ようこそ実力至上主義の教室へ ~ギフテッドとN.I.N.J.Aと……~ 作:山上真
神崎の部屋を辞したオレは、そのままロビーには向かわず、一旦自室に戻ることにした。
池はどうでもいいとして、問題は佐藤たちだ。実際に佐藤以外が来るかは分からないが、佐藤が参加することは紛れもない事実。その上で、現在の服装はあのギャルを相手にするには適さないだろう。
何とも面倒なことだが、勉強をするというのに、彼女みたいなタイプが重視するのは、第一に学力ではなくファッションなのだ。見栄えがいいから、その言葉にも信憑性が出る。その言葉を信じるに値する。そういうタイプなのだ。
先輩方との付き合いを経て、今のオレはそういうことも理解している。『百聞は一見に如かず、百見は一行に如かず』とはよく言ったものだ。
特に、アイツ等のオレに対する印象は底辺に近い。Dクラスにいた時は特に自己主張することもなかったし、その上でクラス移籍を果たしたからな。まずはその印象を覆す必要がある。現在は、辛うじて櫛田の言葉が信じられているに過ぎないのだ。
個人的には、そこまで骨を折って勉強を見ることに疑問がなくはないのだが、それが『社交性』と言うのであれば、それを信じて行動するより他にない。何せ、今のオレは星之宮クラスの一員なのだから。
オレのミスは、すなわち櫛田の評価を下げることに繋がる。
だからどうした? そういう気持ちがあるのは事実だが、だからといってその気持ち通りに行動しては、オレはそれこそホワイトルームの奴らと同じである。流石にそれは我慢がならない。オレはアイツ等とは違うのだ。
とはいえ、オレ自身には大したファッションセンスがあるわけではない。なので、昨日のイベントでファッションショップの店員さんにチョイスしてもらった服装で行くことにする。オレ自身が選ぶよりは効果がある筈だ。
ちゃっちゃかと着替え、端末とペンを持ったら準備は完了だ。オレ自身には勉強道具など必要ないからな。そもそも、こういう場合は勉強を教わる側が持ってくるものだろう。それすら出来ていない奴に教える義理もない。
寮のロビーに着くと、そこには既に佐藤たちの姿があった。池に佐藤、軽井沢に篠原、前園に松下、王だ。
「すまないな、待たせたようだ。――しかし、何ともバリエーションが豊かだな? オレがDクラスにいた頃からは想像できない組み合わせもある」
特に、王が混ざっていることが異質に感じる。
「おっそ――ってええぇぇっ!? ホントに綾小路くん!? クラスにいた時とは豪い違いなんだけど!?」
声をかけたことでオレの到着に気付いた佐藤が文句を言おうと振り向き、結局は言葉になり切らずに驚愕を露わにした。
見れば、他の面子も大なり小なり驚いている。
「誉め言葉として受け取っておこう。まあ、店の店員に選んでもらったものだから、オレ自身のファッションセンスなんか高が知れているさ」
「いや、だとしてもこれは驚くわ。素材が良いのは分かってたけど、あの根暗男がここまで変わるもんなのね……」
「『根暗男』とは酷い言い草だな、軽井沢。オレの場合、これまで育ってきた環境が厳しすぎただけだ。正直、学校に通うのもここが初めてだからな。勝手が分からずとも仕方あるまい。
で、表情はともかく、内心ではウキウキワクワクとして『初めての学校』に来てみたら、配属されたのは事前に学んだ常識より混沌としたクラスだったオレの気持ちが分かるか? 特に、ここは日本でも有数の名門校にして進学校なんだぞ?
それでも、経験がないから『こういうものか……』で済ませていたんだが、その状況でBクラス――現在のAクラスと出会ってみろ。そりゃあ、天秤も揺れ動こうというものだ」
「櫛田さんが言っていたけど、平田くんによる注意喚起も綾小路くんがお願いしたんでしょ? それであの結果じゃあ、まあ見切りを付けられても仕方ないよね……」
オレが言えば、肩を落としながら佐藤が続いた。
「うそ!? アレって平田くんの発案じゃなかったの!?」
「そこに関しては難しいな。平田自身、それとなく気付いてはいたかもしれない。
だが、自分から発言することはなかっただろうな。注意喚起が一度しか行われなかったのも、それを裏付ける。あくまでも、クラスメイトだったオレの頼みだから、平田は引き受けて実行したと考えるべきだ。
オレが見たところ、平田は極度の利他主義者だ。他人の幸せが自分の幸せと、本気でそう言えるタイプだ。しかし、その幸せは長期的なそれではなく短期的なそれだからタチが悪いと言えるな。将来の利益を得るためであろうと、一時的な不便を強いるのを我慢できないタイプ。そう言えば理解できるか?」
オレの平田評に、一部は納得したように頷き、一部は半信半疑の視線を寄越した。
「確かに、綾小路くんの評価が正しいなら、頷ける部分は多いね。平田くんって軽井沢さんと付き合ってるのに、それっぽさが感じられないんだよね。手を繋ぎ合ったりはしてるんだけど、それだけって言うか……。表面的な『彼氏彼女』をなぞってる感じ……? 軽井沢さん、そこら辺どうなの?」
「うえっ!? いや、それは……。ホラ! 私たち、まだ高校生だし! 一年生だし!」
松下の言及に、軽井沢は分かりやすく慌てふためいた。
正直、そこら辺に関してはどうでもいいため、軽井沢に助け舟を出してやることにする。
「それはともかく、今はお前たちの勉強を優先するべきじゃないのか?
