超次元ゲイムネプテューヌ~希望の仮面(ペルソナ)~ 作:tetu1006
1位 ネプテューヌ·ブラン 3票
3位 ノワール·ベール 1票
残りは0票
となっております。
また、前回感想を削除した非ログインユーザーの方へ
その理由は前話のあとがきに追伸したので、まだ読んでないので有らばご覧ください。
「そういえば悠くんのあれ、ペルソナて結局何なの?」
イストワールとの会話の後にネプテューヌはふとそんな事を聞いてきた。
「私も気になっていたです。どうして悠さんはそんな力を持っているです?」
コンパまでも聞いてきたので悠は事件の事も含めて説明した。
「…えーとつまり、もう一人の自分を受け入れたらそれがペルソナになって使えるようになるんだね。」
「ああ、ただそのもう一人の自分は自分自身でも認めたくなくて心の奥底に押さえつけてた嫌な一面だから、それを受け入れるのはとても難しい。」
「拒絶したら殺されちゃうなんて、怖いです。」
ネプテューヌ達は大体ペルソナについて理解した。また、悠がもう一人の自分自身と言っていた意味も。
「それにしてもよく連続殺人事件を自分達で解決しようとおもったね?」
「あの時は陽介に言われたのもあるけど、俺自身も内心こんな事件は警察の手におえない、俺達じゃないと無理だ。なんて張りきってたんだ。ネプテューヌ風の言い方をすれば主人公としての血が騒いだってところだな。」
「確かに、テレビの中の世界なんて警察の手におえないです。」
こうして長く話をしているともうすっかり外は暗くなっていた。
「そろそろお夕飯の準備をしないといけないですね。ちょっと待っててほしいです。」
「それだったら俺も手伝うよ。」
席を立とうとしたコンパに悠がそう言った。
「…悠さん、お料理出来るですか?」
「かなり自信がある。」
「それじゃあお願いするです。」
「私は待ってるね。」
こうして悠とコンパはキッチンに行った。
しばらくしたら二人で料理を乗せた皿を持ってきた。
「わあ、おいしそ。いただきます!」
ネプテューヌはすぐさま食べ初めた。
「美味しい!すごく美味しいよこんぱ。特にこの唐揚げ!」
「…褒めてくれるのは嬉しいですが、その唐揚げは悠さんが作ったです。」
「うそ!?ホントに!?」
ネプテューヌは驚きながら悠の方を見た。
「ああ、本当だ。」
「悠くんにもこんな才能があったとは。」
「すっかり負けちゃったです…。」
コンパは自信損失してしまっている。
「いや、昼にも言ったけどコンパのプリンには負けるからな。」
「そう言って貰えると嬉しいですけど…。」
他の料理では負けてるに変わりないので落ち込んでいたコンパだがすぐに気を取り直して食事をした。
こうして食事の時間は終わり、明日に備えて眠ることになった。悠は自分が寝かされたのと同じ部屋に、ネプテューヌはコンパの部屋で一緒に寝ることになった。
そして夜、悠は考え事をしていた。
(あの時は無意識にイザナギに指示をしたけど、イザナギの使える技がランクダウンしていた。)
そう、悠はイザナギをスキルカードやスキルレベルアップを使って剛殺斬やジオダイン、疾風吸収等の強力なスキルを覚えさせて強力に育て上げたが、使える技がランクダウンしたりなくなっていたり、またはステータスダウンしてたりしてたのだ。
(イゴールの言っていた育てたペルソナはすぐに真価を発揮できないというのはこういうことか。)
強力なペルソナが使えるようになるのと同じようにこれらも元のステータスに戻るだろうが、それまで強力な敵は出ないでほしいと思いながら悠は眠りについた。
悠が考え事をしていたのと同じ時間、あの能天気なネプテューヌまでも考え事をしていた。
考えていたのは門番蟲に戦って命の危機に瀕したときの事だ。
(あのとき、あれと同じ目にあったような…。)
あのときとは門番蟲に剣を取れないようにされた事だ。ネプテューヌの脳裏には自分が顔も姿もよく思い出せない三人の誰かと戦っていた場面が思い出された。状況は違うが三人と戦っていた自分も最後に剣を取れないようにされてそこを追撃を受けていた。
(誰と戦っていたんだっけ?)
