ようこそ実力至上主義の教室へ ~ギフテッドとN.I.N.J.Aと……~ 作:山上真
その日は授業初日ということもあってか、大半は勉強方針の説明だけだった。
名門校・進学校にしては手緩い。正直にそう思ってしまう。気を入れていた生徒ほど、その落差に気を抜いてしまうことだろう。
だが、そこに心理的トラップがあるだろうことは、既に昨日の時点でクラス内に共有している。その甲斐あって、1-Bには授業態度を崩す者はいなかった。
私語はなく、遅刻欠席もなく、居眠りする者もおらず、授業次第ではあるが前以て携帯操作の確認許可を取る。
辞書を買えばポイント消費は避けられないが、無料のアプリならその限りではない。である以上、『節約』の観点に則るのであれば、端末のアプリを利用するのは間違っているとは言えない。
いちいち紙媒体の辞書を持ち込んで該当箇所のページを探すのと、調べたい情報を検索するのと、どちらが手早く済むかなど考えるまでもないのもある。
そもそも、通貨からして現金から電子マネーに移り変わってきているのだ。実際、学校の敷地内では現金ではなく専用のポイントを通貨として扱っている。
ならば、先進校を謳えばこそ、授業中の辞書アプリ利用を一概に咎めることは出来ない。
その読みは当たった。国語教師や英語教師は、限定的な利用に留めることを前提に端末の操作を許可してくれた。――ただし、『担当教師によりけり』という注意も頂いている。
基本、一年を通して担当教師は変わらないようだが、該当教師に急用が入ればその限りではないし、年度が替われば担当が変わることもあるそうだ。裏を返せば、紙媒体の辞書を用意した方が確実だということだ。
わざわざそんな警告をくれたことには、二通りの考え方が出来る。
一つは、単純にその教師が優しいということ。完全に善意からの忠告だ。
もう一つは、許可を出した教師自身、本音では許可を出したくないという可能性。だが、時勢や風潮を考慮すれば仕方がない。そんな思いからの許可。この場合、ある意味で柔軟性の強い教師ということか。
ともかく、万が一の保険程度にはなる。辞書を買ったところで、自室に忘れてくることもあり得るのだから。
確実なのは寮の自室と学校用の二つを用意することだが、単価がバカにならないのも事実だ。十万と比べれば端金であるのも事実だが、英和、和英、国語に漢字と複数種を買い揃えるとなれば話は別である。
教師は表立って注意することはなくフレンドリーに弛緩した空気を醸し出し、対する生徒は一貫して真面目な態度を崩さない。そんな不可思議な攻防も、昼休みを迎えたことで一時休戦と相成った。
「いやぁ、訊いてみるもんだなぁ~。まさか辞書アプリの利用が許可されるとは思わなかったぜ」
「それもそうだが、問題なのは先生たちのあの態度だな。名門校・進学校を謳うのなら、一定の厳しさは必要だろう。にも拘らず、親しみやすさを前面に押し出してきている。だからこそ怪しい。まあ、それも騙し討ちが目的だと考えれば納得も出来るがな……」
「それな。昨日話を聞いてなきゃ、俺なんて落差にやられて空気に呑まれちまってた可能性が高いぞ」
神崎と柴田がそんな会話をしている。
「それはいいですけど、何でわざわざ私の前で話し合ってるんですか?」
それも、アズの席の前で。実に不思議である。
「ばっか、お前、遠回しに感謝を伝えてるんだよ。言わせんな、恥ずかしい……!」
「柴田はともかく、一緒に昼食をどうかと思ってな。誘いに来たんだ。先約があるなら無理にとは言わんが……」
「構いませんよ。ただ、私、食堂に行くつもりでしたけど大丈夫ですか?」
「ああ。こちらはそれで構わない。むしろ、俺たちも学食に向かうつもりだった」
「そうですか。では、行きましょう」
アズは席を立った。
「あ! 学食行くの? 私たちも一緒でいい?」
声をかけてきたのは帆波だった。他に千尋と麻子もいる。
「私は構いませんけど、お二人はどうです?」
「俺は全然オッケー」
「俺も構わん。だが、人数が増えると一緒のテーブルに座れるかは分からんぞ?」
三人全員が許可を出したが、唯一神崎だけが懸念を告げた。
「その可能性もあるか……。でもま、その時はその時でしょ。まずは行ってみよう!」
そんなわけで、六人連れだって食堂へ向かうことにした。
ちなみに、桔梗は早速他クラスに顔を売りに行っている。フォルテもそれに同行した。
フォルテには綾小路清隆という人物の護衛監視もあるそうだから、そのためだろう。うちのクラスに該当人物がいない以上、他のクラスにいるのが当然。他クラスを訪れる理由作りに桔梗というコミュ強を利用する辺り、フォルテも中々に強かだ。
一度きっかけさえ作ってしまえば、以後は単独で訪れても問題ない。おそらくはそんな魂胆だと思われる。
