陸八魔アルに転生しました   作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス

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前話は特にアホアホでしたが、いつも誤字しまくっててすみません……
見返してるんですけど脳補完で気付かない……
誤字報告、本当にありがたいです。ありがとうございます

今話はキリのいいところで切ったので最近の話と比較して短めで、箱舟突入~占領戦開始までです(それでも初期2話分)
ミメシス便利屋の出番は次話です
そしてまだ続きます
これを1話に収めようとしてた奴がいるらしいっすよ()
お付き合い頂ければ幸いです……

視点はベル、並行世界の先生です




あまねく奇跡への嚮導(2)

 

 

 シャーレの執務室で先生に顔を見せてからおよそ8時間後。

 

 『ナラム・シンの玉座』にいた私達の下まで重い音と振動が伝わってきた。

 

「報告。ウトナピシュティムの本船、無事に箱舟に突撃。先生達が箱舟内部に侵入しました」

「そのようね……虚妄のサンクトゥム攻略に続き、第二関門も突破したようで何よりだわ」

 

 虚妄のサンクトゥムの再顕現を止めるために箱舟占領の計画を立て、カイザーが発掘したウトナピシュティムの本船を奪取し、それを用いての超飛行。

 言葉にすれば簡単だけれど、今の結果に行きつくまでには多数の試練が待っている。

 箱舟周囲に展開した多次元解釈障壁への演算。まあこれは巨大な量子コンピュータでもある本船と、顔見せの際に欠員のないオペレーターの陣容を確認しているからあまり心配はしていない。

 問題はその後。

 多次元解釈演算に対抗して次元をズラしたこちらへの対抗として、ウトナピシュティムの本船を箱舟化するための王女(アリス)(ケイ)の協力。後に天童ケイとなる彼女の和解が上手くいくかが不透明だった。

 使命を是とする彼女が、王女の望む姿を受け容れられるかどうか。

 先生も私も手出しできないそれこそが、第二関門である。

 

 ―――だが、彼女達は協力し、箱舟を顕現させた。

 王女手ずから為した真の箱舟化により、コピーに過ぎないこちらに干渉してみせた。

 その代償としてケイはかすかな残滓のデータを遺して消滅しただろう。『必要なこと』とはいえ連合作戦で触れ合った身としては、その消滅は心苦しく思う。

 せめて、彼女が復活する未来へ繋げなければならない。

 

「ベレナ、陣容の把握をお願い。私は侵入口へ守護者、ユスティナ、オートマタを適度に送るわ」

「了解。索敵します」

 

 ベレナに指示を出した私は、箱舟内に歪曲転移で各戦力を送り出す。こればかりは色彩の嚮導者である私でなければできない事だ。

 その間に彼女には戦力把握に努めてもらう。

 

 ―――私がシャーレに顔を出す事は、大きなリスクを伴う行動だ。

 

 第一に、誘拐したシロコの所在が分からないまま。

 本来であればシロコ*テラーの姿を見て『誘拐されたシロコが色彩によって反転したのだ』と判断し、それを理由にアビドスの面々が本船に乗る。

 しかし私の『再現』に於いてはその導線が消えるため、アビドスの面々がどれだけ乗るかは未知数。

 こればかりは実際に乗り込んできた時に確認しなければならなかった。

 まあシロコではなくアルを攫えばこれは心配しなくて良くなるが、それはそれで虚妄のサンクトゥム攻略戦に不安が出るので却下した。まだシロコを拉致した方がリカバリーしやすいのだ。

 

 第二に、便利屋68の介入があるかどうか。

 だが、これはおおよそ見当がついている。

 まず間違いなく来る。『陸八魔アル』の性格を考えれば世界を滅ぼす悪は許せない筈だ。それも並行世界の自分自身と聞けば、猶更突っ込んでくるだろう。

 シャーレに顔を見せなければ防げた事ではあるが―――

 これは、アビドスの面々の何人かが来なかった場合の、奇跡の世界で便利屋がアビドスに残ったのと入れ替わる形を考えての保険だった。

 

 一番マズいのは小鳥遊ホシノが本船に乗らず残留し、かつ便利屋も居ない場合。

 この場合、箱舟占領戦および最後の制約解除決戦に際して出す予定のミメシス・ハルカを倒せる者が実質居なくなる。

 ゲーム開発部のアリスは『光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ』の顕現の反動で占領戦の間は眠っている。彼女の攻撃力を期待できない以上、その危惧に対する保険がどうしても必要だった。

