるな。ふざけるなふざけるなふざけるな―――すぅーはー。ふぅ。少し落ち着いた」
鬼人となったプリンはかなり情緒が不安定であるように見える。ブツブツと何かを言ったかと思うと急に深呼吸をしてぼーっとする。しばらくするとまたブツブツと何か言い出す。かと思えば怒りをあらわにする。
「いきなり出てきてどうしたのかしら?」
「せっかく可愛らしくなるように化粧していたのにいきなりなん「五月蝿いよ?」
そんな様子の彼女に対してお愉しみを邪魔されたディナとヴェナが文句を言っているとプリンによってヴェナが即座に空へと吹き飛ばされる。冒険者同士の戦いで近接なら前衛が勝つのは当たり前だけれどこの状況はディース姉妹にとっては想定外だった。それは油断していたとはいえレベル5の眷属が何の抵抗も出来ずに一撃を食らったということと、受け身を取ることが出来なくて吹き飛ばさたこと。これはディナの前にいる冒険者が自分達以上の強者であることを意味していた。
「はあ?」
「次はお前。そう簡単に死ねると思うなよー」
「アンタこそ調子に乗んな!ボッコボコに「黙れ」
不意打ち気味の攻撃をディナはなんとか防ぐが力負けしている。相手はただの煩わしいから、その思いでした攻撃を左右のスティレットでやっと受け止めることしかできない。たった一度の攻防で一対一では勝てないと思い知らされる。
「黙れよ。静かに死ねよ」
「くっ、何なのよ!こんなのがいるなんて聞いてないんだけど!」
ディナは逃げる事を第一にして行動することを決める。一人ではどうしても勝てないと分かったのだ。けれど二人ならまだ勝てるかもしれない。ヴェナはあの程度では死なないから生きて、反撃してくれる。その隙に二人出て逃げればいい。コイツを殺すのは次!そう考えて余り攻めずに戦って時間を稼ぐのを優先した。
二人の眷属が争っている間に、ネフェルとリリルカの所にメジェド・ファミリアの男女の冒険者が近づく。彼らは逃げ惑うオラリオ中の市民を白衣の屋敷へと案内していたなかで爆炎と空に舞うヴェナのことを見て此処へ来たのだ。
「お~い、生きてるかぁ?リリルカ?」
「リリは大丈夫ですがお姉ちゃんが!」
「どないしたん……アカンやん!ボロボロやないか!」
「お助けー」
「ちょっとなんでこんな血だらけでボロボロになってるの!?お守りは!?」
「えへ…へ、彼処、の闇派 閥に吹っ……飛ばされ。た時にどっこか、に行っ…ちゃった」
「ばか!アレがあればジンさんがレベル3相当の力で守ってくれるんだからちゃんと持ってなきゃいけないでしょ!」
「あー、ごめん。なさい」
「もういい!今生きてるなら大丈夫!早く!ほらリリを抱えて!急ぐよ!」
そうして重症のネフェルを抱えてこの場を離脱することにした。ネフェルとリリルカを抱えてレベル3のステイタスで二人に余り負荷をかけすぎない速度でホームを目指す。ホームにたどり着けば聖域の効果で生命を害するものが取り除かれるつまり致命傷であっても軽傷までに治癒できる。
「プリンお姉ちゃんはあのままでいいんですか!?なんかどんどん禍々しくなっていますけど」
「大丈夫、ていうかあの人に任せるしかない!今、オラリオで自由に動ける第一級レベルの冒険者はあの人しかいないんだから。同じ第一級を抑えられるなら任せるしかない。後、私達レベル3だと足でまといにしかならないの」
「……動ける第一級冒険者がいない?どうしてそんな事に……?」
「静寂が来たの。レベル8の魔女、彼女によって一番の勢力であるガネーシャ・ファミリアは全滅。」
「後、ダンジョンからあり得ない数の黒いモンスターが流れ出て来たんや。それを抑えるためにロキとフレイヤの第一級冒険者を代表とした連合で抑えとるが正直限界やな。チラっと見た時は階層主も出て来おったしな。準備が何一つできて無いこっちが不利や」
「でも!未だに死者がゼロなのが救い。この点は流石団長といったところ!よし、着いた!」
目の前に目的地のホームがある。もう一安心。そう4人が思ったその時である魔女の声が、そこまで大きくはない声が、耳に届く。
「
アルフィア
どっかのエースの所為で原作より1ランクアップしています。よってオラリオの冒険者では彼女は止められません。
ベル編どうしようか?
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別の小説として書いて
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ここで時系列に沿って書いて