いつからここが尸魂界だと錯覚していた? 作:yvrararara
九月一日。いよいよ二学期の始まりだ。
無人島でのサバイバルや、豪華客船での優雅なバカンス。波乱に満ちた長い夏休みが終わってしまったことへの一抹の寂しさと――それ以上に、愛すべきクラスメイトたちと再び教室で顔を合わせられる喜びが、私の胸を心地よく満たしていた。
いつものように寮のエントランスで待っていると、軽やかな足音と共に、愛らしい笑顔が飛び込んできた。
「お待たせしましたっ。惣右介くん、早いですね」
(今日から学校が始まると思ったらワクワクして、早く来ちゃった!)
私は内心で照れくさそうに頭を掻きつつも、外向きには一切の隙を見せず、圧倒的な強者の余裕を纏って極上のバリトンボイスを響かせた。
「――新たな盤面の幕開けだ。運命の歯車が回り始めたというのに、微睡みの中に沈んでいる暇などないからね」
(訳:今日から学校が始まるから、楽しみで早く来ちゃったんだ!)
ひよりは私のポエムの裏にある「ワクワク感」を正確に読み取ると、嬉しそうに目を細めた。
「ふふっ。学校が楽しみで早く来ちゃったんですね。……実は私も、同じ気持ちです」
そう言って、ひよりが自然な動作で私の手に自身のそれを重ね、ギュッと指を絡めてくる。
朝から互いの温もりを確かめ合うように手を繋ぎ、私たちは通学路を歩き始めた。
二人で甘い空気を漂わせながら並んで歩いていると、前方に、見覚えのある背中を二つ発見した。
立ち止まって話をしているのは、二年Dクラスの綾小路清隆と須藤健だ。須藤が清隆の肩に腕を回し、何やら問い詰めるように話しかけているのが見える。
(おっ! 清隆じゃん! 朝から何話してるんだろう?)
私が内心で呑気にそんなことを思っていると、私たちの少し前を歩いていた同じくDクラスの軽井沢恵が、小走りで二人のもとへ駆け寄っていくのが見えた。
(清隆と須藤はともかく、軽井沢さんも仲良いんだ? なんか珍しい組み合わせだな)
私は不思議に思いつつ、立ち止まって話をしている三人に追いつき、オサレに声をかけた。
「――目覚めの刻に、数奇な星の巡りを見たものだ」
「おはようございますっ」
私のポエムにひよりが自然な挨拶を添えてくれる。
「お、おう。おはよう……」
須藤は私のオサレな挨拶に戸惑いつつも挨拶を返してきたが、どこか上の空というか、頭を抱えて混乱している様子だった。
「お、おはよー!」
一方の軽井沢は、私と目が合った瞬間、微かに肩を震わせ、一瞬だけ怯えたような色を瞳に浮かべた。しかし、彼女は持ち前のギャルらしい明るさで即座にそれを隠し、元気よく挨拶を返してきた。
(……怖がらせちゃったかな?ごめんね!)
私は彼女の微細な表情の変化を正確に読み取り、内心でひっそりと謝罪する。
「なにやら、珍しい組み合わせですね?」
ひよりが小首を傾げながら、素直な疑問を口にした。
(やっぱり、ひよりもそう思うよね!?)
私が内心で激しく同意していると、清隆がいつもと変わらない、淡々とした声で衝撃的な事実を告げた。
「オレたち、付き合ってるんだ」
「…………」
「…………」
その言葉に、ひよりは目を丸くして少し驚いた様子を見せたが、すぐにパッと花が咲いたような笑顔になった。
「まあ。そうだったのですね。おめでとうございますっ」
(えっえええええええええ!? そ、そうなの!? 俺の予想では、てっきり堀北さんか佐倉さんあたりと付き合ってるのかと思ってたけど……!?)
私の内面は、突然の熱愛発覚スクープに大パニックに陥っていた。しかし、外面の私は一切の動揺を見せることなく、ただ静かに、そして極上のオサレオーラを纏って彼らを祝福した。
「――無機質な白き世界に、漸く色彩が落ちたか。そのささやかな熱が、君の瞳にどんな景色を映し出すのか……悪くない余興だね」
「『少し驚きましたけど、お二人の交際、私も嬉しく思います。おめでとうございますっ』とのことですっ」
私のオサレな祝福と、ひよりの完璧な翻訳を受け、軽井沢は頬を赤く染めながら、嬉しそうに清隆の腕を肘でツンツンと小突いている。
そして清隆もまた、ほんの僅かではあるが、微かに口角を上げて穏やかな表情を見せていた。
(そりゃあ、須藤もびっくりして混乱するよね。俺はクラスが違うから内情まではよく知らないけど、清隆と軽井沢さんが仲良いなんて噂でも聞いたことなかったし!)
