オオタチですか   作:メガオオタチ

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第18話 オタチ、悩む

 

 ブルーベリー学園のバトルコートからごきげんよう。

 さぁて…皆にはどこから話したもんかな…

 

 まず、いい話から始めようか…

 

 1つ、カキツバタは退学になってないし、お咎めも…シャガのじーちゃんから受けるもの以外はナシだ。てか孫と祖父の関係だったのな?おったまげー…

 …え?タロも父親がジムリーダー???まじ?誰なんだろ…?

 

 2つ、スグリに新しいポケモンが加わった。キタカミのじーちゃんたちから仕送りとして送られてきたリンゴ箱の中に入ってたカジッチュ……が進化したカミッチュ???とかいうポケモンだ…はぇー…カジッチュの進化先ってまだあったんだなぁ…

 

 3つ、これが一番デケェぞ???ン、なァんと!!!!我らがスグリが四天王の1人になったんだぜ!!!!ヒュゥ!!!!サイッコーだぜ!!!

 えーそんなこんなで今の手持ちポケモンがだな…

 ・俺(オタチ)

 ・メガヤンマ

 ・ニョロボン

 ・カミッチュ

 の計4匹となったわけだァ!!!!!!拍手!!!!!

 

 …あん?タイプ統一じゃないって?詐欺罪???うるせぇ!!!!!(ドン!!)

 スグリはこれからチャンピオンになるの!!チャンピオンならタイプ統一しなくていいだろ!!!!OK!?OK!!!自慢の技はかいこうせん!!!!

 

 ん?メガヤンマとニョロボンがいるって???んむ、進化したんだよ。

 ………。

 

 

 さて、ここからが悪い話だ。

 さっきの手持ち…見たろ?俺だけ進化してねぇんだわ…

 ほんでもって進化した連中についていけず、チームワークがチグハグになってるんだよな……俺がやられることも増えてきたし…

 

 というわけでだ…

 

 

 修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!!!

 

 

 で、バトルコートに話を戻すんだが…

 

「オ、オタチ…ほんとにやるの…?まだ寝てた方が…」

 

 

 うるせぇ!!!!!(ドン!!)

 さっさと強くならねぇと『あの時聴いたスグリ』になっちまったらどーすんだ!!!絶対にそんな未来にはしねぇ!!!!

 

 じゃ、みんなよろしくー

 

「メ、メガヤァン…?」

「ボン…」

「ミッッチュ」

 

 あん?なんだメガヤンマ…「スグリの言う通り無理しない方が…」?いいや!やるね!!!おいコラかかってこい!1対3だ!!!!

 

「…言っても聞いてくれない…そ、それじゃやるけど…ちょっとだけだべ…?」

 

 おっしゃバッチコーイ!!!まずはニョロボンがアクアブレイクで突っ込んでくる…のを避けて…!かみなりパンチッ!!オラァ!コォイ!メガヤンマ!!と、げんしのちからですか…フン!こんなの寝てても躱せ…ンノォ!!???

 

 避けたつもりが足が動かず顔面にクリーンヒット。

 ぶ、ぶったね…?(岩で)親父にも(岩で)ぶたれたことないのに!!!

 ほんで?なーんか足元がべたべたして動けないんだが…なんだ?

 

「ミッチュ」

 

 ほーう?みずあめボム?動きを阻害する?厄介じゃん!!!ま、戦略の幅は広がリングだがな。

 

 あ、せや、カミッチュさ、みずあめボムの時だけ最後に「♣」とかつけてくれない?

 

「ミチュ???ミー……カミッッッチュ♣」

 

 何がとは言わんがよし!この調子でいこうじゃないか…♠

 

 そんなこんなで修行してたんだが、やっぱり3体に勝てる訳ねぇだろ。もうちょっと頭使えや。途中ニョロボンにオラオラ決められた時とか三途の川が見えたわチクショウ。

 

 

 その日も結局なーんの成果も得られないまんま夕方になっちった。

 はー…なぁんで進化出来ねぇのかね…俺ってばそんなにダメな奴なんだろーか…

 

「なぁ、オタチ…なんか、焦ってる?」

 

 食堂でスグリとメシ食ってたらスグリが心配そうに俺を見る。

 んー…しまったな…確かに急ぎすぎてスグリにいらん心配をさせちまってるな…

 

「タチッ!タチターチ!」

 

 心配すんなの意味を込めて腕に力こぶを作りながら日替わり定食を口にする。

 明日からはほどほどにすっかねぇ…お?このピザうめぇ、隠し味になんか使ってんな???

 

 もごもごと隠し味なんだろなー?と考えていると、校内放送がかかる。

 

『ピンポンパンポーン、一年生スグリ君、一年生スグリ君。オタチ君と共に職員室、ブライアのところまで来るように。繰り返す―』

 

 ぶふぉぁ!!?よよよ呼び出しィ!?まだ俺がピザ食ってるところでしょーが!!

 あん?なんだスグリそのほっそい目は!!まぁたなんか俺がやらかしたんじゃないかって???ンナわけあるかヨォ!!!ちったぁ信用、して…くれても………

 

 ……………。

 

 っべぇな…前回のスロットと温泉は事業撤退させたが他の事業がアシついちまったか…でも今摘発されそーな事業ってぇと…

 

 …あ。基礎ポイント向上ドリンクの密造と密売。アレがあったわ。しかも今うちで一番稼いでる事業。

 

 ッスー…………

 

 ほっほっほ…………さぁて、キタカミへ高飛びするかねぇ!!!あっ!?まてスグリ!!!尻尾掴むな!!!あと引きずるな!!!てめぇ!最近俺の扱いに慣れてきやがったな!!?

 

「オタチ…なんか心当たりがあるんだな?さ、一緒に行くべ…大丈夫おれも一緒に謝るから……」

 

 くっそぉぉぉぉぉぉ!!!!!!その哀れみの目ェやめろォ!!あと他の奴ら!!!笑うな!!見せモンじゃねぇぞ!!!!おぼえてやがれぇぇぇ!!!

 

 

 うわーん!!!ドリンク販売はもうこりごりだあぁぁぁ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

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――――――――――――――

 

―――――――

 

 

 

 

「やぁ!来たねスグリ!私はブライア。ゼイユから君の話は聞いているよ!早速だが…君にキタカミの里で行われる林間学校に参加してほしいんだ!!そのオタチも一緒にね!」

 

 

「わや…???」

 

 

 ほえ?俺許された???

 なーんだ!ガハハ!!ビビらせやがってェ!!!!

 軽い軽い!林間学校なんざガキのお遊びよォ!!!!!

 なーっはっはっはっはっはぁッ!!!!

 

 

 

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