那須熊を推しのワイ、推し合い相関図にトライアングラーしてたらしい   作:遅効性すぎてオリキャラひとつがBE

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今月休みってことをしらずにワートリしか読んでないSQ購入者の嘆きも共に


15歳ワイ、思い出す

幼馴染という言葉がある。

昔から近所付き合いやらなんやらで親交のある同年代の存在によく用いられる言葉であり、ワイにも該当する存在が有難いことにいた。

ザ、儚げ美人の現蜂の巣名人こと那須玲。

病弱過ぎるあまり外には滅多に出ることもなく。遊ぶ機会も少なかった。それでも学校は同じだし帰る方向もおなじ。

休んだ日にプリントを届けるのも必然的にワイがよくやっていた。

が、年端もいかないガキというのは当時ろくに考えもないのに実践することが多い。

ガキのワイが行ったことは玲を背負っての2人だけの花見。

ワイは当時のことを鮮明に……いや、痛烈に覚えている。

一緒にお小遣いを叩いて買った少しのお菓子とリュックに入れた小さいレジャーシート。その上で玲の体が冷めないようにと毛布やらなんやらを用意して……

でもその日、風が強く。花びらが強風で舞う中、玲にかけていた毛布も飛んでいく。

その毛布を拾い、戻った時……苦しそうな玲が蹲っていた。

 

 

 

 

 

 

 

とまあ、ここまでで言いたいことは

ワイは幼馴染にすっごい後ろめたい思いを抱いている中学三年生であるということ。

その時の出来事をきっかけに中学に上がると疎遠になり、気がついたら連絡も取らなくなり……

 

「あれ……カナくん?」

 

贖罪やらなんやらを兼ねて入隊したボーダーっていう組織のC級隊員としてその美人に成長した幼馴染に遭遇し……

 

「え、は?玲!?う、動けるの??……いや……えと、トリオンのあれそれ?」

「積もる話は後。まずは……試合を終わらせましょ?」

「……はい」

 

病弱とは何だったのかと言いたくなるほどの機敏な動きとその凄まじいまでの弾丸のキレ。そして、あの病弱でまともに動くことも厳しかった幼馴染が動いている感動……は多分あまり関係ない。

まあ、それらが噛み合い。ワイはすぐに蜂の巣にされベッドで横たわることになった。

C級ランク戦の待合室の外を出ればキョロキョロと辺りを見回している玲が目につく。

ざっと4年ほど顔を見なかったその幼馴染はやはりというか流石というか。その整った顔を不安げな色を伴い目線をひっきりなしに動かしていた。

 

でも、ワイはそんな玲に声をかけるかどうか悩んでいた。瞼を閉じればフラッシュバックする担架に乗せられ運ばれていく幼い玲。資格の有る無しでいえば間違いなく『ない』

卑屈かどうかではなく、当時からにくからず……いや、生活の一部にすらなっていた女の子を自分のせいで永遠に失うところだったという認識が崩れずのまま成長し、それが固くなって深層心理にヘドロのようにこびり付いてしまっている。

さっきも独白したように、ワイがボーダーに入ったのは贖罪を込めたモノというのが大きく、それが歪な精神の形成に組み込めれてしまっている。

 

初恋とやらは自分の手で千切って棄てた。

人を好きになることはあれど、好きになられる資格はないと断じ、その心持ちが思春期の人間たちの中で喜ばれる訳もなく気がつけば独り。親の手を離れボーダーに住み着き、通学しながら自分をどうやって消費するかを考える日々。

 

正直、玲にやられてスカッとした。

別にマゾだーとかそういう話じゃない。玲に殺されるなら悪くない……とかそういう類。チリッと少しだけ傷んだのは負けた悔しさからかそれともずっと心の奥深くに住んでいるモノのせいか……

 

ともかく、ワイの今の状況は「消えてしまいたい」というのが正直にところだ。玲にも誰にもバレず。このまま……

 

「お、頑張ってんじゃん日比谷」

「うげ……」

「うげとはなんだ。思い悩むクラスメイトを見つけて声掛けてやったんだぞ?」

「はいはい正隊員の出水さま……とりあえず静かにしてもらえると助かるのだけれど」

「はあ?」

 

同中学かつボーダー射手でブイブイ言わせているやつと遭遇。

なんだっけ、ランク戦してるんだっけ。

B級目前のワイにはまだ少し早い話でもある。

それに、部隊(チーム)に入れてくれる人がいるかどうか……

 

「で、正義感強めの日比谷はコソコソとなにしてるわけ?」

「えと……」

 

ワイの視線の先に誰がいるか確認し出水が口を抑えニヤッと笑う。

そこそこ長めの付き合いになるこいつのいうことに少し心当たりがあった。

それは……

 

「そうかそうか。あの堅物日比谷くんが一目惚れか」

「ちゃうちゃう……」

「まあ、分かるぜ。あんな儚い感じの子なら清楚好きな日比谷もそりゃ気に入る」

「や、マジでちゃうんす出水さん……」

 

好き……というのに違いはない。が、玲にはもっといい人が間違いなくいるし、ワイはもう関わる資格がない。

次目の前で玲になにかあったら立ち直れないかもしれない。

悪夢のように繰り返す思い出はすっかり日比谷少年を蝕んでいる。

 

「玲は……僕のことを忘れてくれたら良かったのに」




日比谷(ヒビヤ) 要人(カナメ)【正隊員版】
17歳 男 三門市立第一高等学校二年
身長体重/172cm 66kg
星座/ぺんぎん座
血液型/A型
好きな物/映画鑑賞、ゲーム、食べ歩き
所属/ボーダー本部
肩書き/万能手(オールラウンダー)
トリガー構築
ハウンド/ハウンド
スコーピオン/Empty
シールド/シールド
グラスホッパー/バックワーム
トリオン/10
攻撃/8
防御援護/4
機動/8
技術/7
射程/3
指揮/7
特殊戦術/7
トータル/52

高機動万能手。ポイントはハウンド8269、スコーピオン8925
走りながらバックワームを使い高速で戦場を駆け回り、速度を殺さずに立体機動を仕掛けつつハウンドとスコーピオンで削り倒す。発射遅延ハウンドを多用し、本人と分割起動のハウンドによる一人クロスアタックを得意とする。
そのため、この戦法が確立してからスコーピオンで止めを刺すことがおおくいつの間にか得点が逆転していた。
一人称は普通は僕、独白や脳内ではワイ。
那須との一件の後、自虐的になり一時期ネットにのめり込み、そこでの経験からワイが染み付いている。何chを見たのだろう。

那須さんの日比谷くんに対する感情

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  • 好き(異性愛)
  • 大好き(異性愛)
  • 大好き(ヤンデレ風味)
  • 大好き(親愛)
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