須藤が頭を抱えていた理由に合点がいき、私は密かに納得する。
これ以上、彼らの邪魔をするのも無粋だろう。私はオサレに片手を上げ、ひよりと共にその場を後にした。
清隆たちと別れ、再び二人で校舎へと歩き出す。
「惣右介くんのお友達に素敵な彼女さんが出来て、本当に良かったですね」
ひよりが嬉しそうに微笑みながら言った。
「――ああ。静寂に支配されていた旋律に、柔らかな和音が寄り添ったようだね。そのささやかな響きが、彼らの日常をより豊かに奏でることを願おう」
(訳:うん! ちょっと意外でびっくりしたけど……清隆もほんの僅かだけど口角が上がってたし、凄くいい関係なんだろうね!)
私の本心を受け取ったひよりは「ふふっ。そうですねっ」と優しく頷いた。
綾小路清隆と軽井沢恵の交際。
驚きはしたが、夏休みの特別試験やバカンスで、寛治や時任たちとの関わりを通して『友情』を理解し、確かな『心』を自覚し始めた清隆が、今度は軽井沢との『恋』を通して、さらに楽しく充実した日々を過ごしてくれるなら、友人として純粋に喜ばしいことだ。
彼らが周囲にどう報告するつもりなのかは分からないが、少なくとも私やひよりから他の生徒にわざわざ言いふらすような真似はしないでおこう。
そんなことを考えながら、私たちはAクラスの教室へと到着した。
「おはよう!藍染くん!ひよりちゃん!」
「おう藍染!椎名も、おはよう!」
教室の扉を開けると、一之瀬や柴田をはじめとするクラスメイトたちが、いつもと変わらない温かい笑顔で出迎えてくれた。
私は彼らの挨拶にオサレで完璧な微笑みで返しつつ、自席へと向かい、新たな学校生活の日々へと思いを馳せていた。
やがて朝のチャイムが鳴り、みんなが席について待っていると、教室のドアがガラリと開いて担任の星之宮知恵が入ってきた。
……が、その足取りはどこか重く、二学期早々だというのに顔色がすこぶる悪い。
(……星之宮先生、二学期早々から二日酔いか。相変わらずだなぁ)
私は内心で呆れつつ、優雅に頬杖をついてその様子を見守る。
「みんなー! おはようっ! 夏休みは楽しめたかなー?」
星之宮は無理して元気に挨拶するものの、青白い顔と虚ろな瞳のせいで全く説得力がない。すかさず、教壇のすぐ近くに座る一之瀬が少し呆れたような、けれど心配そうな声を上げた。
「おはようございます、星之宮先生。……あの、無理して大きな声出さなくても大丈夫ですよ? お水、飲みますか?」
「ありがとう、一之瀬さんっ! でも先生大丈夫だからね! 大人だから!」
強がる星之宮に対し、呆れた視線を向けていると、星之宮は唐突に私の隣に座るひよりへ向けて涙目で訴えかけた。
「ちょっと椎名さんっ! 藍染くんが凄い冷たい目で先生のこと見てくる〜!」
「え?」
ひよりが小首を傾げた直後。星之宮のその情けない姿に対し、私の口が勝手に動き出し、容赦のない煽りポエムを紡ぎ出した。
「――大人、か。自らの理すら御せず、底浅き泥濘に沈むその姿。導き手を名乗るには、あまりにも滑稽だな」
「『いい歳して酒に溺れて自己管理もできないなんて、教師として恥ずかしくないんですか?』と言っていますっ」
(ひよりさぁぁぁん!? 確かにそれは俺も思ってたけど!? もっとオブラートに包んで!!)
ひよりの純粋な笑顔から放たれた、火の玉ストレートな翻訳。
その容赦のない正論パンチに、私は内心で滝のような冷や汗を流しながら激しいセルフツッコミを入れた。
「うっ……な、何も、言い返せないわね……」
完全にHPを削り切られた星之宮は、グサッと見えない矢に胸を射抜かれたようにガックリと項垂れた。しかし、ふらつく足取りで教壇に手をつくと、なんとかパンッと両手を叩いて無理やり気合を入れ直す。
「さ、さっそくだけど、この二学期も大きなイベントがたくさんあるよ! 今年も十月には体育祭が行われます! 去年とは少し違う雰囲気になりそうだけど、みんな頑張ってね! それから……十一月には、この学校として初の試みとなる『文化祭』の開催が決定しました!」
その言葉が響いた瞬間、クラス中から「おおっ!」とどよめきが起こった。
(星之宮先生の二日酔いはともかく……文化祭!? めっちゃ楽しそうじゃん!!)
私は内心で椅子から立ち上がり、拳を天に突き上げて歓喜していた。
(……まあ、この学校のことだから純粋な文化祭じゃなくて、何か裏のある勝負事なんだろうけど……それでも、みんなと一緒に文化祭が出来るなんて凄く嬉しいな!)
