Episode1.兄妹と猫娘
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─【場所:新エリー都_六分街】─
「なあわんころ…これ大当たり入ってんだよな…?」
「わふっ!」
「…
そんな齋秋は現在、“ウーフ”という名前のハスキー犬が
「わふっわふっ!」
「ん?なんだ?もしかしてこのサラチキ食いてぇのか?」
「わふっ!」
「
「わふっわふっ!」
「あっおいわんころ!お前ふざけ──」
──タッタッタッタッタッタッタッ!
齋秋がウーフと
「……」
今の奴、確か“
となるといよいよ関わるタイミングは今って訳か。この気を逃す訳にゃあいかねぇな。
「よしわんころ。残り全部やるからちゃんと食えよ?」
「わふっ!」
齋秋は手に持っていた残りのサラダチキンをウーフへとあげると、齋秋も“
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─【場所:六分街_
ゼンゼロの主人公であるアキラとリンの
「…あんたたちは“パエトーン”!プロキシであるあんたたちに依頼が──」
──ガチャッ!
何やらアキラたちと猫又の間でいざこざのような会話が
「よ!なぁに騒ぎ立ててんだよ?ガキども」
「や、山月さん?!どうしてここに?!」
「だ、誰だ?!あんたたちの知り合いか?!」
「っ申し訳ないのだけど山月さん、ここは関係者以外立ち入り禁止で…」
突然扉が開きその向こう側から現れた齋秋に対して、
「そう
「っ!」
「はっ。かなり高性能な防音設備してやがるが…俺からしちゃ丸聞こえだ」
そう言いながら、齋秋は3人の居る部屋へと踏み入り周囲を見渡す。壁一面に備え付けられた40台近いブラウン管テレビ、プロキシとして活動する
「あーこりゃアウト寄りじゃなくアウトだな…」
「「……」」
「…も、もしかしてやばい状況だったり、するのか?」
齋秋の言葉にアキラとリンは完全に固まり、猫又は焦った様子を見せ、場は完全に凍り付いた
「正解だ猫娘。俺以外だったらな」
「……へ?」
齋秋から返ってきた言葉に
「そ、それってどういう…」
「そのまんまの意味だ。俺はお前たちを保安の連中に売るつもりなんざねぇってことだよ」
「…もしかしてだけど山月さん、最初から僕たちがプロキシだってこと…」
「さぁて?俺にゃあ何のことだかさっぱり」
緊張した面持ちのアキラからの問に対して、齋秋はなんの事だかさっぱりと
「…
『-……-』
「…Fairy?」
アキラが相棒であるAIのFairyになぜ教えてくれ無かったのかと問いただすようにして言うが、一向に返事が返ってこない。
そんな状況が数秒続くと、Fairyが齋秋に対して問を飛ばす。
『-…あなたは監視システムの一切に認識されていませんでした。それは何故でしょう?-』
「監視システムに認識されていない…?」
「あーそのことか」
齋秋は軽く頭をかくと、2人の疑問に対して応えようとする。
「それはだな…」
『「「それは…?」」』
──ゴクリ…静寂の中に3人の息を飲む音が鳴る。
「…言うわきゃねぇだろバーカ」
「「……」」
『-許せません。
ドキドキとして待っていた3人は、齋秋の応えに肩を落としなんとも言えない表情を見せる。そして疑問を
「あのなあ、お前たちはプロキシですかって聞かれて『ハイそうです』って返すか?返さねぇだろ?それと同じだ。そう易々と答えは言わねえっての」
「た、確かに…」
齋秋は
「そんで?なんだ酷く
ま、
「え、えっとそれは…」
「う〜ん…」
「な、なああんた!腕に自信があるなら力貸してくれ!」
アキラとリンがどうするべきかと悩んでいると、猫又が
「はっ。腕に自信があるからここにいんだよ。こちとらホロウに潜ってエーテリアス狩りまくるのが
「…」
その言葉に、猫又は耳と尻尾をピンとアキラとリンに顔を向けた。アキラはそんな猫又の考えを感じ取ったのか、目を
「山月さん。実は──」
そこからアキラは猫又が店に突撃してきたことを伝えると、猫又はそこから引き継ぐようにして事の
「──なるほどなあ…つまりお前たちはその“
「そ、そう言う訳だ!」
「それ認めちゃう感じなんだね…」
「と、とにかくだ!それからも色々あって…ニコたちは今爆破エリアに居るんだ!」
「と言われても…」
『-マスター。ただいまニュースチャンネルでそれに関する生放送が発進されています-』
齋秋たちがあれやこれやと会話を続けていると、Fairyが割り込むように現在放送されているニュースをテレビへと映し出す。そこに流れるニュースには、爆薬を
「まずい!このままじゃ最後の列車が発車しちゃうぞ!」
「あーこりゃ急がねぇと
“ヴィジョン・コーポレーション”の輸送列車がどんだけ爆薬
とは言えそんな事にはならねえんだけども。
「でもみんなの前で列車を止めちゃったりなんかしたら、その場で保安官に捕まっちゃうのがオチだよ?」
「事態を連絡しようにも、それだとニコたちがホロウレイダーをやってることもバレる…」
『-提案-』
その場に居る全員がどう動くべきかと
『-いっそ、ホロウの中で列車を止めるのはどうでしょう-』
「あー、そいつはありだ」
「!そっか!外から直接ホロウの中は探知できないんだから、捕まる心配もないぞ!」
現状、新エリー都に
その
「うん…今からデッドエンドホロウに
「Fairy。列車乗った位置をリアルタイムで
『-可能。目標列車までの安全なルートを計算しています-』
「そんじゃあ、デッドエンドホロウでどう列車を止めるか考えるとすっか」
「んにゃ」
デッドエンドホロウなあ…正直俺のところが