ようこそ実力至上主義の教室へ ~ギフテッドとN.I.N.J.Aと……~   作:山上真

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質問です。
2026/5/30時点で、『主人公はぼっちがBクラスに入れるのがよくわからない』との理由で☆1付けられたんですけど、他の皆さんも読んでて『ぼっち』に思いますか?

筆者としては、『積極性もなければ受け身な対応もダメで、徐々に孤立していった結果、それが常態化してしまい、コミュニケーションを取れる相手が一人もいなくなった人』を『ぼっち』だと認識しています。だって『独りぼっち』から来ているんですから。
皆さんはどうです?

個人的に、アズの積極性のなさは度々主張してますけど、あくまでも受け身なだけでコミュニケーション能力自体はシッカリとあるように書いているつもりなんですが……。

フォルテのことを指しているんだとしたら、確かに一話の中でフォルテを『ボッチ』と指していますが、これはアズと桔梗がフォルテと出会ったばかりであり、情報が足りなすぎる結果、フォルテの『友達っていたことがない』という言葉から、大げさに受け止めているだけです。
一種の誇張表現であり、それを利用して距離を縮めるための手法です。
そして、そのことをフォルテもシッカリと認識しています。フォルテ自身、『友達がいなかった』ことは認めても、自分のことを『ボッチ』だとは思っていません。
だから、敢えて『ボッチ』に対しては肯定も否定もせず、だけど苦笑いで桔梗の言葉に乗っかってます。
互いにキチンとコミュニケーションが取れていることは描写していると思っています。

アズを指しているにしろ、フォルテを指しているにせよ、これで『ぼっち』と思われるのは些か以上に遺憾なのですが……。

筆者と読者の、小説に対するスタンスの違いなんですかね?
筆者としては、小説って基本的に文章のみで表現するからこそ、読者に『思考を膨らませてもらう』、読者は『思考を膨らませる』のが醍醐味だと思っています。
一種の展開予想ですね。それで当たったか外れたかで一喜一憂するのも楽しさだと思ってます。場合によっては、それで予想との落差が激しくて追っかけを止める作品も無くはありませんが……。
ただ、中には描写を素直に受け止め過ぎてしまう人も多いみたいです。
今回の評価とコメントを付けた人って、まさにそういうタイプだと個人的には思います。筆者としてはそう思わざるを得ません。
ぶっちゃけた話、『頭空っぽにして読んで楽しめる作品』が好みの人なんだと思います。
そういう人にとって、本作は相性が合わないでしょう。細かな部分を拾っては膨らませて、その部分の説明に話を広げて時間を費やしていますから。


第30話

 五月三日、午前五時。

 アズはパッチリと目を覚ました。

 アズの肉体は時間比率での回復効果が高い。孤児院での生活と逃亡生活の経験が、そのように自己調整をかけたのだ。

 現在は殊更平和な環境と言うこともあり、半ば目覚まし要らずになっている。

 目を覚ましたアズは起き上がろうとして、起き上がれないことを自覚した。左右から両腕を拘束されている。何なら両足も拘束されている。桔梗と帆波に抱き着かれているのだ。これでは起き上がれる筈がない。

 無理矢理起き上がることは可能だが、そこまでするつもりもなければ、する理由もない。

 そんなわけで、再びアズは目を瞑ったのだった。

 ピピピピピピピピ……。

 次にアズを起こしたのは無機質なアラーム音だった。大方、桔梗か帆波がセットしたのだろう。実際、アラームに釣られるようにして二人が目を覚まし、それに伴い拘束も解除される。

 

『おはよう』

 

 三人同時に挨拶を行い、起き上がる。

 

「今何時?」

「八時ちょい過ぎ。アラームセットしたのは八時だから。休みだからって寝すぎるのもね」

「私は八時半にセットしてた。まあ、三十分くらいは誤差か……」

 

 アズの問いに桔梗が端末を操作しながら答え、帆波が伸びをしながら続いた。

 

「あ~、良く寝たわ。やっぱ抱き枕があると最高ね」

「私も。久しぶりにグッスリ眠れた感じがある」

「それはようございました」

『ぷっ……くくっ……』

 

