雪音クリスはフィーネと名乗る女性から戦地より連れ出され生まれ故郷である日本に帰って来た。
東京にあったかつて家族と住んでいたマンションに雪音クリスはやって来た。おそらくは部屋はもう別の誰かがいるだろうがかつて自分が探した場所を見たくてついついやって来てしまったのだ。
「ここだ・・・・・表札は雪音⁉︎」
まだ部屋に新たな入居者はいないのか。日本の常識を知る前に戦地で捕虜になっていた為、賃貸や購入物件といった小難しいことをはわからないまま、戦地からずっと持っていたこのマンションの部屋の鍵を使って部屋の扉を開けていた。
「どなた?」
「あ・・・・あの。」
クリスの視界には待ち望んでも既に居ないだろう両親の姿ではなく。黒髪の美しい女性だった。
「ん?、どうしたの?」
「あ、表札見て間違ったみたいで」
「鍵をかけていたのだけど。どうやって入って来たのかしら。まあ、ドアチェーンをかけなかった私の落ち度ね。とりあえず入ってそこに突っ立っていられては詳しい事情も聞けないしね。」
黒髪の人はクリスを中に入れてお茶とお菓子を出してくれた。
「え、とあんたは」
「ああ、私はクインティア。」
「あたしはクリス」
「クリスね・・・・でクリスは何をしにここに?」
「ああここは、前にあたしの家族が住んでいたところなんだ。それで久しぶりに来てまだ住んでると思って貰ってた合鍵でついつい」
「そう、警察とかには言わないであげるからそれ食べたら帰りなさい。」
「ああ、悪かったよ。」
「ふふ。また来なさい。いる時なら話相手くらいにはなってあげるわ。」
クリスが出て行ったあと、クリスの食べこぼしたお菓子や溢れたお茶の後を掃除しながらクインティアはクリスの名前を何処かで聞いたことがあるような気がすると頭にそんなふうによぎったがすぐに忘れて、掃除を行う。
一方、場面は変わりノイズが出現した現場にて二課のシンフォギア装者が出撃していた。
『奏ちゃん、出撃準備OKよ。翼ちゃんが降下後に順次降下をお願い』
「了解だ。さあ、いくぜ。トランスコード000、Croitzal ronzell Gungnir zizzl」
奏は腕に装着したジョーカープログラムを搭載したトランスコードを入力しながらハンターVGにガングニールのペンダントをセットして詠唱を口ずさむ。
そして奏の体にガングニールのシンフォギアが装着され、その上に両肩に燃え盛る円盤型ジェネレーターを従え、真紅の鎧が装着される。
「ガングニール・ジョーカー起動を確認。出力200%で安定しています。」
「よし、奏、出撃だ。」
「ああ、行くぜ!」
奏はヘリから降下を開始。左手のハンターVGのバトルカードデータを発動させる。
「バトルカード、アイスメテオ!」
氷の礫の雨がノイズに突き刺さる。
そしてその隙に奏は着地する。
「翼!」
「奏、あまり無理はするなよ。」
「ああ、ギアからのバックファイアは限りなく少なくしたとはいえど安全活動時間は前と大して変わらないんだ。一気に決める。翼、足止め頼む。」
「ああ!」
翼は千の落涙により、大量の剣が降り注ぎ、ノイズの影に突き刺さり、影縫いによりノイズの動きを止める。
「バトルカードNFB inレッドガイアイレイザー!」
これがガングニール・ジョーカーの最大火力を使い周囲のノイズを一掃した。それと共に奏のガングニールが解除される。
「状況終了。はじめてにしちゃ、上等な成果って感じか。シドウ兄、見ててくれ。この力で私はノイズを」
奏は今までにない手応えに拳を固く握るのだった。
最後まで読んでくれてありがとうございます。今回書いていてキャラごとの口調など自分でも違和感を感じる部分が多いですが良ければ感想等もよろしくお願いします。
突然降って湧いた設定。
響はバトルカードを使いますがオリ主の暁シドウ君のように膨大なバトルカードライブラリーを持っているわけではなく。
ウォーロックと共にバトルカードを自作しています。ウォーロックは暇つぶし期間にアニメやマンガ、ゲームなどを腐るほどやっており。ウィルスのデータと相性の良さそうなアニメやゲーム等のキャラの必殺技や武器をバトルカードとして自作するとかいう変なスキルに目覚めているため、大半は流星シリーズのバトルカードと大差ない性能を持っていますが時折、何か不思議なチカラを持ってメガクラスやギガクラスのバトルカードになってしまうものがありそれらは流星シリーズのものをはるかに越したものなどもいくつか存在します。ですが現状ウォーロックの腕前ではギガクラスやメガクラスのバトルカードは使い捨てになることが多い為、戦闘で惜しみなく響が使おうとすると勿体無い病に近い感覚に落ち入りあまりいい顔をしません。
オリバトルカード
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ラーの翼神竜Gクラス
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ブラックマジシャンMクラス
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エクスカリバーGクラス