ようこそ実力至上主義の教室へ ~ギフテッドとN.I.N.J.Aと……~ 作:山上真
第76話:『夏季、グループ別特別試験』の始まり。
不意に携帯端末が震え、キーンと甲高い音が鳴った。
一人や二人ではない。その場にいる全員の端末が同時に音を立てた。
「うるさっ!?」
誰かが叫び、誰もが耳を押さえていた。
この特徴的な音は、
多くの携帯は地震などで『緊急速報』を受信した場合にも、同様にマナーモード中でも音が鳴る措置を取っている。緊急速報の場合は居住エリアにもよるが、この
現在、アズたちはラウンジで楽しくおしゃべり中だった。ただでさえ複数人が一緒だったのに、場所がラウンジだ。自分たち以外にも沢山の人がいておかしくはなく、そんな状況で各自の端末が一斉に音を奏でたのだ。
局所的に音が集中して鳴り響いたのだから、耳を押さえるのもおかしくはない。
『生徒の皆さんにご連絡いたします。先ほど、全ての生徒宛に、学校から連絡事項を記載したメールを送信いたしました。――――』
直後の船内アナウンス。言葉には出さず、誰しもが『特別試験』の始まりを予感した。
「取り敢えず、確認しよっか」
帆波の音頭に従い、その場の全員が己の端末を操作する。
送られたメールの出だしは、全員が同じだった。『間もなく特別試験を開始いたします。各自指定された部屋に、指定された時間に集合して下さい。10分以上の遅刻をした者には、ペナルティを科す場合があります』。……ここまでは全員が共通だった。
しかし、その後が違った。
そして、また同じ内容で閉じる。『所要時間は20分ほどですので、お手洗いなどを済ませた上、携帯をマナーモードか電源オフにしてお越し下さい』。……こんな感じだ。
違うのは、指定された
「私、桔梗、帆波は同じ時間と場所だね」
それぞれのメールを見比べて、アズは呟いた。この三人は、『本日20:40までに、2階201号室』となっていた。
「
「いや、そうとも言い切れない。俺の集合時間は15:20になっているからな」
桔梗の言葉に神崎が異を唱えた。
その後、銘々が時間と場所を告げていく。結果、時間が被っている者もいれば、被っていない者もいることが分かった。中には14:00を指定されている者もいた。
これにより分かったのは、おそらく『40分刻み』で時間が組まれていることだ。必須枠で20分、猶予枠で20分といったところだろう。
『所要時間は20分ほど』という言葉には、『20分以内に終わる可能性』と『20分以内に終わらない可能性』の二つが込められている。
それでいて、『10分以上の遅刻したものには~』という警告。裏を返せば、『10分以内の遅刻であればペナルティはない』ということだ。
これらを組み合わせると、『長くても30分で終わる』という意味合いになる。或いは強制的に終わらせるのかもしれないが、10分以上の遅刻をすれば、『猶予枠を合わせても時間が足りなくなる可能性がある』と考えるのは不可能ではない。
それ故のペナルティだとすれば話は通るし、その一方で、『科す
また、20:40を指定された三人が三人とも同じ部屋を指定されていることから、『時間と部屋はワンセット』と考えるべきだ。
「取り敢えず、時間の余裕がないから私はもう行くね」
14:00を指定された麻子が席を立つ。
「麻子~、ペンとメモ帳は忘れずに持っていってね?