 些細なやり取りをして、三人同時に笑みを零した。何がおかしいのかも分からない。それが逆におかしかった。

 

「んじゃま、朝風呂でも入ってスッキリしますかね……」

「一緒に入ろう! 友だち同士でのお風呂、興味あります!」

 

 桔梗が伸びをしながらそう言えば、帆波が片手を挙げてそれに続いた。()()()()()()()は、殊の外帆波のテンションを上げているらしい。

 

「いやまあ、構わないけど、流石に三人で個室のお風呂は狭くない?」

「なんか、普通に私まで計上されてるんだけど!?」

「そりゃ計上するでしょうよ。帆波は()()()()()()()()()()をお望みなの。お分かり?」

 

 桔梗がそう言い、帆波は捨て犬か捨て猫か捨て兎の如き眼差しでアズを見つめてくる。

 

「ぐっ……、そう言われたら返す言葉がない。そして、そんな眼差しで見つめられたら断る術がない」

 

 そんなバカっぽいやり取りをした後、お風呂を温め直し、三人で仲良く入ったのだった。案の定、三人だと狭かったが、そんなのは些細な問題である。

 なお、アズは再び暴走し、盛大に桔梗と帆波の胸を揉みしだいた。当然の如く折檻されたが。

 朝食は桔梗と帆波が協力して作った。そのために、二人とも自室に食材を取りに行った。まあ、基本が一人暮らしのため、買った食材を無駄に出来ないということなのだろう。――昨夜の食事の提供で、アズの部屋の食材が心許なかったのも一因ではあるだろうが。

 

「私は今日も帆波と一緒に行動する予定だけど、アンタはどうすんの?」

「私は昨日と一緒だよ。隆二と須藤と外村と行動する。須藤に付き合ってバスケして、外村にPCとプリンターを見繕ってもらう。んで、勉強だね」

「あ、今日もあの二人の面倒を見てくれんの?」

「よく言うよ。それを期待して、わざわざ私を介して二人に伝えたんでしょ?」

「バレたか……」

「いいなあ、楽しそう。桔梗ちゃん、こっちが早く終わったらアズたちに合流しない?」

「ん? まあ、いいけど……」

 

 おしゃべりに夢中になって食事がなかなか進まないが、よくある光景だろう。

 結局、朝食を食べ終えるのに結構な時間を費やしてしまったのだった。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

「バスケ部の先輩に教えてもらったんだけどよ」

 

 そう言った須藤が向かったのは学校とはまた別方向。しかし、その足取りに迷いはない。

 アズ、神崎、外村はおとなしく須藤の先導に従い、やがて辿り着いたのはストリートのバスケコートだった。

 どうやらここは『スポーツエリア』とも言うべき場所らしく、他にもテニスコートやサッカーコートが点在している。

 

「生徒である以上、学校の体育館も使えなくはねえんだけどよ。そっちの方はどうしたって部活の方に優先権がある。俺一人ならまだしも、お前らも一緒となると遠慮せざるを得ねえ。

 そんなわけで、部活関係なしに練習ってーかダチと遊ぼうと思ったら、候補は二つしかねえ。ここか、町中の屋内球技場かだ。

 ここは寮から距離があるし屋外ってこともあって雨の日なんかは向かねえが、利用料金は無料だ。俺みたいな手持ちポイントに余裕のない奴には重宝してる。ただし、長時間の独占は禁止だ。他の利用客がいないならまだしも、基本的には譲り合いの精神が必要になる。

 一方、町中の屋内球技場はポイントを払って借り受ける仕組みだからな。屋内だけあって雨でも関係ねえし、仲間内だけで楽しむことが出来る」

 

 須藤の説明に嘘はないようで、チラホラと利用者はいるが、その腕前は実に様々だった。素人さながらの腕前の者もいるし、到底部活をやってるようには思えなかった。

 

「よお、須藤! なんだ、お前も来たのか? てか、お前、『勉強に集中するから部活を休みます!』って言ってたじゃねーかよ。ありゃ嘘か?」

 