ぶっちゃけた話、オレ個人としてはお前たちが赤点を取ろうと退学を取ろうとどうでもいい。だが、こういったオレの考えは星之宮クラスにそぐうものではないし、オレ自身も嫌悪している。だから、お前たちに手を差し伸べている。
しかし、肝心要の教えを乞う側であるお前たちにその気がないのなら、オレは即座に手を引っ込めるぞ?」
「うわ~、ドライ。でも、言ってることに間違いはないね」
オレの言葉に松下が肩をすくめながら同意した。
「ですね。――『どこか、カフェにでも行きませんか?』と、そういう話になっていたんですけど……。綾小路くんはそれで構いませんか?」
「構わんが、コーヒー一杯で長時間粘るのもな……。それはそれで店に迷惑だろう。
そちらが構わないならカラオケはどうだ? 多少喧しくはあるが、それが我慢できるなら長時間居座っても問題はないし、ドリンクも飲み放題だ。ある程度のところで歌って気晴らしもできる」
王が提示したのは無難な選択肢ではあったが、それは手持ちに余裕がなければの話だ。理論上は問題ないにせよ、間違いなく店側からの印象は悪くなる。社会の一員として生きるなら、基本的には取りたくない手段だ。
だから、オレは代わりにカラオケを提案した。芸がないと言えば芸がないが、長時間の勉強をする上で利点が大きいのも確かだ。
「それが出来るならの話でしょ。正直、私らの大半はポイントに余裕がないってーの」
「うん? 佐藤から聞いてないのか? 必要経費はオレが持つと言っておいた筈だが?」
「え!? アレってカラオケもオーケーなの!? カフェのドリンク一杯程度の値段じゃないよ!?」
オレの言葉を聞いた軽井沢が呆れたように言う。それに疑問を覚えて佐藤に目を向けると、知っていた筈の佐藤からして驚いていた。
「なるほど、理解した。双方の手持ちの余裕の差が、互いの認識を歪めたわけか……」
気付いてしまえば単純なことだった。
ポイントをほぼ使い切り、或いは没収され、今月の支給ポイントもゼロ。そんなDクラスの面々にとっては、必要経費の予算額を低く見積もってしまったわけだ。別段おかしなことではない。
だが、三年の先輩相手に塾を開いて荒稼ぎしたこともあり、オレの手持ちは彼女らの予想以上には多い。一部を須藤に渡してきたが、あくまでも一部だ。実際にはまだまだ余裕がある。
「『論より証拠』といくか」
呟いたオレは、場の面々を見渡した。
「松下、お前の連絡先を教えてくれ。オレのポイントの一部を譲渡する」
「……なんで私に?」
「この面子の中で、一番有効的に活用できそうなのがお前なんでな。王も候補に挙がるが、押しに弱そうだ。それよりはお前の方がいい。……お前、普段から実力を抑えているだろ?」
警戒しながら問うてくる松下に、オレは何の気なしに答えてやった。
正直に言うと、オレ自身が然程周囲に注意を払っていなかったこともあり、気付いたのは本当に最近で偶然なわけだが。
「なんで!?」
だが、松下がそんな裏事情を知る筈もない。そして、警戒すればこそ、ピンポイントで突かれた際には隠しきれるものではない。覚悟を決める時間があるならまだしも、ないなら尚更だ。
「正直、気付いたのは偶然だったわけだがな。小テストの点数が発表されたとき、お前は愕然とした表情を浮かべていたんだよ。
普段から周りに合わせていても、いやだからこそ、齟齬が生じることになったんだろうな。普段は佐藤たちに合わせていても、それは同時、その学力を測る機会を逃し続けることになった。
そんな時に行われたのが、あの小テストだ。コレで問題が高校の授業でやった範囲なら、お前は変わらずに誤魔化すことが出来たんだろう。擬態を続けることが出来たんだろう。
だが現実には、大半は入試よりも格段に簡単な中学の内容で、それ以外は二年以降に習う範囲。結果、お前は擬態に失敗した。……なあ? あの小テストで85点を取った松下千秋」
つまりはそういうこと。努力次第でレベルの異なる相手に合わせることは可能だが、合わせ続けるのは無理があるのだ。必ずと言っていいほど、どこかで片鱗が露呈する。
その一方、内容が内容だったから、佐藤たちに対してはどうとでも誤魔化せる範囲でもあった。
或いは、それがあったから、松下と王の間に関係が出来たのかもしれないな。王もまた松下に疑念を抱いて接触した。そう考えればある程度の筋は通る。
松下とて、おバカ連中とばかり付き合ってはいられまい。その点で、学力優秀な王との接触は歓迎した。……フム。十分にあり得そうだ。
