Prologue1.終わり始まり…
俺の名前は
突然で驚くかもしれんが、俺は転生者というやつだ。死因は高所から落下してきた鉄骨によるペチャ死。そんで俺が転生したのは多分…ゼンゼロ?とかいうゲームの世界だ。
どうして
俺の記憶が間違っちゃいなけりゃあ、ゼンゼロの世界観は
さて、そんな世界で生き残るには何が必要なのかと考えた結果…俺は剣を取る事にした。なぜ平穏な道を選ばないのかって?んなもん決まってんだろ?
──ロマンだ。
せっかく前世よりも恵まれた肉体を持って転生した身だ。
せっかく好き勝手に斬っても良いバケモンのいる世界だ。
となれば、剣を持つのが一番このクソッタレにイカれた世界を楽しめるってもんだろう?人生ってのは、
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─【場所:エリー都】─
“エリー都”と呼ばれる大都市に
「…転生してからはや18年。これと言って面白可笑しなことは無し。巨大災害の一つや二つ起きちゃくんねぇかな〜」
強風に煽られる中でそう独り言を呟く男…
彼がこの
「…ああくっそぉ。全然思ってたのとちげぇ」
生前に
「はぁぁ…すっげぇつまら──」
──ビーッ!ビーッ!
そしてその警報を聞いた
「…やっとかよクソッタレ。遅いにも程があんぜ!」
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─【場所:ルー都】─
巨大ホロウの発生源である都市…“ルー都”。
ルー都とはエリー都から30km程離れた位置に建造された大都市である。元はエリー都に有事《ゆうじ》が起こった際の緊急避難都市として
それから10年…人々が平和で穏やかな日々を送っていた
「クソ!ダメです!ルー都からの通信が完全に途絶しました!」
「ホロウ拡大速度が秒速70mを超えました!このまま速度が上昇すれば数分程度でルー都はホロウに飲み込まれます!」
「ホロウ内部のエーテル濃度が過去類を見ないレベルにまで上昇!これでは部隊を送るのは危険です!」
「市長!ホロウ内部より脱出した者から情報が──」
ホロウ災害発生から約30分。
ルー都…では無く、今回のホロウ災害の対処本部はエリー都の中央機関で
当初秒速数m程度であった拡大速度は今や70超に加え、過去類を見ないレベルのエーテル濃度がホロウ内部に充満。防衛軍の一般兵ではまず数分として身が持たないのは確実…
──と、思われた矢先。
「っ!市長!超巨大ホロウの拡大が止まりました!」
「なんだと?!どういう事だ?!」
「ホロウ発生から数分後に戦闘機が一機突撃したとの事ですが…今はその事よりも助けられるだけのルー都市民を助けるべきです!」
「…よし。ルー都周辺に待機している兵士に伝達。ホロウに飲み込まれていない地区を優先し、直ぐさまルー都市民を救出しろ!それからその戦闘機の所在についても調べろ!」
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─【場所:超巨大ホロウ内部】─
超巨大ホロウ内部には、都市全体を埋め尽くす程のエーテリアスが発生していた。つい先程前まで活気に満ち溢れていたであろう風景は、今や地獄そのもの。
建物は崩れ地面は
「お〜こりゃすげぇな」
見渡す限りのエーテリアスと結晶の海。こりゃ生き残りは居ねぇな。侵食受けてエーテリアスになってるか
「さぁて。
そう言葉を残し、
これはホロウ災害が発生してから僅か10分後の行動であった。
─────超巨大ホロウ発生から約30分後。
そして超巨大ホロウは後に、通称“グランデ・ホロウ”と名称付けられた。