エデン条約編IFストーリー トリニティVSアリウスVS便利屋68withセイア   作:ホーンベアーmk-lll

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あらすじに書いてある通りこの作品はあにまんの掲示板に記載されていたスレの設定を元に作成されています。ですが、そのスレにはプロローグは記載されていなかったので完全に今回のはオリジナルです。


プロローグ 不穏な依頼

新月が輝く夜、その月を眺めながらコーヒーを飲む女性がいた。彼女の名は【陸八魔アル】ここギヴォトスにおける三大学園が一つ【ゲヘナ学園】に所属する2年生であり、アウトローに憧れて、彼女を慕う3人の生徒【浅黄ムツキ】【鬼方カヨコ】【伊草ハルカ】と共に【便利屋68】として日々彼女はアウトローへの道を歩んでいる。

 

そんな彼女が居る事務所の机に置いてある電話が鳴り響く。

この電話が鳴るときは新たな依頼だと相場が決まっているので。アルは声を整え、電話を手に取る。

 

「はい、金さえ支払われれば何でもします。便利屋68陸八魔です。」

 

「あ、ここってゲヘナの子がやってる便利屋で合ってる?ちょっと依頼したい事があるじゃんね☆」

 

「どのような依頼でしょうか?」

 

「あ〜ちょっとね?襲撃して欲しい人物がいるんだよねぇ〜…トリニティの生徒で〜【百合園セイア】って言うんだけど〜……あ、勿論引き受けて成功したら金に糸目はつけないじゃんね☆」

 

「はい、分かりました。では依頼を成功次第報酬を受け取ります。後はその他の契約書や詳細な内容を後日事務所で確認したいのですが」

 

「オッケ〜☆、じゃ、また明日そっちに伺うじゃんね☆」

 

依頼人はその言葉を発した後電話を切った。

 

「社長、どんな内容だったの?」

 

アルが依頼人と話している様子をみていたカヨコが問いかける。

 

「襲撃依頼よ、内容は明日に依頼人が来て話すけど、襲撃相手が…確かトリニティの百合園セイアって人よ」

 

その言葉を聞いたアル以外の3人は固まった…当然だった。3人はその名と人物がどれほどデカいか知っていたからだ。

 

「しゃ、社長、その……本当に?依頼人が襲撃相手が百合園セイアって言ったの?」

 

間違いであって欲しい…そんな願いを込めてもう一度カヨコはアルに問いかける。だが、現実は残酷である。

 

「?ええ、本当よ?……って言うかどうしたの皆?襲撃相手ってそんなに有名なの?」

 

そんな皆の反応をみて襲撃相手がそんな有名な生徒なのか?と思い3人に問いかける。

 

「アルちゃん?有名どころじゃないよ?百合園セイアって言えば今のトリニティのティーパーティで生徒会長の1人だよ?」

 

そんなアルにムツキは彼女の反応を想像し、ニヤニヤしながら答える。…案の定アルは、その言葉を聞いた瞬間、体が石みたいに動かなくなり。

 

「……なななな、なっ、なんですってーーー!!!???」

 

彼女は白目を向いた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝方、便利屋の4人は朝ごはんを食べ終わり、少しした後、事務所のドアからノックの音が聞こえた。

 

「ようこそ便利屋68へ、ドアは開いてるから入ってきてもいいわよ」

 

「あ、じゃあお邪魔するじゃんね☆」

 

そうして便利屋の事務所に入ってきた相手は、ピンクの長い髪に後ろには翼、まるでお姫様の様に整った容姿の生徒であった。

 

「……ね、ねぇカヨコっち、あの人ってもしかして」ヒソヒソ

 

「……分かってるよ…これ、思った以上にヤバい依頼かも」ヒソヒソ

 

既にカヨコは依頼人をみて何かとんでもない陰謀に巻き込まれるのではと思ってる。ムツキはニヤニヤを抑えようと必死になっている。ハルカはアワアワしていた。

 