 無論最悪を予想して"ハルカ"を出さない選択もあるが―――

 ミメシス便利屋を出さないことは、あまり望ましくない。

 

 だからこそ、敢えてシャーレに顔を出した。

 

 結果は―――

 

「報告。懸念点だったアビドス廃校対策委員会、および便利屋68、全員います。他の搭乗員も変わりありません」

 

 純粋な戦力強化。

 最良の結果を引いたようで、ふ、と会心の笑みが漏れた。

 地上(アビドス)の守りが本来より手薄になるが、そちらは守護者やユスティナなどの顕現数を抑えれば問題ない。トキとC&C、ノア、セイアの勘が鍵となる虚妄のサンクトゥム再顕現フェーズにも支障は出ない範疇だ。

 本気で滅ぼす気ならむしろ狙い目ですらあるが……

 "あの人(プレナパテス)"がそうしなかったのは、そういう事だろう。あれらはプラナが主導していたがその殆どは策が失敗しての受動的な動き。能動的に動いたものではなかった。

 私もそれに倣わせてもらう。

 

「いいわね。余裕ができたわ」

「しかし、見抜かれるリスクも高くなりました」

「そうね。だから、()()()()()()目を曇らせてもらいましょう」

 

 私のその言葉に、ベレナはじっとこちらを見上げてきた。

 僅かに目が細まる。視線に込められているのは、呆れのそれ。

 

「推測。あの"秘儀"はそのためだったのですね」

 

 それは、推測と言ってはいるが確信を持った問いかけだった。

 何を指しているか理解している私は頷きを返す。

 

「ええ。私と会った事がある世界で『再現』する場合、それくらいしないと誤解を生めないもの」

 

 ―――罪悪感を抱きながらも断行したそれの理由。

 それこそが、この時のためだった。そのためだけに私は罪を犯した。

 仲間の武器を使うのではなく、その遺志を具現化し、使役する。『死者の冒涜』というこの分かりやすい『悪』が、その世界の先生や便利屋の目を欺くためには必要だった。

 奇跡の世界の皆は私の背景を知っていたからか軽蔑してこなかったけれど、知らなければ軽蔑する理由として十分な筈だ。

 幸か不幸かこの世界は訪れたことが無いから最大限の警戒は不要で、ミメシスも使う必要性はやや薄いのだが……

 念を入れるに越したことはない。私はどうも分かりやすいらしいから。

 

「疑問ではありました。既に過剰なほどの戦力があるのに、罪の意識を抱きながらも何故それをしたのか、と……この時のためだったのですね」

「『必要なこと』でしょう?」

「否定はしませんが……徹底的ですね」

「それくらいでなければ滅びの定めは変えられない。今この時だけでなく、この先も」

「……そうですね」

 

 肯定と共に、す、とベレナは瞑目した。

 おそらく彼女はいま思い返している。自身が見た記録だけでなく、合体していたプラナが蓄積し、あの奇跡の世界で起きた様々な事件の数々の記録を。

 私が下手に手を緩めれば、ここで得られる経験の幾らかが喪われる。

 それは後に響くことになる。特に占領戦とハッキング関連においては調月リオの成長が著しいのだ。だからこそこちらの真意を悟られてはならない。

 そのために、私は悪辣の極致に手を出したのだから。

 

「さぁ、第2ラウンドを始めるわよ」

「了解。まずはシャル・カリ・シャッリ回廊*1との中継端末の設置をお願いします。あちらの箱舟占領に合わせて、手筈通り逆ハッキングを仕掛けます」

「分かったわ」

 

 ベレナはそう言いながら手元にハッキング用の中継端末を構築した。

 差し出されたそれを受け取った後、私は踵を返し、歪曲転移のゲートを開いた。

 

 方舟の教導者が進める『アトラ・ハシースの箱舟占領戦』。

 

 色彩の嚮導者が進める『ウトナピシュティムの本船占領戦』。

 

 

 それらを嚮導(再現)するべく、私とベレナは改めて動き出した。

 

 

 


 

 

 

