名探偵プリキュア!目覚めろ!その魂!   作:ヤマキチ

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不定期に投稿します。あと設定は結構あやふやです。わりかしノリで書いてます。
なんでも大丈夫気にしない人向けです。誤字あったらめんご。


誕生!名探偵プリキュア!&目覚めた戦士!

1999年、ここ"まことみらい市"に名探偵に憧れその夢を叶えるために少女''小林みくる"は探偵の事務所キュアっと探偵事務所の前に立っていた。さぁ今こそ事務所の扉を開き名探偵へとなる時だ!

「やっぱり無理だよ〜!」

のはずだった...

「みくる!おま、ふざけんなよ!ここまで来てコレか⁉︎」

臆病風に吹かれたみくるを咎めるのは幼馴染の''津上惣一''だ

「人をここまで突き合わせてといて逃げるとかありえんだろーが!」

「だっていざってなったらやっぱり怖くて〜...」

「だってもクソもあるか!何のためにそのザ・名探偵!みたいな格好してんだよ!このエセ名探偵!貧乳!」

「胸は関係無くない⁈ってこんな外でハ、破廉恥な言葉は叫ばないでよ///」

「そりゃ人がエロ本立ち読みしてる時に横から急に『私、今日から探偵事務所に入るからついてきて!』って言ってここまで連れてこまればこうもなろう!めちゃくちゃ萎えたわ!どうしてくれるんだよ!責任取れよ!」

「いや私と惣一は同い年でしょ⁉︎未成年!エッチなのはダメ!あと責任って何⁈」

「何っておまえそりゃナニでしょうよ」

「この変態!スケベ!もうどうして...こんなことに...」

最早探偵になるどころの話じゃ無くなってきている。惣一って顔は良いし、頭もキレる、運動神経もいいのにそれを全て台無しになるほどの'変態だ。

っと途方にくれ空を見上げる。すると...

ん?何か...光って?人が...降ってきて...?

?「きゃぁぁぁぁぁぁ⁈」

「へ?」

「あ?」 

みくるに釣られ上を見上げる。

?「ポッチィ!」

なにか丸いものが膨らみそして...

 

ドッスン! 

「なにがどうなってんの⁈これのせい⁈」

降ってきたのは俺たちと同い年くらいの女の子だった!

「ポッチ!」

っとしゃべる...犬?熊?

「なんなんだこの状況...おい。いい加減目を覚ませみくる。」

ペチペチとみくるの頬を軽くはたく。

「うっ〜...はっ!そ、それ妖精⁉︎」

みくるは人形?を見るなりそう呼ぶ。

「え?」

「妖精と一緒にいることはあなたはキュアっと探偵事務所の名探偵ですね⁈」

みくるは興奮してそう呟く。

んなわけあるか。

「へ?」

ほら〜向こうも戸惑ってんじゃん。

「私"小林みくる"です!これは幼馴染の津上惣一です。」

「おい、今これって言ったか?なぁこっち見ろよ。」

「あ、私''明智あんな!ってそうじゃなくて妖精って何?ここは何処⁉︎私自分の部屋にいたはずなんだけど!」

すかさず自己紹介するんかい。

みくるは後ろに向き何か考えている。

「...もしかしてもう探偵テストが始まっている...?」

「なわけw」

あまりにも的外れな事を言い出しので笑ってしまった。

「ふっふっふ...お答えしましょう!かのシャーロック・ホームズは靴の傷や汚れから何処から来たのか言い当てます!つまりあなたはズバリ!」

みくるは何処から出したのか虫眼鏡であんなの足元を見たが、しかし...

「靴履いてねーじゃん」

「えぇ...」

「いや〜さっきまで部屋にいたから...なんかごめんなさい。」

「...とりあえず靴買いにいこーぜ...」

さすがにこのままじゃまずいので俺たちは靴屋に向かった。

 

 

 

ーーーー

 

「ぴったしだ!どっちの方がいい?」

あんなはピンクの靴と茶色の靴で迷ってるようだ。

「こっち!」

みくるはピンクの靴に指をさすが...