「あ! もちろん中間テストや期末テストもあるから、浮かれて気を抜かないでね! 体育祭についての説明は後日行うんだけど、文化祭については今、少しだけ説明しちゃいます!」
(なるほど。体育祭の方が開催は早いけれど、それだけ文化祭には事前の準備に時間をかける必要があるってことか)
「文化祭には、大勢の来賓の方も来られます。そして……全学年、全クラスで『売り上げの総額』を競う勝負になります! 出し物はいくつでも申請可能だけど、使える予算は決まっちゃってるからね! じゃあ、詳細は各自のタブレットで確認しようか!」
星之宮に促され、私も手元のタブレット端末を起動し、送られてきた概要に目を通す。
『文化祭概要』
・学年ごとに使用できるポイントが異なるが、二年生には文化祭の準備のみで使用できるプライベートポイントが生徒一人につき五千ポイント与えられ、その範囲内で自由に活用できる。
・生徒会奉仕などの社会貢献、部活動での活躍による貢献などで追加資金が与えられる。
・初期資金と追加資金は売り上げに反映されないため、未使用の場合は没収となる。
・順位報酬:
一位〜四位のクラスは +100cp
五位〜八位のクラスは +50cp
九位〜十二位のクラスは 変動なし
(なるほど。体育祭と同様に『特別試験』という名目ではないし、下位になったからといって退学者が出るようなペナルティはないな)
私は画面をスクロールしながら、条件を一つ一つ精査していく。
(予算は一人五千ポイント。クラス単位で約二十万ポイントか。気になるのは『追加資金』の存在だな。これがどの程度支給されるかによるが……生徒会に所属する俺と一之瀬がいて、部活動でも柴田や安藤たちが活躍している。俺たちAクラスなら、他クラスよりも多くの準備資金を確保できそうだ)
「それから、敷地内のどの場所を確保するかもすっごく重要になるよ! 今、追加の情報を送るから確認してね〜!」
星之宮の言葉に合わせて、再びタブレットに通知が届く。
画面に表示されたのは『敷地内出店可能リスト』というタイトルと、校舎周辺からグラウンド、体育館に至るまでの詳細な地図。そして、各エリアに設定された「出店費用」だった。
(なるほど。大勢の来賓が必ず通る正門前のベストポジションは、場所代だけで一万ポイントもかかるのか。逆に、正門から遠く離れたエリアだと場所代が無料のところもあるんだな)
私は地図上のポイントと金額を見比べながら、瞬時にメリットとデメリットを天秤にかける。
「人気の場所は希望が被ることもあると思うけど、同じ場所へ複数のクラスが出店することは認められていません! もし希望が被っちゃった場合は『オークション形式』になって、一番多くポイントを出したクラスがその場所を使用できることになってるからね!」
(うーむ。単なる出し物のクオリティだけでなく、予算配分と立地の選定。これは他クラスや他学年もかなり戦略的に色々考えてきそうだし……面白そうだな)
私は内心で静かに頷き、俄然このイベントへの興味を強めていった。
「あ、それとね! どのクラスがどんな出し物をするのかは、文化祭当日まで一切非公開です! 学校側から他のクラスへ公表することはないけど、自分たちから情報が漏れないように気をつけてね〜」
(まあ、それはそうか。純粋な出店の勝負であると同時に、事前の情報戦の側面もあるってことだ。龍園あたりはあらゆる手を使って情報を嗅ぎ回り、妨害や嫌がらせを仕掛けてきてもおかしくないな。……警戒しておくに越したことはない)
「最後に、出し物に必要なもので敷地内で手に入らないものがあったら、まずは先生に言ってね! ちゃんと申請して学校の許可が下りれば、外部からの取り寄せも可能よ! ――はいっ、以上が文化祭の説明と基本ルールになります! 具体的な準備や設置期間は十月の体育祭以降になるけど、それまでにみんなで色々話し合って決めておいてね〜!」
そう言い残し、朝のホームルームは終了となった。
星之宮が教室を出ていくと同時に、クラスの空気は一気に文化祭への期待と興奮でざわめき始める。
そんな中、教壇の前に立った一之瀬が、クラス全員へ向けてパンッと手を合わせた。
「みんな、お疲れ様! さっそくだけど、今日の放課後にみんなで『第一回・文化祭に向けた作戦会議』をしようと思うんだ! もちろん、部活がある子や用事がある子は無理しないでね!」
一之瀬の明るく前向きな声掛けに、クラスメイトたちから「おー!」「何やるか考えようぜ!」と賛同の声が次々に上がる。
活気に満ちたクラスの様子を眺めながら、私はこれから始まる忙しくも楽しい日々に胸を躍らせ、オサレにふっと口角を上げた。
