いつからここが尸魂界だと錯覚していた? 作:yvrararara
七月十六日。一学期終業式の日。
体育館で校長や南雲の挨拶をつつがなく聞き終えた私たちは、いよいよ始まる過酷な無人島特別試験に向けて、静かに闘志を燃やしていた。
この日は、無人島試験におけるグループ編成の提出締切日でもある。私を含むAクラスの面々は、坂柳たちBクラスとの綿密な連携のもと、最適なグループ編成を決定し、提出を完了させていた。
終業式が終わり、少しの用事を済ませるために生徒会室へ顔を出すと、室内に残っていた南雲と鬼龍院先輩に呼び止められた。
「よう、藍染。お前のグループの提出状況、見させてもらったぜ」
振り返ると、そこには余裕の笑みを浮かべた南雲と、その隣で妖艶な視線を送ってくる三年生の女傑、鬼龍院先輩の姿があった。
「どうやら、坂柳たちBクラスと手を組んだみたいだな」
(まあ、お互いに一位を争う最大のライバルなんだし、OAAを見れば誰のグループ編成でも確認できるから、そりゃ気になるよね)
「――互いの手札を覗き込み、盤面の配置を推し量るのも、頂を争う者にとっての嗜みだからね。だが、見えている駒だけで勝敗を量るのは愚の骨頂だよ、南雲」
「くくっ。相変わらず、食えない後輩だ」
私のオサレな牽制に、鬼龍院先輩が楽しげに肩を揺らす。
「だが、私も君と直接戦えるこの機会、心底楽しみにしていた。この無人島という広大な舞台で、全力で君に挑ませてもらうよ」
「君の全霊、しかと受け止めよう。……だが、火傷では済まないかもしれないよ?」
私が涼やかに返すと、南雲が一歩前に出た。
「『増員』のカードをBクラスの葛城が持ってるってことは、お前のグループに入って初期から四人でスタートするってことか?」
「――如何にも。強固な城を築くのに、礎を出し惜しむ理由はない。盤石の布陣で戦場に立つのは、王の必定だからね」
私がオサレに肯定すると、南雲は余裕の笑みを深めた。
「やっぱりそうか。俺たちも、俺と鬼龍院、なずな。それから増員のカードはCクラスの相馬に持たせてある。これでお互い、初期から四人グループでスタートだな」
(おおお! 相馬先輩か!! 混合合宿の時以来だな!『増員』のカードを持ってるのは知ってたけどやっぱり南雲たちのグループに入るのか!あれからCクラスに昇格してるみたいだし、今回は敵同士だけど楽しみだな!!)
かつて混合合宿で大グループを共にした先輩の参戦に、私は内心でテンションを上げていた。だが、当然ながらそんな喜びは一ミリも表に出さず、静謐な笑みを浮かべたまま彼らを見据える。
「藍染。最初に宣言しておくぜ」
「……」
「俺は今回の特別試験、三年生という『学年全体』を指揮して戦うようなマネはしない。純粋な『グループ同士の力』でお前に挑み、そして勝利する」
(おおおおお!! めっちゃ熱いじゃん!!! 南雲なら、三年生全員を指揮して圧倒的有利に立ち回れるのに、あえてその最強の武器を捨てるのか!! 純粋な実力勝負……いいぜ、俺だって絶対に負けないぞ!!)