所要時間を考えると、
当然ながら重要事項も説明されるとは思うけど、撮影が許可されるかは分かんないからさ。――でも、撮影は許可せずとも、メモを取るのは許すのが世の中だからね。
まあ、それすら拒否するならお手上げだけどね。そうなったら、あとは個人個人が可能な限り記憶するしかない。
どちらにせよ、優先するのは『固有の項目』をお願い。こうしてわざわざ場所と時間を分けている以上、必ずどこかに『他とは違う箇所』がある。共通項目なら協力すればどうにかなると思うけど、固有項目はそうはいかないからね」
立ち上がった麻子に、桔梗が声をかける。
「そうだね、了解。あとでメモ帳とペンが必要だったかはチャットに上げるけど、その前に他の皆にも用意だけはするように伝えておいて」
「オーライ」
桔梗の返事を受け、麻子は去っていった。
麻子の言うことも尤もである。筆記用具はもちろん、メモ帳がなくてもノートは持ってきていると思うが、船に乗って以降、それらの道具とは無縁の生活を送っていたのだ。突然言われてスムーズに用意できる怪しい部分があるのは否定できない。
♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢
指定された時間を目前に、アズ、桔梗、帆波は二階に姿を現した。
これまでの時間である程度の情報は集まっている。今回行われるのは、通称『干支試験』だ。もっとも、今日は試験の説明だけで、試験そのものが行われるわけではない。
先に説明を受けた面々から齎された情報によると、各クラスから三~五人が選出され、クラスの垣根を超えて一つのグループが構成されることになる。そのグループのそれぞれが、干支を冠しているが故の通称だ。
チラホラと他クラスの生徒の姿が見えたりもしたが、気にせずに指定された部屋をノックする。
「入れ」
端的な許可。
入室すると、そこにいたのはスーツ姿の怜悧な女性。無人島試験で顔馴染み感の出た茶柱佐枝だった。
「三人一緒の入室か、仲がいいな」
軽く笑った佐枝は、着席するように促した。
「Aクラスの一之瀬、櫛田、セインクラウスで間違いないな。指定した時間にはまだ早いが、既に全員が揃ったのも事実だ。そちらさえよければ、早速に特別試験の説明を行おうと思うがどうだ?」
手元の書類とアズたちを見比べながら、佐枝は口を開いた。
そのセリフから、教師毎にスタンスの違いがあり、ある程度の裁量権があるのが分かる。
これまでに説明を受けた面々の中には、当然ながら他の教師から説明を受けた組もある。そして、学年主任でもある真嶋先生の場合、キッカリと開始時間を遵守していた旨が伝わっている。
しかし、そうと頭では理解していても、僅かながら戸惑いがあるのも事実だった。
「フッ。まあ、お前たちが何を考えているのかは何となく分かるが、その危惧は的外れだと言っておこう。
常日頃から言っているだろう? 『この学校は生徒を実力で評価する』……と。『時間遵守』は確かに必要だが、その一方で『時間前行動』も重要だ。
そして今回、私はお前たちの『時間前行動』を評価したということだ。時間前の説明開始はその表れ。裏を読むのも大切だが、時には単純に受け取ることも大切だぞ?」
佐枝は微笑を浮かべて説明した。
「そういうことであれば、お言葉に甘えさせて頂きます」
代表して帆波が答える。
「よろしい。お前たちのことだから既に説明を受けた生徒から聞き及んでいると思うが、今回の特別試験では一年生全員を干支になぞらえた十二のグループに分け、そのグループ内での試験を行う。
試験内容は『シンキング能力』を問うものとなっている」
「社会人に必要なのは、『行動力』、『思考力』、『組織力』って言いますもんね。先の無人島試験は組織力を主眼にしたものだった。まあ、あくまでも主眼がそうなだけで、行動力と思考力もキッチリと測られてましたけど……。
で、今回は思考力ですか……」
「そういうことだ。シンキング能力、すなわち
「うちのクラスはそうでもなかったですけど、他のクラスにはだいぶ混乱した生徒もいたみたいですね。ま、『クラス評価』で互いを争わせてるのに、唐突に『今回の試験は他クラスの生徒と一緒のグループだ』って言われたら無理もない気はしますが……」
