養育ファミリア メジェド・ファミリア 作:思いついたら書く人
活動報告を追加しました。質問あればそちらに
リリルカ・アーデ、新たなお姉ちゃんに振り回される リリルカ視点
メジェド・ファミリア ホーム 『白衣の屋敷』にて
「リリルカ!早く、早く!おいて行っちゃうよ!」
「待ってください!まだ準備できてません!」
「ゆっくりでいいよー。お店は逃げたりしないんだからさー。」
「でもでも!」
「楽しみなのはわかるけどー。落ち着きなよーお姉ちゃんなんでしょー?」
「うん。わかった。リリルカ!急いで!」
「分かってないじゃんー。」
遠くからネフェルお姉ちゃんの声が聞こえてきます。
今日はリリがメジェド・ファミリアに来てから始めてのお出かけの日。今日一緒に外に出てくれるのは『小鬼』プリン先輩。今回はリリのお洋服を見に行く予定だそうでネフェルお姉ちゃんは張り切っています。
「お待たせしました。今日はよろしくお願いします。プリン先輩。」
「よろしくー。同じパルゥムの子が来てくれて嬉しいよー。案内したいお店があってねー?」
ところでプリンさんとてもお似合いですがその沢山のフリフリのお洋服はどうかと思います。えっ?私服は似たようなのしかない?
……なんか嫌な予感がします……
やって来たのはロリータ服専門店って名前の洋服店です。こんなお店オラリオにあったんですね。想像通りフリフリのお洋服が沢山並んでいて綺麗ではありますがとてもリリ達のお小遣いで買える値段では無いような……。桁が違いますよ。
「それじゃーネフェルー好きなの選んで来てー……なんでも一着買ってあげるー。」
「いいの!?やったー!」
「リリルカはこっちー私が選んであげるー。」
「えっちょっと待ってください!?」
「待たない。」
「はい。わかりました。」
「ねえープリン先輩。これ買ってー?」
「いいよー。じゃあーネフェルもーリリルカの服選んでー。」
「あのプリン先輩。いいですか?」
「お姉ちゃん。」
「えっ?」
「私もーお姉ちゃんって呼んでー。」
「あの、お姉ちゃん。リリの意見はー聞いてくれないんですか?」
「うーん。可愛いー。リリルカには青が似合うかなー?赤かなー?」
聞いてくれない……。
「やっぱり赤じゃない?赤のほうが華やかだよ。」
「そうかなー?やっぱりそう思うー?赤似合うよねー?このフード付きのがいいよねー。これにしちゃうー?」
「わー!可愛いよリリ!私の次くらいに!」
ほんとネフェルお姉ちゃん自分の可愛さに自信ありまくりですよね。
結局私は赤いフード付きのロリータ服を、ネフェルお姉ちゃんは淡い青いを基調としたロリータ服を買ってもらいました。
「ありがとうございます。プリンお姉ちゃん。」
「ありがとう!」
「別にいいよー。お金はいっぱい稼いでるしねー。」
メジェド様の日常
ペタペタ、ペタペタ。
メジェド様は毎朝自信の部屋から出られて門の前の庭にある専用の石台に立たれてダンジョンに向かう冒険者を見送る。
ペカペカ。
見送った後もそこに立っていると門からファミリアで預かる子供達がやって来る。
「メジェド様ー!おはよう!」
ペカペカ。
「おはよう、ございます。」ペコリ
ペカペカ。
「「おーはー!」」
ペカーー。
きゃっきゃ
「光った!光った!」
「光った。光った。」
「いつもと違った!」
「いつもと違った。」
「「面白ーい!明日はどうしよう!」」
………
そうして預かる子が皆集まると聖女のお話がある。
「皆さん。本日もメジェド・ファミリアにようこそ。皆さんのことを私達とメジェド様はお待ちしておりました。今日はお勉強の日です。頑張ってくださいね。皆さんのお友達も皆さんのことをお待ちしております。ではどうぞ、ホームにお入りください。」
「「「はーい」」」
ペカペカ。
子供達がホームに入るのをペタペタとついて行く。
後はずっと子供達が食べたり、学んだり、勉強してるのをじーっと見てるだけで一日が過ぎていく。
夕方になるとまた石台に立って今度はお見送り
「メジェド様!またあしたー!ばいばい!」
ペカペカ。
「今日も、ありがとう、ございました。」ペコリ
ペカペカ。
「「ぐーぐー」」
「はぁ。またこの二人は寝て……。」
ペカペカ。
………
そして冒険者が帰って来るを確認したら自分の部屋に帰られる。
ペタペタ、ペタペタ。
メジェド・ファミリアの大人陣は当たり前ですが子供が好きな人ばかりです。ので一緒にお出かけしたら贔屓にしてる店に連れて行かれて色々と買って貰えます。
ジンと一緒だと剣。プリンだと服。ポン太は本です。
ですので普通に買い物するには聖女様に連れて行ってもらう必要があります。ですがネフェルお姉ちゃんはほぼ先輩達と一緒にお出かけして色々貰ってます。うーんずる賢い。
3人の中だと良く一緒にお出かけしてくれれるのはポン太です。いろんな本を買ってくれます。アルゴノゥトはこれまで十冊は買ったそうです。