シャーレのレオン・S・ケネディ先生   作:マルチ投稿?できらああ!!

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続、プロローグ「シッテムの箱」

「これで全部か?」

 

刃がダメになったトマホークを研ぎながら聞く

 

「はい、今の戦闘でほぼ壊滅。残りも逃げ出しています」

 

「そうか…しかしこんだけの騒ぎだ。首謀者やら怪しいやつが一人ぐらいはいると思うんだが…」

 

 

「…それならただいま判明いたしました」

 

「…聞かせてくれ」

 

 

「…狐坂ワカモ。百鬼夜行連合学院で停学、矯正局送りになった後、脱獄した生徒です。似たような前科がいくつもあるので警戒を」

 

「…やれやれ。どうやら「タフ」なんて言葉ですましていいのか分からない女だな」

 

 

 

 


 

 

「…ここが、シャーレですか」

 

「やっと到着しましたね」

 

 

「…シャーレ部室の奪還を確認。私は確認しておかないといけないことがあるので後ほど向かいます。先生は先に地下へ向かっていてください。そこでおちあいましょう」

 

「わかった。4人共、協力に感謝する。俺は地下へいかなければならないようだが、リンが遅れて来るらしい。ここで護衛も兼ねて待っていてくれ」

 

「し、しかし先生…」

 

 

「大丈夫だ。俺の実力はもう知ってるだろ?」「…わかりました。どうかお気をつけて」

 

 

そうして一人地下へと向かう

 

 

「…ここがシャーレか。随分と広いな」

 

「うーん……これが一体なんなのか、まったくわかりませんね。これでは壊そうにも……」

 

…やれやれ、まぁそんな気はしてたよ

 

 

「…さて、それが何かわからないが大事なものらしいんでな、返してもらおう」

 

「っ!!」

 

 

…随分と素早い。捕まえられるか?

 

「あら、一体いつのまに…背後…を……」

 

「お前の仲間なら全員叩きのめした。大人しくしてもらおうか」

 

 

「…あへ?」

 

「…?おい、どうした?」

 

明らかに変な声をだしたな……なんかの合図か?

 

 

「あら、あららら……」

 

「……」

 

 

「し、し……」

 

「…し?」

 

 

「失礼いたしましたー!!」

 

そのまま、ピューンと効果音がつきそうな速度で逃げていった

 

「……なんだったんだ、一体…」

 

VP70をホルスターに戻し、呟く

 

 

「お待たせしました」

 

 

入れ替わるようにリンが地下室へと入ってくる。

 

「あ、ああ…リンか」

 

一瞬あの生徒かと…びっくりしたな

 

 

「何かありましたか?」

 

「いや、なんでも無い。それよりこいつはなんだ?」

 

これは…タブレット端末か?

 

手渡そうとした時、ピコン、と軽い音が聞こえ画面が灯る

 

「…それは連邦生徒会長が先生に残したもの。『シッテムの箱』です」

 

「……」

 

はっ、なぜだかデジャヴを感じるよ。聞いたことがないはずなのに聞いたことがある

 

 

「普通のタブレット端末に見えますが、実は正体の分からない物です。製造会社も、OSも、システム構造も、動く仕組みのすべてが不明」

 

 

「連邦生徒会長は、この『シッテムの箱』は先生の物で、先生がこれでタワーの制御権を回復させられるはずだと言っていました。私たちでは起動すらできなかった物ですが、その様子なら問題なさそうです」

 

 

「…先生、後は頼みます」

 

「…まじかよ」

 

 

リンはそのまま離れていった。残ったのはこの端末と俺だけ

 

 

「…システム接続パスワード……」

 

気づけば勝手に手は動いていた

 

 

 

 

 

 

 

我々は望む、七つの嘆きを。

我々は覚えている、ジェリコの古則を。

 

 

 

シッテムの箱へようこそ

 

 

レオン・S・ケネディ先生

 

 

 

生体認証及び認証書作成のため、メインオペレートシステムのA.R.O.N.Aに変換します

 

 

 

 

 

気づけば、俺は見たこともない教室で佇んでいた

 

「…はっ」

 

 

 

床は浸水し、まるで水面のように揺れている

 

崩落した天井や壁から、透き通る青に染まっている海が、空が見える

 

 

”…綺麗だ”

 

 

思わず呟くほど、綺麗だった

 

 


 

 

 

どれくらい景色を眺めていたのだろうか

 