「学校側もそれは織り込み済みで、それ故にこうして少数で集めているわけなんだがな……。
いやはや、『シンキング能力を問う』と言っているのだから、少しは落ち着いて考えればいいものを……。
当校の方針上仕方のないことだが、それが出来ない生徒も一定数存在するのが教師としては頭の痛いところだな……。
確かに当校は『クラス闘争』を強いているが、その一方で『同じ学校の生徒』なんだ。当然、時にはクラスの垣根を超えて協力し合うこともあるだろうに……。
なんだってそんな『当然のこと』に考えが及ばないのか、毎度毎度理解に苦しむ」
言って、佐枝は深い溜息を吐いた。実際に痛いのか、片手は頭を押さえている。
「さて。お前たちが配属されるのは『辰』グループとなる。これがそのメンバーリストだ。
これは退室時には返却してもらう。メモ取りは許可するが、端末への撮影は認めていないからそのつもりで。――お前たちには言うまでもなかったか……」
佐枝が差し出したはがきサイズの紙には、グループ名と所属生徒の名前が記載されていた。佐枝は『辰グループ』と言ったが、リストの方では『龍』となっている。
・Aクラス:
・Bクラス:
・Cクラス:
・Dクラス:
「わお!? これはまた錚々たる面子で……。誰も彼もが
リストを目にした桔梗が、分かりやすく驚いて感想を告げた。
「私って顔役なの?」
「『部活荒らし』に『南雲係』。普段の成績もそう。自覚はないかもしれないけど、アンタは十分に顔と名前を売ってるよ」
不思議そうに小首を傾げたアズの頭に、桔梗はポンと手を乗せた。
その間、帆波は我関せずとリストをメモに取っていた。
「今回の試験では、大前提として各クラスの関係性を一度無視しろ。そうすることが、試験をクリアするための近道だ」
三人を横目に佐枝は説明を続ける。
「本特別試験における各グループの結果は四通りしかない。例外は存在せず、必ず四つのどれかになるように設定されている」
言って、佐枝は新たなプリントを差し出した。
題名には『夏季、グループ別特別試験説明』とある。
「このタイトルからすると、春秋冬にもグループ別の特別試験があるのかな?」
「さあ? 季節の後に点が打たれてるし、特別試験はあるかもしれないけど、
「それもそっか……」
アズは頷く。書類を作成するに当たり、テンプレ利用などよくあることだ。
プリントの続きに目を通す。
・本試験では、各グループに割り当てられた『優待者』を基点とした課題となる。定められた方法で学校に解答することで、四つの結果のうちいずれか一つを必ず得ることになる。
・試験開始当日午前八時、生徒たちに対し一斉メールを送る。同時、『優待者』に選ばれた生徒にはその事実を伝える。
・試験の日程は翌日より三日間。一日に二度、所定の時間にグループだけで所定の部屋に集まり、一時間の話し合いを行うこと。
・話し合いの内容はグループの自主性に全てを委ねるものとする。ただし、初回には全員が必ず自己紹介を行うこと。少なくとも、名前だけは名乗る必要がある。
・試験終了後、21:30~22:00までの30分間のみ、優待者が誰であったかの答えを受け付ける。なお、解答は一人一回までとする。
・自分の端末を使って所定のアドレスに送信することでのみ、解答を受け付ける。ただし、『優待者』と『優待者』のクラスメイトには解答権がない。クラスメイトの場合、解答しても無効化される。
・自身が配属された干支グループ以外への解答は、全て無効とする。
・試験結果の詳細は、最終日の23:00、全生徒に対しメールにて伝える。
基本的なルールは以上だ。また、これ以外にも禁止事項を含めた詳細が記載されている。
・結果①:グループ内で、『優待者』と『優待者』のクラスメイト以外の解答が一致していた場合、グループ全員にPPを支給する。『優待者』には100万PP、グループメンバーには50万PPが支給される。
・結果②:グループ内で、『優待者』と『優待者』のクラスメイト以外の解答が不一致だった場合、『優待者』のみPPを得る。支給PPは50万となる。
プリントの表に書かれているのはここまでだった。四つの結果のうち、二つまでしか記載されていない。