「って!じゃなーい!部屋から落ちてきただなんてありえませんよ!」

「ホントだって」

「ぽちぽち♪」

「ぽちぽちって言ってもわからないよ〜」

「なんかおしゃぶりしてね?赤ん坊みたいだな。」

「だから喋れないんじゃないでしょうか?」

みくるは妖精を見ながら言う。

「え、でもさっき...」

「そこでなんらかの理由で喋れなくなった!...今の推理でどうでしょう?これで探偵テスト合格ですか⁉︎」

こ、コイツ未だにテストだと思ってんのかよ...

「何?その探偵テストって...?」

そりゃ混乱するわな

「その質問なら簡単です!名探偵はいろいろな事件を調べて解決し、人々を助ける!みんなの憧れ...!希望!私はそんな名探偵になるために探偵テストを受けに来てたんです!」

「おまえ自身満々で言ってるけど最初ビビり散らかしてたじゃん。」

「あ、あれそんなことあったかな〜...?」

コイツほんま...後で散々いじってやろうと固く誓う惣一であった。

「名探偵ってすごいんだね!」

素直かよ。

「ポチ?」

ん?なんか光ってね?

「ポチィィ!」

妖精から帯のような物が出てあんなに結ばれる。

「え?えぇぇぇぇ⁉︎」

「ちょ、ちょっと⁉︎」

「何処行くねーん!」

あんなは妖精に引っ張られ行き良いよく飛び出す。

「待ってーーー⁉︎」

みくるが追いかける。仕方ない俺も...と追いかけようとしたが何がが肩に乗る。

「お客様...お会計でよろしいですね?」

めちゃくちゃ笑顔だが目が笑っていない店員さんが呼び止める。

「あ、アハハ...スゥー...。」

俺は一呼吸入れて財布を出す。

「...クーポンっていけます?」

「期限切れですね。」

.....俺の財布の中身が無いなった...

 

 

 

ーーー

「はぁはぁ...あっ!靴の代金払ってない!」

するとみくるが追いつく。

「大丈夫です。靴の代金立て替えておきました。」

「俺がな。」

財布を逆さまにしてもホコリしか出ない。トホホ...

「ありがとう!」

「気にすんな。んで急にどうした?」

「それがわからなくて急にこの子が飛び出して...」

「ポチポチ」 妖精は向こうに向き指を指す。

「ここって.,.結婚式場?」

そこにあるのは随分立派な結婚式場だった。にしてはデカ過ぎんだろ...

中に進むと誰かが茂みを掻き分けて何か探してるようだ。

?「無い!どこにいったの?」

?「紺野さんありがとうございます。」

そこに煌びやかなウエディングドレスを着た女性が階段から降りてくる。

あんなとみくるは目を輝かせて「「花嫁さんだ!」」っと口を揃えて言う。

まぁそりゃ女の子だし憧れもするわな

しかし花嫁は浮かない顔して

「もう諦めます。....」

っと紺野さんに言う

「ですが...」

花嫁は時計を見ながら

「式に間に合えませんから...。」

悲しそうに呟く。

すると妖精がつたない言葉遣いで

「たちゅけて...」

っと助けを求めた。

するとあんなは何かを決めたかのように花嫁達に近づく。

「あの!困っている事があればお手伝いします。」

「え?」 みくるが驚く。

まじでか...

 

----

 

 

スタッフの紺野さん、花嫁さんのマリさんに事情を聞くと式に使うティアラを無くしたようでそれを探してたようだ。

「でもそれは?」

あんなはマリさんの後ろにあるティアラを見た。

「これは式に間に合うように式場が用意してくれた物です。」

「なるほどな」

そのティアラはマリさんが本来使うティアラとほぼ同じ物を用意したようだ。紺野さんに写真を見せてもらうと確かにほぼ同じようだ色が違うだけだ。マリさんのはシルバーで用意されたのはゴールドだった。

「私の母が結婚式でこのティアラを使ったんです。だから私もつけて式を挙げたかったんです。」

何それ感動して涙でそう...