「くうぅぅぅぅ……」

 

 

そうだな…年齢的にはラクーンシティであったばかりのシェリーか?*1

 

 

「むにゃ……カステラにはぁ……いちごミルクより……バナナミルクのほうが……」

 

”…俺ももう年だからな。甘い物はそうやすやすと食べれないな”

 

「えへっ……まだたくさんありますよぉ……」

 

 

…なぜそうしたのか分からないが、ほっぺたを突っつく

 

ムニ、と柔らかい感触がする

 

「うにゃ…まだですよぉ。しっかりかまないとぉ…」

 

ムニムニ

 

「あぅうん…でもぉ」

 

なかなか起きないな

 

ムニムニムニと3回突っつく

 

「へぁ!?」

 

ガタッと音を立ててすっ転んでしまった

 

”…すまない、大丈夫か?”

 

「あいてて…あれ?え?あれれれ?ありゃ!せ、先生!?」

 

「この空間に入ってきたってことは、ま、まさかレオン・S・ケネディ先生?!」

 

 

”ああ、そうだ。だが…長いからレオンでいいぞ”

 

「どどどど、どうしよう!もうこんな時間!?」

 

「うわあああ、おち、おち、落ち着いて…えっと、そうだ!まず自己紹介から…」

 

 

「私はアロナ! この『シッテムの箱』に常駐しているシステム管理者であり、メインOS、そしてこれから先生をアシストする秘書です!」

 

”…驚いた。AIがここまで進化してるとは”

 

 

「やっと会うことができました! 私はここでレオン・S・ケネディ先生をずっと、ずーっと待っていました!」

 

 

”…寝てたんじゃないのか?”

 

「あ、あうう……も、もちろんたまに居眠りしたこともあるけど……」

 

”まぁいい、よろしく頼むあとレオン先生でいいぞ”

 

「はい!レオン先生!よろしくお願いします!」

 

 

「まだ身体のバージョンが低い状態でして、特に声帯周りの調整が必要なのですが……これから先、頑張って色々な面でレオン先生のことをサポートしていきますね!」

 

 

「…あっ、そうだ! ではまず、形式的ではありますが、生体認証を行います!すこしこちらへ…」

 

 

一歩近づく

 

 

「先生、もう少し近づいてください」

 

”…近くないか?”

 

「さぁ!この私の指に先生の指を!」

 

”…こうか?”

 

 

突き出すように構えられたアロナの指目掛けて、指を当てる。

 

 

「うふふ、まるで指切りして約束するみたいでしょう?」”…そうだな”

 

「どれどれ……うう……うーん……(よく見えないかも…………まあ、これでいいですかね?)]

 

"…指紋でも見てるってとこか…それで大丈夫なのか…?”

 

「はい!確認終わりました!」

 

”…まぁいいか”

 

その後、とりあえず軽く起こってる出来事を説明する

 

 

「なるほど……レオン先生の事情は大体分かりました。連邦生徒会長が行方不明になって、そのせいでキヴォトスのタワーを制御する手段がなくなった……」

 

 

”…連邦生徒会長について知ってる事を教えてほしい”

 

「…私はキヴォトスの情報の多くを知ってはいますが……連邦生徒会長についてはほとんど知りません。彼女がどうしていなくなったのかも……。お役に立てず、すみません」

 

”謝ることじゃない、気にするな”

 

「ですが、サンクトゥムタワーの問題は何とか解決できそうです!」

 

”…できるのか?なら頼む”

 

「はい!では少々お待ちください」

 

 

「サンクトゥムタワーのadmin権限を取得完了……レオン先生。サンクトゥムタワーの制御権を無事に回収できました。今サンクトゥムタワーは、私アロナの統制下にあります」

 

「今のキヴォトスは、レオン先生の支配下にあるも同然です!」

 

…なんだって?

 

ニコニコ笑いつつ、いや…キラキラした顔で、平然と恐ろしいことが聞こえたぞ

 

「レオン先生が承認さえしてくだされば、サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管できます。でも……大丈夫ですか? 連邦生徒会に制御権を渡しても……」

 

”すぐやってくれ。頼む”

 

勘弁してくれ、そこまで重荷を背負うとは言ってないぞ

 

 

…なんのことだ?()()()って、何を?