(……ただ、今回の試験は坂柳たちと組んで一位を狙いに行く以上、クラス間で協力して俺たちの主力グループを全力でサポートする体制は取るつもりだ。完全なグループ単体での勝負にはならないから、そこは伝えておかないとな)
私の内心のボルテージは、少年漫画の主人公のごとく最高潮に達していた。南雲の持つ、強者としてのプライドと美学。それは確かに、私の心を熱く震わせるものだった。
だが、当然ながら私はその熱さを一ミリも表には出さない。伏せていた目をゆっくりと開け、どこまでも深く、重圧のある声音で空間を支配する。
「――獅子が群れを統べる玉座を降り、己の牙と爪のみで虚空を裂くというのなら……その誇りに敬意を表そう。だが、一つ忠告しておこうか」
「なんだ?」
「我々は決して孤軍で盤面に立つわけではない。勝利という必然を組み上げるため、背後には自陣と盟友による堅牢なる『城』と『盾』を配している。……君の言う純粋な一撃を、我々の布陣全体で迎え撃つ形になるが、構わないのかな?」
私のオサレな確認に、南雲と鬼龍院先輩はなるほどと納得したように頷いた。
「ああ、クラスの連中による後方支援やサポートのことだな。まあ、それは当然そうだろうな。俺たちもそのくらいのサポートはしてもらう予定だし、全く問題はないさ」
南雲は口角を上げ、余裕の笑みで応じる。
「俺が言いたいのは、三年生という学年全体を使って、お前のグループを徹底的に包囲したり、妨害したりするような野暮なマネはしないってことだ。その点は安心してくれ」
「ふふ。そういうことだ。お互いの陣営が持てる最高のパフォーマンスでぶつかり合おうじゃないか」
「――ならば、もはや語る言葉は不要だ。だが忘れないことだ。天に立つ者は常にただ一人。君たちの全力すらも、この私が遥か高みから一刀の下に両断してみせよう」
私がそう言い放つと、南雲も鬼龍院先輩も、一瞬呆けたように目を丸くした後、声を上げて笑い出した。
「ははっ! お前らしいな藍染。無人島で会えるのを楽しみにしているぜ」
「ふふ、せいぜい私たちを退屈させないでくれよ」
二人は清々しい笑みを残し、満足げな表情で頷き合った。その後もいくつか他愛のない言葉を交わし、私たちは解散した。
生徒会室を出た私は、一度寮の自室へと戻り、私服に着替えてからロビーでひよりと合流した。
今日の夜は、一学期のお疲れ様会、そして目前に迫る夏休みの特別試験に向けた「クラス決起集会」が予定されている。
薄水色の涼しげなサマードレスに身を包んだひよりは、私を見てパッと花が咲いたような笑顔を見せる。
「お待たせしました、惣右介くん」
「――私も今来たところだ。よく似合っているよ、ひより」
「ふふっ、ありがとうございます。惣右介くんも、とても素敵です」
私は紳士的にオサレな所作で彼女をエスコートし、会場となるケヤキモールのレストランへと向かった。
貸し切られたレストランの中は、すでにAクラスの面々が集まり、活気に満ち溢れていた。
全員が席に着き、グラスに飲み物が行き渡ったところで、クラスのリーダーである一之瀬が中央に立ち、マイク代わりのグラスを軽く掲げた。
「みんな、一学期、本当にお疲れ様!」
その透き通った明るい声に、クラスの全員が視線を向ける。
「こうして、誰一人欠けることなくみんなで笑顔で夏休みを迎えられたこと、本当に嬉しく思うよ!そして、いよいよもうすぐ無人島での特別試験が始まります。過酷な環境になると思うけど……今回は坂柳さんたちBクラスとしっかり協力体制を組んでるよ!」
一之瀬は力強く、真っ直ぐな瞳で全員を見渡した。
「私たちの目標は一つ。この特別試験でも『絶対に退学者を出さない』こと。そして、みんなの力を合わせて『一位を狙う』こと! どんな困難も、今の私たちなら絶対に乗り越えられるよ! それじゃあ、これからの戦いに向けて……乾杯!!」
