那須玲に負い目のあるワイ。ヤンデレ彼女にハーレムバイパーを食らわされる   作:遅効性すぎてオリキャラひとつがBE

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綾辻さん回ですぜ
雷神丸の次にモテるパーフェクト(一部を覗いて)優等生いいよね

良識ゴリゴリするの楽しいぜ。わかる




15歳私、なやむ

ボーダーB級嵐山隊オペレーター 綾辻遥

それが私の肩書き。

広報部隊になることが確定し、高校生にもなり忙しくなる事もついでに確定。

そんな折に彼と出会った。

互いにそこそこの変装をし一日規定量限定のスイーツ。

私の好物であるグミじゃないけど、次のランク戦シーズン開幕までじゃないとろくにチャンスがない。そんな訳で絶品と噂のそれを求めてはるばる隣の市まで来たのでした。

 

「「ぐぬぬ……」」

 

互いに睨み合う。並び始めるタイミングはほぼ同時。

初対面の同年代に対して互いにモテる側らしいのに

色気<食い気の法則で我先にと並ぼうとし……

それが目につく。

『カップルさん、限定品ありマス』

悩む。

誰かと付き合うということを考えることもなく、忙しなく過ごす日々。授業が本格的に始まってしまうと進学校通いという点も合わさり、中々休みの日でも外食にはいけなくなるかもしれない。

それにまだまだ子どもな私たちにその限定品というのは興味が惹かれるものであって、それがスイーツであるなら……と。

目と目が合う。瞬間、互いの悪知恵が働き。

一切の恥と危険性が誤魔化され次の瞬間。

 

「お次のお客様、何名様でしょうか?」

 

という店員さんの問いかけに。

 

「「2名です!」」

 

と勢いのままに言ってしまったのでした。

 


 

その男の子……日比谷くんとそれがきっかけで仲良くなり、互いに高校に入学、戦闘員と部隊オペレーターという関係性の都合であまり顔を合わせることが無い日々。たまに甘味処の話をしたりして……そんなある時、すっごいにっこにこの女の子が話しかけてきた。

日比谷くんの彼女さんである那須さん。

浮気を疑われてるのか、それとももっと別の何かか。

それらが胸によぎる。

日比谷くんは確かに見た目よし中身よしの柿崎先輩みたいに自分に自信が持てないタイプの男の子。

話題にもなるのも納得だし、私だって好きになりかけたかもしれない。

けれど、さすがに付き合ってる人がいる男の子を好きになるなんてふしだらなことは起こらない。

 

「いやまあ、日比谷くんは素敵な人だと思うけど……」

 

言われたのは日比谷くんのことを好きになってもいいよ。という言葉。女の子としての自信の現れかそれとも別の思惑があるか。

たしかにまたあんな風に一緒にご飯がしたいとかは思ったことはある。

けれどもそれは度が過ぎた願い。

私は良識の持つ大人になるためにそれらを崩す訳には行かない。

 

「あれ、玲と遥さん、珍しい組み合わせだね」

 

そんな中、隊服姿の日比谷くんがやってくる。

示し合わせ……た訳ではなさそう。

 

「今日もソロランク戦するって言ってなかった?」

「影浦さんに負け越したから少し休憩」

 

さりげなく隣を空け、日比谷くんを座らせる姿はまるで熟年カップル。

ちょっと嫉妬してしまう。

那須さんと付き合うより先に私は日比谷くんと遭遇してしまっていた。

もう少し私が踏み込めたら、今座ってる位置関係も違ったかもしれない。

そして、それは失ってから気がつく恋心の発芽であるとようやく気がつけた。

 

(いいなぁ)

 

と口に出すことはないけど心の中で羨むくらいなら神様だって許してくれるかもしれない。

 

「そうだ綾辻さん。今度新しくできる和菓子屋さんいかない?」

 

ドキリとしてしまう。今隣にいる那須さんより机を挟んでる私を誘ってくれたことが嬉しく思ってしまう。

けれど、さすがにそういうのは恋人を優先した方が……

 

「カナくん、この間食べ歩きしすぎて晩御飯食べれなかったからほどほどにね」

 

注意するのそこなの?

という疑問と目の前で他の女の人を誘ったのに何も反応をしないその姿は恋人ゆえの余裕なのだろう。

ボーダーは数百人規模の思春期の男女が多い組織。それにまだまだ発展途上で余計なトラブルにするわけにはいかない。

だから断ろう。そしてキッパリと諦めてしまおう。

そう思ったのに。

 

「いい、よ。いこっか」

 

と私は考えと真逆の言葉を発してしまった。

那須さんがついてきてもいいや。その想いから私は承諾してしまう。

何故だろう、少し前の日比谷くんに比べて今の日比谷くんの方が魅力的に見える。

だから、つい。断るという手が無意識に脳内から追い払われてしまった。

 

「それじゃあ後で連絡するからその時に日程詰めよっか。それじゃ!」

 

紙コップに入れていた飲み物を一息で飲むとまた日比谷くんはランク戦ブースに行ってて。

その後ろ姿を私は見送ってしまっていた。

 

「……カナくんのこと、諦めなくていいから、ね?」

 

そんな魔女の勧誘に私は……乗ってしまいそうになる。

諦めようとした時に都合よく現れてしまったその男の子を囲う悪い女の子のひとりに。なりそうになる。

彼がいわゆる病んでいた時期を知っているからこそ。

一緒に甘いものを食べている時に晴れたような笑顔と日頃の死にたそうな沈んだ顔を知っているからこそ、放っておけない。

 

「……話だけ聞いていい?」




綾辻さんと要人のあれそれ

趣味の食べ歩きと(好きな物にはないけど原作描写から)甘いもの好きの綾辻さんの初邂逅は決めてて、そこから肉付け。
本当はもっと過去の描写から入るつもりだったけど
ネガネガ要人書いてたらイラついてきたのでなしに

要人と色々あってヤンデ玲さん初め、ハーレムいり女子隊員の原作よりアッパーはあり?

  • 大いにあり
  • あり
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