「ですがいつのまにか消えてて..」

「突然消えるなんて...」

「まずはありえないな」

一体なにがあったんだろうか...

「...は!まさかこれが本当のテスト⁉︎」

だから違うって...

「絶対に私が見つけてみせます!」

みくるは決心を固めたようだ。仕方ない最後まで付き合うとするか

「とりあえず最後にこの部屋に出入りした人達を呼ぼうぜ?」

そんなこんなで最後に出入りした人達を呼び部屋に集める。その数三人

「この中にティアラを盗んだ犯人がいます!」

みくるは叫ぶ。

「決めつけ早いよ!もっと考えようぜ⁉︎まじすんません!」

俺は平謝りする。初手これかよ...先が思いやられる。

「まさか!ありえないですよ!」

マリが驚く。

「で、ですよね!ちょっと話を聞こうかなーて、なんて...」

とりあえず話を聞こう。 

一人目、カメラマンの宇都見さんは花嫁の写真を撮りに来たらしい。

二人目はマリさんの友人の藤井さん。マリさんにお願いがあるらしい。

「私はマリにお願いがあってきたの」

「お願いって?」

あんなはマリさんに聞いた。どうやらブーケを藤井さんに投げてほしいらしい。

「あ、ブーケトス!」

「あれだろ?花嫁が投げたブーケをキャッチすると幸せをお裾分けできるとかなんとか。って頼むってそれアリか?ずるくね?」

「すすむ!しっ!」

「ともかが珍しく遅刻しないで来てくれたからつい」

「なるほど」

三人目はスタッフさんの紺野さん。式場の準備してたようだ。

あんなは軽く質問する。

「皆さんはここにくる時はみんな同じ服装でしたか?」

「ええ。」

まりは肯定しながら頷く。

「ティアラを隠せるような物は何も...」

「そうですか...」

みくるはふとカメラマンの帽子を見る。

「帽子の中に入れたとか?」

みくるは呟くが...

「それは無理だな。帽子が小さくて入らない。藤井さんのバックもそうだ。」

すすむは否定する。

だが少し疑問がある。なぜティアラを盗んだ?理由がわからない。

「そもそも何でティアラを盗んだんだ?なんのために?」

「うーん...お金がほしいから?」

あんなが言う。が

「なら、わざわざわかりやすいティアラは取らないだろ。こっそりにしては大胆すぎる。」

そうだ。こっそり盗むにしてはティアラはかさばり尚且つ目立つ。金目の物が欲しければもっと小さい物を盗るのが一番バレにくい。

「もし俺が犯人ならこんなわかりやすいティアラじゃなく指輪を盗むね。」

「確かに...でも何でわざわざティアラを?」

みくるが問いかける。

「...ティアラじゃ無いといけない理由があったからかな?」

あんなが言う。

「だろうな。じゃなきゃわざわざティアラなんか盗らんよ。」

そうだずっとこれが気がかりだった。なぜティアラを?理由は?正直価値的にはティアラよりも指輪の方が良いはずだ。小さいし盗んでもバレるまで時間も稼げる。なぜ? でも、これだけはわかる。ティアラはまだある。この式場の何処かに。式場の外までは誰も出ていないのは確認済みだ。あとの問題はそれは誰が持っているかどこにあるかだ。この部屋から出ずにティアラを持ち出す...どうやって?誰にも見られずに?俺は一瞬、窓を見た。ここから投げて落とす...いやもしティアラを欲しければ傷はつけたく無い。なるべく無傷で手に入れる方法は...

 

「やっぱりティアラは諦めます...」

俺が思考の海に潜っているとマリさんが言う。  

「ぇ?」

みくるが悲しそうに見つめる。

 

 

 

----

 

みくるは外に出て噴水の縁に座り思考に耽る。

「誰にも見つからずにティアラを持ち出す方法...これがわかれば犯人がわかるはずなのに...」

いつもそうだ...ここまでわかってあとの詰めが甘い...

