この素晴らしい楽園に青春―アオハル―を!?《このすば120%ギャグリメイク》 作:ぴこたんすたー
「……まあいい。ともかく、
「くっ、この私が変態と
ダクネス、お前以外にどこに変態がいるよ?
(カズマ、お前も十分にな)
「我が配下のモンスターに立ち向かい、見事全滅させて、俺の場所に来れたら、その呪いを解いてやろう。さあ、帰るぞ。ハイヨー、クロバー(黒馬)!」
首無しの馬なので『ヒヒーン』と、鳴くこともなく、
変にカッコつけても、兜のお前にはカブトムシの着ぐるみがお似合いだぞ。
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「カズマ、今回は私のせいです」
めぐみんが俺の前を通りすぎ、一人で外のフィールドを進もうとする。
「待てよ、めぐみん。お前の魔法は雑魚に魔法を一発でもかましたら、そこでお仕舞いだろ。無駄な命は散らすなよ‼」
「無駄ではありません。それに魔力がなくても、私には最後の手段である生命エネルギーが残されています」
「そんな漫画みたいな必殺技ができたら、苦労しねーよ!!」
参ったな。
このロリッ娘、どこぞの熱血少年漫画に影響されすぎだな。
冗談抜きで十字クロスして、グランドキャ○オン? とか放ったら、こんな異世界のやわな地面なんて、真っ二つに割れて、あっという間に星ごと滅びるぞ。
「いや、私も行かせてもらおう」
「ダクネス……お前まで」
「私のためにすまない。ちょっと悪ふざけが過ぎた。この呪いを、めぐみんに解いてもらおうなど、騎士として申し分が立たない」
くそっ、めぐみんを野放しにして、ダクネスに戦闘不能のめぐみん(気絶前提?)の棺桶を引きずらせたくもないし……。
「仕方ないな。俺も行くぜ」
俺は拳を固く握り、二人の前で決意をする。
「みんなで行けば怖くない。デュラハンの手先なんかボコボコにして、ダクネスの呪いも解いてやろうじゃないか」
「ああっ、二人ともありがとう」
俺たちは意気投合し、お互いの拳を合わせあった。
そうだよ。
こんな素晴らしいパーティーを俺は求めていたんだ。
『セイクリット・ブレイクスペル!』
そんな和気あいあいな団結の
その呪文の発動者のメイドアクア(バイトはどうした?)が、真面目な顔つきで、こちらに片手を向けていた。
「もう平気よ。ダクネス。これで呪いは消え去ったから!」
自信満々のアクアが目を輝かせながら、己の魔法の力をアピールする。
だから、お前、バイトはいいのかよ?
「この天使のアクア様の実力なら、デュラハンがかけた呪いなんて、一発で治せるわよ‼」
やる気満々だった、めぐみんの目から黒目が消えた。
これはやべーな。
あまりのショックに戦意喪失か……。
「どうかしら? 私もアークプリーストらしいことするでしょう? ねっねっ、誉めて誉めちぎって♪」
予想外の出来事に酸欠の魚みたく、口をパクパクとさせるダクネス。
俺もめぐみんと同じく、半分くらい真面目な意識が遠ざかっていた。
お願いだから、アクア、ちぎるのは牛乳パンだけにしてくれ。
「あれ? みんな何で黙っているの? もしかして私のこの魔力に惚れ惚れした? これからはアクプリの女神、アクアお嬢様って呼びなさい。おっほっほっ!」
「下らんことを喋るのは、この口か?」
「おごごごごー!?」
俺は大口を開けて笑う、アクプリの口の中に、水魔法の滝を唱えていたのだった……。
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「ふふーん。まだ来ないのかなー♪」
長年熟成された赤ワインを片手に、優雅に鼻歌を歌うデュラハン。
それを遠巻きに見ていた、配下のアンデッドの一人が、竹ぼうきを動かす手を止める。
「何か、最近のデュラハン様、機嫌がいいな」
「そりゃそうさ、数年ぶりに、この城に遊びに来る
「こんな物好きな場所に誰が来るんだよ?」
「だな。でも今は、この城の掃除に専念しないとな」
「確かにな。サボっていたら、デュラハン様の愛用の馬に背中を蹴られちまう」
「そうだな。
配下のアンデッドたちはデュラハンの