オオタチですか 作:メガオオタチ
第30話 上陸、パルデア地方
富(違法収益)・名声(悪名)・力(ギャング行為)、この世のダメな部分を手に入れたポケモン、スグリのオオタチ!
ゼイユを完全放置してキタカミからの去り際に放った彼の一言は仲間達の不安を駆り立てた!
【パルデアってとりあえず東…東か?どっちや?え、ごめん、誰か地図持ってないん?全然分からんのやけど】
男達はパルデア地方を目指し夢を追いつづける。世はまさに大後悔時代ッ!!
ありったけのぉ~ゆぅ~めをぉ~!かきあつぅ~めぇ~!!
さがしものぉ~さぁがしぃにゆぅ~くぅのぉ~さぁ~!!
タチピースッ!!
あ、どうもオオタチです。
んなワケでやってきましたパルデア地方ッ!!
…え?何?
Q:冒頭のセリフからして迷ってたんじゃないの?って?
A:あぁ!!それってハネク〇ボー?
まーいろいろあってちょっち時間はかかったが何とかパルデア地方だ。
ここに着くまでに色んな冒険があった…宇宙から落ちてくる巨大なメテノを謎の緑のキラキラで押し返したり(本編未収録)、星の書かれた7つの球を巡る冒険があったり(本編未収録)、宇宙人を名乗るリグレーやオーベム達との超次元サッカーバトル(本編未収録)だったり、究極のメニューと至高のメニューで対決したり(本編未収録)…ハハッ、まぁ他にも色々さ…
で、今俺たちはここまで乗ってきた船、【強引グ・メリープ号】に別れを告げていた…
このパルデアに着くまでの冒険(本編未収録)を支えてくれた【強引グ・メリープ号】はあちこちがボロボロでもう修復が困難になっていた…だから、だから俺たちは…眠らせてやることにしたんだ…
ボロボロと涙を流すメガヤンマ、こらえるように空を仰ぐニョロボン、静かに黙とうをささげるダーテング、いつものウッウ、そして、オイオイと泣きじゃくるともっこ達。
…スグリは…いなくてよかったかもな…あいつがこんなの…たえられるわけがねェ…ありがとう、メリープ号…
ま、そもそもスグリは【強引グ・メリープ号】の存在自体知らないんですけどね!ヨホホホホホ!!!
さて、感動の別れを済ませた俺らだがァ……ここホンマにパルデア地方か?
「メガヤン!?」
いや、だってさー俺パルデア地方見たことないもん。ま、さすがに知らんポケモンが居たらパルデアだなって感じはするけどさ?
「マッシ!マッシキャ!!」
あん?なんだ?マシマシラ…『オオタチ!アレを見て見ろ!!』だと???
どれ…
「タチィ~~~~ッ!!!?」
えぇ~~~~~ッ!!!?(某お祭り男)
果たして、オオタチが見たものは…!!
なんか砂浜からにゅるんって生える白い…チン…おっと失礼。お食事中の紳士淑女もいるだろうからね…言い方を変えよう。
砂浜から生える白いTINTINタチねぇッ!!!!!!
こんなんキッズが見たら絶対TINTINいうやんTINTIN。え?TINTIN言うな?TINTINが下品?おいおい心外だなぁ…タチはTINTINとアルファベットで表記して並べているだけタチねぇ!!!!
しかも?『chin』じゃないからね?英語で発音すると『TIN』は『ティン』って発音だからね?
違うものに感じているならそれはお前の心が汚れているからタチ。OK?OK!!(以下略)
さて話を戻そう。なんやあの白いポケモン…顔の部分がディグダみたいやんけ…たぶん…新しいポケモン…かな?あれだ、リージョンフォーム。それに違いない。ヨシ!
命名:ディグダ【TINTINの姿】
えーという事であのTINTINをもって俺はここがパルデア地方だと断定する……!!
…狂ってんなぁ…パルデア地方で最初に出会ったのがTINTINかよ…終わってんなパルデア地方…(風評被害)
◆◆◆
さて今回…なんとオオタチ達が上陸したのはパルデア地方のマリナードタウンのすぐそばの砂浜だった…
そこから3日後…マリナードタウンの競り市では奇妙な光景が広がっていた…
「タァチ!タチタチッ!!!」
「こ、こっちは15000円だ!!」
「なら俺は20000円!!!」
「タァチタチ!!」
カンカンッ!と木槌を台に叩きつけ、オオタチは男から20000円を受け取り、ゴツいサングラスをしたイイネイヌやダーテングが男に商品を渡す。
そう、競りによる商売を始めていたのである…!!