やっぱり私には...

 

..るちゃん...くるちゃん...みくるちゃん!

「へ?」

あんなが私に呼びかけてたみたい。

「平気?」

「...わからないんです。マリさんを笑顔にしたいのに...こんなんじゃ名探偵にだって...」

わからない...どうすれば...

 

「どうして名探偵になりたいの?」

「私も...助けられたから。だから今度は私が名探偵になって誰かを助けたい。」

「やっぱりすごいんだね」

「え?」

あんなは笑顔に言う。

「だって名探偵ならみんなを笑顔にできるんでしょ?ならなろうよ!」

「でも...」

「悩んでるだけじゃ始まらないよ」

あんなはみくるの手を優しく包み込んで続ける。

「一歩進めば答えはついてくる!一歩の勇気が答えになる!」

「...!」

「戻ろう!もう一度探そう!」

「...うん!」

 

「やっとエンジンがかかったな...よし!」

みくるとあんなの様子を陰から見守る惣一。

 

「みくるお前こんなとこにいたか。」

「惣一も来たんだ。」

「別に探してたわけじゃないだからね!か、勘違いしないでよね!」

「わぁ、ツンデレだ...」

「あんなはだまらっしゃい!」

それはそれとして。

「とりあえずは方法を考えるんだがなにか気になることあるか?」

「それがわかれば苦労しないでしょう。」

「んな事わかってんだよ。デコ助」

「それ私もだよ⁉︎」「ポチィ!」

「はぁ、駄目ねため息出ちゃう。」

「なんだ?随分ご機嫌斜めだな?あれか?生理か?ナプキン変えたら?「ふん!」 アッシマーがッ⁉︎」

みくるに思い切り殴れた。

「ぶったね?ブライトさんにもぶたれたことないのに!」

「ブライトさんにぶたれたほうがすごいわよ!さいっていよ!しかもあんなさんの前で‼︎」

「今のはそさんが悪いよ...うん。」「バッチイ!」

あんなと妖精が肯定する。

「誰がバッチイだコラ!この害獣!茂みの中にぶちんでやる!...茂み...?」

今何かが引っかかった。大きな獲物が...

「「「茂みの...中?」」」

茂みの中かそうかそいう事か。なら犯人は...!

「「見えた!そうだこれが答えだ!」」

どうやら二人もわかったようだな。なら行くぞ犯人の元に!

 

----

再び部屋に戻り事情を聞いた人達を呼び戻す。

「「犯人がわかりました。」」

「え?一体誰なんだ?」

周囲に動揺が走る。

「犯人は藤井ともかさん。あなたですね?」

藤井さんは苦笑いしながら言う。

「嫌だなぁ私じゃないよだってティアラはポーチに入らないわよ?どうやって外に持ち出すの?」

当然の返しだな。だがなあめぇよ。

「いやさティアラは鼻っから持ち出されてないんだよ。それは事情聴取してる時からわかっていた。」

「わかってたの⁉︎」

みくるは驚く。

「そりゃあれを持ち出せるほどの入れ物なんてあれば疑ってくださいって言ってるようなもんだろ?だから持ち出すという手段は最初から無い。ならほとぼりが収まるまで隠すだろうさ。だが肝心なのは場所だ。ティアラを安全にそして気づかれない場所だ。」

「ともかさん。あなたはまりさんに頼んだのですよね?そしてティアラをそのブーケの中に入れた。」

みくる、そしてあんなが続ける。

「そしてまりさんからブーケを受け取ってそのままティアラを抜き取るつもりだったんだ。」

最後に俺が続ける。

「最初から怪しかったんだよあんた。いくら友人だからってその結婚式でブーケを投げて貰おうだなんていくらなんでも無粋なんだよ。」

皆んなの視線がともかに向かう。そして

パチパチと不敵に笑い拍手しながら立ち上がる。

「やるじゃない。けどひとつだけ大きな勘違いしているよ。"僕は"ともかでは無いんだ!」

⁉︎

真の姿を表したのは、

「僕はニジー!怪盗団ファントムの怪盗さ。」

怪盗団ファントム?なんじゃそりゃ。

「怪盗団ファントム...⁉︎」

「惚れ惚れする...変装だったろ!」

ニジーは一瞬でこちらに向かい、すれ違った。

「いただくよ...」

「「⁈」」

「速い...!」

ニジーは俺たちからティアラを奪い去り逃げていった。

「ティアラが!」

「しまった...!」

「さっさと追いかけるぞ!