「あの小テストでは、オレもまた擬態したからな。結果を見て愕然とした表情を浮かべる者がいるなら、その理由を察するのは容易い。それが、普段不真面目な奴らと付き合っているなら尚更だ」
「そう言えば、松下さんは授業中のチャット参加が極端に少なかったかも……」
とかく人間は周りに流される。だから、気にしないときはトコトン気にしない。――だがそれは、一度怪しまれることがあれば、数珠繋ぎに怪しまれることを意味している。疑惑が疑惑を呼び、連鎖するのだ。
軽井沢、佐藤、篠原、前園……友人たちの視線が、松下へと突き刺さる。
「あーもう! 分かった! 分かりました! 参りました! 降参! 確かに私は手を抜いていた! ……これでいい!?」
そして松下は、キレ気味に手を抜いていたことを認めた。
「ほんっと最悪! 何が最悪かって、この学校のシステムと、高円寺くんみたいなタイプの人が同じクラスだったことよ! 不真面目なのに、成績はいい。この学校の実情を知って方針を変えようにも、クラス内に一人でもあんなタイプの人がいたら、『実力を隠してた』って一点で同じように見られるのよ!
んで、『なんで手を抜いていたんだ!?』って責められるわけ! こっちの答弁なんか聞きもせずにね! そりゃ当然。だって、責めてる方はホントはそんなのどうでもよくて、誰かに責任を擦り付けたいだけなんだから! 自分の実力のなさには見向きもせずにね!
かといって、普段から実力を出していたら、それはそれで寄りかかったり、生意気だの何だのと言いがかりを付ける!
なら、私にどうしろって言うのよ!? ――ホント、何でこうなるのよ……。こっちは、単に気ままな学生生活を送りたかっただけだってのに……」
捲し立てた松下は、最後にはガックリと肩を落として溜息を吐いた。
それは、他者より実力を持っているが故の慟哭だった。
「ゴメン。私、自分のことばっかりで、松下さんが苦しんでるのに気付かなかった」
そう言って頭を下げたのは軽井沢だった。
「私、中学の時にイジメを受けてたの。理由なんか分からない。私自身は、ただ普通に学校生活を送っているだけのつもりだった。――だけど、ある時を境に、そんな日々は一転した。
殴る蹴るの暴行は当たり前、無理やり落ちてる食べ物を食べさせられたり、好きでもない男子に告白させられたり、靴を舐めさせられたり、引き出しに動物の死骸を入れられたり、考えられるあらゆるイジメを受けたと思う。実際、左脇腹付近には消えない傷痕が残ってる……」
「……あ。水泳を見学したのって、もしかして、それで?」
「うん。だから私は、高校ではあんな目に遭いたくなかった。遭わないことを優先した。かつて私をイジメていた人たちのキャラを真似て、傲慢な態度を取るようにした。
でも、反発を買うのは避けられないから、クラスの人気者である平田くんの彼女に収まることでカバーすることにした。平田くんが推しに弱いことを見越してね。
たぶん、平田くんはイジメをしていた人なんだと思う。イジメを受けていた私だから分かる。そういう人に特有の空気を、平田くんは持ってる。まあ、平田くんのことだから何かしらの理由はあると思うんだけど、強く後悔している。そのことも、私には都合が良かった。
でも、それが松下さんを苦しめることになっていたんだね。
私はイジメられないことを優先する余り、自分が誰かをイジメる立場になってたことに、今の今まで気付かなかった。いつの間にか、あんな奴らと『同じ穴の狢』になってた。同じとこまで堕ちていた……」
軽井沢の言葉は、徐々に震えていった。地面には雫が落ちる。泣いているのは明らかだった。
そして、そこからはオレを余所に謝罪合戦が始まった。一人一人、自分の悪かったことを告白していく。
それを見て、オレは思った。――ああ、これもまた儀式なのだ。
歓迎会を通してオレが星之宮クラスの一員になったように、コイツ等は謝り合うことで、クラスメイトに、友人になろうとしているのだ。
「あー、スッキリした! 相手次第ではあるけど、やっぱり隠し事をしてるのって気が咎めちゃうのよね! きっかけはともかく、吐き出せて楽になったわ!」
「私も。本来、ああいうキャラって私の性に合ってないのよね」
謝罪合戦終了後は、特に松下と軽井沢がスッキリとした様子を見せていた。
「で、落ち着いたなら連絡先を教えてほしいんだが?」
「ああ、そうだったわね。……はい」
「確認した。……じゃあ、ポイントを送るぞ」
