那須玲に負い目のあるワイ。ヤンデレ彼女にハーレムバイパーを食らわされる 作:遅効性すぎてオリキャラひとつがBE
良心のあるまだ壊れてない女子をどうするか
なやんでかいとります
茜ちゃんは癒し枠、わかる。
孫に欲しい(蔵内並感)
日比谷隊
それが今のあたしを端的に表したモノ。
隊長の要人も、同じ一戦闘員の玲も仲が良く
小夜子も最近は軽口を言い合える程度にはなった。
けれども、あたしと他のメンバーじゃ違うことがひとつある。
それは三人が同じ屋根の下で暮らしているということ。
そして、その包囲網はこの春休みの間で縮まりB級に昇格したことでいつの間にか親に話を通されていたあたしはそのシェアハウスに住むことになっていた。
「……まあ、本部と高校から実家より近いしいいけどさ」
B級に上がれば防衛任務のシフトに入ったりランク戦だったりで中学時代より家にいる時間が減るだという想像はしていた。そのため、休まる時間と私生活がボーダー隊員との天秤にかけることになると思っていた。
けれど、そこに信頼のある玲が住んでいるシェアハウスという手が紛れ込み、それならと……という感じ。
玲の厚意を無下にする訳にも行かないしあたしはその扉をくぐっていた。
「あ、友ちゃんだ。おはおは〜」
「………………カナメ!!!」
あたしを出迎えたのは玲でも要人でも小夜子でもない。
下着の上から男物のシャツを羽織って携帯ゲーム機をいじってゴロゴロしている国近先輩。明らかにラフすぎるしこのシェアハウスにいる男は要人だけ、あたしは要人の部屋目掛けて突撃した。
鍵はかけられていないそこに入ると部屋は暗く、まだ寝ているのがわかる。
そうでもなければ性格上要人は出迎えに来るタイプだから当然と言えば当然。
パチッと電気を点け、要人の寝床を見ると……
「んっ…………すぅ……」
要人の腕の中で玲が、そして二人して揃いも揃って安らかに眠っている。
「んっ……うぅっ……あれ、クマちゃんおはよ……?」
「……あんたらがそういう関係なのは知ってるけど。アレはどういうことか説明できる?」
「あれ……あー……柚宇ちゃんのこと……だよね」
リビングにて、あたしは他三人(小夜子は引きこもって深夜までゲームをしていたらしく起きてこなかった)に説明を求める。
玲と要人の体にはあちこちにキスマークがあり、それは国近先輩にもあった。
「まさか要人がそんなに節操のない男だとは思わなかったよ」
そういうしかない。幻滅……はしてない。
心が痛むには痛むけど、どこか納得はできる。
以前、正隊員になる前の玲にはない危うさ……と言うべきか、有無を言わさない迫力と常になにかに考えを巡らせているような雰囲気。
きっと、この出来事も玲が仕込んでいる。
なぜなら要人にはそこまでする理由があまりにもない。
「違うよクマちゃん。カナくんは私たちのお願いを聞いてくれてるだけ……」
だなら、玲がそういうのもすんなり腑に落ちた。
あの手この手で要人の良識をすり減らして、自分の願いを優先する恋人を馬に乗せている。
「節操のないのもわたしたちの方だしね。カナくんの包容力は凄まじいのだ」
手放すつもりはないと要人の腕に引っ付く国近先輩。
その格好が明らかに要人の私物なのもそういうことなのだろう。
……本来ならもっと叱責するし諭すべきかもしれない。
けれども、あたしは要人が酷かった時を知っている。
さっさと死にたいと言わんばかりに生気が薄かったのを気にかけたりもしたし、数少ない友人として関わっていくうちに情も湧いた。
「カナくんに、自信をつけてもらいたいの。もう二度と、私を手放して欲しくないのもあるけど……カナくんはこんなにも魅力的なスケコマシなんだから」
「玲さん!?もっと言葉選んでよ!」
「えっと……女誑し?ドン・ファン?月見名人?」
「もういいです……」
実際にB級に上がってから……玲と要人が再開してから要人の調子はよくなっている。時たま憔悴しきった顔になることもあるが、多方通常通り。
この間の防衛任務なんか張り切りすぎて私たちが置いてけぼりを食らったくらいだ。
「わかった。それじゃああたしが諌める役をする。今の状態の要人を独りに戻す訳にもいかないからね」
その宣言に要人は安堵し、ほか2人は目を丸くする。
そして顔を合わせ私の方に向き……
「「
とぶっ込んできた。
「は、はぁ!!?そ、そんなんじゃないし。た、ただあたしは……その……」
