スタイリッシュ異能バトルの世界で俺だけ魔法少女としてエロゲの敵と戦っている 作:かませ犬S
瞼を開けると啓吾の横顔がある。デジャブだ。二度目だ、これ。
気持ち良すぎて、イキすぎて気を失ってたらしい。どんだけヤッたんだよって話だよな?
うん。だってあの時点で三回くらい中に出されてたし⋯⋯四回目?ゴムをしながらヤッた回数を含めると⋯⋯。
高校生とはいえ、俺の時はこんなに連続できたっけ? 頑張っても三回くらいだったな俺。
啓吾ってもしかして絶倫とかなのかな? 性欲強いのかな?もしそうなら、身体持つか心配ではある。
「おはよう」
「おはよう」
また同じやり取り。デジャブだな。
「気持ち良かった?」
「あぁ、⋯⋯もう死んでもいいくらい幸福に包まれてる」
「俺を置いて死ぬなよ。泣くぞ」
「ごめんごめん、ただの表現だって」
申し訳なさそうに啓吾が笑うけど、啓吾が死んだら俺はもう直ぐに後を追うぞ。この世界のこととか全てどうでも良くなる。
原作とかこの世界を護りたいって気持ちよりも、既に啓吾の方が大事になってるんだ。冗談でもそんな事は言って欲しくない。
啓吾には一生俺の傍でいて欲しい。
いっぱい俺の事を愛して欲しい。
「好きだよ、啓吾」
「オレも好きだ」
どちらともなく顔が近付いて、またキスをする。
舌を絡めた大人のキスをしそうになって、ハッと我に返ってやめた。啓吾が物欲しそうな顔で見ているが気になった事があるので先に確認する。
枕元にあったスマホで時間を確認すると、もう直ぐ日が変わる直前である。夕方くらいからしてたと考えると6時間くらい?
俺がイキすぎて寝てた時間を除いても4時間以上は確実にヤッてたよな。ご飯も食べずにずっと性欲が続く限りお互いに身体を求めてあったと⋯⋯。
盛りのついた猿かよ。
「どうした?」
自然な動きで啓吾が俺に抱きついてきた。あの、勃起した硬いものが俺のお尻に当たってますよ、啓吾さん。その回復力は驚嘆に値します。性欲お化けだな、本当。
俺も変に意識すると、またムラムラしそうなのでいったん意識を別の方へと向ける。
「お腹空かない? 何も食べてないからさ」
「あー、確かにお腹空いてるわ」
起きてから最初に感じたのは空腹感だった。何も食べてない状態であんだけ動いたら、そらお腹も空くよな。
とはいえこんな遅い時間にガッツリ食べる訳にはいかないから、軽食でも作ろうか。
「何か適当に作ってくる」
「俺も手伝うよ」
「うん!」
啓吾が先にベッドから起き上がる。勃起した逞しい肉の棒がぶるんっと俺の前で揺れた。こうして見ると本当にでかい。
「どうした?」
啓吾の下半身をジッと見ていたせいか、啓吾が気にして声をかけてきた。
「いや、なんでもない。」
流石に啓吾の大きなモノが気になってましたとは言えなかったので適当に誤魔化す。視線でバレてはいたと思うけどな。
「それよりずっとヤッてたんだな」
「そうだな。ちょっと、純平の身体に夢中になりすぎてたとは思う」
「まだ慣れてないからさ、加減はしてくれよ」
「善処する」
しばらく期待はできないな、これ。まぁ、気持ちは分からないこともない。好き人とエッチできるのは嬉しいよな。俺も一緒だよ。
「ふふ、啓吾のエッチ」
「流石に言い返せないわ」
俺が笑えば啓吾も釣られて笑った。
顔を合わせて笑い合う二人の耳に、ぐぅーというお腹の音が耳に入る。音の発生源は啓吾だな。気まずそうに頭をかいてる。
「行くか」
「おう!」
啓吾に手を引っ張って貰って立ち上がる。あれ、思ったより力が入らない。足がカクカクしてる感じがする。
さっきまであのでっかい肉棒が入ってたせいか、違和感もあるしな。流石にヤッたばかりで動くのは無理があったか。
「大丈夫か?」
「ごめん、ちょっと動けないかも」
啓吾に支えて貰いながらどうにか立ってる。あ、俺の陰部から何か垂れてきて、太ももを伝って降りてきている。触ったら男の時に馴染みのある精液が付着していた。
「啓吾の、垂れてきちゃった」
「みたいだな。ティッシュ取るから、ちょっと離れるぞ」
「うん」
啓吾の支えがなくなるが、直ぐに倒れるほど弱ってはいない。力を入れて踏ん張って立っているとティッシュを持った啓吾が近寄ってきて、そのまま太ももや陰部に触れている。
拭き取る為とはいえ、触り方がなんかエロいぞお前。
「先にシャワー浴びないとだな」
「あっ⋯⋯」
啓吾が提案しながら、触ってきたせいでついつい反応してしまう。指が入ってきたし、わざとやってるだろ。流石に怒るぞ。
「啓吾」
「ごめん」
責めるように強めの口調で言うと素直に謝って触るのをやめてくれた。別に後なら構わないけど、今はダメ。
「ちょっと座るな」
「あぁ」
流石に立ってるのが辛いのでベッドに座る。後でこのシーツも変えないとな。汗と処女膜が破れて出た血とか、色々と付いちゃってるから。
「大丈夫か?」
「ちょっと無理そう⋯⋯、まいったな」
別にキッチンに行けないとかお風呂まで歩けないとかはこの際いいんだけど⋯⋯俺、明日悪魔と戦うんだぜ。こんなコンディションでそれも幹部の悪魔と戦えるか?
