いつからここが尸魂界だと錯覚していた? 作:yvrararara
十月上旬。
抜けるような青空の下、いよいよ体育祭の当日がやってきた。
今日この日に至るまで、我々Aクラスの生徒たちは、運動部経験者たちの的確な指導と、放課後の猛練習によって、クラス全体の地力を底上げしてきていた。
全学年合同の開会式を終え、各クラスがテントの待機スペースへと戻ってきたタイミングで、一之瀬がクラスメイト全員を集めた。
「みんな! とうとう体育祭本番だよ!……今回は三クラスが同盟を結んでいて、かなり厳しい戦いになると思う。でもっ!」
一之瀬は力強く拳を握り、全員の顔を真っ直ぐに見渡した。
「私たちは今日まで、出来ることは全てやりきったと思う! たとえどんな結果になろうとも、ここまで頑張ったみんなの努力が無駄になることは絶対にないよ! 今日は最後まで諦めずに、全てを出し切ろう!!」
「よっしゃー!! やってやろうぜ!!」
「絶対に勝とうね!!」
一之瀬の熱い演説に、クラスメイトたちが気合十分な声で応える。
三クラスによる完全包囲網というプレッシャーを感じさせないほど、今のAクラスの士気は最高潮に達していた。
「――藍染」
すると、隣にいた神崎がふと私の方を見て声をかけてきた。
「ここまでみんなに的確な指導とアドバイスをくれたお前からも、何か気合の入るような言葉を言ってやってほしい。頼めるか?」
「――造作もない」
(任せて。俺もみんなと一緒に頑張りたいからね)
私がオサレに了承し、スッと一歩前に出ると、クラスメイトたちは居住まいを正し、真剣な表情で私の方へと視線を向けた。
彼らの熱を帯びた瞳を受け止め、私はゆっくりと口を開く。
「――恐れることはない。たとえ三千世界の全てが刃を向けてこようとも、私が君たちの先頭に立とう。私がいる限り、我々の戴くこの空が堕ちることなどあり得ないのだから。……君たちはただ、己の魂を燃やし尽くし、勝利という名の果実を毟り取ればいい」
私の放つ圧倒的な自信と、揺るぎない声の響き。それだけで、彼らの背中を押すには十分すぎたのだ。
「「「おおおおおっ!!!」」」
「藍染くんがいるなら絶対負けないっ!!」
「やったるぞおおお!!」
私の言葉を聞いたクラスメイトたちは、さらに一段階ギアが上がったように熱狂的な歓声を上げた。
「うん! 最高の雰囲気だね! それじゃあみんな、各々エントリーしている種目に向かうよ!」
一之瀬の明るい号令と共に、円陣は解け、それぞれが最初の競技へと向かっていく。
「惣右介くんっ! 頑張りましょうねっ!」
ひよりが両手で小さくガッツポーズを作りながら、笑顔で声をかけてきた。
「――我が歩みは常に頂へと続く。全ての玉座はこの私が独占しよう。君はただ、一番近くでその景色を見ていてくれ」
(訳:俺は絶対に全ての競技で一位を取るよ! 任せてね!)