「…さて依頼人そっちのソファに、先ずはコーヒーとかどうかしら?」

 

「いや、私は紅茶の方が好きだから別にいらないかな☆って言うか依頼内容とか契約書とかやったらすぐ帰るから」

 

「……そう、なら、先ずは詳細な依頼内容からお聞かせ願おうかしら?」

 

「いいよ~☆、先ずはね〜、依頼内容としては昨日電話で言った通り襲撃依頼じゃんね☆相手は百合園セイアちゃん、襲撃場所はセイアちゃんのセーフティハウス、決行日は3日後かな、取り敢えず病院送りにしてくれればオッケイ☆セーフティハウスの場所は今送るね〜」

 

「……分かりました。では、私たちに気をつけて欲しい事はありますか?」

 

「う〜ん……特に無いじゃんね☆」

 

「………分かったわ!その依頼受けさせて貰うわ!」

 

「わ〜☆良かったぁ〜、じゃあ、私はこの契約書にサインすればいいよね?」

 

「ええ、そうすれば私達と貴方の契約は成立するわ」

 

そうして彼女は用意された契約書にサインをし、アルは依頼を正式に受理した。

 

「じゃあこれで話し合いは終わりだね☆じゃあ私は帰るね〜、依頼が成功するの祈ってるから、じゃあね〜☆」

 

そう言って彼女は事務所を後にした。

……そういえば3人と相談無しに決めてしまったなと思い振り返ると。

カヨコは滅茶苦茶呆れた顔でアルをみていた。

ムツキは爆笑していた。

ハルカはさっきと同じ様にアワアワしている。

 

「え〜と、どうしたのかしら皆?」

 

何が何だか分からない顔で問いかけるアル、そんな彼女の問に答える為に、爆笑していたムツキが答える

 

「アルちゃん、あの依頼人だけどね?あの人もトリニティのティーパーティで生徒会長の1人【聖園ミカ】だよ」

 

「………なななな、なっ、なんですってーーー!!!???」

 

ムツキの答えにまたもや白目を向くアル、そんな彼女にカヨコは呆れながら喋る。

 

「やっぱり気づいて無かった………けど、まさか百合園セイアの襲撃を依頼したのが同じティーパーティの生徒会長だとは思わなかったな……けど本当に良かったの社長?この依頼、どう考えても陰謀がヤバそうだよ?」

 

「………そうね、けど、一度引き受けた依頼を却下するのはアウトローのすることじゃないわ、やってやろうじゃないの!」

 

「わ、私はアル様の為ならばどんな依頼でも頑張ります!」

 

「クフフ、今回の依頼、どうなるんだろうなぁ〜」

 

「………まぁ、引き受けちゃったもんはしょうがないか……(けどこの依頼な〜んかすごく嫌な予感がするんだよね)」

 

そうして便利屋は、依頼達成の為に準備を行う……しかし、カヨコの思考の裏にはとんでもなく嫌な予感が拭えないでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フフ、アハハ☆。まさかゲヘナの奴らにあんなに使い勝手が良さそうなのがいたなんてさぁ〜☆これで私の計画は完璧じゃんね☆襲撃に成功したらセイアちゃんはしばらく病院だから後はナギちゃんをどうにかすればいけるし、仮に襲撃に失敗したとしてもエデン条約に反対する理由付けにできるじゃんね☆だって襲撃してきた相手はゲヘナだしね☆」

 

 

 

「………時は来ました。ようやく百合園セイアのセーフティハウスを見つけることが出来ました。私の計画の妨げになり得る彼女の未来予知…残念ですが、彼女には消えてもらうとしましょう。」

 

カヨコの予感は当たっていた。この百合園セイア襲撃には、たくさんの陰謀が渦巻いていたのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、次回からが本番、百合園セイア襲撃です。数多の陰謀が渦巻くこの依頼を便利屋はどう乗り切るのか
どうぞ長い目で更新を待ってくれると嬉しいです。それでは
感想と評価をお待ちしています。それでは
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