争いは他所でやってくれ!最後は平穏無事に過ごしたい   作:大気圏突破

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リアルで兵藤一誠が存在したら確実に停学・退学・鉄格子コースですよね
今のアニメだと敵キャラサイドだよな


修学旅行はパンデモニウムさん
旅行の準備って楽しいよね


 和平合意・同盟を結んだオーディンは駒王の地から離れ帰っていった。スケベな爺さんでも偉大な神であるため見送りに赴いたがスーツケースから大量のアダルト雑誌や映像ディスクが散乱し、ロスヴァイセが真っ赤な顔をしながら乱雑に詰め込んでいった。なおオーディンの好みは千差万別多種多様でセクシーな女優が肩の関節を外され泣き叫ぶ作品まで購入していた

 

 

「そういえばグレートレッドとオーフィスの話し合いは終わったのですか?」

 

 喧騒が過ぎ去り生徒たちの声が聞こえる。いつもの日常が戻り昼休みの生徒会室で弁当をつつくソーナは双方の二天龍を宿す伸元に問い掛けた

 

 

「問題無く和解したよ」

 

 騒動が終わった当日にゼノヴィアと一緒に自宅へ帰ると室内にはバレルサイズのアイスにスプーンを突き刺しているオーフィスが座っていた。足元にはポン菓子・チョコバナナ・梅ジャムのゴミが散乱していたので流石にキレて掃除させた

 

 人間界にグレートレッドが現れたことでオーフィスも向かう予定だったが食欲を優先してしまったことで駆けつけることが出来なかった。彼女は彼の体内にドライグとアルビオンがいることに気付いてペタペタ触って確かめつつ、アイスで汚れた手をシャツで拭く

 

 

 

「私の……寝る前の、たのしみが」

 

 とりあえずオーフィスにゲンコツを叩き込むと部屋の隅で打ちひしがれているゼノヴィアに『Uber Eats』を予算無制限で頼んでも構わないと伝えた。光を失い瞳孔が開きっぱなしだった目に力が宿りアプリを立ち上げると一心不乱に注文表をタップしていく、なおオマケでイリナも呼ぶことにした

 

 訪れた彼女はオーフィスを見て伸元の妹だと勘違いしていた。『無限の龍神』ということを教えても『夢幻』のグレートレッドと交友を結んだイリナにとってオーフィスが『無限』であっても驚くことなく食卓を囲んだ

 

「分かった。グレートレッドの言うこと聞く」

 

 

 最強の座に位置するドラゴンたちも和解した。伸元とイリナが仲介しグレートレッドの真意を理解した彼女は素直に頷いて見聞を広める旅へ出発する。禍の団にしては関係を断つ方向で決まり『蛇』の供給を行わないことも誓ってくれた

 

 

 

 

「あっさりと終わって拍子抜けのような…」

「台風と一緒だよ、中心は波風立たない穏やかなのに外は大嵐ときたもんだ」

 

 トップがフーテンの寅さんのように自由気ままな旅に出れば禍の団もドーピングの手段を得ることは出来なくなる。オーフィスに代わる新しい代表を担ぎあげるか派閥争いで自滅する可能性もある。ともかく現状より動きにくくなるのは目に見えている

 

 

「冥界の方は?」

「まだ少し先のことですが若手悪魔たちによるレーティングゲームも再開されます。まだ内定していませんが私たちはサイラオーグと刃を交えると思います」

 

 

 旧魔王派の襲撃でストップしていた催し物も随時再開される手筈となり、注目度の高い第1弾は彼女たちがセレモニーを飾る

 

 飛ぶ鳥を落とす勢いで冥界の話題を席巻するシトリー家と若手悪魔筆頭のバアル家の対戦はメディア側も喉から手が出るほど欲しいカードであり、放映権を巡って腹の探り合いが水面下で行われている

 

 

「匙の問題もありますし、時間はあるように見えて実際は―――」

「全部一気に移殖させたのが裏目に出ましたね」

 

 護衛任務中に存在感がゼロだった彼は堕天使領でヴリトラ系神器の移殖を受けていた。これはアザゼルの方から持ちかけたことで、以前の『焼き土下座』がトラウマになってしまったことで自ら先手を打って神器を提供した

 

 匙はロキが太陽に焼かれた翌日に人間界に帰還し間に合わなかったことを謝ったがソーナを含め眷属たちは誰も責めなかった。神器の調整で遅れたのは彼のせいではない!シトリー家では間に合わせようと尽力してくれたシェムハザに礼状を贈った

 

 

 

「本番は修学旅行後になりますが」

「旅行先の京都で特訓させるのは酷ですって、そんなことを言ってもアイツはやるでしょうね」

「気にする必要な無いのに、責任を感じて自分を追い込んでいます」

 