私がオサレに告げながら彼女の銀髪を優しく撫でると、ひよりは花が咲いたように微笑んだ。
「ふふっ。惣右介くんを信じていますっ!」
ひよりと別れ、私も自身の出場する競技のグラウンドへと向かった。
最初に出場するのは、基本競技である『男子100m走』だ。
今回の体育祭において、Aクラスの基本方針は技術でカバーしやすい『球技』に重点を置くことだが、全てを球技で固めると、時間的な都合で「十種目参加」を満たせない可能性が出てくる。
そのため、私や柴田など、純粋な身体能力が高い生徒はある程度基本競技にも参戦し、手堅く得点を稼ぐ方針を取っていた。
「フハハ! オサレボーイ。今日はよろしく頼むよ」
第一レースのスタート位置で待機していると、隣のレーンにやってきた高円寺が、黄金に輝く髪をかき上げながら不敵に笑いかけてきた。
「…………」
(事前エントリーの競技、見事に全部高円寺が俺にぶつかってきてるんだよなぁ……)
私は静かに前を見据えながら、内心でやれやれと息を吐く。
高円寺だけではない。専用アプリで確認したところ、私がエントリーしている競技には、他クラスの主力級がこれでもかというほど密集していた。
(団体競技でも、俺に対してかなりの戦力を投入してきている。普通に考えれば、俺という最強の駒は無視して、他で得点を稼ぐ方が効率はいいはずだが……)
私はゆっくりと高円寺の方へ顔を向け、オサレに目を細めた。
「――太陽に挑もうとする勇気だけは褒めておこう。だが、その翼が焼き尽くされる前に、己の身の程を知ることになるだろう」
(訳:手加減はしないよ。本気でいくからね!)
と、最高にオサレな勝利宣言をしてしまった直後――。
(なんで自らハードル上げちゃうの俺!? こんな大見得切って負けちゃったら、恥ずかしすぎて三日は寝込むぞ!!)
内心では、自らのポエムの呪いによる特大のフラグ建築に頭を抱え、冷や汗を流していた。
だが、そんな私の内心など知る由もない高円寺は、「フハハ! 楽しみだねぇ!」と嬉しそうに笑っている。
『――位置について』
スターターの合図で、思考を強制的に切り替える。
クラウチングスタートの姿勢を取り、全神経を耳へと集中させた。
『――パンッ!!』
乾いた号砲が鳴り響いた瞬間。
私と高円寺の二人は、他の走者を完全に置き去りにして、爆発的なスピードでトラックを駆け抜けた。
「な、なんだあの二人!?」
「速すぎるだろ……っ!」
周囲のどよめきが、風切り音と共に後ろへ流れていく。
横目で確認すると、高円寺は美しいフォームで、私にピタリと食らいついてきていた。
(速い……! 全力の高円寺は、やっぱり規格外だな……っ!)
だが、負けるわけにはいかない。
私はさらに脚の回転を上げ、ほんの僅かに前に出る。
――タァンッ!
ほぼ同時。しかし、コンマ数秒の世界で、私が先着でゴールラインを駆け抜けた。
「……フハハ! さすがだねぇ! 素晴らしいよ、オサレボーイ」
走り終えた高円寺が、息も切らさずに爽やかな笑顔で称賛を送ってくる。
(ふぅ……。なんとか勝てたな。高円寺が相手なら、俺も常に本気でやる必要がある)
私は表面上は涼しい顔を保ちながら、密かに安堵の息を吐いた。
(しかし……これほどの実力を持つ高円寺を、俺のマークだけに徹させるか。俺の体力を削りつつ、何としても学年一位を取らせないつもりなんだろうな。俺を一位の座から引き摺り下ろすことで、Aクラスを動揺させるような精神的優位を狙っているのかもしれない)
敵の思惑は、概ね予想がついた。
(……もっとも、一位を譲るつもりは毛頭ないし、俺が仮に負けたからといって、そんなことで動揺するほど、今のうちのクラスは柔じゃないけどね)
続く二種目目の『走り高跳び』においても、当然のように高円寺と激突したが、自身の身体能力を極限まで引き出し、なんとか勝利を収めることができた。
そして迎えた、三種目目――『テニス・シングルス』の決勝戦。
……私は今、かつてないほどの理不尽と直面していた。
(……なんだこの空間は。ただの学校の体育祭だよな……?)