言い淀みながら顔を赤くするあたしを他所に策略家の二人は要人を両サイドで固定。
狼狽える本人を他所にその服を捲り上げ
「カナくん最近、クマちゃんと生身で一緒に運動できるようにって鍛えてるんだよ?」
「元々細マッチョだったのにいい感じになってて先輩は鼻が高いよ」
「おふたりさん……なにを……」
二人が勝手にプレゼンを始める。
要人の魅力を、あたしが知らず知らずのうちに想いを寄せていた男の子を。
「クマちゃんをここに呼んだのもね。カナくんの
「そうそう、寝床に潜り込んだり、お風呂に突撃したり……」
「そんな事してたの……?」
「……はい、されてました」
呆れが来るより先に……羨ましいというのが出てしまう。
顔を赤らめモジモジとする仕草の裏腹に見せられた腹はきっちりと鍛え上げられ、筋肉による凹凸がよくわかる。
「ぎゅーってされながら一緒にお昼寝したり」
「一緒に買い物行ったり」
「「
差し出されたのは
要人をダシに共犯になろうという誘い。
あたしが常識人であるというなら、ここは断るべきだ。
要人にも尊厳というものがある。好きな2人にされているから……というのもあるだろう。
だけど、この後の一言。
その一言が私をノックアウトしてしまった。
「……クマさんは、僕のこときらい?」
翌日、朝六時頃。
あたしはシェアハウスの入口でそいつを待っていた。
朝霜が晴れる頃合の視界が開けたまだ気温が冷たい朝。
昨日のうちに買ったそれを身につけ、あたし自身の浅はかさにため息が出る。
「のせ、られた、なぁぁぁ…………」
あの後、庇護欲がバクハツしたあたしは要人を守るという建前で2人の策略に陥り、シェアハウスのメンバー兼要人と秘密の関係にされてしまった。
おおよそ、玲がもう呼んでも問題ないと判断したからだろう。
「おはよクマさ……ううん、ユーコ」
「あ、うん。おはよ要人……」
好きな男に下の名前で呼ばれる幸福と、あたしの服装を見られる恥ずかしさ。
少しコンプレックスになりつつあった胸やお尻を強調するようなスポーツウェアをジャージを開けていることで見せているような状態。オヘソの辺りには昨日付けられた要人のキスマークがある。
「なにか、ないの。結構恥ずかしいんだけど」
「えっと、その……ユーコが僕のこと好きになってくれて嬉しい、よ」
あたしたちが踏み込んだ関係になったのは本当に昨日今日の話。惚れた弱みを存分に活かされ、あたしは自分の言ってた節操のない人間になってしまった。
「……だから、僕のこともっと好きになってもらうから、覚悟してね」
「〜〜ーーっ!この……ッ」
策略にハマったのはあたしで、要人を叱り切ることが出来ずに巻き込まれたのもあたし。
要人が喜ぶからと肌面積が多い格好をしてるのもあたし。
「ユーコかっわいー」
「あっ……」
あたしは生涯、この惚れてしまった男と親友の女に振り回されるのだろう。
目を離したら何するかわからない二人のストッパー……になれるかはわからない。
でも、あたしは選んでしまった。
要人の隣にいる1人になる道。
頬に手を添えられ、あたしは目を閉じる。
ちゅっと柔らかい感触は唇……にではなく、頬に伝わり。
「ちゃんとしたのは、運動の後に、ね?」
「……もう」
どうしようもなく、あたしも女だと認識することになったのだった。
要人を突き飛ばせずに受け入れてしまった聖人
クマちゃんさん。
要人的にはスタイルは自分好みだし落ち込んだら叱責してくれるだろうし、だけどぐいっと押し込んだら可愛い反応出してくれるしで気に入ってそう。うらやましい。
要人の女であるという認識が生えちゃうのでそれが作用して色々変わっちゃうかも。うらやましい。
見たい話アンケ更新しておくぜ
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カトリーヌ悶える
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綾辻さん、狙われる
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オサノ、こんにちは
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王子、命名する
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