「結果③と④に関しては、プリントの裏面に記載してある。めくる前に確認するが、①と②については理解したか?」
怪訝な表情を浮かべる三人に、佐枝から説明と確認が入った。
「③と④には『クラス逆転』に関わる要素が入ってるってことですよね? 特別試験の割に、①と②ではPPにしか言及されてませんから。
言っては何ですけど、これじゃあ先生の受け持ち生徒がどれだけ頑張っても、Aクラスは『夢のまた夢』だ」
「そっか! PPは確かに貴重だけど、それだけじゃあ下位クラスに逆転の余地がない!」
アズの言葉に、ポンと手を打って帆波が続いた。
「ま、そういうことだな」
言って、佐枝はプリントを裏返した。
・以下の二つの結果に関してのみ、試験中二十四時間いつでも解答を受け付けるものとする。また、解答が正解にしろ不正解にしろ、その時点でグループの試験は終了となる。なお『優待者』と同じクラスの生徒には、変わらず解答権がない。解答をしても構わないが、答えは無効となり試験は続行される。
・結果③:『優待者』を当てると、答えた生徒とその所属クラスにポイントが入り、『優待者』が所属するクラスはペナルティを受ける。解答者には50万PP、解答者の所属クラスは+50CP、『優待者』の所属クラスは-50CPとなる。
・結果④:『優待者』を当てにいき、その解答が不正解の場合、解答を間違えた生徒の所属クラスはペナルティを受け、『優待者』とその所属クラスにはポイントが入る。解答者の所属クラスは-50CP、『優待者』は50万PP、『優待者』の所属クラスは+50CPとなる。
「今回、学校側は匿名性についても考慮している。試験結果で生徒たちに伝えられるのは、各グループの結果と、クラス単位でのポイント増減のみだ。
つまり、『優待者』や解答者の名前は公表しない。また、望めばポイントの分割受け取りやサブIDへの支給も可能だ。
結果③と④に関しては、アズが言った通り『クラス逆転』に大きく関わるのでな。よって、裏面に記載されている。
さて。試験の説明に関しては以上となる。所定の時間になったら部屋を出て行って構わんし、次のグループの生徒が来るまでなら残留を認める」
「つまり、メモを取るにも時間制限があるってことね。……帆波はどこまでメモ取った?」
佐枝の言葉に桔梗は肩をすくめた。次いで帆波に確認を取る。現状、三人の中でメモを取っているのは帆波だけだった。
「そんな取れてないよ。私はそんな器用じゃないし、『聞く』、『読む』、『書く』を一遍に同時進行するのは流石に無理」
帆波はメモ帳を差し出しながらそう言った。
「その意見は御尤も。まあ、少しでも書き取れてる辺りまだマシっしょ。私とアズは全然だから。
んじゃ、こっからは分担で。帆波はここまで。私はここからここまで。アズはここからここまで。
取り敢えず、表面のメモ取りが終わんないことには裏面に移れないから、字の綺麗さは度外視で。まずは本人が分かればそれでいい。綺麗にすんのは清書時で十分。
あ、生徒のルビも忘れずに振っといてね。わざわざルビが振られてるってことは、間違いなく重要な要素の筈だから」
「了解。殴り書きでいいなら何とかなると思う」
「右に同じく」
そんなわけで、三人は手分けしてメモを取るのだった。
はい。漸く『干支試験編』の突入です。
本作においては、試験の説明開始は14:00からの40分刻みで設定しています。
これは原作四巻で明らかになっている部分から逆算し、そこに『遅刻』や『時間前行動』を加味したものです。
説明をする先生側だって食事をしたりトイレに行ったりするでしょうし、その点を考慮した結果でもあります。
全部で12グループもありますから、結構な時間が割かれています。
14:00、14:40、15:20、16:00、16:40、17:20、18:00、18:40、19:20、20:00、20:40、21:20の振り分けで、どう足掻いても22:00には終了します。
原作で、『試験説明が行われたのは昼以降』であり、『同一グループは同じ時間帯に説明を受けている』ことが明らかにされています。