私は内心で頭を抱えていた。
予選からしておかしかったのだ。あの葛城が「百八式・波動球……!」などと叫びながら打球を放ち、なぜか自分の手首から血を流して吹っ飛んでいくという謎の現象を見せられたかと思えば、今度は寛治が「ブーメランスネイクッ!」と叫びながら、ネットのポールを大きく迂回して相手コートに叩き込むという、物理法則を完全に無視したカーブショットを放っていたのだ。
そんな魔境と化した予選を見せられ、私は激しく自分の目を疑っていた。
そして今、コートの反対側には、無駄にキラキラとしたオーラを放つ高円寺が立っている。
「フハハハハ! 私の美技に酔いしれるといい!オサレボーイ!!」
高円寺が放った強烈なサーブ。
だが、そのボールの軌道が明らかにおかしい。バウンドした瞬間、物理法則を無視して急激に私の顔面に向かって跳ね上がってきたのだ。
その瞬間、コート外のギャラリーから驚愕の声が上がった。
「な、なによあれ……!? バウンドした球が、藍染の顔面に向かって跳ねたんだけど……!?」
「ふふっ。強烈なスピンで軌道を急変化させる……まさか生で『ツイストサーブ』を見られるとは思いませんでしたよ、真澄さん」
(なんで坂柳と神室が解説席にいるんだよ!? 同盟の指揮はいいのか!?)
私は内心で全力のツッコミを入れながらも、咄嗟にラケットで顔面をガードし、無理やりボールを打ち返した。
だが、私が甘く返してしまったロブに対し、高円寺が高々と跳躍する。
「あっ……! 藍染の奴、甘い球を上げちゃったわよ……! 高円寺が跳んだ……って、あんな高さまで!?」
「相手のラケットを弾き飛ばし、確実にポイントを決める二段構えのスマッシュ……なるほど、あれが噂に聞く『破滅への
(さっきの高跳びの時より飛んでないか!?それと坂柳はなに真面目な顔で解説してんだよ!?)
次々と押し寄せる超次元テニスと、妙に落ち着き払った坂柳のシュールな解説に眩暈を覚えそうになったが、私はすぐさま体勢を立て直す。
相手がその気ならば、こちらもそれに応えるまでだ。
私は冷静にボールの軌道を読み、弾き飛ばされたラケットを左手で掴み、リターンを放った。
「……ちょっと、なによあれ。藍染の奴、打つ瞬間にラケットを持ち替えたわよ!?」
「両手でラケットをランダムに持ち替え、ボールの回転を予測させない高等技術……あれは『
(俺はただ打ちやすい方の手で打ってるだけだよ! カッコいい技名つけないでくれ!!)
突然の左打ちに逆を突かれ、高円寺が体勢を崩す。
私はそのまま相手の動きを読んで、一番効率のいいコースへと淡々と打ち返していく。ただその反復。
だが、試合が進むにつれ、高円寺の様子が明らかにおかしくなっていった。球を打つ瞬間に動きが止まり、まるで何かに怯えるようにラケットを振るう手が鈍っていくのだ。
「……ちょっと、さっきから高円寺の動きがおかしくない? 反応が遅れてるっていうか、焦点が合ってないような……」
神室がいぶかしげに呟くと、坂柳が目を細めてふわりと微笑んだ。
「……まさか。彼は今、視覚と聴覚を失いつつあるのかもしれませんね」
「は? テニスで?」
「ええ。どこに打っても完璧に返されるという圧倒的な絶望感……それが相手の精神を削り、身体を硬直させ、最終的に五感のすべてを奪い去る。……恐ろしい男ですね、藍染くんは」
(何言ってんの!? テニスで五感を奪えるわけないだろ!! イップスにしても解釈が飛躍しすぎだろ!!)
私の内心の激しいツッコミをよそに、高円寺はフラフラとした足取りで不自然に跳躍し、空中で渾身の力でラケットを振り下ろした。
ブォンッ! という虚しい風切り音が響く。盛大な空振りだ。
しかし、着地した高円寺はなぜか満足げに高笑いを上げていた。
「フハハハハ! まだまだだね!オサレボーイ!」
私はラケットを構え直すこともなく、冷徹な声で言い放った。
「一体いつから――――君のスマッシュが決まっていると錯覚していた?」
(俺は何を言ってるんだ!? 盛大に空振りしてる相手にわざわざ言うセリフじゃないだろ!!)