俺たちはニジーを追うため式場を飛び出す。

 

 

----

 

「待てー!」

「速い!」

「逃げんなコラァ!」

「...随分ガラが悪いようだね。」

「ポッチィ!」

「「え?えぇぇぇ⁉︎」」

「ちょ、マジか⁉︎」

妖精があんなとみくると一緒にニジーの前へ飛び越えた。

「困ったベイビーだね。」

「ティアラを返して!」

あんなはニジーにティアラを返すよう求めた。だが

「それは無理だね。これにはマコトジュエルが宿っているんだもの。」

「マコトジュエル?なんだそれ。」

「花嫁がティアラを大切にする思いがマコトジュエルを引き寄せるのさ。」

そう言いながらニジーはティアラからジュエルを取り出した。

...あれがマコトジュエル...ますますわからん。だけどさっきから気になることがある。それは...

「ニジーだっけ?お前に聞きたいことがあるんだが?」

「...?なんだい?」

「お前...俺とどっかで会ったか?」

「意味がわからないね。少なくとも君とは初対面なはずだよ。」

そんなはずはない。だってコイツの声には聞き覚えがある...!

「わかったぞ!お前の声...なんか聞き覚えあったんだ!それは...」

「「...ゴク。」」

みくるとあんなは固唾を飲んでこちらを見る。

「お前!声帯がブッ壊れそうになる人達の声やってたろ!」

俺はニジーね指を刺しながら言った。

「何の話だい⁉︎」

ニジーが突っ込んだ。

「何の話してるの⁉︎こんな時に!」

「いや〜なんか聞いたことある声だなぁって思ってつい。ほらなんか猪の被り物しながら突っ込んできそうじゃん?」

「猪突!猛進‼︎...って何を言わせるんだ‼︎」

「あっわかったよ!あの人だよ!ほら、スターでバーストなストリームの人!わぁ同じ声だ!花丸すごい!」

あんながはしゃぐ。

「俺はビーターだ...ってだから言わせないでくれ!」

「お願いします!あんなさんも惣一と一緒になってふざけないでください!いろいろツッコミが追いつけない!」

「あはは...ごめんなさい。つい...」

いやぁ世の中には同じような声を持つ人もいるもんだな。

「コホン...話を戻すよ。このジュエルを持ち出す事が僕達の目的。そうだ!ティアラの代わりに素敵なショーを見せてあげるよ。」

ショー...だと?何をする気だ?

「嘘よ!被え!ハンニンダー!」

 

