陸八魔アルに転生しました   作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス

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お気に入り2000&評価200超えのお礼です
まさか更に一晩寝たらほぼ倍になってるとは……こわい。でもうれしい
お陰でモチベが湧きまくってます
皆さんも見ていて楽しい話に仕上がっていたら幸いです
ちなみに私は便利屋のみんなを書くのと感想とここすき見るのと返信を書いていてとても楽しいです

今回はシロコ*テラー視点だけです



嚮導者達の邂逅

 

 

 その日、私は当番としてシャーレに来て、先生の業務の手伝いをしていた。

 私が知る"先生"と同じように書類に埋もれて、呻きながらも「生徒のためだから」と笑い、こなす姿に幾度目とも知れない疼痛を抱きながらもそれを手伝う。

 最近はその業務量も半端ではないためか、当初は1人だった一日の当番人数も複数人で回すようになっていた。

 当番は純粋に書類専門でやる人と、突発的な外回りの際に護衛として付く武力専門、その双方を兼任する生徒という枠組で募集し、先生が直に選ばない限り抽選で決定される。毎日全部が埋まる訳ではないが、最低でも書類専門は誰かが来るシステムだ。

 今日の私は兼任。

 書類専門にはアヤネが来て、武力専門は無し。

 アビドス所属の2人で先生を独占できる貴重な日だった。

 

 ―――ん、武力専門が居ないという事は私が頼りにされているという事。

 

 私はいつもよりも上向きの気分で、耳をしばたかせながら書類を捌いていた。

 上機嫌なのを察しているアヤネは苦笑。

 でも頼られて嬉しい気持ちは分かるようで何も言ってこない。理解のある後輩でとても嬉しい。

 

"ヴァルキューレから応援要請が来た。シロコ、出られる?"

「わかった、すぐに用意する」

 

 そして、今は私にしか出来ない役回りが来た。一も二もなく頷いてガンラックから自分の黒銃を取り、手早く装備を纏めて用意を済ませる。

 そして先生と共にエレベーターへ向かった。

 1階から上がってくるまでに少し時間がある……

 

「先生。午後から連邦生徒会とゲヘナに行くって話だったけど、どういう用事?」

 

 余裕があると見た私は、出来る当番のアピールの一環で仕事についての確認を始めた。

 勿論、それを抜きにしても純粋に気になっていた。

 なにせ私が当番の時に連邦生徒会へ赴くのは初めてだ。

 あれから色々日が経ちはしたが、ちょっと顔を合わせにくい気持ちはある。

 曲がりなりにもキヴォトスを滅ぼそうとした身の自分が、キヴォトスを統治する場所に向かうのは、心理的に憚られるものがあった。

 ゲヘナは普段が普段だからそんなに気にならない。というか気にする人がそんなにいないしするだけ無駄だ。オペレーターに参加していた行政官がいる風紀委員会も、風紀委員長とは共闘してるから構わない。

 逆に言えばゲヘナ以外はちょっと気が引ける訳で。

 勿論仕事ならそれを理由にして行くけど……

 

"実は、復学支援の相談をね"

「……ん、そういえばそんなのもあったね」

 

 端的に告げられた答えに、なるほど、と頷く。

 たしかにシャーレならそれが可能だ。

 私はホシノ先輩やアヤネ達の厚意によって、かつてのように新たな学籍を得てこの世界のアビドス高等学校に所属し直した。

 でもそれがかなり異例な事なのは流石に理解している。

 私のような身元が分からない浮浪児にいきなり学籍を与えて入学させるなんて事は、普通の学校ならしない。よわシロコ時代のあれも凄く強いホシノ先輩が権力上トップで、付きっ切りで面倒を見れて、かつ限界集落もかくやのアビドスだったからこその裏技だ。

 普通なら信用できないとしてお断りされる。

 

 復学支援制度は、その信用をシャーレが担保して学業への復帰を支援する制度なのだ。

 あと不良達に入学・編入試験で必要な学力を付けさせるための補習授業等も担当する。

 そういった支援なのだと前に聞いた事がある。実際に活用される例は、私が知る限り今回が初だけど。そういえばそういうのあったなと言われてから思い出すまで少し間があるくらいには影が薄かった。

 まあシャーレ自体の信用が無い限り基本使えない手だから仕方ないのかもしれない。

 あと現状でも忙しいのにタスクを増やす事になる。

 それは流石に先生が過労死する。

 逆に言えば、今回支援する相手は学力自体は余裕で足りていると考えられる。ゲヘナなら尚の事余裕だろう。多分元浮浪児の私でも受かる。

 

「人数は?」

"1人だよ。ちょっとワケありでね、詳細は今度話すよ"

「ん……わかった」

 