自らの口から飛び出したあまりにもオサレな台詞に、心の中で全力のセルフツッコミを入れる。
しかし、私の口は止まらない。
「……もう君には聞こえていないのだろうけどね」
(さっきから何言ってんの!? 俺の口は今日も絶好調だな!?)
私の放った至極普通のストロークが、硬直したままの高円寺の横をあっさりと通り抜けていく。
「ゲームセット! ウォンバイ、藍染!」
試合を終え、ネット越しに歩み寄ってきた高円寺が、汗を拭いながら高らかに笑いかけてくる。
「まさかテニスで私の『五感』を奪うとはねぇ! どこに打っても完璧に返される圧倒的な絶望感……! さしもの私も、何も見えず、何も聞こえなくなってしまったよ!」
(本当に五感が奪われてたの!? 俺は普通にテニスしてただけなのに!?)
どこまでも清々しい高円寺の称賛に対し、私は表情一つ崩すことなく「……君のテニスも、なかなか楽しませてもらったよ」とだけ返し、ひどく疲れた息を吐いて向き直る。
ベンチへと戻る途中、私はふと、自分の手にあるラケットへと視線を落とした。
(……ありもしない絶望を錯覚させ、挙句の果てに相手の五感を奪う。もしかして、このラケットが俺にとっての斬魄刀――『鏡花水月』だとでも言うのか……?いやそんなわけあるか!?ただの学校の備品だよ!!)
危うく自分自身までこのふざけた空間に呑まれそうになり、私はぶんぶんと首を振って邪念を振り払った。
(……はぁ。なんか色んな意味で疲れた。これも俺の精神を削るための、清隆や坂柳の戦術なのか……?)
私は水分を補給しながら、手元の端末で全体の戦況を確認し、強引に意識を現実の盤面へと引き戻した。
(……テニスのことは一旦忘れよう。…………みんな、想像以上に頑張ってくれてはいるな)
Aクラスの生徒たちは、特訓の成果を存分に発揮し、私がいない競技でも想定以上の勝率を叩き出していた。
だが――やはり、三クラス同盟での包囲網はキツい。
こちらの主力が徹底的にマークされ、数の暴力で押し潰されている競技も少なくない。
(……だからといって、大人しく負けてやるつもりはない)
私は冷静に盤面を俯瞰しつつ、腹の底で静かな闘志を燃やす。
(どんなに不利な状況だろうと関係ない。俺もクラスのために、出場する全ての種目で圧倒的な勝利を掴み取るだけだ)
無事にあの恐ろしいギャグ時空から生還できた今、普通の競技で負ける気など微塵もしない。
私は立ち上がり、次の競技――男子バドミントンダブルスの行われる体育館へと歩き出した。
同時刻。
オレ――綾小路清隆は、自身がエントリーした三つ目の競技を終え、呼吸を整えながらグラウンドの隅へと移動していた。
(ここまでは順調だな)
三種目を終え、オレの成績はすべて一位。
事前の作戦会議で綿密に割り振られた通り、オレや須藤、時任に鬼頭といった三クラス合同の精鋭たちは、各競技で手堅くトップの成績を収め、確実に得点を重ねていた。
だが、その一方で、全体のスコアボードや専用アプリの速報に目を向けると、一つの事実が浮き彫りになる。
(……Aクラスの生徒たちも、想定以上に得点を重ねているな)
オレたちが主力を固めていない、いわゆる「手薄な競技」や、当日公開のエントリー枠において、Aクラスの生徒たちは驚異的な勝率を叩き出していた。
特に球技や、複数人での連携が問われる種目における彼らの動きは、明らかに洗練されている。
(この短期間で、これほどまでに『技術』と『連携』を仕上げてくるとはな。オレたちの想定を上回るほどに彼らを鍛え上げた惣右介や柴田たち、そしてそれに応えて血の滲むような努力をしたAクラスの生徒たちは、素直に賞賛に値する)
