オオタチですか   作:メガオオタチ

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第9話 いざブルーベリー学園

 

 YO☆KU☆JI☆TSU(キート〇山田)

 

 いや翌日っつーかバトル後だが、俺は何とか朝にじーちゃんやばーちゃんが起きる前までに家の前まで這いながらたどり着いた。

 

 どうも敗北者オタチです。

 

 …………。

 

 いやぁ負けた負けた!!ハッハァ!!!いんやぁスッゲェなぁ!!!さっすが伝説のポケモンだァ!!火力がダンチだぜ全くヨォ!!!!

 なんなんだろね、鬼さまのあの棍棒…こう、たぶん感覚的にくさタイプだとは思うんだが…うん、まだ秘密がありそうなワザな気がするな…

 あとは、今回あっちから攻めてきてないってぇのがなぁ…ぜーんぶ回避か迎撃だもん。本来の速さなんかは測れなかったや…残念!

 

 …………。

 

 ははっ…はぁ………

 

 

 …………。

 

 くよくよしたってしょうがねぇか…さ、バレねぇうちに家の中に戻るか…

 

 

 それからスグリの部屋へルパンの如く忍び入った俺はきずぐすりやら様々な物を頂戴し、惜しむことなく使ってやった!!んん~!キくぅ!!!お、タウリンが10本もあるやん!飲んだろ!!!こっちにはよくわからん青い包み紙の飴…なーんか見覚えあるが…ま、いいや!食っちゃお

 

 

 

 …!!な、なんだこの飴…!!ソーダ風味でありながらも砂糖特有の後味のしつこさもなく、清涼感にあふれている…ッ!!それになんだ…!?体の内から力が溢れてくる…!!もしかしてコイツァ俺に適合した食材(飴)だったのか…!!

 クゥーッ!うめぇ!!!オイ〇松ゥッ!!俺の人生のフルコースのデザートに決定だァ!!

 

【オタチ人生のフルコース】

 

・オードブル:未定

・スープ:未定

・魚料理:未定

・メイン:未定

・サラダ:未定

・デザート:《なんかこの青い飴》 捕獲レベル:?

・ドリンク:未定

 

 

 ところで皆さんは飴を舐める時って小さくなった飴を噛み砕いたりしませんか?あれねぇ、噛み砕くと飴の味が口の中に広がるから好きなんだぁ、俺

 

 

「んあ…?オタチぃ…?おきてたの、か…って、あぁー!!!」

 

 む?よう!スグリ!もう6時30分だぜ!!ん?あぁコレは気にすんなよ!必要経費だ。あと色々ブロークンマイハートだからな、お説教は優しく頼むぜ?

 

「オタチ!そ、そのタウリン…!飲んだのか!?しかもふしぎなアメも…!」

 

 おうよ、味は良かったからシェフに「ありがとう」と言っておいてくれないかね?ぜひまたご賞味に賜りたい…ん?ふしぎなアメ???まじ???そんな貴重なモノだったのかよ!どどど、どーする!!?吐く!?吐き出そうか!!???おえぇーっ???

 

「~~~~!はぁ…まぁ、オタチにあげようと思ってたからよかったけど…」

 

 あ、そうなん?じゃあいいわ。ごっくん。

 

 という事でレベルが上がったぜオイ。やっぱりふしぎなアメはどえりゃあすげぇもんだでよ。こう、グワーッて力が湧いてくるんだもんよ、最高だでや!

 

 

 

 

 んで、どーやらブルーベリー学園に入学するために色々と荷物を送るらしい。全寮制の学校らしくてなぁ…

 あ、スグリ。ちゃんと部屋とか掃除しろよ?あとR18で見ちゃイヤンな本は絶対にバレないところに隠すんだぞ!!ちなみに俺は普段使わないリュックの中に使わなくなった教科書と一緒に入れて押入に隠してたぜ!!皆もマネしてくれよな!

 あとは食生活だな…なんか、学食はBPを使わないといけないらしいからBPを貯めるのが生命線の維持につながりそうだぜ…チンチロとかの賭博が生徒間であったりしねぇかな?あったらそれで荒稼ぎしようぜ!!任せとけって!!カ〇ジとかハ〇チョウ読んでたからさ!!

 

 

 それから数日。寮に入るための用意をじーちゃんたちと買いに出かけたり、公民館で【スグリくん いってらっしゃいパーティー】なんかがあった。なんだかんだ、スイリョクタウンの皆も気にかけてくれてるみたいだな、感心感心。

 

 

 

 

 

 

 

 で、それからさらにずずいと1カ月くらい飛ばして現在。

 えー、現場のオタチです。俺は今イッシュ地方はブルーベリー学園の入学式に来ております!ご覧くださいこの海ィ!!いやぁすごいですねぇ!あと5~6日見たら飽きそうです!!

 

 そんなわけで俺達、ブルーベリー学園に立つ!!!

 入学式ってクソだりぃよな!!おう、スグリ!俺先にテラリウムドーム行ってくるわ!!!

 

「…え!?わや…!ちょ、オ、オタチ!?」

 

 ボワンとモンスターボールから出てみれば周りの生徒はぎょっとして俺を見る。

 おぉん?なんやぁおどれらァ!!見せモンちゃうぞゴラァ!!

 

「…ヒソヒソ…ねぇ、あのオタチじゃない?」

「…そうだよ…学生四天王に勝ったオタチ…ヒソヒソ」

 

 む?聞き耳を立てれば賞賛のお声じゃ、あーりませんかぁ!うむ、良きにはからえ…くるしゅうないぞよ?ん?サインでも欲しいのかね?

 

『おや?どうやら元気な子が出てきたみたいだね?』

 

 おん?おぉ、校長挨拶の真っ最中に出たもんだからえーと?シアノ校長だっけ?がこっちに気づいたみたいだな。色黒のイケオジじゃん。でもってなんか声が大〇田伸也っぽくね???気のせいか?

 

『元気なことは大変結構!さて、これからみんなには優秀なポケモントレーナーになってもらうんだけど、それにはポケモンの事をちゃんと見てあげないといけない。そこのオタチ君みたいに元気いっぱいでバトルにも意欲的ならいいけど、元気が無くてしょんぼりしている子がいたら無理にバトルさせず、ちゃんと治療してあげないといけないからね?そもそも――』

 

 

 …なっがい!!!!

 とりあえずテラリウムドーム行くか!!じゃあなスグリ!!散歩してくるからあとでな!!バイビー!

 

「ちょ!オタチぃ!??」

 

 

◆◆◆

 

 

 

 さて、その様子を見ていたゼイユは手をワナワナとさせていた。

 

「スグゥゥゥゥ!!ホンット!オタチの手綱くらいちゃんと握っときなさいよ!!!全くもう!!!」

 

 さらにそのゼイユの横で学生四天王の一人、ネリネが機械的な表情のまま眼鏡を光らせていた。

 

「なるほど…あのような自由奔放さがあのオタチの強さ…ネリネの研究にその要素を加えます」

 

「いや、違うからね!?あれはあのオタチだけなんだから!!!全く何なのよあの子ォ!!」

 

 

 その後新学期が始まって少ししてからブルーベリー学園では「スグリのオタチと書いて災厄と読む」、「名前を言ってはいけない例のモフモフ」、「ヤンヤンマと空を飛びながら野生ポケモンを無差別にビーム撃って素材を回収する悪魔」、「ああ!教室の窓に!窓に!!」、「〇熱マシンガンパンチ」、「流派・オタチ不敗」など、散々言われ、スグリとゼイユの胃を痛めるようになるのは……また別のお話…。

 

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