ほんの少し記憶は戻ったがまだ分からないことだらけだった。
「ま、いっか…。」
難しく考えるのをやめてネプテューヌも眠りについた。
翌日、朝食をとった後(今朝はコンパが張りきって作った)にコンパが旅に必要な物を買いに出かけるといったので、悠は新しい武器を買わないていけないので、ネプテューヌは昼食は外食と聞いてついてきた。
「改めて見ると凄い都会って感じの町だね。」
「俺の世界からしたら未来都市って感じだけどな。」
ネプテューヌと悠はプラネテューヌ街並みを見て感心していた。
「プラネテューヌは四つの大陸の中で一番発展している国なんです。」
「二番目は何処なんだ?」
「確か…ラステイションだったはずです。」
そんな事を話していると二人の男の話し声が聞こえてきた。まとめると、最近森の地下に大きな洞窟が発見され、中には沢山のモンスターがおり、モンスターの巣ではとネット掲示板で噂になっているらしい。
しかし、調査する人手が足りず、ギルドで冒険者に依頼するのがやっとらしい。
その話を聞くとコンパは黙り込んでしまった。
「コンパ?」
「ねぷねぷ、悠さん。旅立つ前に一つお仕事してもいいですか?」
「今の人達が言ってた洞窟の調査だな。」
悠が聞くとコンパは頷いた。
「こんな私でも、プラネテューヌの…女神さまの為に何かしたいです。」
「じゃあ、買い物はやめてそのギルドってとこに行こっか。」
「いいんですか!」
ネプテューヌの言葉にコンパはとても喜んだ。
「当然だろ。今までコンパに付き合わせてばかりだからな、今度は俺達の番だ。」
「うんうん、その通り。ほら行こ、こんぱ。」
こうして悠達はギルドに向かった。
「ところで、他の買い物はともかく、俺の武器は買わないと困る。」
「えー、良いじゃんペルソナだけで。」
「言い訳ないだろ。ペルソナに技を使わせるのは疲れるんだ、普通のモンスターにも使っていたらすぐに打ち止めになる。」
こんな会話がギルドに行く途中にあった為、ギルドで依頼を受けた後すぐに武器屋に来ていた。
しかし、今買えるのは金額的に竹刀位しかなかった。
他に何かないかと店の中を見て周ると、一振りの見覚えがある刀があった。
「すみません、この刀は?」
悠は店主に聞くと
「それか?実は二ヶ月前からそこにあるんだ。良い刀なんだが誰も見向きもしないんだ。」
「抜いて見ても?」
「おう構わねえよ。」
悠は刀を手に取り鞘から抜いて刀身を見た。
(この鋭い刃、やっぱり。)
「あの、お金は何日掛かっても必ず払うのでこの刀売ってくれませんか?」
気がつけば悠はそんな事を言った。そんな上手い話はないかと後悔したが、予想を裏切る返答が帰って来た。
「…金はいらねえ。」
「えっ?」
唖然とする悠をよそに店主は続けた。
「あんたがその刀を持った時に勘なんだが分かった。それはあんたの物だ、その刀はあんたを待ち続けたんだ、だから誰も見向きもしないんだってな。だから、そいつは持ってきな。」
「あ、ありがとうございます。」
悠は刀を持って外に待たせているネプテューヌ達のところに行った。こうして悠は刀[影断]を譲って貰った。
本編でのイザナギのスキルは作者の私のデータの物です。
ネプテューヌが少しだけ記憶が戻りました。(本当に少しですが)
リバ1では記憶を取り戻しませんでしたが、この作品ではどうなるか楽しみにして下さい。
ところで悠の二本目の刀を影断にしましたが、特に深い意味はありません。