 先生がこう言うという事は、どうやらすぐには明かせないくらい少し込み入った事情があるらしい。多分私が部外者なのもある。

 あるいは他校の機密か政治的なあれこれを考慮しないといけないのか。

 転入する前に統廃合に巻き込まれて籍を喪った子か、重病から回復して受験する子の支援辺りだろうか。

 ともあれいずれ話せるなら機密は関係無さそう。

 もどかしさがあるけど、そういう所に先生らしさを感じ、私は息を吐いた。

 

 そこで、ポーン、と音が鳴った。

 

 エレベーターが到着したらしい。

 意識を現実に戻し、視線を前に向け―――

 

 

 色彩の嚮導者("私の先生")』の姿が見えた。

 

 

「―――ん」

 

 予想外のことに反応し切れず、一瞬動揺し、喉奥から声が漏れる。

 一拍挟めば、デスマスクを被った大柄な装いの人影は幻のように―――いや、実際そうだった幻影は消えて、代わりに一人の女性を視認した。

 

 その女性と、ぱちりと目が合った。

 

 私より背が高く、体格も良いその人は、便利屋68の陸八魔アルが成長したような姿をしている。

 装備は凄く使い込まれて殆ど色褪せているけれど、色さえ整えれば大人のアル同然。見た目だけで言えばお姉さんよりお母さんと言われても信じてしまいそう。

 当の便利屋社長は先生を見てぱぁっと表情を明るくしていた。

 

「あら先生、これからお出かけかしら」

"ヴァルキューレの支援要請でね。アル達は……"

「聞いてるだろうけど、金欠だから依頼を貰いに来たんだよ」

「うぅ……昨日の今日で申し訳ないけど、食費も危なくて……」

「すみませんすみません、私がもっとバイトを入れておけば……! こ、こうなったら臓器を売るしか!」

「ダメだよハルカちゃん、臓器売っちゃったら体が弱っちゃうからね」

"なるほどね。じゃあ支援要請を片付けてからにしよう。お昼は奢るから、依頼の話はその後でという事で"

「その支援要請を手伝えばいいという事ね?」

"そういうこと。頼めるかな"

「勿論よ! ふふふ、久しぶりのシャーレとの協業ね! 腕が鳴るわ!」

 

 にこやかに先生と便利屋の4人が会話を交わす。

 その間、私と彼女はじっと静かに視線をぶつけ合っていた。

 ―――私と似ている。

 こちらにいる人物と酷似し、成長した上で、陰鬱な雰囲気を纏うその様も。

 

 

 ―――かつてこの身に降りた色彩の気配を色濃く漂わせている事も。

 

 

 さっき見た幻影の原因を、私は正確に理解していた。

 この人は、間違いなく……

 

「先生。この人、知ってる?」

 

 視線を外さず、さっきよりも固い声で問い掛ける。

 銃はまだ構えない。

 ただし、いつでも銃口を突きつけられるよう備えてはおく。

 

"あー、ええっと……昨日会ったんだけどね。君と同じように、並行世界から来た子なんだ"

「子なんて歳じゃないけれどね……元陸八魔アル、今は陸八魔ベルと名乗ってる者よ。昨日付で便利屋副社長に就任したわ。よろしくね、並行世界の砂狼シロコさん」

「…………」

 

 にこやかに、表面上の笑みを浮かべて挨拶してくるその人に、警戒の視線を向け続ける。

 

 同時に高速で思考を回転させる。

 

 空は赤くなってない。

 アトラ・ハシースの箱舟や虚妄のサンクトゥム等の観測エネルギーの話が来たという事も無かった。

 昨日会ったという事であれば、猶更情報が今になっても無いのはおかしい。

 それとも私と先生の侵攻に合わせて潜り込んできていた?

 でもあれから凄く時間が経ってる。

 なのになぜ今になって出てきたのか。

 そもそも何で先生や便利屋はそんなに仲良さそうなのか。

 昨日付が本当だとしたら―――

 

「あのねぇ……警戒するのは分かるけど、挨拶くらいは返してほしいわ」

 

 そこで、憮然とした顔で注意された。

 ん、昔ホシノ先輩にも言われた事。

 挨拶は大事……

 

「……アビドス高等学校3年、アビドス生徒会所属、砂狼シロコ」

「生徒会……そう。よろしくね」

「よろしくするかはあなた次第」

「……そう」

 

 ピリッ、と互いの視線で火花が散る。

 ピリピリと肌がチリつく。視線、圧―――そういったものだけじゃないソレは、まごう事無き恐怖に転じた神秘のそれ。

 そしてかつて自身が動かされていた時に充溢していた力の波動だった。

 そんなものを持っていられる存在は一つだけ。

 

「一つ訊く。あなた、色彩の……」

「ええ、()()()()()()()()

 