1-Dの教室前を通るタイミングで、中から誰かが出てきた。見れば、桔梗とフォルテに見知らぬ男子だった。おそらくは、この男子が綾小路清隆か。
「あれ、櫛田さん? 友達作りはどうしたの?」
「一足遅くてね。大半が教室を後にしちゃってたの」
不思議そうに訊ねる帆波だったが、その返事を聞いて納得していた。
「で、彼は綾小路清隆くん。一人寂しそうにポツンとしてたから、一緒にお昼どうかって誘ったの」
「1-Dの綾小路清隆だ。美少女に誘われたんでホイホイとついてきた。よろしく頼む」
紡ぐ言葉を『愉快』と判断するか『失礼』と判断するかは人それぞれだろうが、如何せん、その言葉を発している当の本人は無表情だ。声に抑揚もなく、本音か冗談かの区別もつかない。
「1-Bのアズ・セインクラウスです。よろしくお願いしますね。
忠告ですが、『表情筋を動かす』、『言葉に抑揚を付ける』といった変化は出した方がいいです。訓練次第でどうとでもなりますので。
たぶん、大変に厳しい環境で育ったんでしょうね。私もそうですので、そういう状態には覚えがあります。私には兄さんがいた分、まだマシですが……。
あとは、たぶん雑誌やネット情報なんかの受け売りなんでしょうが、ああいったのにはガセも多いですから資料とするには厳選した方がいいですよ。さっきのセリフ、人によっては顰蹙ものです。
自分で選べないのであれば、どなたかに訊くのが一番ですね。この国では『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』とも言いますので。もちろん、訊く相手も厳選した方がいいです。少なくとも、常日頃から『彼女欲しい』とか堂々と言っちゃってる人物の言葉は信じるに値しません。信じられるのであれば、そもそも既に彼女が出来ている筈ですので。
訊ける男子がいないのであれば、いっそのこと女子に訊くのもありですね。些か本末転倒感はありますが、綾小路くん、顔立ちはいいですので受けてくれる女子もいると思いますよ?」
だからか、アズが自覚した際には、既に忠告を終えた後だった。
アズが綾小路を見て真っ先に思ったのは、『もしもの自分』だった。エッジと出会わず、施設を脱走することもなければ、自分もこうなっていたのかもしれない。そういう不安というか共感が沸き上がり、制御しきれなかったのだ。
「お、おお、そうなのか……。凄いな、ほとんどドンピシャだ。仰る通り、大変に厳しい環境で育ってな。正直に言えば、学校に通うのもここが初めてだ」
無表情のまま、呆気にとられた風の綾小路だったが、即座にアズの言葉に同意した。
「おいおい、マジかよ!? それって家庭教師とか通信教育で済ませたってことか? そういうのって本当にあるんだな……」
「だが、そんな厳しい環境にいた筈なのにどうやってここに?」
「正直に言えば抜け出したんだ。『窓から見える空の青さに惹かれた』とでも言えばいいのか? 中にはオレに対して同情的な人物もいたから、その人の協力もあってな」
綾小路の言葉に1-Bの生徒たちは絶句せざるを得なかった。『事実は小説よりも奇なり』とは言うが、想像の埒外にも程がある。
だがその一方で、興味津々な態度を隠そうともしない。
「よっし! じゃあ、今この瞬間から俺とお前はダチだ! 綾小路! 俺はBクラスの柴田颯だ! 色々とキナ臭い部分もある学校だが、一緒にエンジョイしようぜ!」
「そうだな。クラスが違えど、友人が増えるに越したことはない。同じくBクラスの神崎隆二だ。よろしく頼む、綾小路」
柴田と神崎の言葉を受けた綾小路は、無表情ではあるが感激しているようだった。
「柴田に神崎だな。改めて、こちらこそよろしく頼む」
男子三人が手を交わし合っている。それぞれがタイプの異なるイケメンということもあり、大変絵になる光景だ。
「男同士の世界、それは禁断の領域……」
『それは止めろ』
思わず呟いてしまうアズだったが、男子三人から一斉に咎められてしまう。
「はいはい、いいから行くよ。禁断の領域に興味がなくはないけど、お昼休みは有限なんだからね」
軽く帆波に注意され、一行は食堂へと足を進めるのであった。……女子はともかく、男子はゲンナリとしていたが。
♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢
食堂では、運よく大人数で座れる席が空いていた。途中でだべっていたのが功を奏し、早めに食堂に来た生徒が退けるのとタイミングが重なったのだろう。
一先ず席を確保して、半数が先に食券を買いに行き、先行組が戻ってきてから残りの半数が買いに行くことにした。