 そのうちの一人が気安げに須藤へと声をかけ、その頭をガシガシと撫でる。

 

「ちょ!? 止めてくださいよ、先輩! 嘘じゃねえですって!」

「事実ですよ。勉強だけだと、須藤の精神力が保たずに、逆に効率が悪いですので。代理とはいえ、須藤の教師役としては気晴らしの必要性を認めざるを得ません」

 

 どうやら、相手はバスケ部の先輩であるらしい。須藤は口では不満を言いながら、実際には反抗することもなくされるがままだ。見兼ねたアズが横から口を挿む。

 

「お? 部活荒らしの嬢ちゃんじゃねーか。君が須藤の勉強を見てやってくれてるのか?」

「代理ですけどね。……はじめまして。星之宮クラスのアズ・セインクラウスです」

 

 アズが名乗ると、神崎と外村も続いた。

 

「丁寧にすまねえな。3-Aの真壁だ。……コイツ、熱くなりやすいのが玉に瑕だが、バスケの腕は良いんだよ。どうか、よろしく頼む」

 

 そう言って、真壁はアズたちへ頭を下げた。

 その後、()()()()()ということで、真壁たちも一緒に遊ぶことになった。真壁もクラスの友人と気晴らしを兼ねて遊びに来たらしい。先輩との伝手を持っておいて損はなく、アズたちとしても異論はなかった。

 そうして真壁がツレを呼んだ。男子が二名に女子が一名。うち、男子の一人には見覚えがあった。女子の方も、何となく見覚えがある気がする。

 どこで見た? ――そんなアズの疑問は、自己紹介を受けることで即座に霧散した。

 堀北学に橘茜。共に生徒会のメンバーであり、堀北の方は生徒会長だ。……道理で見覚えがある筈だ。

 

「アズ・セインクラウスに神崎隆二か。今年の1-B――いや、既に1-Aだったな……。――は、だいぶ飛ばしているらしいな」

 

 堀北は、アズと神崎に向けてそう言った。質問ではなく断定している。

 

「ほう? 入学早々にクラス逆転を果たしたのか、そいつは凄え!」

 

 真壁は感嘆の言葉を洩らして口笛を吹いた。

 

「それだけではない。昨日付で、他の三クラスから一名ずつスカウトして移籍を果たさせている。更に言うなら、先月時点で学校側の判断によりDクラスから女生徒が一名移籍させられている」

 

 堀北は真面目ぶった表情を崩すことなく、冷静に補足を入れた。茜を含め、堀北を除く先輩たちは揃って驚愕の表情を浮かべている。

 

「他学年のことにも拘らず、随分とお詳しいようで……」

「生徒会長ともなれば、その程度の情報を得る権限は与えられている。……まあ、偶然に過ぎないのも事実ではあるがな。今年の一年には不肖の妹も入学している。そのため、一年に対する注目度が上がっていたことは事実だ。

 とはいえ、だ。アズ・セインクラウス。それを差し引いても、お前に対しては入学当初から注目していた。入試成績は満点。面接態度も、積極性には欠けるがコミュニケーション能力自体は文句なし。……生徒会長として、注目するのは当然だと思わないか?」

 

 堀北はニヤリと笑いながらアズを見据えた。それに合わせ、キラリとメガネが光る。抜群の()()()()()だった。

 

「ちなみにだが、そうして他クラスからスカウトした人物の中には、『後輩先生』――綾小路清隆も含まれている」

「マジか!? 綾小路先生も含まれてんのかよ!? いや、確かに綾小路先生はクラス移籍を望んでたが……。てか、綾小路先生が俺たちの勉強を見てくれんのも、そのためのポイント稼ぎが目的とは言ってたが……」

 

 堀北による更なる補足を受け、真壁は再度驚愕した。綾小路は、彼にも先輩から『先生』と呼ばれているらしい。

 

「綾小路の奴、いつの間にかそんな二つ名を付けられていたのか……」

 

