あいつと始めてあった時、面白いやつだなと思った。
あいつは公園で一人でギターを弾いてて、あんまりにも下手で見てられなかったらつい声かけちゃった。
今思えばあの時、すでにこの感情の片鱗は現れてたのかもしれない。
それから、あいつとは毎週公園で会うようになって、そして一年たった時ぐらいに家に来ないかって誘っちゃった。
理由は適当の機材があるからとか言ったけどあいつはそれを信じてついてきた。
だめだよ、こんな悪い女にだまされちゃ。
あいつとは違う中学で、あいつのいない学校はつまんなかった。
あいつといないときはずっとあいつのこと考えてた。
たぶん、この気持ちに気づいたのもそのときだ。
だからこそむかついた。
なんで誰にでもやさしくするの?
その癖に、自分に向けられた想いは無視して、見ないふりして。
君だってとんだクズ男だよ。
中3になって、ヒーローを目指そうと思うようになった。
ウチが雄英に行きたいって言ったらママもパパも背中を押してくれ、あいつも雄英に行くってしった時はうれしかった。
まあ一つ不満があるとすれば、毎回女の匂いがすることぐらいかな?
時が経つにつれて、胸を渦巻く黒い感情も大きくなっていった。
無意識に彼の体にイヤホンジャックを巻き付けちゃうのもきっとこれのせいだ。
そして、ついに雄英に入学が決まり、あいつと一緒に登校した日。
教室に戻ると、あいつは別の女と話してた。
正直むかついた。
でも途中で気づいたんだ。
きっとあいつは学校でもウチに向けるのと同じ笑みをいろんな女に向けてる。
私はその中の一人で、きっとあいつにとってはそれが普通で、自分が何をしてるかも理解してないんだろうなあって。
でも、あの女に向ける笑みはもっと暖かくて、昔を懐かしむような笑みで。
気づいたら、笑ってた。
正直、迷惑かかるから涙はでてほしくなかったけど、笑うとは思ってなかった。
でも、心のなかで何かが変わった。
あいつのそばにいよう。
一番じゃなくていい。
都合のいい女でもいい。
もう手段は選んでられない。
そう決意したのもつかの間。
あの女があいつの首筋に近づいて、噛んだ。
少し興奮した。
もう情緒がぐちゃぐちゃになった。
頭の中で、絶望と嫉妬と幸福が渦巻いてぐちゃぐちゃになる
「もう、ウチ……どうすればいいか、わかんないよ……匡貴」
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さて、自分の番も終わったし。戻って皆の活躍を見るか。ん?なんか響香ちゃんの視線がどろっとしてるって?大丈夫、大丈夫。いつも通りだから。お、次はトガちゃんチーム対峰田チームか。トガちゃんはどうやって戦うのかな?今の時期だと個性コピーまではできないだろうし。てか今思ったけど、すごい物間君と能力被ってるね?しかも発動条件、物間君より厳しいよね?いやあ割とヒーローになるにはハズレ個性だよね。
・・・・・え?
「っ!しゅ、終了ー!」
「え、今なにが起こったの?」
「すげぇ、一瞬だったな」
今何が起こったか説明しよう。ヤオモモの罠を上鳴君が放電したり、自分を犠牲にして解除して、トガちゃんがマジカル八極拳で倒しました。うん、マジカル八極拳。そう、マジカル八極拳。・・・え!?マジカル八極拳!?あれ?確かコピーできるのって声とか姿だけじゃなかったっけ?しかも今トガちゃんの姿でマジカル八極拳使ってたよね?え、もうそんな調整できんの?あ、トガちゃんが帰ってきた。
「トガちゃん、いつの間にそんなのできるようになったの?」
「はい!愛のなせる力なのです!」
・・・おい、だれか突っ込めよ。もう受け入れるんじゃねえよ。暖かい目で見ないで!あと、響香ちゃんは熱の籠った目でこっちみるのやめて!え、情緒こわれちゃったの?どうしたの?
「へへ、ほめてください!まさくん!」
「うーん、偉いねぇ、偉いねぇ。」
トガちゃんをなでると、嬉しそうに目を細める。いやねこか。響香ちゃんは後ろでビクッ!ビクッ!って痙攣してんだけど、大丈夫?ほんとに。
そのあとも戦闘訓練は問題なく終わった。あ、ちなみに猿夫と葉隠ちゃんは抜群のコンビネーションで圧勝してました。え、君たち初対面だよね?・・・どの時空でも尾葉てぇてぇは健在だというのか!ちくせう!悔しいいいいい!
前半パートがメインディッシュです。響香ちゃんは寝〇られ癖がつきました。本格的にやばい女に近づいてきましたね。今日中にもう一本だせればいいと思います。
次回は委員長決めとかいろいろです。
実はヒロインをもう二人増やしたいんですけど、さすがにキャパオーバーですか?(出すだけ出して、放置する可能性もあります)
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ヒロイン追加していいよ
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もうやめて!二宮のライフはもう0よ!
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好きにやんな