養育ファミリア メジェド・ファミリア   作:個体識別番号0111

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日常2

 アイズの一週間

 

 アイズがホームを抜け出してダンジョンに行った日からはや数日。アイズがダンジョンに行きたい行きたいと騒ぐので遂にリヴェリアが根負けして、アイズのダンジョン探索が条件付きで許可された。その条件は上層までの探索であることとロキに今回行く階層を報告して許可をもらうことの二つだった。

 ちゃんとロキに上層を探索する許可を貰ったのでルンルンでアイズはモンスターを串刺しに。特にコボルトは一切の傷を受けずに倒して回っている。

 今回、アイズはダンジョンにはモンスターを殺す為だけではなく、ジンと会う為にも来ている。アイズにとってジンは自分の復讐の理解者であると共に、対モンスターのことを教えてくれる先生でもある。

 そのジンとの訓練の続きをしたいというのもあってダンジョンに来ているがしかし、アイズの思いとは裏腹にジンと次に会うのは一週間ほど後となる。ジンは現在メジェド・ファミリアの遠征に向かっており期間はおよそ10日。

 今回はジンに会うまでの一週間のアイズの様子である。

 

 一日目

 上記の通りアイズはロキに上層探索の許可をもらいルンルンでモンスターを倒してジンを探したが見つけれず、最後にはふてくされて帰った。モンスターを倒した数は40を超えていた。

 

「アイズたん、今日はたくさん頑張ったみたいやな。」

「うん。頑張った。」フンス

「(だとしてもこのステータスの上昇はなんや?大きすぎやせえへんか?まあ成長期やろ。そうやな?)」

 

 二日目

 本日もきちんとロキの許可をもらってダンジョンの探索の続きを行うが目的のジンに会えないので段々イライラしてくる。

 

「………」ムス

「リヴェリア。アイズはどうしたんだい?」

「私に聞くな、フィン。」

「(こっちも機嫌悪いな。)明日聞いておきなよ。」

「言われるまでもない。」

 

 三日目

 本日はリヴェリアによる勉強の日。アイズの探索する上層のモンスターについて座学で教えられた。がアイズは座学が嫌いなのでイライラが溜まる。蟻の習性は役立つとダメな学習はする。

 

「今日は初心者殺しと言われている2種類のモンスターについてだ。まだアイズが5層に行くのは早いが教え損はないからな。」

「一体目はウォーシャドウ。コイツは黒い影の人型モンスターだ。一番の武器は長い爪だ。アイズコイツと出会ったら逃げろ。お前にはまだ早い。」

「二体目はキラーアント。コイツ単体ではそこまでの脅威では無い。が、硬く倒しにくいそうして苦戦していると仲間を呼ぶ。数の力は強大だ。一人で相手するものでは無いので仲間を作ってから挑むんだな。」

「(仲間を呼ぶ……、つまり……。)」

「聞いているのか?」

「うん。」

「(ならいいが……。)」

 

 四日目

 ロキの許可はきちんと得てダンジョン探索。イライラを発散するために剣を振り回しながら探索し続けていると、ウォーシャドウと接敵し辛くも勝利。血を流しながら帰還するとリヴェリアに怒られる。

 

「アイズ!5層に行ったのか!?」

「…………行ってない。」

「ロキ、どうなの?」

「嘘、やな。」

「」ガーン

「ア!イ!ズ!!」

 

 五日目

 前回の負傷による帰還を反省し、アイズは回復薬をロキにねだってダンジョンに向かった。ロキがくれたのがいいものだったのでウォーシャドウと戦った後にも探索を続ける事ができた。

 

「ロキ。ポーション頂戴。」

「よかけど。ポーションがあるからってあんまケガせんようにな。リヴェリアもアイズたんを心配してるんやで。」

「わかった。」わかってない

「(わかってへんな。)」

 

 六日目

 ウォーシャドウを倒せるという自信のもと7層を探索しキラーアントを捜索。しかし会わない。満足せず帰還。

 

「」ムス

「今回はあんまり上手く行かなかったみたいだね。」

「」フン

「あらら。嫌われてるんとちゃう?」

「そんな事ないと思いたいな。」

 

 七日目

 今日も今日とてダンジョン探索。昨日と同じ7層でキラーアントを探していると、2体のウォーシャドウと接敵し危うく死ぬ所だったが持っていた剣が1人でに動き危機を回避。

 

「」ジー

「アイズたん帰ってからずっと剣を見とるがどしたん?」

「ねえロキ。どうやったら遠くの剣動かせる?」

「どうもこうも動かせるわけ無いやん。そんなのが出来るのはお化けやお化け。」

「お化け!?!?」

 

 八日目

 アイズはジンがお化けと知って愕然としていた。(勘違いである。)お化け、お化けかぁとか思いながら3層とかでコボルトをグサグサ刺していた。普通にこっちの方が怖い。事実新人パーティがアイズを見て叫びながら帰っていった。

 

「よう!アイズの嬢ちゃんどうした?心此処に有らずって感じじゃあねえか。」

「キャー!お化けー!」

「誰がお化けじゃ!」

 

 

 

 ネフェルお姉ちゃんアイドルを知る

 

 とある日ネフェルはポン太と共にオラリオの本屋を周っていた。特にほしい物語があったわけでもなくただ今日一緒にお出かけしてくれるのがポン太だったというだけである。そうやってオラリオを周っていると。とあるエルフを目撃する。

 

「ねえ。ポン太先輩。あの人何ですか?」

「何ですかと聞かれてもどうしようもないというか……。ああ、彼女ですか。彼女はネルナッティ。自称アイドルです。」

「アイドルって?」

「アイドルというのはなんて言えばいいのかな?皆を歌とか踊りとかで笑顔にする人って言えばいいのかな?」

「………ねえポン太さん。私アイドルになりたい!皆に可愛いって言われたい!」

「ん?あれ?そんな事僕言ったかな?」

「とっても可愛い私はアイドルにならないといけない。これは私の使命!」

「そうかなー?違うんじゃないかなー?」

「絶対私はアイドルになる!」ドン!!

「聞いて無い。コレどう聖女様達に説明しようかな。」

 

 その後のステイタス更新にて

 

 ネフェルにはとあるスキルが芽生えた。

 スキル『魔法少女』

 チェンジの掛け声とともに自身の理想とする姿に変身する。

 変身中全ステイタスの上昇

 変身中スキル『愛の力』の発現

 

 スキル『愛の力』

 愛のパワーを使用出来る

 全ステイタスの上昇




魔法少女はニチアサ系です。闇深くないよ。特にシリーズ内にモチーフとかは無いです。ただ戦うアイドルを想像したらニチアサに行き着いただけなので。
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