 神崎が静かに呟く。どうやら、二つ名に関しては神崎も知らなかったようだ。

 言葉こそ発していないものの、須藤と外村も見るからに驚いている。まあ、彼らは綾小路と同じクラスだったので、その分だけ驚きも一入だろう。

 

「しかし、この短期間にどうやってそこまでのポイントを稼いだっていうんですか!? 普通に考えてあり得ないでしょう!?」

 

 茜が堀北へと叫ぶ。

 

「具体的な方法は俺も分からん。……が、ポイント自体は五月一日付で学校から振り込まれた正規のものだ。その額は三百六十万。無論、これはクラスの支給ポイントとは別だ。

 そして興味深いことに、クラスの中でただ一人だけ該当のポイントが振り込まれていない生徒がいた。1-Dから移籍させられた生徒――佐倉愛里だ。

 さて、これは一体何を意味しているのか……。考えると、実に興味深いな?」

 

 言葉通り、堀北は興味津々な眼差しをアズと神崎へ向けている。――いや、堀北だけではない。他の先輩たちも同様だ。

 

「……と、後輩を怖がらせるのもここまでにしておくか」

 

 瞬間、堀北は態度を一変させた。冷厳な雰囲気は未だに漂わせているものの、与えられる重圧は見る影もなく霧散した。

 

「ゲームの前に準備運動といこう。橘、女子同士、アズ・セインクラウスとはお前が組んでやれ」

 

 そして、他の面々を置き去りにして仕切りだす。とはいえ、言ってることは実にまともな辺り、流石は生徒会長ということか。

 

「あ、はい。分かりました、堀北くん。……よろしくお願いしますね」

 

 茜を始め、先輩たちは不満を洩らすことなくそれに従っている。

 

「よろしくお願いします」

 

 茜に笑顔で挨拶をされたので、アズもまた挨拶を返した。何と言うか、同じ生徒会役員だというのに、与えられる印象が大きく異なる。毒気を抜かれると言うか、茜は()()の印象が強い。堀北と比べるとまさしく雲泥の差だ。……比べる対象が間違っていると言われれば否定はできないが。

 準備運動が終わった後は、手始めに一年対三年でのゲームと相成った。どちらも玉石混交なため、学年は違うが殊更にハンデはない。

 バスケ部員同士ということもあり、須藤が真壁を、神崎が青島という男子を、アズが堀北を、そして外村が茜を相手取る。

 これは性別よりも能力に重きを置いたが故の判断だった。外村は太めの体型が示すとおりに運動能力が低い。男子に当てるよりは、女子の茜に当てた方が勝算はあるだろうと考えたのだ。

 

「ほう? 俺の相手はお前か、セインクラウス。てっきり神崎を当ててくるかと思ったが……」

「それも一案ではあったんですけどね。性差や体格の違いからくる膂力なんかを除けば、身体能力自体は私の方が隆二より優れているんですよ。殊更バスケを得手としていないのは私も隆二も同じですし、その上で放たれるプレッシャーは貴方の方が残りの先輩より上です。それを踏まえた上での選択ですよ」

「ふむ。その見立ては正しいな。ことバスケに関しては真壁に劣るが、運動能力自体は劣っているつもりはない」

 

 向き合った堀北とアズが言葉を交わす。

 元より四対四の変則試合だ。ジャンプボールではなく、ジャンケンで先攻を決めることになっていた。そして、ジャンケンをするのは須藤と真壁だ。

 

「堀北!」

 

 青島の声が響き、堀北の元にボールが届く。カットは出来なかった。である以上、抜かせないことを重視する。

 

「チッ、中々に骨だな……」

 

 ドリブルをしながら、堀北が舌打ちした。

 自分で言っていた通り、バスケの技量自体はそこまででもないのだろう。『ドリブル』というバスケに不可欠の要素が堀北の足を引っ張っていた。とはいえ、身体能力自体は優れているため、生半な人物では相手にならないだろう。この場合、単に()()()()()()()()という事実が悪かった。

 

「橘!」

 

 自力で抜くのを諦めた堀北は、茜へとパスを回した。

 

「え!? きゃ!?」

 

