二課戦闘指揮官、暁シドウ殉職。このニュースは彼の周辺の人間に多大なる影響を与えた。
彼と恋仲であり同居する予定だった友里は彼の死に涙しながらも彼の残した遺言書にしたがって彼の残してくれたものを役立てる為に動いていた。
「シドウくん・・・・」
「それであおいちゃん。私には話したいことって何かしら?」
「櫻井博士はシドウくんの使っていたエースプログラムのアーキタイプの存在を知っておいでですよね。」
「ええ、もちろんジョーカープログラム、エースプログラムに造られたシステムの安全弁を廃した仕様のプログラム、常にノイズとの存在同調率200%を超えるように設計されてる。シドウくんすら扱い切れずに封印されたあのプログラムのことよね。」
「はい、プログラムの開発者であるヨイリー博士はジョーカープログラムの制御Aiの開発を行っていたそうで、その開発段階のAiのデータが入ったディスクをシドウくんから預かっています。」
「話しが見えてこないわね。」
「わかりませんか。了子さん、このジョーカープログラムを破損した奏ちゃんのガングニールに組み込んで修復するんですよ。」
「これはシドウくんがヨイリー博士から聞いていた内容のようでシンフォギアのフォニックゲインの力をノイズ同調率とシンフォギアの適合率の安定を両立させることは出来ないかと話していたみたいでこれからも奏ちゃんが奏者として活動していくならリンカーの問題は必ず直面していくことになります。」
「ふーん、なるほどノイズプログラムとシンフォギアシステムの合いの子ってわけね。確かにあの時、暁くんが発動させた形態、ファイナライズって言ったかしら。それに暁くん達の使っていたバトルカードシステムは有用だもの。ギガクラスカードやメガクラスカードと呼ばれるものはブラックボックスが多過ぎて無理だけどスタンダードクラスなら解析してコピー品をつくれるんじゃないかしら。」
こうして二課ではアシッド・エースの武装システムバトルカードシステムの解析及び量産、奏のガングニールの修復計画がスタートしていくこととなるのだった。
一方、その頃。ツヴァイウィングのライブの際に起こったノイズ災害を生き残った被災者が被害者達やそれらを扇動する連中のリンチに会う事件が多発していた。
そんな被害者の1人に天羽奏や風鳴翼に命を救われた立花響もまたその被害に遭っていた。
響はあの事件の後の後遺症からか、何か普通の人では見えないものが見えるようになる
空には何かオレンジ色の道が見えており、そこを時折何かが通っていくのが見えるようになって更に響の精神をすり減らしていく。
そして今、響の目の前に青い獣のような謎の生物が
「ゆ、幽霊⁉︎」
「いきなり人を見るなら失礼な奴だな。俺はちゃんと生きてるぜ。てか、おまえ人間のくせに俺のことが見えんのか。まあ、いいぜ。俺も長旅で疲れたし。しばらくは俺と波長の会うお前のとこに居させてもらうぜ」というとその幽霊は響の前から消えてしまうのだった。
「今の何?、わたしってやっぱり呪われてる。」
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