超次元ゲイムネプテューヌ~希望の仮面(ペルソナ)~ 作:tetu1006
「終わったわね…。」
ネプテューヌは門番蟲を見ながら呟いた。
「ねぷねぷぅー。」
すると、安全なところから様子を見ていたコンパが駆け寄って来た。
「大丈夫ですか!?怪我はしてないですか!?」
コンパはネプテューヌの事を心配してそのように聞いてきた。無理もない、さっきは本当に殺されかけたのだから。
「ええ、大丈夫よこんぱ。心配かけたわね。」
ネプテューヌはそう答えた後に変身をといた。
「ぷはぁ…。疲れたぁ。」
元に戻ったネプテューヌはすぐにそんなことを言った。
「お疲れ様でした、ネプテューヌさん。それに鳴上さんも、なんとか力を使える様になるのが間に合ってよかったです。」
さきほどまで黙っていたイストワールが話しかけてきた。
「はい、正直ギリギリでしたが。」
悠はそう答えた。さっきは取り込み中だったからため口だったが、今は丁寧語に直している。
「…ねぷねぷ、この声の人は誰ですか?何処から話しかけてるですか?」
「ああ、この声?天の声こと…」
「まて、説明をする前にすぐにこの洞窟から出た方がいい。」
コンパに説明しようとしたネプテューヌを悠はそういって止めた。
「どうして?この洞窟が崩れるの?」
ネプテューヌはとんでもないことをいいながら聞いてきた。
「いや、崩れはしないが…さっきのモンスター、まだ生きてるぞ。」
「うそぉ!?」
悠の言葉にネプテューヌとコンパはすぐに門番蟲を見た。
グウゥゥ…
確かによく聞くとうめき声が聞こえてきた。
「ここで目を覚ましたら面倒だ。俺達みんな疲れていて二回戦なんて今は無理だからな。」
こうして悠達は洞窟を出てコンパの家に戻る事にした。
余談だが、悠が洞窟から出る前に模造刀を鞘に入れようとしたとたんに模造刀は折れてしまった。門番蟲の攻撃を受け止めたせいだろう。
「[だいだら
悠はそう呟いた。
[だいだら.]とは、八十稲羽にある甲冑やら刀やらを作って売っているはっきり言って銃刀法に違反してるのではと思う危ない店である。悠はかつては武器を得る為にここで仕入れていたのだ。店の主人も喧嘩に使うのは許さないが、人助けの為ならと快く売ってくれた。
ちなみに、この店の武器防具等は全て主人の手作りで、その技術力は拳銃を作るまでにいたる。更に、本人はこれらをアートと言い切り、自身もアーティストを自称している。
「フゥー、やっと一段落だな。」
悠達はコンパの家でみんな座り込んだ。
「あそこまでダメージを与えて生きていたとは…、鳴上さんが居なければ大変な目にあっていましたね。」
イストワールはそのように言った。確かに、あそこで気付かなかったら洞窟の中で追いかけっこが始まるところだった。
「あのー、まだこの声の人が誰なのか、教えて貰ってないんですけど。」
「ゴメン、こんぱ。えーと、この声は天の声ことイス···何だっけ?」
コンパが洞窟での質問をするとネプテューヌは答えようとしたが、肝心の答えを忘れてしまった。
「イストワールだろ。」
悠は呆れながら答えを教えた。
「そうそう、いーすんいーすん。」
「…まあ、いーすんでも良いでしょう。挨拶が遅れましたコンパさん、イストワールと申します。」
「いーすんさんですね、これはご丁寧にありがとうございます。」
「…。」
コンパにまでいーすんと呼ばれてイストワールは黙ってしまった。正直もう呼び方に関して諦めたほうがいいと思ったのかも知れない。
「ところでイストワールさん、さっきの洞窟でこの様なものを拾ったんですけど何か分かりますか?」
悠は先ほどネプテューヌが拾った謎のアイテムについて話を変えた。
「それは、鍵の欠片。私に施された封印を解くための鍵の一つです。」
「いーすんさん、封印されてるですか!?」
なんと、謎の声イストワールはどこかに封印されてるのだった。この事実に、悠もネプテューヌも声は出さなかったが驚いていた。
「お願いです。四つの大陸に一つずつ隠された鍵の欠片を見つけ出し、私の封印を解いてくれませんか?」
イストワールは封印の解除を悠達に頼んだ。四つの大陸に一つずつだと、後残り三つである。
「別にいいけどさぁ…今みたいなモンスターと戦わなくちゃいけないんだよね?」
「かなりリスクが高いですね。」