 本船での突撃により、なんとか箱舟に突入することができた私達は、それから間を置かず群れをなして襲ってきた無名の守護者、ユスティナ信徒、色彩化したオートマタの迎撃を開始。

 アビドス廃校対策委員会、美食研究会、そして便利屋68の3つの部隊の同時指揮により辛くも迎撃に成功した。*2

 

「敵の撃退を確認! 無事、防衛に成功しました!」

「先生、おつかれさん~。他は特に変な動きもなさそうだし―――」

 

 アユムの報告を受け、勝利したことを確信したモモカが気楽な言葉を発した、その直後、本船内に爆発が起きた。

 俄かに浮足立つ船内を見回してけが人が出ていないか確認していると―――

 

 その視界の端を、鮮烈な赤が()ぎった。

 

""アル"!"

「―――あんたの仕業か」

 

 私が名を呼んだことで、近くにいたオペレーターのカヨコも視線を追って事態を把握したらしかった。敵意の滲んだ声で"アル"を―――嚮導者ベリアルを睨む。

 周囲の皆も、本船の船内にいる彼女の存在に気付いていった。

 数多の警戒、敵意の視線を集めた彼女は、悠然とした佇まいで不敵に微笑んだ。

 

「せっかく遥か空の彼方にまで来てくれたのだもの。歓迎しなくちゃ、失礼でしょう?」

 

 傲岸不遜と慇懃無礼を足したようなその物言いに、アルをよく知るカヨコが思い切り顔を顰めた。

 

「偉くなったもんだね。私達の命を握って、悪を気取ってるつもり?」

「さぁ、どうかしら。殊更そうしているわけではないけれど……」

 

 そう言って、ふ、と"アル"はまた嗤う。

 この程度は序の口で、わざわざ誇る程でもないのだと言わんばかりの口ぶりだった。

 

「先生、みんな、無事!?」

 

 そこで外で迎撃に当たっていた防衛組の子達が急いだ様子で管制室へ駆け込んで来た。

 ホシノを筆頭にした彼女達も、本船の中に突入時には居なかった人物―――大人になったアルのような女性を見て誰か気付いたらしく、俄かに殺気立った。

 

「―――あなたが、異なる世界の私ね」

 

 今にも弾けそうな空気の中、その最前に歩み出たのはこの世界のアルだった。隣にムツキとハルカを引き連れ、古風なスナイパーライフルを提げた彼女は、()めつ眇めつ"アル"を眺めた後、険しい面持ちで彼女を見据えた。

 同様に"アル"も、学生のアルを見つめ返していた。

 さっきとは異なる種類の緊迫感が船内に満ち始める。

 

「ええ、初めまして。小さなアル(あなた)

「……ええ、初めまして。大きなアル(わたし)。それで? あなた、何があったら"そんな風"になるのかしら」

 

 いつになく攻撃的なアルの詰問。睨みながらのそれを、"アル"は痛痒にも感じないとばかりに微笑んで流した。

 

「知らない方がいいわよ。そして、知るくらいなら死んだ方が楽ですらある」

「だから、世界を滅ぼすと? 慈善行為のつもり?」

「ふふ、まさか」

 

 アルの揶揄に、"アル"が嫣然(えんぜん)と嘲笑した。まるで的外れだという言外の言葉が聞こえてくるようなそれに、アルの眼つきが更に鋭くなる。

 だが"アル"は自身に突き刺さるその視線を無視し、私へと視線を向けてきた。

 

「そんな事より―――方舟の教導者、ここまでよく来たわね」

"言ったはずだよ。彼女達の青春を守る、そして―――"

「『()を絶望から救ってみせる』……だったかしら?」

 

 私の言葉を引き継ぐように、"アル"が言った。

 表情は怜悧なそれ。向けてくる視線は試すもの。彼女が私に向けてくる意思からは侮りも嘲弄も感じられなかった。

 それを不思議に思いながらも、私は強く首肯する。

 

"その通り"

「節操が無いわね。生徒を背負い、世界を救い、更には並行世界の生徒()すらも背負うつもり?」

"それが先生としての義務で、大人としての責任だから"

「……そう」

 

 私の返答に、"アル"はすっと目を眇めながら短く応えを漏らした。

 絶望から救うと言った時と同じその反応に、私も目を細める。

 

 ―――直後、本船の外で爆発音が響いた。

 

「な、なに!? ……うげっ!? 撃退した敵がまたわんさか来てる!」

""アル"……!"