 

その疑問が浮かぶころには、あの教室ではなくさっきまでいた地下室だった

 

 

…明かりがついてよく見える。リンがこっちに向かってくることも

 

 

「サンクトゥムタワーの制御権の確保が確認できました。これからは連邦生徒会長がいた頃と同じように、行政管理を進められますね」

 

「…レオン先生、キヴォトスの混乱を防いでくれたことに、連邦生徒会を代表して深く感謝いたします」

 

「ここを攻撃した不良たちと停学中の生徒たちについては、これから追跡して討伐いたしますので、ご心配なく」

 

 

 

「…あまりやりすぎないようにな。子供どうしの銃撃戦なんて…いや、ここじゃあまり問題はないか…?」

 

それではシッテムの箱は渡しましたし、私の役目は終わったようで……あ、もう一つありました」

 

「…まだ残ってるのか?」「はい。私についてきてください。連邦捜査部シャーレをご紹介いたします」

 

 

 

 


 

 

「ここが、シャーレのメインロビーです。長い間空っぽでしたけど、ようやく主人を迎えることになりましたね」

 

「…ここが、俺が働く場所ってことか。いろいろあるが…」「はい。とりあえずここで先生の仕事を始めると良いでしょう」

 

「…具体的に俺は何を?」

 

「……シャーレは、権限だけはありますが目標のない組織なので、特に何かをやらなきゃいけない……という強制力は存在しません」

 

 

「キヴォトスのどんな学園の自治区にも自由に出入りでき、所属に関係なく、先生が希望する生徒たちを部員として加入させることも可能です。……面白いですよね。捜査部とは呼んでいますが、その部分に関しては、連邦生徒会長も特には触れていませんでした」

 

 

「…なるほど。つまり俺はやりたいことをしろってか?」

 

「連邦生徒会長は相変わらず行方不明のまま。私たちは彼女を探すのに全力を尽くしているため、キヴォトスのあちこちで起きる問題に対応できるほどの余力がありません」

 

 

「今も連邦生徒会に寄せられる様々な苦情……。支援物資の要請、環境改善、落第生への特別授業、部の支援要請などなど……」

 

ああ、まずい。とても嫌な予感がする

 

 

「もしかしたら、時間が有り余っている『シャーレ』なら、この面倒な苦情の数々を解決できるかもしれませんね」

 

「…日頃の行いかな」

 

「その辺りに関する書類は、先生の机の上にたくさん置いておきました。気が向いたらお読みください。すべては、先生の自由ですので」

 

「…ああ、わかった」「それではごゆっくり。必要な時には、またご連絡いたします」

 

 

そのままリンは退室した

 

 

「……you've gottabe kidding me (いい加減にしてくれ)

 

 

…とりあえず外で待ってる生徒のところへ向かうか

 

 


 

 

 

「ええ。サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会が取り戻したことを確認したわ」

 

 

「ワカモは自治区に逃げてしまったのですけど……すぐ捕まるでしょう。私たちはここまで。あとは担当者に任せます」

 

 

 

「お疲れさまでした、先生。先生の活躍はキヴォトス全域に広がるでしょう。すぐにSNSで話題になってしまうかもしれませんね?」

 

 

「はっ、目立つ趣味はないんだがな…」

 

 

「これでお別れですが、近いうちにぜひ、トリニティ総合学園に立ち寄ってください、先生」

 

スズミとハスミがお辞儀をする

 

 

「私も、風紀委員長に今日のことを報告しに戻ります。ゲヘナ学園にいらっしゃった時は、ぜひ訪ねてください」

 

 

「ミレニアムサイエンススクールに来てくだされば、またお会いできるかも?先生、ではまた!」

 

 

…さて

 

「…戻るか」

 

 

 

これから、忙しくなりそうだ

 

 

*1
知らない人向けに紹介するとバイオ2で会える少女。一緒にラクーンシティを脱出しており、レクイエムでは…?




読了感謝申し上げます

すでに結構皆様見てくださっているらしいですね…ありがたい限りです
私現在匿名で投稿していますが別で本命の小説がありまして…その息抜きで書いてるのが本作なんです

ちょっと嬉しいのが、私の本命の方でお気に入りしてくれてる方が本小説でもお気に入り登録してくださってくれてて、ありがたい限りです

不定期の更新になるかもですが、どうかよろしくお願いします


(最後に、評価や感想くれるとありがたいです)」

それでは皆様、またあいましょう

レオンが次にもつ銃はどの種類がいい?

  • ショットガン
  • ライフル
  • マシンガン
  • 二丁拳銃って…ロマンあるよね
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