オレは汗を拭いながら、冷静に盤面を俯瞰する。
(だが――さすがに数が違いすぎる)
いくら彼らが局所的な勝利を重ね、奮闘していようとも、こちらは三クラス合同による完全な包囲網だ。
配点の高い重要競技はオレたちが確実に一位をもぎ取り、Aクラスが得意とする競技には徹底的にマークをつけて順位を落とさせる。この物量作戦の前には、いかにAクラスの地力が上がっていようとも、最終的には押し潰される。どうしようもないだろう。
「待たせたねぇ、綾小路ボーイ」
思考を巡らせていると、次の競技のコートから高円寺が優雅な足取りでやってきた。
彼の整った顔には微かに汗が浮かんでいるが、その表情はどこまでも晴れやかで、満ち足りているように見えた。
「次の競技は、オレとお前のペアだったな」
次にオレたちがエントリーしているのは、配点の高い『男子バドミントンダブルス』だ。
バドミントン経験者が参加できないこの競技において、オレと高円寺が組めば、まず負ける要素はない。
高円寺がこれほどまでに体育祭に――クラスの勝敗などではなく、純粋な競技に――熱を上げている理由はただ一つ。
(順当に勝ち進めば、決勝で当たるのは惣右介と神崎のペアだろうからな)
事前のエントリー情報から、惣右介たちがこのバドミントンダブルスに参加することは分かっている。
高円寺は、惣右介が出場する個人・団体競技の全てに自らをエントリーさせていた。
オレは手元のアプリで、先ほどまで行われていた他競技の結果をスクロールする。
(100m走、走り高跳び、そしてテニスシングルス……ここまで、高円寺は全て惣右介に直接対決で敗れている)
この学校において、身体能力という一点においては間違いなく頂点に位置するであろう高円寺。彼が本気で、手を抜かずに挑んでいるにも関わらずだ。
「いやはや、まさかテニスでこの私の『五感』を奪うとはねぇ。オサレボーイは本当に底が知れないよ」
ふと、高円寺が先ほどの試合を振り返るように、愉快そうに笑いながらそんなことを口にした。
「……は? テニスで、五感を奪う……?」
オレは言葉の意味が分からず、高円寺の顔を見つめ返した。
だが、高円寺はオレの困惑など一切気にする素振りも見せない。
「私も負けていられないねぇ。次のバドミントンでは、さらに美しい私を見せるとしようじゃないか」
高円寺は手鏡に向かって前髪をかき上げ、早くも完全に気持ちを次に切り替えていた。
(……こいつは何を言っているんだ? テニスで五感が奪えるわけないだろう)
相変わらず理解不能な発言だが、深掘りしても意味はないだろう。
(……高円寺という最強の矛を片っ端からぶつけて、それでも全てを跳ね返し、無傷で勝ち続けている。……やはり、惣右介のスペックは規格外だな)
幼い頃から知ってはいたが、ホワイトルームの最高傑作であるオレから見ても、あの男のポテンシャルは生物として次元が違う。
だが、個人の陸上競技とは異なり、次はダブルスという『団体戦』だ。
いかに惣右介といえど、相方である神崎の動きまで完全にカバーしきることはできない。対してこちらは、オレと高円寺。連携など皆無だろうが、個の暴力の足し算だけで相手を凌駕できる。
(惣右介から一位を奪うなら、ここが最大のチャンスになるだろうな)
「行くぞ、高円寺。ウォーミングアップの時間だ」
「フハハ、急かさずとも私の準備は常に完璧さ」
オレは高円寺と共に、絶対王者が待ち受けるであろうバドミントンコートへと歩みを進めた。