その日の放課後。
部活動で参加できない数名を除き、ほとんどの生徒が教室に残って文化祭に向けた話し合いの場が開かれていた。
他クラスや他学年に情報が漏れるのを防ぐため、前後のドアには見張りの生徒をしっかりと配置するという徹底ぶりだ。
教壇には一之瀬が立ち、書記委員の白波がマーカーを持ってホワイトボードの前でスタンバイしている。
「じゃあ、さっそくだけど方針について話していこうか! とりあえず『文化祭といえばこれ!』みたいな案をみんなでどんどん出していって、そこから予算や人数の配置を考えて、何を選ぶかを絞っていく感じがいいかな?」
一之瀬の明るい号令を皮切りに、生徒たちが思い思いの案を口にし始めた。
「やっぱり定番のたこ焼き屋だろ!」
「お化け屋敷やりたい!」
「メイド喫茶はどう? 女子の制服可愛いし絶対儲かるよ!」
「焼きそば屋も回転率良さそうじゃない?」
「教室まるごと使って迷路とか!」
次々と飛び出す楽しげなアイデアを、白波が手際よくホワイトボードに書き出していく。
そんな中、腕を組んでいた神崎が真剣な表情で口を開いた。
「だが、うちのクラスは現在四十一人だから、確定している初期予算は二十万五千ポイント。複数の出店をするつもりなら、少しでもポイントを節約するために、劇や合唱といった予算のかからないものも候補に入れた方が良さそうだな」
(うーん。予算のかからない出し物は凄く良いと思う。でも、劇も合唱も『ポイントを稼ぐ効率』で言えばそんなに良くないんだよね。どうしてもお客さんの時間を長く取らせてしまうし、クオリティを上げようと思ったら結局ポイントがかかっちゃうし)
私は内心で冷静に分析しつつ、静かに見守る。
「みんな、たくさんの意見ありがとう!」
一之瀬はホワイトボードいっぱいに書かれた案を見渡し、嬉しそうに微笑んだ。
「まだ本番までは時間があるから、今日すぐに絞る必要はないよ。だから、今日みんなが出してくれたアイデアを参考にしつつ、他にも『これだ!』ってやりたいものがある人が企画書を作って、クラスのみんなの前でプレゼンして決めていく方針にしようと思うんだけど、どうかな?」
(それがいいだろうね。限られた予算で売り上げを競うとなれば、明確なプランと熱意が必要だからな)
私は一之瀬の提案に深く賛同し、教壇に立つ彼女へ向けて極上のバリトンボイスを響かせた。
「――ただ光を放つだけでは、物事の形は掴めない。そこにある影の輪郭を正しく定義してこそ、初めて世界は形を成すからね。君たちがこの盤上に、いかなる景色を浮かび上がらせるのか……大いに期待させてもらおう」
「『その通りですね。限られた予算で売り上げを競うとなれば明確なプランが必要ですから、皆さんの素敵な企画を楽しみにしていますよ』と言っていますっ」
私のオサレな肯定と、ひよりの完璧な翻訳を受け、一之瀬はパッと顔を輝かせた。
「ありがとう、藍染くん!ひよりちゃん!もちろん、プレゼンの資料作りや試作のためにプライベートポイントがかかっちゃうこともあると思うけど、その分はクラス貯金から補填する形にするから安心してね!」
『おおーっ!』
『よーし、絶対通る企画考えるぞ!』
一之瀬の提案に、クラス全体から賛成と歓声が上がる。
会議がいち段落すると、生徒たちは各々仲の良いグループで固まり、「あれをやろう」「この企画、一緒に考えようよ」と、とても楽しそうにワイワイと話し合いを始めた。
誰もが前向きで、純粋にこの行事を楽しもうとしている。
(うんうん、平和だなぁ。みんな凄くいい笑顔だ)
そんな温かい光景を眺めながら、私は心底ほっこりとしていた。
「ふふっ。楽しいですね」
不意に、隣の席に座るひよりが、クラスの熱気にあてられたように少し頬を染め、嬉しそうに笑いかけてきた。
(そうだね! 俺たちも何か面白い企画を考えようね!)
私はひよりに微笑み返し、オサレに言葉を紡いだ。
「――ああ。我らも深淵の叡智を束ね、この箱庭を支配する至高の遊戯を創り出そうじゃないか」
「はいっ! 私たちも何か楽しい企画を考えましょうね!」
十月の体育祭、そして十一月の文化祭。
他クラスとの熾烈なポイント争いや情報戦が待ち受けているのは間違いない。だが今の私には、それすらもただの余興に思えるほど、この仲間たちと共に過ごす時間が愛おしかった。
来たるべき祭りの日々に静かな想いを馳せながら――私たちの波乱と期待に満ちた二学期が、幕を開けたのだった。
ようやく二年生の二学期開幕です!
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