食券を購入すればメニューが自動的に厨房へ伝わる形になっているらしく、電光掲示板に表示される番号と手元の食券の番号を見比べることで、出来上がったかどうかを判断する仕組みのようだ。
アズが頼んだのは山菜定食だ。過去の劣悪な環境もあって、大抵の料理は美味しく食べられる。無論、それでも高低はあるものなので、より美味しい料理を食べるに越したことがないのも事実ではあるのだが、その一方で金欠の苦しみも知っているのだ。
大抵のメニューは有料だ。である以上、無料の山菜定食で満足感が得られるのならそれで十分だ。
どの道、手持ちのポイントが無くなってしまえば山菜定食しか食べられないのだから、過度な贅沢は敵である。贅沢に慣れてしまえば、ポイントがなくなった時に苦労するのは自分なのだ。
とはいえ、それを他者にまで押し付ける気はない。ポイントがあるうちに高価なものを食べるのも、決して間違っているわけではないのだから。
「あれ?」
「うん?」
「おっ?」
そんなわけで、全員の注文が出来上がったわけだが、綾小路以外は全員が山菜定食を注文していた。
「何と言うか、この光景を見ればオレの疎外感が半端ないんだが……」
流石に綾小路も弱音を零していた。無表情なのは変わらなかったが……。
「なんだってまた、皆して山菜定食を? 入学してまだ二日目だ。ポイントに余裕はあるだろうし、示し合わせた様子もなかったが?」
「俺たちは来月以降も十万ポイントが支給されるとは思っていない。最悪はゼロポイントの可能性も考慮している。
だからこそ、敢えて俺は無料の山菜定食を頼んだ。こういう言い方はどうかと思うが、予め最底辺を知っておくことで、支給ポイントがゼロになる事態を防ぐ気力を湧かせるためにな」
「俺も同じような理由だな」
「私は金欠の苦しさを知っていますので。無料品で満足できるならそれに越したことはありません」
「私もアズと同じ理由かな。友達付き合いでお金をケチる気はないけど、自分自身のことであれば話は別。贅沢は敵だよ!」
綾小路の質問に、それぞれが理由を告げる。帆波なんかは人差し指をピッと立てていた。
大別すれば、『支給ポイントをゼロにしたくはないから』、『支給ポイントがゼロになった時を想定して』、『節約』の三パターンであった。
なお、節約派が最も少数で、該当者はアズ、フォルテ、帆波だけだった。それぞれが『人権無視の施設で育った。施設を脱走後は金欠に苦しんだ』、『過酷なN.I.N.J.A修行』、『母子家庭』という理由を抱えているため、事情を知っていれば納得できないわけではない。
「確かに、思い返してみればうちの担任の茶柱先生も、『来月も十万ポイントが支給される』とは言ってなかった気がするな……」
そう言って綾小路が考え込んだ。
「考え込むのはいいが、先に食べ終えてからにしろ。麺が伸びるぞ」
それを見て神崎がツッコんだ。ちなみに、綾小路が注文したのはラーメン定食(醤油)である。ラーメン、餃子、ライスがセットになった定番とも言える。
注意された綾小路は慌てて麺を啜る。
「美味いな……」
ポツリ。
綾小路は静かに呟いた。
「う~ん。個人的に山菜定食はイマイチだな。食べられなくはないけど、俺としては味付けが薄すぎる」
「味付けが薄いのには同感だが、それは素材の味を活かしているからでもあるだろう。週二、三回くらいなら、俺はこれでもいいな」
「うん。ヘルシーではあるし、確かに週二、三回くらいなら構わないかもね」
「私は毎日でも構わないかな。十分に美味しいし」
「右に同じくです」
「同感~ん」
一方の山菜定食勢もそれぞれに感想を告げていく。
我慢できないわけではないが、拒否感が強いのが柴田。スポーツ少年には物足りない味付けなのだろう。
毎日は勘弁だが、普通に許容範囲なのが神崎と女性陣。
そして毎日でも構わないと宣う剛の者が節約勢だった。
これまた見事に結果が分かれた。
「何と言うか、本末転倒感がないか? 大半が山菜定食を許容してるし」
「いーの、いーの。それならそれで考え方を変えちゃえば済む話なんだから。私たちの場合であれば、『節約方法が増えた』的にシフト変化しちゃえばいいのよ。
極論、人間なんてご都合主義の権化なんだから、都度都度都合のいい理由を持ち出して、それが自分と社会に齟齬がないのであれば、大抵は上手くいくように出来てるのよ。上手くいかないのであれば、それは齟齬がそれだけ多いってこと」
綾小路の疑問に対し、そう答えたのは麻子だった。彼女は
「前提として、学校側は必ずしも山菜定食を食べるようには強制していない。私たちも、必ずしも山菜定食を食べる必要はない。単に無料だから総体的に見れば選ばれる確率は上がるだろうけど、じゃあそれが人気商品かと問われれば話はまた別でしょ?
