超次元ゲイムネプテューヌ~希望の仮面(ペルソナ)~   作:tetu1006

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作者「ようやくスランプの末、最新話を投稿できた。」
悠「今回も更に投稿が遅れたな。覚悟はいいか?」
作者「は、はい…。(今回は闇属性無効の耐性を付けたから大丈夫のはず。)」
悠「[だいそうじょう]。[回転説法]。」
作者「光属性はやめ…」ピチューン 


10話 モンスターの出所

「何とか倒したな。」

 

悠はそう言うと全身の力を抜いた。

 

「やるじゃない。正直私一人じゃ危なかったわ。ありがと。」

「気にするな、元は俺達が仕留め損ねたのが原因だ。」

「それにしても、ペルソナて凄いのね。雷や剣を使うのや攻撃を受け止めるの、風を出すのと色々居るじゃない。」

 

アイエフは悠のペルソナ能力に感心していた。

 

「私達も悠さんが他にペルソナを持ってたのに驚いたです。」

「説明してなかったからな。俺の力はペルソナ能力の中でもワイルドという特別な物らしい。さっきみたいに複数のペルソナを使い分けれるんだ。」

「そうだったですか。あれ?ねぷねぷ、どうしてそんな所でいじけてるですか?」

 

コンパはいつの間にか変身を解いていたネプテューヌに話しかけた。

 

「何だか私のセリフを悠くんに全部持ってかれた気がする。」

 

本当によくわからない理由で落ち込んでいた。

 

「…あの子、本当にさっきの人と同一人物なの?目の前で変身されても疑うんだけど。」

「ああ、あまりに性格が違うから疑いたくなるがな。」

「ちょっと、二人して何でそんな目で見るの!?」

悠とアイエフがネプテューヌに呆れたような視線を向けていた。

 

「「やっぱり同一人物には見えない…。」」

 

二人は同じ結論を出した。

 

「何だか釈然としないけど…。あ、そうそうあいちゃん。折角だし、このまま私達のパーティに入らない?」

 

ネプテューヌはアイエフにそう言った。

 

「…あいちゃん?それって私のこと?」

「うん。アイエフだからあいちゃん!その方が可愛いでしょ?」

「…あいちゃん、か。」

 

あだ名で呼ばれなれていないのか、アイエフは少し恥ずかしそうに頬を赤く染めていた。

 

「もしかして、嫌だった?昔そのあだ名でイジメられてたとか?」

「別にそんな過去ないわよ。名前くらい好きに呼んでくれて構わないわ。」

「じゃあ、私もあいちゃん、て呼ぶです。」

「俺はアイエフのままだな。なんというかちゃん付けで呼ぶのは少し恥ずかしい。」

 

こうしてアイエフに対する呼び方が決まった。

 

「さて、話しを戻すけど。どうだアイエフ?俺達からしても、ベテランの冒険家が仲間だと心強いだけど…。」

 

悠が引き続きアイエフを仲間に勧誘する。

 

「いいわよ。他にどんな危険なモンスターが居るかわからないし、数は多いに越したことはないわ。」

「じゃあ、改めてよろしくな、アイエフ」

「「よろしく(です)。」」

「えぇ、よろしく。」

 

こうして、アイエフを仲間に加えて悠達は洞窟の中を進む。途中ネプテューヌがモンスター達にあまり見せ場がなかったからといきなり変身して挑んで行ったのは別の話。

 

「前来た時も思ったけど、此処て意外に広いね。」

「迷子になって出られなくならないで本当に良かったですぅ。」

「そういえば貴方達って、前にも此処に来たのよね?ただ歩いてるのも暇だし、あのモンスターとの因縁も含めて話してくれない?」

「ああ、別に構わないぞ。」

 

悠達はこれまでの事をアイエフに話した。

 

「空から降って来た記憶喪失のネプ子に、天の声ことイストワール。異世界から来たペルソナ使いの悠に、鍵の欠片ねぇ…。よくこんなにトラブルに巻き込まれるわね。」

 

アイエフは呆れた様に言ってくる。

 

「いやぁー、それほどでもー。」

「もう慣れている…。」

「褒めてないから。後悠、色々苦労してるのね。」

「ああ。」

 

なんとも言えない空気が流れてきた。

 

「あれ?ねぇねぇ、あいちゃん。こんなの拾ったんだけどさ。」

「…少しは空気読みなさいよ。…ディスクのようね。ネプ子、こんなのどこで拾って来たのよ?」

「ネプ子って私のこと!?」

「さっきもそう呼ばれてたぞ。」

 

今さら自分があだ名で呼ばれてる事に気がついたネプテューヌに悠が突っ込みを入れる。

 