「ハンニンダー‼︎」

マコトジュエルが黒く染まり謎の怪物が現れた。

「なんだよ...それ」

「ファントムが新たに開発したハンニンダーさ。さぁショータイムだよベイベー!」

「ハンニンダァ!」

ハンニンダーは腕を振るい黒い衝撃波を出し木を薙ぎ倒した。

「おいおい!マジか!マジで⁉︎」

「...あ、あぁ...」

みくるは完全に怯えている。俺はみくるに近づいて手を引いて離れる。

「おい!今は逃げるぞ!アレとやり合うのは無理だ!」

「けど!なんとかしないと!」

あんなは食い下がる。

「な、なんとかって...?」

「フッ...」

ニジーは不敵に笑う。

「さぁ探偵ごっこはお終いだよ、」

「怯える瞳が全て物語っている。君は探偵じゃない。探偵気取りの真っ赤な偽物だ。」

「...ッ!」

みくるは顔を顰めた。

「本物だよ!」

あんなはそれを否定した。

「みくるちゃんは名探偵になるんだ!」

ニジーは小馬鹿したような顔つきで言う。

「名探偵?さすがになれないよ。」

「なれる!」

「ああ。そうだな。みくるは名探偵になれる。」

そうだ。なれる。名探偵に。みくるは言ったんだ。名探偵になって沢山の人を助けるんだって。

「ニジー。お前にはわからんだろうよ。...確かにみくるは臆病でポンコツで底抜けのお人好しだが...」

「え?そこまで言う?」

あんなは少し引いた。

「それでも誰かを助けたいって気持ちは誰よりもある!偽物だろうと関係ない!その気持ちは確かに本物なんだからな!」

「...惣一...!」

「...良く言うよ。強がっているようだけど君達も本当は怖いんだろ?」

「当たり前だろ!こえーよ!さっきから逃げたくて逃げたくて仕方ないわ!舐めんなよぉ!」

「えぇ...惣一さん...せっかくいい話だったのに..」

「いろいろ台無しだよ...惣一...」

「ダッセェ!」

「正直がすぎる..」

「ハンニンダー..」

みくるとあんな、妖精、ニジー達がなんとも言えない顔しながらこちらもみる。

「うるっせぇよ!てか!クソ害獣テメェ!今どさくさに紛れてダッセェって言ったな!お前本当に赤ん坊か⁉︎羽引きちぎんぞ!」

「でも怖いのはそう!それでも私はティアラを取り返したい!」

あんなは自分を奮い立たせて言う。

「困っているまりさんを私も!助けたい!みくるちゃんと一緒に!」

「...!」

みくるの目に力が宿る!みくるはあんなに手を伸ばし、

「一歩の勇気が!」

あんなも笑顔になり、

「答えになる!」

今二人の心が一つになる!

「そんなわけだ。」

「なら見せてもらおうかな!その答えとやらを!いけ!ハンニンダー!」

「ハンッ!」

ハンニンダーは高く飛びこちらに向かってくる!

あんなとみくるは互いに手を取り合う。

「私たちで取り返す!」

二人からペンダントが光り飛び出す。

「私のと...」

「同じ...」

二人は強い光に包まれる。

「ッく!」

眩しい輝きにニジーは怯む。

「何の光ィ⁉︎」

俺も。

「ぷいきゅあ!」

妖精が叫ぶ!

 

「「オープン!ジュエルキュアウォッチ!」」

二人は自分達から現れたマコトジュエルをウォッチに嵌める

「「プリキュア!メイクアップタイム!3!見つける!」」

「「6!向き合う!」」

「「9!奇跡の二人!」」

「クルッと回して」

「キュートに決めるよ!」

 

「どんな謎でも花マル解決!名探偵キュアアンサー!」

 

「重ねた推理で笑顔にジャンプ!名探偵キュアミスティック!」

 

「「名探偵プリキュア!」」

 

「私の答え見せてあげる!」

...?...?、、、?

「ど、どちら様?」

あ、ありのままに起きたことを今話すぜ...!みくるとあんなが光りに包まれて光がはれたら見知らぬ人達が立っていたんだ...な、何を言っているのかわかんねぇだろうが俺もよくわかんねぇ...プリキュアって何?名探偵って関係あるんか?

「私だよ。惣一。私みくるみくる。」

「私あんなだよ。」

「た、なるほど?」

とりあえず今は納得するしかない。

「プリキュアだって...?奴とは違う。新手か...?」

「ハンニンダ‼︎」

「⁉︎くるぞ!」

やばいもう近くに...!離れないと...って!?

「「ハァァァ!」」

「⁉︎ハンニンダッ!」

二人のダブルキックでハンニンダーは吹っ飛ばされる。

「マジつえ。マジ最強。」

俺は語彙力を失った。

「でも私、プリキュアって?」

「名探偵!私がなりたかった名探偵プリキュア だよ!」

「えぇ⁉︎これが?」

「マジだ...俺が知っているプリキュアか?...これが?」

「ボッチィ!」

妖精も嬉しそうに跳ねてる。これがプリキュア...。

「ハンニンダー!」

ハンニンダーはこちらに飛びかかる!