後先考えない行動だったと今、凄い反省してる。でも⋯⋯啓吾とは一つになりたかったから、我慢出来なかった。
その結果がこれだからな。ちょっと甘く見てた。どうしようかと悩んでいると、ポンっと啓吾が肩を叩く。俺を気遣うような優しい笑みを浮かべている。チ○コは勃ってるけど。
「今、能力で聞いたんだけどさ⋯⋯魔法少女に変身したら状態がリセットされるから痛みとか、疲労がなくなるってさ」
「本当か?」
なんでそういう仕様なんだって考えたけど、魔法少女の状態で悪魔とかに犯された時に⋯⋯変身を解除するけど状態をリセットして、魔法少女の精神的負担と肉体的を負担を軽減する為か。言ってしまうとあれだけど、エロゲ的な仕様だ。
「試してみるか⋯⋯あの、変身するところは見ないでくれるか?」
「見たらダメか?」
啓吾にお願いされると断りにくいなー。
「笑わないでくれよ」
「絶対に笑わない」
他の誰かなら絶対に見せたくないけど、啓吾ならもういいか。この先こういう機会は必ずくるから。
力の入らない足でどうにか立ち上がる。心配して支えようとする啓吾に少し離れていて欲しいと伝えて、羞恥心をぐっと耐えながらいつもの変身を行う。
「魔法の変身!メイクアップ!」
真っ裸の状態でその場で一回転周り、可愛らしい女の子ポーズ。ちょうど啓吾に見せるような角度になってしまった。
「おぉ!」
啓吾はというと、初めて見る魔法少女の変身に感嘆の声を漏らし、パチパチと手を叩いていた。
何度か見せた魔法少女の姿ではあるけど、やっばり変身シーンを見せるのは恥ずかしいな。
「可愛かったぞ純平!」
「⋯⋯うん、ありがと」
啓吾は笑うどころか、変身シーンを見て喜んでいたので⋯⋯まぁいいか。素直に啓吾の褒め言葉を受け取ろう。
「それで、身体の調子はどうだ?」
啓吾に言われて身体を動かしてみる。先程まで感じていた脱力感やら疲労やら、痛みやらがない。股に感じていた違和感も消えている。
どうやら魔法少女に変身すると身体の状態がリセットされるのは本当らしい。このリセットがどの程度のレベルかが、気になるところだな。
「大丈夫そうだ」
「なら良かった」
ひとまず変身を解除する。
魔法少女の衣装が消えて、変身前の真っ裸に戻る。この状態でも先程と同じで身体に違和感はない。便利だな、これ。
「一応、補足として聞いた事を伝えておくな。魔法少女に変身したり、解除した際に状態がリセットされるんだけど、その際に元の身体として参照されるのは魔法少女として契約した時の姿らしい」
「けど、俺は元は男だから⋯⋯参照されているのは肉体が作り替えられた後か」
「そうなるな。基本的に契約した時の姿が最も健全である事が多いからだそうだ」
なるほどなー。
悪魔との戦いで四肢を欠陥した魔法少女もいたそうだ。それでもその仕様のお陰で五体満足に生活できていたと。
「ちなみに、何故か処女膜は参照されないらしい。リセットされないってさ」
「なんだよ、それ」
元の状態に戻って処女膜まで元に戻ってたら、また啓吾とエッチした時に痛いからその方がいいけどさ、なんというか都合がいいなエッチな方面にさ。
俺だけやっばりエロゲみたいな世界観なんだよな。
変身を解除したら元に戻るって設定もさ戦闘面で負傷しても大丈夫っていう保険のように感じるけど、凌辱が捗るってのもあるんじゃないか?壊れる寸前で変身させたり解除させたりしたら何度でもヤれるから。そうだとしたら悪意しかないな。流石に。
まぁ、そうならないよう気合いを入れよう。俺は啓吾の恋人なんだ。啓吾に以外に犯されてたまるか!
「よし、俺は軽食作ってくるから啓吾はシャワー浴びてこいよ。俺は必要なくなったし」
身体の違和感はないし、汗とか体に付着していた体液も綺麗になくなってる。なのでシャワーは啓吾だけでいいだろう。その間に俺が軽食作ったり、ベッドのシーツを変えたりしよう。
「一緒に入らないのか?」
「入ってもいいけど、我慢できるの?」
「多分、無理」
そのいきり立った肉棒を見たら分かる。本当に絶倫だな、こいつ。啓吾に求められるのは嬉しいけど、流石にヤリすぎ。
「また後でな⋯⋯ご飯食べてからいっぱいしよ」
「分かった、我慢する」
「うん!」
一晩中啓吾に抱かれて思った。こいつエロゲの主人公か何かだろ。絶倫すぎる⋯⋯。