 だが、それが悪手となった。よもや自分にパスが回ってくるとは思っていなかったのか、茜は堀北からのパスを受け取り損ねてしまう。

 

「チッ……!」

 

 舌打ち一つ。堀北は転がるボールを追った。こうなる事態を考えなかったわけではないが、堀北には茜にパスを回す以外の選択肢がなかったのも事実である。真壁と須藤、青島と神崎は互いが互いをマークしていたし、バスケ部ならざる堀北は、微妙な均衡を見抜く目と感覚を持ち合わせていなかったのだ。

 堀北と同時、アズもまた駆け出していた。一歩のリーチは堀北の方が上だが、身軽さでは小柄なアズの方に軍配が上がる。

 結末が分からぬ勝負は、取り敢えずアズが制した。アズがボールを取ったのだ。

 しかし、本格的な決着がついたわけではない。先程とは攻め手を変えて、アズと堀北の勝負が行われる。

 

「行きますよ!」

「来い!」

 

 言い、アズは堀北に勝負を仕掛けた。

 アズとしては些か卑怯な気がしなくもなかったが、使える能力を使うのも、また正当である。AZと名付けられた所以――その才能の豊富さを、アズは遺憾なく発揮した。

 今日、バスケに付き合うと決まったことにより、アズは昨日の時点でバスケの試合動画にある程度目を通していた。その中には、プロバスケ選手の試合映像もある。

 アズのポテンシャルと現行のスペックを以てすれば、映像で見ただけのプロの動きを限定的に再現するのは決して不可能ではなかった。

 

「な……!?」

 

 驚愕の声が堀北から洩れる。油断をしていたつもりはなかったが、何をすることも出来ずに抜かれてしまったのだから無理もない。

 呆気に取られたのは他の先輩たちも同じだった。クラスメイトということもあり、それだけ堀北学という人物をよく知るからこそ、その堀北が鮮やかに抜かれるのは想像の埒外だったのだ。

 同時、『部活荒らし』として名を馳せているとはいえ、素人同然の少女がプロと見紛う動きを取った衝撃もあった。

 先輩たちが呆けたのはほんの僅かだったが、その()()が勝負を決めた。堀北を抜いたアズはそのままシュートに移り、投げられたボールは綺麗にゴールネットを通過する。

 かくして、後輩チームが先制点を取った。

 

『おおおおーーーーっ!?』

 

 瞬間、歓声が上がった。コートの周りには、いつの間にかある程度の観客がいたのだ。

 そして彼らの中には撮影している者もいた。彼らは悪びれることもなく、撮影した動画を生徒用の掲示板に上げる。

 或いは、『堀北学、敗北の瞬間!』……と。

 或いは、『部活荒らし、生徒会長を食らう!』……と。

 面白おかしい見出しを付けて上げられた動画は、校内において一廉の知名度を誇る両者が関連しているとあって、利用者である生徒の間に瞬く間に拡散されたのだった。




今回登場した真壁先輩と青島先輩はモブのオリキャラです。
堀北学及び橘茜とアズの接触シーンのために登場する運びとなりました。

原作で『スポーツエリア』があるかは分かりませんが、個人的にはあってもおかしくはないと思っています。
本文中で言及してますが、学校の体育館やグラウンドの優先利用権は、一般生徒よりは部活にあると思いますので。
そうなると、一般生徒が球技を楽しむための場所も必要になってきます。で、生徒の全員が手持ちに余裕があるわけでない以上、両者の棲み分けも必要になってきます。
結果、本作では『無料で利用可能な屋外のスポーツエリア』と『有料の屋内球技場』が用意される運びとなりました。

堀北会長が『かませ』っぽくなっていますが、『よう実』作内において『誰もが認める強者の一人』だからこそ相手に選ばれました。アズの強者感を出すには、相応の相手が求められるのです。
同時、あくまでも『バスケ』という、『本分ではない舞台』での『限定的な勝負』であり、『初戦』だからこその結果でもあります。
今回の結果だけでは、決して学がアズに劣っていることにはなりません。

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