海藻や、真珠など販売品の確保をニョロボンとウッウで行い、それをより綺麗に見せるため、オオタチが指導したとおりにマシマシラが裏工作し…例えば海藻であればちょっと量を減らして容器を厚底の物に変える。真珠であれば磨くだけでなく、ちょっと輝くための塗料を塗ってやったりしていた。
イイネイヌとダーテングは見た目から店のボディガードとして商品の受け渡しをしながら、周囲を警戒。一方メガヤンマとキチキギスは、偵察の命をうけて、周辺地域を空から、そして現地の野生ポケモンから情報収集していた。
そしてなんだかんだこの日の売り上げは50万円にもなったという………。
◆◆◆
がぁーっはっはっはwww儲け儲けwwwウヒョヒョヒョヒョ!!
見ろよ!現金がこぉんなにたんまりだ!!ンンン!すンばらすィ~~ッ!!
「イーネwww」
「ダダッダー!!」
うむ。これだけありゃあ当面の旅費は何とかなるだろうよ。後は今回と同じように稼ぎながらこのパルデアを巡ることになるな…メガヤンマ!キチキギス!周辺はどうだった?
「メガ、メガヤン!」
「チキギース!」
ふむふむ…ここがパルデア地方であることは間違いない…と、んで、そこかしこにいるオレンジの短パンキッズたちはやっぱりオレンジアカデミーの生徒…っと。
まぁずはそのオレンジアカデミーっつーとこにいかねぇとな…
「メガ、ヤン!!」
ほう、オレンジアカデミーは見つけれてねぇが?この先の砂漠を超えたところに町があるって?しかもレストランがいっぱい???
「キギス」
お、ジムっぽいのもあったか。いやぁすまんなぁこの地方のジムを見たことねぇから大体こんなもんってぇ目星だけで注文つけちまって…
となりゃあ…おし!お前ら!!初のジム戦の用意だ!使用ポケモンの数はジムリーダーと同じにする!トレーナーは俺だ!!あと、参加しねぇメンバーも後学のためにバトルを観戦すること!メンバーはまた現地で発表する!!
「ヌンダ!」
「マッシ!」
「ダッダー!」
さぁて…ほいじゃその砂漠とやらを超えてジムに挑みに行くか!!
と、稼いだ金をいそいそと仕舞おうとしたその時…
「け、警備員さん!あいつらです!!!」
ん?なんだか穏やかじゃねぇ空気が…
「お前たちが出店情報を書き換えて許可を得ず違法に出店したグループだな!?…ってポケモン!?ト、トレーナーはいないのか!?と、ともかく確保だ!!」
ほげぇ!?警備員!!?クソッ…!多分今の俺たちなら簡単にボコせると思うが…警備員か…増えたら厄介だな…ここは三十六計逃げるに如かずよォ!!
ずらかるぞ!!!ウッウ!こごえるかぜ!
「ウッウー!!」
ウッウがこごえるかぜで警備員に冷気を浴びせ、震えあがらせ、動きを鈍くさせる…今がチャンスだ!
「なっ、なにぃ!?」
おーし!お前ら!!ドタバタ土煙を上げながら派手に退散と行こうぜ!!
「メガヤァン!!」
「キギース!!」
「ニョロボンッ!!」
「お、おいこら!まてっ!!」
ガーハハハハッ!!待てと言われて待つアホがいるかよォ!
あーばよぉ!とっつあーん!!
そうして俺たち一行はレストランが多くある町へ向けて…砂漠を目指すのだった。
◆◆◆
一方、カラフシティ、ハイダイ倶楽部。
「よぉし、2番テーブルの注文、上がったぞ!さぁてお次は…」
カラフシティのジムリーダーであるハイダイは客からの注文を受けた料理に腕を振るっていた…のだが…
バキッ…!
「う、うおぉぉぉ!?なんだいなんだい!?お、俺のフライパンの柄の部分が急にバッキリ折れちまった!?こ、こんな…!なんだか…ふ、不吉な予感が……!!」
どうやら、最初の被害者のジムリーダーは彼になるらしい……
続く…!