 

 モモカの報告に思わずそちらに目を向け、これも彼女の指示かと再度視線を戻す。

 だがその時には、"アル"の体は黒い歪みへと消え始めていた。

 

「止まれ!!!」

「待ちなさい!」

 

 それを阻止しようとホシノが駆けだし、アルが抜き打ち(ファストドロウ)のようにライフルを撃った―――瞬間、いつの間にか床下に落とされていた閃光手榴弾が炸裂し、強烈な音と光が船内を襲った。

 私はもちろん、"アル"を止めようと身構えていた皆も思わず動きを止める。

 そのわずかな隙で"アル"は本船の中から立ち去っていた。彼女を取り逃したことは惜しかったが、どのみち箱舟で戦っている内にどこかでまた立ちはだかるだろう。

 その時に捕まえようと結論を出し、私達は再度、襲来した敵を迎撃。

 

 その後、箱舟の次元システムをハッキングしていく戦い―――『アトラ・ハシースの箱舟占領戦』の作戦会議を開いた。

 

 私達が乗っていた本船が突っ込んだ外郭の第1エリア、外周をグルリと回って第2、第3エリア、そして中央エリアそれぞれには、箱舟の多次元解釈演算を行うリソース源の次元エンジンがある。これらをハッキングして無力化した後に破壊する。

 そのあとに本船まで撤退し、脱出と同時に自爆シーケンスを使って箱舟を破壊。

 そうすることで虚妄のサンクトゥムの再顕現を止められるというのが作戦の大筋だった。

 

 本船はヴェリタス、エンジニア部の通信中継、また箱舟の多次元解釈抑制の要でもあるため防衛が必須。そこにはゲーム開発部と美食研究会が回ってくれた。

 船体にダメージもあったので修理もしなければならないが、そこはアヤネが担当。*3

 そして肝心の次元エンジン攻略のメンバーは対策委員会と便利屋68になったが、そこでアルが声を上げた。

 

「先生。悪いのだけど、カヨコも連れて行けないかしら。これは私の勘なのだけど、便利屋全員で向かった方が良い気がするの」

「社長? でも私はオペレーターだから……」

「今のあなた、"彼女"のことが気になって集中できてないでしょう」

"分かった。調整してみるよ"

 

 先の対峙で何かを感じ取ったらしいアルの提案は、相手が並行世界の彼女ということもあって無視はできないものだと思った。

 本船のオペレーターが欠けることはやや抵抗感があったが、そこはリン達も事情を鑑みてか快諾してくれて、カヨコの分はアコ、リオ、ヒマリ達で分担してくれることになった。

 

「いいですかカヨコさん、これは貸しですからね? ……さっさとあちらの"あなた"や"彼女"の目を覚まさせてきてください」

「……恩に着るよ、アコ」

 

 

 そうして編成を整えた私達は、『アトラ・ハシースの箱舟占領戦』に乗り出した。

 

 

 


 

 

 

『―――ヒマリ。嚮導者の彼女のあの空間移動……おそらく、この箱舟の演算能力を利用したものよ』

 

「ええ……あり得る話ですね」

 

『この『アトラ・ハシースの箱舟』は、次元を計算する演算装置……これを利用して、空間を移動できるのでしょう』

『彼女はずいぶんと、箱舟の能力を利用することに慣れているようね』

 

「……と、言いますと?」

 

『つまり、箱舟の演算能力を確保できれば……おそらくアレと同等の、物理的な空間跳躍シーケンスを作れるはずよ』

 

「空間跳躍、シーケンス……?」

 

 

 

 

『この船は――貴女や先生、そしてここにいる全員の命を乗せた存在なのよ。であれば、計画が失敗した時に備えなくてはならないでしょう?』

『絶対に起こり得ない確率だとしても、打てる策は講じておくべきよ……』

『こんな状況だからこそ、私は―――』

 

「軽蔑などしませんよ。私はあなたが嫌いなだけ―――この差は、結構大きいんですよ?」

「……心配してくださり、ありがとうございます、リオ」

 

 

 


 

 

 