「おい!よそ見するな!くるぞ!」

「「え?...きゃあ⁉︎」」

二人はハンニンダーに吹っ飛ばされる。 

「おい!大丈夫か!」

「...ッ!」

「だ、大丈夫...!」

無理もない変身したばかりで急な変化でまだ体が追いついていないんだ!

なら二人が体制整うまで時間を稼ぐ!俺は石ころを拾いながら走る!

「こっちだ!ウスノロ!」石を投げる。

「ハンニンダー!」

ハンニンダーはこちらに意識を向けた。ヨシ!

「ハンニンダーそのままその男からやってしまえ!」

「ハンニンダー!」

ハンニンダーは拳を振り下ろす。俺はギリギリでそれをかわす。

「クソ!」 

だがバランスを崩し、地面に転がる。

「いいぞハンニンダー!さぁこれで終いだ!」

「ハンニンダー!」

ハンニンダーは再び拳を振り下ろす。

...詰みだな...ミスティックとアンサーはこちらに向かって走るが

「駄目ェ‼︎惣一!」

「逃げて!惣一さん!」

わりぃ...無理そうだわあとは...二人に託す。

叔母ちゃん、叔父ちゃん。ごめん。帰れそうにないわ...でもこれで.,.ようやく...お袋と親父に会える...

悔いも後悔もない...

 

 

 

ハンニンダーの拳が俺に当たる。...はずだった...。

バシン!っと大きな音が響く。惣一は片手でハンニンダーの拳を受け止めた。

「なっ!なに⁉︎」

「ハンニンダ⁉︎」

「そ、惣一...?」

「惣一さん...?」

プリキュア達とニジー達が驚く。

「悔いも!後悔もあるに決まってんだろうが!うぉぉぉ!」

すると俺からマコトジュエルが飛び出す。

「なんだと!?なぜ君もジュエルを⁈」

俺はジュエルを握る。

「知るか。けどな不思議とわかる。コイツの使い方が!」

ジュエルが強く輝く。姿形を変えて俺の腰に巻かれる。

赤と金色の大きなベルトに変わる。俺は右手を前に突き出し構える。

「はぁぁぁ...!」

息を深く吐き出し、俺は叫ぶ!

「変身!」

両手でベルトの左右にあるスイッチを押す。瞬間。

黒と金の鎧を纏った戦士に変身した。

「なんなんだその姿は...」

ニジーが質問する、当然

「知るか。だがこれではっきりわかる。この力でお前らをぶちのめせる!」

「くっ!やれハンニンダー!」

「ハンニンダッ!」

ハンニンダーは走りこちらに攻撃を仕掛ける。

「フッ!ハァッ!」

右腕で受け止めて左手でカウンターを決める!

「ハ、ハンニンダァ⁉︎」

ハンニンダーはたまらず下がる。

「惣一...凄い!アンサー!」

「うん!私たちも負けられない!」

「「ハァー!ハァ‼︎」」

後ろに下がったハンニンダーの背中に二人の拳が刺さる!

「ハンニンダッ!?」

ハンニンダーは前に倒れ込んだ。俺はすかさず回し蹴りで吹っ飛ばす。

「ハンニンダァァァァァァァ!?」

「ばっ馬鹿な!ありえない!」

ニジーはこの状況を受け入れていなかった。

「ありえないなんて事はありえない。」 

「クソッ!ハンニンダー!」

「ハンニンダァ!」

ハンニンダーは再び立ち上がる。

「タフすぎんだろ。だが!アンサー!ミスティック小林!」

「うん!行くよ!」

「私を芸名みたいに呼ばないで!」

二人はハンニンダーに向かい駆ける!