 ―――間違いようもなく危惧した答えを聞いた瞬間、弾かれたように動く。

 万が一にも先生や便利屋の面々を盾にされないよう、ゼロ距離で黒銃を突きつけるべく距離を詰める。

 先生は殺させない―――

 

「――――」

 

 同時、あちらも動いていた。

 

 距離を詰めながら構えていた銃口に左掌が押し当てられ、止められる。

 撃たれる事も厭わず、行動不能にならなければ安いという考えが見て取れる行動。頑丈さに任せたゴリ押し。

 このまま撃ったら弾頭が銃身の中に留まる。連射すれば、銃は内部から破壊されるだろう。

 引き金は引けない。

 そう判断を下す刹那の間で、彼女の右手は―――

 

 

 私の、喉に。

 

 

「―――っ」

 

 頸動脈に指が添えられ、爪が皮膚を少し押す。

 少し力が加われば彼女の五指は皮膚を裂き、喉笛を引き千切るか握り潰して、私を絶命させるだろう。

 そうなるビジョンがありありと脳裏に浮かび、幻視もしていた。

 

 ―――それ程に色濃い死の気配。

 

 彼女の眼から。

 殺気から。

 喉に当てられた指から。

 私が感じて来て、私が発していたそれよりも遥かに濃いそれに、私の身体は凍りついたかのように固まった。

 全身が海に溺れたかのような錯覚を覚える中、徐々に感覚が鈍くなって……

 

"ベル、待つんだ!"

「ベルちゃんタンマ!」

「止まってベル!」

「ベル様!」

「抑えなさいベル、別人よ!」

 

 緊張で拍動が早まり、ごうごうと耳鳴りがする聴覚が、先生達の焦りの声を捉えた。

 

「―――っ……分かって、いるわ……」

 

 ふる、と。喉に添えられた手の震えを鈍くなった触覚が知覚する。

 視覚に映る嚮導者の顔には、苦悶と憎悪、そして―――覚えのある感情が綯い交ぜになって浮かんでいた。

 

「この子は、違う。あの子も、あの子が悪いわけではなかった……分かってるわ……ええ、分かってる……」

 

 歪み、顰められた眼が揺らいでいるのが見える。

 鬩ぎ合っているのだ。

 殺気を向けるほどの感情を、どうにか堪えようと。

 ほぼ反射の域でこの結果だ。

 きっと彼女は私よりも染みついてる……

 下手に刺激すれば―――間違いなく彼女は動き、私は死ぬ。

 彼女の意思か。

 あるいは無自覚に。

 私は処刑を待つ罪人のような気持ちで、彼女の次の行動を待つばかりだった。

 

「っ……悪かったわね」

 

 十数秒後、脂汗を浮かべた女性が喉から指を離し、私からも距離を置いて謝罪した。

 ぐらりと大きな体が揺らいだのを見てアル達が慌てるが、彼女はそれを片手で押し留める。

 その間も、目は私に固定されている。

 

「今のは……無理かもしれないけど、忘れてちょうだい。"あなた"には関係の無い事だから」

「ん…………それは……」

 

 おそらく、だが。

 彼女の世界での"私"も同じように絶望し、色彩に触れて―――

 多分、彼女の大切な人を殺した。

 私が殺気にも似た排除する意思を出したせいもあるだろうけど、反射レベルで刻まれた動作に乗るほどの強い怨みが並行世界の同一人物(別人)の私へ向けられていたのは多分そのせいだ。

 すんでのところで止まったのは、先生か便利屋の存在があったから。

 

 ―――どうすればいいか分からない。

 

 全部私の勝手な推測。

 そしてそれは、きっと彼女の心に土足で踏み入ってる。

 下手に謝っても侮辱に等しい行為になる。

 

「……わかった」

 

 だから私は、素直に応じた。

 『色彩の嚮導者』に対する警戒心は解けてないけれど、だからといって意固地になる方がきっと大問題だ。

 どうしてか分からないけど彼女は自我を保ち、自由に動けている。

 色彩の傀儡になっていないか、なってないならどうやって支配を脱したのかは分からないけど……

 傀儡になっていたら昨日の時点で先生は殺されていた筈。便利屋のアル達も同様に。

 だから信じてみる事にした。

 ―――そうするしか無いとも言えた。

 今のこの人に勝てる気がしない。小さい頃、果敢に挑んだホシノ先輩相手よりも勝つビジョンが浮かばない。

 元の世界の経験で楽観しなくなったからか。

 あるいは、今の私でも分からないくらい実力が隔絶しているからか。

 どちらかは、私には判断つかなかった。

 

「ふふ……感謝するわ」

 

 私の内心が読まれているかは分からないけど、私が触れない事にしたからか、彼女は苦しそうながらも片頬で笑みを作りながらお礼を言ってきた。

 