「「「乾杯!!」」」
一之瀬の素晴らしい演説に、クラス全体の士気が爆発的に跳ね上がり、グラスを合わせる音が盛大に響き渡った。
私は内心で拍手喝采を送りながら、一口オレンジジュースを飲んだ。隣に座るひよりも、両手でグラスを持ちながらニコニコと微笑んでいる。
乾杯の後は、バイキング形式の豪華な料理を楽しみながらの歓談タイムとなった。
日々の勉強会や、新たに取り入れた体力作りの成果もあり、クラスメイトたちの顔つきは一学期の初めと比べても格段に引き締まり、頼もしさが増している。
私が料理を取り分け、ひよりと談笑していると、そこへ一之瀬と神崎が歩み寄ってきた。
「藍染くん、ひよりちゃん! いよいよだね。今回の試験、絶対一緒に一位を勝ち取ろうね!」
一之瀬が弾けるような笑顔で拳を握ってみせる。
「ああ。我々の歩む道こそが勝利の軌跡だ。盤上の支配権は、決して揺らぐことはないからね」
「『お互いにベストを尽くして、絶対に一位を取りましょうね』とのことです」
私のオサレな返答を、ひよりがすかさず完璧かつ優しく翻訳する。一之瀬は「うんっ!」と元気よく頷いた。
すると、その隣に立っていた神崎が、静かに、そしてやけに重々しい空気を纏って口を開いた。
「絶海に浮かぶ広大な箱庭……その中で、我々が示し合わせた座標に辿り着ける確証はない。だが……憂う必要はない。たとえ道が分かたれようとも、すべての軌跡は『勝利』という一つきりの頂へと収束する。――共に行こう」
「…………」
「…………」
神崎のその発言に、場が数秒の静寂に包まれた。
一之瀬が目を瞬かせ、驚いたように神崎の顔を覗き込む。
「ちょっと!?神崎くん!?」
「っ!? す、すまない……! つい気持ちが昂ってしまって……」
一之瀬の容赦ないツッコミに、神崎はハッとして我に返った。
(神崎ィィィ!!なんで気持ちが昂るとオサレが抑えきれなくなるんだよ!?)
私は内心でツッコミながらも、オサレに神崎の肩をポンと叩いた。
「――気にするな。魂の共鳴は、時に言葉の装飾を必要とするものさ。君の決意、確かに受け取ったよ」
「あ、ああ。頼む……」
私のオサレなフォローに、神崎は少し恥ずかしそうに視線を逸らした。
その一連のやり取りを見ていた網倉や白波たちも、「もう、神崎くんったら藍染くんの真似ばっかりして〜」「ふふっ、でも頼もしいよ!」と、和やかで楽しそうに笑い声を上げる。
レストランは、Aクラスの結束と温かな絆に満ちた、心地よい喧騒に包まれていた。
過酷なサバイバルが待ち受ける無人島。しかし、この仲間たちとであれば、いかなる困難も打破できるだろう。
私は窓の外の夜景を眺めながら、来るべき熱戦に向けて静かに思考を研ぎ澄ませていた。
――そして、豪華客船への乗船を翌日に控えた、七月十八日。
私たち生徒は、目前に迫った二週間に及ぶ無人島でのサバイバル試験と、その後に予定されている一週間の船上クルージングに向けて、最終的な買い出しに追われていた。
私もひよりと共にケヤキモールを訪れ、買い出しという名目の、デートを楽しんでいた。
「惣右介くん、船の上ではリラックスした格好で過ごしたいのですが……こちらの夏服はいかがでしょうか?」
「――ああ。君の纏う空気に、これ以上なく調和している。まるで最初から君のために仕立てられたかのようだ」
「ふふっ、ありがとうございます。少し照れてしまいますね」
麦わら帽子や涼しげなサマードレスを当てて微笑むひよりに、私はオサレな賞賛を送りながら買い物を進める。
私たちは船での空き時間に読むための新しい小説を一緒に選んだり、必要な日用品を買い揃えたりと、ゆったりとした甘い時間を共有していた。
そんなふうにモール内を並んで歩いていると、ふと前方から見知った顔ぶれが歩いてくるのが見えた。
(おっ! 清隆じゃん!クラスのみんなと買い物か!)