ネプテューヌと悠はそう言った。悠はそれでもやる気ではあるが、ネプテューヌは少し乗り気ではない。
「かなり危険な旅になると思います。だからこそ、助っ人として鳴上さんをこの世界に連れてきたのです。」
「この世界…です?」
「いーすん、それだと悠くんが別の世界から来た風に聞こえるんだけど?」
ネプテューヌとコンパから疑問の声。しかし、この後彼女達の驚愕する声がするだろう。そう思った悠は既に耳を手で塞いでる。
「知らなかったのですか?鳴上さんは正真正銘このゲイムギョウ界とは別の世界から来た異世界人ですよ。」
「「…。えええええええええぇぇぇぇ!?」」
悠の予想通り、二人は驚きのあまり叫んだ。
「ゆゆ悠さんって本当に異世界の人だったですか!?」
「異世界からの仲間キター!」
まだ驚いてるコンパに対して、ネプテューヌは平常運転だった。
「…実はそうなんだ。いきなりそんなこと言っても信じて貰えないと思って黙ってたんだ。すまない。」
悠は黙っていたことに対して謝罪した。
「あの、話を続けても…。」
「あっ、ゴメンいーすん。すっかり忘れてた。」
あまりの衝撃に忘れられてたイストワール。不遇である。
「コホン。それに、お礼という訳ではありませんが、封印を解いてくれれば記憶喪失を治してあげることが出来ます。」
「ホント!?」
この話に一番反応したのはネプテューヌである。
「はい。どのみち、ネプテューヌさんには記憶を取り戻していただかないといけませんし。」
「それなら、例え火の中でも水の中でも草の中でも森の中でも頑張っちゃうよー。」
ネプテューヌはまるでポ○モンのオープニングの歌詞のようなことをいいながら張りきっていた。
「私もお手伝いするです。記憶喪失のねぷねぷとこの世界のことがよく分からない悠さんだけだと心配です。」
「看護学校はどうするんだ?」
鍵の欠片集めに名乗りを上げてくれたコンパに彼女が看護学校に通っているとバーチャフォレストに行く途中で聞いた悠がその事を心配して聞いた。
「看護学校はモンスターさんのせいで休校中なので大丈夫です。」
コンパは胸を張って言った。張ることではないと思うが…。
「ありがとうございます。皆さん。」
「あれあれ。いーすんの声がまた聞こえにくくなったよ。電波状態悪いの?」
ネプテューヌの言う通り、段々イストワールの声が聞こえにくくなっていた。
「鍵の欠片の持つエネルギーを媒体に話し掛けていたのですが…どうやら時間のようです。大変申し訳ありませんが…鍵の欠片の事、よろしくお願いします…。」
ついにイストワールの声は全く聞こえなくなった。
「聞こえなくなっちゃった。いーすん、大丈夫かな…。」
「けど、記憶を取り戻す手掛かりが見つかったです。」
「そんだ。それに、新しい鍵の欠片を手に入れたらまたイストワールと話せる。」
「そうだね!よし、私頑張るよ!」
こうして悠達に鍵の欠片集めという目的が生まれたのだった。
重大発表
何やらネプテューヌキャラとのカップリングを望む声があるので、アンケートを取ることにしました。悠とトクベツな関係になる人物を下の選択肢から選んで活動報告に作った受付所に記入して下さい。
ハーレムはハードルが高いのでこの作品ではやりません。申し訳ありません。
1ネプテューヌ
2ノワール
3ブラン
4ベール
5コンパ
6アイエフ
7誰ともトクベツな関係にならない
これ以外の選択肢はないので別のキャラを書かないようにお願いします。
※締め切りは小説の一章が終わるまでです。
追伸
非ログインユーザーのお二人が感想欄に投票してくれましたが、感想欄への返答は違反なのでこちらで削除させていただきました。非ログインユーザーの皆様はアンケートに答えられないので大変申し訳ありませんが、感想欄の方へのアンケートの返答はしないで貰えると助かります。このことが原因でアカウントがロックされると私は勿論多くの読者が困ってしまうので、ご理解とご協力お願いします。
また、せっかく投票したのに票を無効にしたら申し訳ないので削除したお二人の票はちゃんとカウントさせていただきます。
これは今回だけちゃんと注意してなかった故の特別処置なので、以降は感想欄への投票は削除してもカウント致しません。
まるで差別してるようですがご容赦下さい。