でも、例えばこれが無料ではなく、たとえ十ポイントでも費用が掛かるのであれば、食堂側は『人気商品』として打ち出せる。そして、仮に支給ポイントがゼロにでもなれば、ゼロじゃなくても底辺になれば、実質的にその生徒は望むと望まずと山菜定食を注文するしかない。する機会が増える。
すると、実際に注文率が高いのは確かになるわけだから、お客である生徒側もそれを嘘とは言い出せない。心の中では思うかもしれないけどね。
そしてそもそも、沢山のポイントを持ってて裕福な生徒は、そんな論争の問題を気にも留めない。普通に有料のメニューを食べて過ごす。でも、それで当人周りの社会に問題が出るわけでもない。――ま、中には山菜定食を食べて過ごすようなもの好きもいるかもしれないけどね。
それでも、食堂を利用していることに違いはないわけだから、何かしらの問題が肥大化すれば影響は受けるだろうけど、たとえそれで食堂が営業中止になったところでやはり問題は少ない。だって、お店を変えるなりお弁当にするなりすればいいだけなんだから。
強制的に場所を変えさせられることになるし、お気に入りのメニューを食べられなくなったりで大なり小なり不満は生じるかもしれないけど、それならそれで人間は都合のいいように考える。新しいお気に入りに出会えた、とかね?」
理屈だけではない。感情だけでもない。公表されている『事実』と、その実態。一面の真実ではあるかもしれないが、全面的な真実ではない。
麻子が語ったのは、人間社会で生きていく上で避けては通れない問題の、その一角だった。
綾小路は無言のまま頷き、喋り通しだった麻子は慌てたように食事を続ける。
校内放送が流れたのは、そのタイミングだった。
『本日、午後五時より、第一体育館にて部活動説明会を開催いたします。部活動に興味のある生徒は、第一体育館に集合してください。繰り返します――』
女生徒の声がそんなアナウンスをする。
「部活動説明会か。俺はサッカー部に入るつもりだから行くけど、皆はどうする?」
「私は行きます。一通りの部活に体験入部をするつもりなので」
真っ先に柴田が参加を表明すると、アズがそれに続いた。
「うん? そんなに部活に興味があるのか?」
「いえ、部活自体への興味はそれほどでも。ただ、もしかしたらそれによってポイントが稼げるかもしれませんので」
不思議そうに問いかける神崎に、アズは首を横に振って答えた。
「この学校は実力で生徒を評価します。なら、助っ人として雇われることでポイントを稼げないかな……と」
「あ~、可能性はあるし、アンタなら実際に出来るかもね」
補足を付け加えたアズに対し、桔梗が納得を示した。
「櫛田、それは本当か?」
「うん。この子、背丈はこんなだけど、能力は本っ当にズバ抜けてるから。頭も身体能力もね。そりゃあ、チームスポーツとかだと出来ることにも限りがあるでしょうけど、反面、出来ることに対してはピカ一の筈だよ」
桔梗の言葉には、実際に知る者しか出せないだろう説得力が含まれているのだった。
原作主人公登場回です。
初期小路ならこんな振る舞いもありかな……と。
清隆が誤魔化しに入らずすんなりと過去の一端を述べたのは、アズの言葉に真実味を感じたからです。
非常に断片的な情報からの推測ではありますが、『自分と似たような過去を持っている奴がいるのなら、殊更に誤魔化す必要はないかな?』とでも考えたと思っていただければ。
食堂周りは独自設定です。限られた時間で、お客には生徒もいれば教師もいて、人数もいれば注文かぶりもあるとなれば、出来た順に一人ずつ口頭で呼ぶわけにもいかないでしょう。非常に効率が悪いです。
本作の帆波は基本的に節約志向です。
原作において帆波が万引きした一万円以上はするヘアクリップ。
そこら辺の下りを繰り返し読んで思ったのが『本末転倒感』ですね。
一般的な学生にとっても、また誕生日プレゼントとしても、一万円以上する商品が高価であることは事実です。母子家庭なら尚更でしょう。
ですが、家計は苦しかったでしょうが、母親の入院費を支払えている当たり、無理せずとも買えないことはなかったんじゃないかな……と思わずにもいられません。
むしろ、唯一の収入源とも言える母親が入院したことにより、収入停止と入院費用の支払いというダブルパンチです。これなら、最初から買ってた方が遥かにマシだったでしょう。
本作の帆波は、万引きこそしていませんし、フォルテの協力もあって妹に誕生日プレゼントを渡すことこそ出来ましたが、それ以外の部分はほぼ原作と同じです。
経済環境が苦しいことに変わりはありませんし、万引きをしかけたという自己嫌悪によって長期欠席も行っています。
ただ、実際には万引きを行っていないことで他の部分にも考えが回り、節約志向がより強化された感じです。
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