・あまねく奇跡再現計画

ベル主導のプレナパテスの奇跡とシロコ*テラー再現

■ベルが過去に渡り歩いた世界か、新発見の世界か

■渡り歩いた事がある場合、便利屋か先生が会った事があるか否か

この条件でパターン分けされており、過去に便利屋と会った事がある世界の場合は便利屋ミメシスも早々に登場させて悪辣さの演出をより過激にしていた。なおその場合もシャーレの顔合わせは本船に便利屋が乗る導線、本船襲撃はリオが空間跳躍シーケンスを構築する導線のため必須事項としている

本船起動の先生へのダメージ、アリスとケイの和解など本当に介入できないお祈り部分もあるが、その2点以外は難易度調整や誤差修正が可能ではある

今の世界は新発見の世界≒本編最終編とほぼ同条件*4のためデフォルトトレースで進行中

 

・ウトナピシュティムの本船占領戦

嚮導者側の占領戦(本編プラナの逆ハッキング)のこと

『アトラ・ハシースの箱舟占領戦』の裏で密かに同時進行されたもので、本編では箱舟突入直後にシロコ*テラーが現れる前後でハッキング用の中継端末が本船内部に仕掛けられていた。ベルもそれに倣って突入直後の本船防衛戦の裏で仕掛けている

この逆ハッキングにより、箱舟側のリソースである次元エンジンを喪った代わりとして、虚妄のサンクトゥム再顕現のリソースを確保。『多次元解釈抑制時間』を大幅に縮めたり、箱舟の自爆シーケンスを本船に使ったり、また初期自爆で本船が航行不能となったことで空間跳躍シーケンスによる脱出が必要不可欠となった要因でもある

最終的に箱舟側のハッキング端末を破壊する形で本船・箱舟間の接続を断って解決させた

本船が残っていると後にどんな禍根に発展するか不明なため、ベルも箱舟の自爆に巻き込んで破壊する気でいる

 

・陸八魔ベル

ラスボスムーヴ中の嚮導者

シロコ*テラーの行動をトレースしつつ、どうしようもない部分は他でカバー

その一つが『便利屋ミメシス』。次元エンジン防衛のシロコ*テラー代打だけでなく、過去に先生や便利屋と出会ったことのある世界で『再現』が必要な場合、真意を覆い隠す悪辣さの演出のために"秘儀"として構築していた

それほど覚悟して臨んでいるが、対先生でのやり取りでややボロが出ている

アルに対しては、元々復讐を終えたら自害する気でいたためそれを思い出しながら話している

 

・並行世界のアル

ベリアルと初めて対面した便利屋社長

何があったかは知らないが"何かはあった"とは分かったため困惑は小さい

抜き打ちショットに手応えが無かったため戦闘面の警戒心を高くしており、オペレーターの重要性を理解した上でカヨコも含めたフルメンバーで進行する選択をした

 

・並行世界のカヨコ

ベリアルに対して動揺を隠せないでいる便利屋課長

ベリアル/ベルの世界の便利屋も一緒にいると思っている

アルに対しての想いの分だけ揺さぶられており、ベリアルの絶対悪の立ち位置に対して冷静ではない。そのためオペレーターから占領戦戦力に転身した

 

・並行世界の先生

ベリアルとは2度目の対面であり、名指しで話しかけられた人

悪辣に振る舞う様子も自分に話しかける時は引っ込むところが気になっている

 

・占領戦戦力(先生同行)

ホシノ、セリカ、ノノミ

アル、ムツキ、カヨコ、ハルカ

 

 

*1
本船侵入位置から1200m下の箱舟最下層セクションの名称。本船へのハッキング端末がある場所であり、本編では美食研究会とフウカが突撃する場所でもある

*2
本来はゲーム開発部がいるが、便利屋と入れ替わりで出撃。モモイ達は箱舟の多次元解釈抑制の反動で眠るアリスと本船内部の防衛に移動した形になる

*3
本来はシロコ*テラー襲撃の爆発で本船が損傷した際、エンジニア部の遠隔通信による修理をカヨコが手伝っている

*4
本船に便利屋が乗り込む変化も保険扱いな上、負ける前提の計画のため戦力が増える事自体はむしろ好都合






誰もベリアルと呼ばないしアル呼びされてもベル自身訂正しないのである
なお裏では下手打つと詰む作戦がガッツリ進行中だし次元エンジン防衛にミメシス便利屋を投入するので新たな見方が出てくる模様

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