私は歩みを止め、すれ違いざまにスッと目を細め、底知れぬ強者のオーラを放ちながら口を開く。
「――奇遇だね、清隆。君たちも、迫り来る嵐に備えて手札を整えているところかな?」
唐突な私のオサレな声掛けに、幸村、三宅、長谷部の三人はビクッと肩を揺らし、即座に警戒心を露わにして身構えた。
「ひぇッ……!?」
極めつけに、気弱な佐倉に至っては小さな悲鳴を上げ、小動物のように綾小路の背中へと隠れて震え出してしまう。
「『こんにちは、綾小路くん。皆さんも、クルージングに向けてのお買い物ですか?』とのことです」
すかさず、私の隣でひよりがニコニコと愛らしい笑顔で完璧に翻訳・フォローを入れる。
「……ああ。クラスの友人とな」
綾小路は感情の読めない平坦な瞳のまま、淡々とひよりの言葉に返した。
(うわぁぁぁ、佐倉さんめちゃくちゃ怖がってるじゃん! いや、須藤の暴力事件の審議の時のこと考えたら、トラウマになってても仕方ないよね!ごめんね佐倉さん!)
私は内心で平謝りしつつも、表面上は一切の動揺を見せず、どこまでも傲慢で余裕に満ちた笑みを浮かべて綾小路を見下ろす。
「――君の布陣は見させてもらったよ。絶対的な『異端』と飢えた『獣』を陣に取り込んだようだが……どれほど盤面を混沌で満たそうと、我々が座す天の理は揺るがない。せいぜい私を楽しませてくれたまえ」
「『高円寺くんや龍園くんたちと強力なグループを組んだみたいですね。私たちも負けませんよ。お互い全力を尽くしましょうね』とのことです」
私が放ったオサレで傲慢な宣戦布告を、ひよりが淀みなく、柔らかなエールへと変換する。
――それを聞いた綾小路の内心は、大きく波立っていた。
(……わざわざオレに接触し、高円寺と龍園の名前を出してきた意図はなんだ? ただの宣戦布告のはずがない……まさかこいつ、オレが高円寺たちと一位を狙いに行く裏で、月城からの刺客や一年生という『混沌』を惣右介自身にぶつけ、足止めさせようと画策していることまで見透かしているのか……!?)
綾小路の平坦な瞳の奥に、戦慄の色が走る。
(『どれほど盤面を混沌で満たそうと、己は揺るがない』……。月城の罠や盤外の脅威すらもすべてねじ伏せ、その上で頂点に君臨し続けるという強烈な警告……。やはり、底が知れない男だ)
綾小路は警戒レベルを最大にまで引き上げ、じっと私を見つめていた。
(んん? また清隆がすっごい難しい顔して固まってるな? ……まあ、試験前で色々と考え事も多いんだろう。これ以上邪魔しても悪いしな)
私は彼の険しい表情を「試験前の緊張」だと解釈し、優雅に身を翻した。
「――では、ゆくがいい。交わるべき因果の果てで、君を待つとしよう」
「それでは、また無人島で。お買い物、楽しんでくださいね」
私がオサレに別れを告げ、ひよりがふわりと手を振って、私たちはその場を後にした。
買い物を無事に終えた私たちは、夕方に私の部屋へと戻った。
「惣右介くん、お野菜はこちらで洗っておきますね」
「ああ、ありがとう。私はメインの仕込みに取り掛かろう」
キッチンに二人で並び、買ってきた食材を広げて夕食の準備を始める。
手際よくエプロンを身につけたひよりの姿は、すっかりこの部屋のキッチンに馴染んでいた。二人で呼吸を合わせ、和やかな会話を交わしながら料理をしていく時間は、これから始まる過酷なサバイバル試験のことを忘れさせるほど、優しく穏やかなものだった。
「――完璧な仕上がりだ。さあ、冷めないうちに食べようか」
「はいっ。とっても美味しそうです……!」
完成した料理をダイニングテーブルに並べ、向かい合って座る。
「いただきます」と手を合わせ、私の作った料理を一口食べたひよりが、パァッと顔を輝かせて幸せそうに頬を緩める。
「ん〜っ! やっぱり惣右介くんの作ってくれるお料理は、最高に美味しいです……!」
(よかった! 過酷な生活を前に、少しでも英気を養ってもらいたかったからね!)