「ベルちゃん、大丈夫?」

「ええ、問題無いわ……情けない姿を見せてごめんなさいね」

 

 彼女の背中から放り出されていたムツキが前に回り、女性を見上げる。同じようにハルカやカヨコ、アルも集まっていた。

 先生も私を気にしつつ、彼女へ気遣わしげな視線を向ける。

 それらを見た嚮導者―――陸八魔ベルは、ふ、とまた笑みを零した。

 

「二度は繰り返さないわ。それに、シャーレで殺しなんてご法度、流石の私もしないわよ」

 

 やはり、さっきは本当に殺されかかっていたらしい。

 それが即座に選択肢として上がるほどに、彼女は……

 

"先生としては、シャーレじゃなくてもやらないで欲しいんだけどね"

「覚えておくわ」

"そっか"

 

 先生からの希望は、行けたら行く、善処するといった定型句と同じようにサラリと流された。

 それに先生も苦笑で受け流す。

 二人は笑っているけど、ぴりっとした空気感が一瞬走っていた。

 ……先のやり取りを考えれば、このベルという人は、私と違って殺す事も厭わない。やる時は本当にやるだろう。

 先生の言う事には確かに従わなさそうだ。

 

"とりあえず……シロコ、怪我はない?"

「……うん、大丈夫。いけるよ」

"ベルも大丈夫かい?"

「私も問題無いわ」

"わかった。さっきのヴァルキューレの支援要請についてだけど……ベルはシャーレで休んでおくかい?"

 

 おそらく彼女の精神的負担を考慮しての提案。

 当の彼女は、苦笑と共に首を横に振った。

 

「気持ちは有難いけど、遠慮するわ。この子達と一緒に居る方がずっと楽だもの」

"……辛い時は言ってね"

「ええ。その時は頼らせてもらうわね」

 

 こくりと頷いた彼女に、先生は少ししてから一つ頷いた。

 その間で何を考えていたかは分からない。

 訊いてもきっと答えてはくれないだろう。

 "私の先生"も、そうだった。

 半ば諦観にも似た気持ちを抱えながら、私は便利屋68と先生の7人でヴァルキューレの応援へと向かうべく移動を開始した。

 

 

 


 

 

 

・陸八魔ベル

柔らかくなったように見える復讐鬼

価値あるものを守るために世界を渡っているが、復讐心も依然として存在。安息の地は得たが心身共に未だ殺戮と復讐の只中にある

自己否定反転2回、色彩反転1回、色彩の嚮導者の特性、加えて反転生徒の傀儡化を察知して赴いた世界のテラー化生徒との10年分の戦闘経験もあるため純粋な戦闘力はトップ。ハッキングなど専門技術分野では負けるため方向性はシロコと同様

シロコ*テラーに対しての行動は排除の意思・行動への反射であり、殺気は見た目と殺し合いのスイッチによるもの。ベル世界の傀儡、奇跡両方に隔意は無い

アル達がその場に居なければ間違いなく即死させ、プレナパテスの想いも踏み躙った罪の意識から逃げるようにあまねく奇跡世界を去っていた

ただし、宣言通り二度同じ事はしないため今後この可能性は無い

 

・奇跡シロコ*テラー

プレナパテスが送り出した色彩反転シロコ

アビドス3章後なので中身は結構元のシロコに戻ってきている

『色彩の嚮導者』として傀儡になって"先生"に牙を剥いた経験持ちなのでベルの危険性を最も精確に把握している。同時に傀儡化に抗えなかった経験上、それを跳ねのけている可能性には思い至らず攻撃を仕掛けてしまい、手痛い反撃を食らった

1年分の上積みと反転による強化で上位勢なのは確かだが、殺しまでは出来ない点でベルとは出力・対応に大差が出る

その差と垣間見た怨嗟からベルの過去に何があったかを凡そ推測したが、直接は聞いてないので細部*1は誤解したまま

 

・便利屋68

嚮導者を唯一『人』に留められる存在

ムツキは放り出され、ハルカはその場に置かれ、アルは反応が遅れ、唯一警戒していたカヨコも握っていた手を一瞬で離されていた

ベルの半生とキヴォトスに迫る危機の一端を垣間見た四人の目は、血濡れたコートの影も捉えられていない

 

・先生

託された生徒を喪いかけた人

最終編で『色彩の嚮導者』と対峙はしたが、プレナパテスはあくまで先生と同じ指揮者の立場を貫いていたため嚮導者の特性を正確には知らず、クロコの警戒心との齟齬が起きている

目の前で殺し合いが起きそうなほどの怨嗟に認識が甘かったと痛感し、ベルの心身を案じている

 

 

*1
先生の瀕死と即死の差異、傀儡シロコが討たれるまでの経緯、ベルの反転、無名の司祭や地下生活者を殲滅してきた過去等

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