それでいて、原作では『卯グループ』の清隆と『辰グループ』の桔梗の説明開始時間が離れていることから、学校側が生徒に『干支の順番を意識させないようにしている』と推測できます。普通なら、『卯』の次が『辰』ですからね。
真嶋先生も口頭では『卯』と言っているのに、説明用のプリントでは『兎』となっているので、まんざら的外れな推測でもないと思います。
原作で謎なのが、説明時に恵が事ある毎に疑問を口にしていたことなんですよね。
いや、当時の恵のキャラであれば、説明を理解しきれないのは何もおかしく張りません。
ただ、『アンタ普通に仲のいいグループいるじゃん。そっちから何の情報も回ってきてないの?』……と、ツッコミを入れざるを得ないのも事実です。
普通、仲のいいグループを形成しているのなら、事前に説明を受けたメンバーから『こんなこと説明されたー』とか回ってきてもおかしくないと思うんですよね。むしろ、回ってくるのが普通とすら思います。
なので、本作ではそこら辺を加味して描写しています。
また、原作で真嶋先生が言及しているのは『持ち出しや撮影の禁止』です。裏を返せば『メモ取り』は禁止されていないんですよね。
スマホの普及でメモを取るにもアプリを使う人が増えましたけど、基本的にはメモ帳でしょう。
感想・評価お願いします。
こっからは愚痴です。
低評価入れる人って、ちゃんと『あらすじ』に記載した注意書きを読んでるんですかね?
低評価入れて『つまらない』、『読んだけどいまいち』とだけ書かれてもどうしようもありません。
まあ、現時点で本作に評価入れている人が14人しかいないわけですが、うちの3人がそんなんです。
しかも、☆0と☆1で、評価したのは一話とか二話。普通に考えて、『これで何を評価できるんだ?』って話です。精々、『話に対する期待感』くらいでしょう。
まあ筆者としては、それで高評価を入れてくれる分にはありがたいんですが……。
低評価を入れるのは構わないから、『どこが』、『なにが』を銘記してくれって言っているのにこれですからね。
『話がつまらない』、『話がいまいち』なら、それはもう読者の『感性』としか言いようがありません。そりゃあ一話切りしたっておかしくはありませんし、その行動を否定はしません。
ですが、読者の『感性』をこっちの努力でどうこうするのは不可能です。どんな『名作』や『人気作』だろうと、受け付けない人はトコトン受け付けないですからね。
こっちのやる気が下がるから、そういう感性で低評価入れないでってお願いしてるのにこれですからね。
嫌がらせのように低評価入れずとも、単にもう読まず、そっとブラウザバックすればいいだけの話でしょうに、なんでそうしないんでしょう?
低評価を入れられれば、それだけ新規読者の『読もうかな?』っていう気持ちを減衰させて、実際に読まずにバックする部分があるのは否めません。
そういう、『筆者に対する配慮』もできず、注意書きもまともに読まない辺り、初期Dクラス並みの子供と判断せざるを得ません。
そんなだから、更新停止する名作があるのも否めないと思うんですよね。
シッカリと理由を明記してくれれば、こっちだって受け入れて改善できる部分は改善に努めますし、反論する部分は反論します。
何でもかんでも読者に迎合するのが正しいとは思いませんし、迎合できるわけでもありません。その上で読んでくれる読者を大事にするのが本分だとは思います。
ただ、頭ではそう思っても、やっぱりテンションは下がるんですよね。
『評価されました』の通知を見て、期待して開いたら、☆0と☆1で、コメントは『つまらない』だけとか……。
書いている身としては本当に凹みます。『どこが』つまらない、『なにが』つまらないかを明記してくれれば、自分を慰めることは出来ますし、内容次第では奮起させることも出来ます。
その上で『譲れない部分』や『どうしようもない部分』に対する指摘でしたら、吹っ切ることも出来るんです。
最悪、話がつまらないなら『話がつまらない』と、話がいまいちなら『話がいまいち』とコメントしてくれれば、こっちも『個人の感性の問題』として吹っ切ることも出来るんです。
ですが、そこが銘記されてないと判断の付けようがないんです。