内心でガッツポーズを決めつつ、私は優雅に微笑んで「口に合ったようで何よりだ」と返す。
穏やかな夕食の時間が流れる中、ふと、ひよりが少しだけ真剣な表情を浮かべて、持っていた箸をそっと置いた。
「……いよいよ、無人島での特別試験ですね」
「ああ。盤面は整い、あとは我々が駒を進めるのみだ」
「はい。あの……惣右介くん」
ひよりは膝の上でキュッと両手を握りしめ、強い決意を秘めた、けれど少しだけ不安の混じった瞳で私を見つめてきた。
「クラスのみんなと一緒に体力作りのトレーニングは頑張ってきましたが……それでも、私は決して運動が得意なわけではありませんし、体力にも自信がありません。広大な無人島という過酷な環境の中では、きっと惣右介くんの足を引っ張ってしまう場面もあると思います」
「…………」
「でも……! 私、絶対に諦めません! 少しでも惣右介くんや皆さんの力になれるように、全力で、精一杯頑張りますっ!」
小さな拳を胸の前で握り、気合十分といった様子で宣言するひより。
(うわぁぁぁ! 気合が入ってるひよりもめちゃくちゃ可愛いなぁ!! ていうか、足を引っ張るだなんてとんでもない! ひよりにはこれまで、数え切れないくらい助けられてるし、そもそも俺のオサレ発言を完璧に翻訳してくれるひよりがいなかったら、俺、とっくに孤立してるからね!?)
私は内心でほっこりしつつも、彼女の健気な不安を払拭するため、そして溢れ出る感謝を伝えるため、深く、慈愛に満ちたオサレな声音を紡ぎ出す。
「――案ずることはないよ、ひより」
「……惣右介くん?」
「君が私の歩みを遅らせるなどという事象は、この盤上のどこを探しても存在しない。むしろ君の放つ柔らかな月の光こそが、私の見据える景色を、これほどまでに優しく照らし出してくれているのだからね」
私はゆっくりと手を伸ばし、不安げに揺れるひよりの華奢な手を、そっと優しく包み込んだ。
「これまで、その月明かりに幾度となく救われてきた。……ゆえに今度は、私が君のすべてを護り抜こう。嵐が吹こうと、天地がひっくり返ろうと、君を隠す暗雲の全てを私が両断する。だから……君は何も恐れることなく、ただ私の隣で安心し、その美しい光を放っていればいい」
「『無理はしないでくださいね。これまでひよりには数え切れないくらい助けられてきましたし、私が全力でひよりを支えますから、安心して頼ってください』……ですね?」
(正解!! 大正解だよひより!! 俺の言いたいこと、一言一句そのままだよ!!)
私の長ったらしいオサレポエムを、一瞬の澱みもなく、かつ完璧なニュアンスで翻訳してみせたひより。
彼女は包み込まれた私の手から温もりを受け取るように、パァッと明るく、天使のような笑顔を咲かせた。
「ふふっ。ありがとうございます、惣右介くん。……はいっ。あなたの隣で、精一杯その光を絶やさないように頑張りますね」
「――ああ。我々の絆は、いかなる理不尽にも屈しない」
私たちが紡いできた確かな信頼と温もりが、静かな部屋を満たしていく。
ひよりのその笑顔を見つめながら、私は内心で(無人島サバイバル、何があっても絶対にひよりを守り抜き、そして勝つ!)と、熱く、何よりも固い決意を胸に刻み込むのだった。
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