「ネプテューヌだと呼びづらいし、あんたみたいな小さいのはネプ子の方が似合ってるわ。で、そのディスクはどこから見つけて来たの?」

 

アイエフはネプテューヌに訪ねた。

 

「あっちの壁に飾ってあったよ。」

 

そう言うとネプテューヌは壁を指さした。

 

「…飾られてた?このディスクが?…本当かしら?」

「特に壁におかしなところもないしな。」

 

二人とも半信半疑である。まずこう言った洞窟の壁にディスクが飾られてたらあまりに不自然だ。

 

「ねぷっ!?二人して酷い!長年連れ添ってきた仲間を疑う何て!?」

「二人とも!ねぷねぷを疑うなんて酷いですぅ。」

 

何故かネプテューヌとコンパの二人が揃って抗議の声を上げた。

 

「おいおい…。俺もアイエフも長年も連れ添って無いだろ。」

「それにわたしに関してはさっき出会ったばかりでしょ。」

 

悠もアイエフも呆れたようにそう言うが、ネプテューヌは目を潤ませてこちらの良心に訴えかけるような視線を向ける。そして、

 

「…分かったわよ、信じてあげるわ。」

 

アイエフが折れた。

 

「さっすが!あいちゃんの"あい"は、きっと"愛"の"あい"だね!」

「じゃあ、"あいちゃん"じゃなくて"ラブちゃん"って呼ぶです。」

「いいね!あ、けど"ラヴちゃん"の方が文字的には可愛いかも!」

「発音で言えば"LOVEちゃん"の方が…。」

 

ネプテューヌとコンパでアイエフの呼び名についてどんどん話が進み、それに何故か悠まで便乗し始めた。

 

「あんた達ねえ…。人をからかわないの!それになんで悠まで一緒になってやってるのよ!」

「あいちゃんのくせに照れてやんのー。」

「ネプ子、あんたねえ…。ッ!?」

 

ネプテューヌの茶々でアイエフが本気で怒ろうかと思った次の瞬間、突然先ほどのディスクが光始めた。

 

「ねぷっ!何々!?何が起きてるの!?」

「あいちゃん!?」

「わ、わからないわ!こんなこと初めてよ!」

 

予想外のことに三人が混乱するなか悠は、

 

「みんな、落ち着け!ネプテューヌは早くそのディスクを捨てろ!そしてすぐにみんな自分の武器を構えろ!」

 

冷静に対処しようとした。彼の経験からくる勘が危険を知らせるからだ。

ネプテューヌは言われた通りにディスクを捨てると、全員それぞれの武器を構えて警戒した。

すると、何体ものモンスターがディスクから現れた。

 

「嘘!?モンスターがディスクから出てくるなんて…。」

「驚くよりも今は敵に集中しろ。」

 

驚くアイエフにそう言うと悠は駆け出した。

モンスターはリアル先輩にゴーストガール、ゴーストボーイの三種、それほど苦戦するほどの数では無いが。

 

「数が多い。」

 

そう、数が多すぎるのだ。一匹一匹確実に倒していくがその間に次が出てくる。更には周りにいたモンスターまで集まりだしているのだ。

 

「もう、きりがないよ!」

「つべこべ言わずに手を動かして!コンパ、そっちは大丈夫?」

「は、はいです。でも、モンスターさん多すぎです。」

 

ネプテューヌ達も数の多さに苦戦していた。

 

「こうなったら。[イザナギ]!」

 

悠はすぐさまイザナギを出した。イザナギの剣で一気に周りを凪ぎ払う。一振りで何体かは倒すことができた。

 

「よし、これなら。」

 

悠はモンスターを倒すしながら三人の元に行く。

 

「みんな!俺の側に、すぐに終わらせる。」

「大丈夫なの、悠くん?」

 

ネプテューヌが心配そうに声をかける。

 

「ああ、任せろ。」

 

悠はそう言うとイザナギに目を向ける。

 

「イザナギ、[マハジオ]!!」

 

悠が指示をすると周りのモンスター全てとディスクに向けてイザナギはジオを放つ。これが敵全体を対象にしたジオ、マハジオである。これは本来イザナギの覚えるスキルではないが、悠は適正があれば対象のスキルを自由に習得させることができるスキルカードを使いこれの上級スキル[マハジオダイン]を元の世界で習得させていた為今回少し力を取り戻してこのマハジオという形になったのである。

マハジオによりモンスター達は全滅、原因のディスクも破壊された。




悠「本編の補足説明だ。今回イザナギがマハジオを使ったが、いつから使えるようになったかと言うと、前の9話の時にいくつかペルソナが解放されたシーンが有ったろ?その時に使えるようになったことを確認したんだ。」
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