「「一歩の勇気が答えになる!」」

「ハァァァァァ...!」

俺は右足を後ろに下げて腰を低くして構える。頭のツノが開く。アギトの紋章が足元に浮かび凄い力が宿るのがわかる。

「「これが私たちのアンサーだ‼︎」」

「終わりだ!ハァァァ‼︎」 飛び蹴りを放つ!

ハンニンダーの背中と腹に俺たちの必殺が刺さる!

「「キュアっと解決!」」

「ハン...ニン...ダ〜...」

ハンニンダーは消滅しマコトジュエルが元の輝きを取り戻す。

「くっ!今日は幕を下ろしておこう!」ドフン!

ニジーは煙玉を使いに姿を暗ます。

 

 

「あんにゃろう逃げたな?」

「まぁまぁとりあえずティアラは無事に取り戻したし、良いんじゃん!」

「そうね!早く式場に戻りましょう!ティアラを届けなきゃ!」

「んじゃ急ぐかって...アレは?」

いざ式場に向かおうとすると目の前に金色と赤のバイクがある。しかもご丁寧に両サイドにサイドカーまである。

「あれさっきまでなかったよね?」

「このマーク...さっき惣一が出した紋章と似ている...。」

ほんとだ。見覚えがある。と言うか...

「多分俺のだ。頭の中に乗り方と使い方がわかる。」

「ポッチイ!」

「えっでも免許証いるんじゃない?」 

「これか?」

俺は免許証を出す。

「え⁈なんでもってるの⁈」

「ちょっと前に取った。」※ご都合主義ですめんご。

「いつの間に...」

「時間ないから急ぐぞ。ほれヘルメット。」

俺は備え付きのヘルメットを二人に渡す。

「ありがとう!」

「惣一お願いだから安全運転でお願いね?」

「おう。害獣はアンサーの手の中にいろ。飛ばされても拾ってやらんぞー。」

「ポッチ!」

「「「しゅっぱーつ!」」」

俺はバイク"マシントルネイダー"を走らせ式場に向かう。

 

 

----

俺たちは式場の近くのビルの屋上からティアラをつけたまりさんの式の様子を見ていた。

「よかった〜式に間に合って。」

「なんとかな。」

ミスティックはアンサーに頭を下げて礼をいう。

「ありがとうございました!」

「私のおかげと言うわけじゃって...怪盗⁉︎」

式場にともかが現れる。が慌ててきたようで

「本物のともかさんですよ!」

「かなりの遅刻魔みたいだが普通友人の結婚式まで遅刻するか?すげぇよある意味。」

「「あ、あはは...」」

確かにって思ったミスティックとアンサーだった。

「しかもブーケまでちゃっかり受け止めたぞ。笑える。」

「あっそうだ!私帰らないと!誕生日パーティが!」

アンサーは思い出したかのように言う。

「そうかもうそんな時間か。まぁだいぶ突き合わせたしバイクで送るぞ。な?」

「うんうん!っあ!それとプリキュアになれたって事は探偵テストは合格って事ですよね!」

「(゚д゚lll)(絶句)」

こ、コイツ本当にまだテストだと思ってたのかよ!底抜けにマヌケも追加だよ!

「1999年4月!とうとう私もキュアっと探偵事務所の名探偵になったんだ‼︎」

「よかったな。エロ本を読んでる俺を無理矢理連れ出した甲斐があったな。」

「まだ根に持ってるの?小さいわよ。」

「ちっちゃくねーよ‼︎」

誰のシュベルトゲーベルがアーマーシュナイダーだこのアマ!

「ん?1999年?また訳のわからないことを。」

「いや今日は1999年4月2日だろ。」

「ほらアンサーあれを見てください。綺麗ですよ。」

「え?えぇぇぇぇ⁉︎」

アンサーが見たのは満開の桜だった。

う、嘘⁉︎桜?そんなはずは...だって私がいたのは2027年1月冬のはず...

「もしかして...私、昔にタイムスリップしちゃったのぉ〜〜〜!?」

アンサーは空に向かい叫ぶ。

 

.........タイムスリップ?なんじゃそりゃ。

 

 

 

 

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