言って、オレは松下にポイントを譲渡した。額は須藤に渡したのと同じだ。
「って二十万!? どうやって稼いだのか非常に気になるんだけど、教えてくれたりは?」
「別に構わないが、お前たちに真似できるとは思えないぞ。オレは三年の先輩方に勉強を教えることで稼いだからな。ちなみに、月末締めの、一ヶ月一教科一万だ。別料金で、更にカスタマイズしたプリントを用意したりもしたな」
「はい、無理~。どうやったら三年に勉強を教えられるってのよ?」
「言っただろ。厳しすぎる環境で育ったと。過去には嫌悪しかないが、その賜物だ」
端的に伝えて、オレは口を閉ざした。これ以上、この話題を続けるのは御免である。
「ま、そんなわけでオレの手持ちにはまだ余裕がある。心配する必要はない」
「そう言われるのはありがたいけどよ。上手い話には裏があるもんだろ? 特に、俺たちはそれで痛い目に遭ったばかりだ。警戒せずにはいられねえよ」
「尤もだな、池。『クラスの方針に合わせる』だけでは理由が薄いというのなら、もう一つ理由を付け加えよう。お前たちにはオレの教材になってもらう」
「教材?」
「ああ。育った環境の弊害だな。オレは情操教育が未熟なんだ。無表情がデフォルトなくらいには情動が薄い。
挙句、『極端なまでの合理主義者』だ。『他人は自分勝つための道具』という考えが、骨身にまで染みついている。
もっとも、オレ自身はそんな自分を嫌悪しているし、何とか『変わりたい』と足掻いている最中だ。
だからこそ、感情的と言うか、考えなしと言うか、そういう面が強いお前たちは教材として打ってつけな面があるのは否めないんだ。
星之宮クラスの面々からも学んでいる最中だが、あのクラスはとかくお行儀がいいからな。必然として行き届かない部分がある。言ってみれば『無軌道さ』だな」
そう。星之宮クラスと茶柱クラスを比較した場合、間違いなく
しかしその一方で、
「無軌道さ、無軌道さね……。まあ、そう言われても否定はできないか。何せ、うちのクラスはマナー違反の常習犯が揃っているからね」
「んじゃ、理由にも納得がいったところで、ありがたく綾小路くんにゴチになろっか」
「綾小路先生! 私、ほんっとバカなんで、よろしくお願いします! どうか見捨てないでください!」
佐藤が片手を挙げたかと思いきや、そんなことを宣ってオレに頭を下げた。
「そこはお前たちの熱意次第だ。――とにかく行くぞ。時間が過ぎてく一方だ」
そうして、オレは元クラスメイト達を引き連れてカラオケへと向かうのだった。
本話と同タイミングで、R-18の方に『よう実~ギフテッドとN.I.N.J.Aと……~ IF SRORIES』を投稿しています。
不意にエロが書きたくなったので吶喊仕様で仕上げました。
IFとは打ってますが、エロに関する部分を除けば本編に組み込んでも違和感がない形にはなったかなと思います。
原作で実際に千秋が小テストで何点を取ったのかは分かりませんが、彼女の能力からすれば85点はあり得る展開だと思います。
同時、高円寺の存在が千秋が吹っ切れるのを邪魔した可能性も否めません。
ただ、本作ではこの時点で星之宮クラスが高い実力を見せつけてます。CP的には真嶋クラスと大差がないとしても、『他クラスから生徒をスカウトした』という実績は、CPとは異なる脅威を抱かせるには十分です。
そういう意味では、原作以上に危機感を抱いていてもおかしくはなく、それもあって割とアッサリ手抜きを認める流れにしました。
恵がイジメを受けていた過去を暴露したのも、その影響です。
根底的に、高度育成高等学校は『クラス評価制』を用いているため、『下位のクラス』というだけで、見下される、因縁を付けられる土壌は十分です。
それを対処できるだけの能力を持っていればいいのでしょうが、虚勢で誤魔化すのは限度があります。
早い話、無理して取り繕ったキャラが裏目に出てしまったわけですね。
そのため、咄嗟に機転を利かせて過去を告白しました。千秋という新たな寄生先が見つかったが故と考えてもらえれば……。
もちろん、綾小路のことも寄生先に加えることを考えていますが、クラスが変わってしまったため、現状では地道に親密度を重ねるしか打つ手がありません。
そういう意味でも、『傲慢な女子』よりは、『理由があって傲慢を演じていた女子』の方が『受けがいい』と判断した結果でもあります。
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