 ざっくばらんに言ってしまうと匙は神器に操られている。彼の人格がヴリトラに乗っ取られているのではなく『じゃじゃ馬』なのだ、アザゼルの計算では問題なく運用出来るはずだったがシャルバに襲われた時に彼と深く繋がったことでベルゼブブの血液を採り込んでしまった

 

 初代魔王の血脈とヴリトラの魂が反発したと思えば1分後には仲良しこよしで手を取り合って、大丈夫かと思いきや大乱闘の殴り合いが始まる。当然のことだが宿主の匙に大きな負担が掛かる

 

 

『白いの…どう思う?』

『試されているだけだ!ヴリトラに見合う宿主になれば、自ずと分かるだろう』

 

 二天龍の意見も特効薬にはならない

 

 

 

 

 

「そういえばアザゼルから動画が届いて」

「…いかがわしいヤツじゃないですよね?」

 

 伸元は別の話題に切り替えて空気を一新させようとする。渡されたスマホを見てソーナは口に含んでいた紅茶を吹き出してしまった

 

 

「これって姫島さんとバラキエルですよね?」

「アザゼルが言うには、こじれていた親子仲も回復したって」

「にしても…これは、ちょっと」

「ミリキャス君には見せれないR18指定ですね」

 

 彼が言うように朱乃とバラキエルは腹を割って話し合い、土下座をする父親を見て許すことにした。彼女は姫島の家を出奔する時に携えていたバラキエルが自身の母に送ったラブレターを、堕天使領の生放送番組で音読させることで水に流した

 

 内容はドSな妻にリクエストしたハードプレイに対する感想や、自分のことを過激に強く虐めてほしいというもので聞いている方が恥ずかしくなる。なお最高視聴率は驚異の37%を記録し翌日も再放送された

 

 

 

「それじゃあいきますわよ!」

「うぐぅぅぅっ~~~」

 

 最後は禊として仰向けに横たわるバラキエルの口にゴルフのティーを咥えさせると、レイナーレが着用していた過激なボンテージ衣装に身を包んだ朱乃がドライバーを持って気が済むまでフルスイングを続けた

 

 結局のところ108球で打ち止めとなり、顔面が血だらけになった父親を見て光悦した朱乃はうっとりながらドライバーのシャフトを舌で舐めているとこで番組は終わった

 

「匙がトラブルを起こしたら…」

「やりませんし着ません!」

 

 その言葉にちょっとだけ残念な表情を浮かべる伸元であった

 

 

 

 

 

 

 兵藤一誠の肉体は滅んだが彼の魂は現世に残っていた。あの世も変態の魂を受け入れたくないので死神を派遣せず現在は駒王町で地縛霊として活動している

 

 自身が死んだことに最初は悲観したが、街行く女性のスカートを下から覗いてもバレない日常を楽しむようになった。かつて自宅から双眼鏡で観察していた女子大生の部屋に入って彼女と一緒にシャワーを浴びて布団で同衾したり、銭湯で混浴やラブホテルに入り浸る日々は充実していたが…

 

 

「触りたい…おっぱいに」

 

 幽霊なので生きている人に触ることが不可能で、目の前に特大のメロンがあるのにかぶりつくことが出来ないのだ、死んでも盛んな性欲が段々と暴走するようになり酷い時にはポルターガイストやラップ音を発生させてしまう

 

 

「ちくしょう…なんの為に幽霊になったんだ!」

 

 責任転嫁も甚だしいレベルの自業自得である。こんな性格だから学園を追い出されるときに誰も助けてくれなかった。なんなら身に覚えのない行為に対しても犯人扱いされてしまい無実を訴えたが親も信じることはなかった

 

 

 

「あれはイリナ?……間違いない、紫藤イリナだ!」

 

 視線の先に、かつて一緒に遊んでいた幼馴染がいた。あの頃は少年のような見た目だったが女性らしい体つきになって胸も存在感を主張している。鼻の下を伸ばす一誠は鍋を持った彼女に近付こうとするが

 

「いだっ!」

 

 バリアのような障壁に弾かれ幽霊なのに電撃の痛みが全身を襲う。もう1度アタックするがリプレイするようにダメージを受けてしまった

 

 スカートの中を覗こうとしても近づけなければ意味がない、とりあえず彼女がどこに住んでいるのか確かめようと後に続くと

 

 

「ここは?石動の?あの野郎…イリナに手を出したのか!」

 

 チャイムを押して中に入る彼女と共に彼も侵入するのであった

 




姫島親子は和解しました。ラブレターを生放送で音読と顔面ゴルフの刑で許されました
匙君はシャルバと繋がったことで神器がワガママになってます(だから原作には登場しない技をすると思います)

感想ありがとうございます(おまちしてます)
お気に入り登録もありがとうございます
誤字訂正もありがとうございます

今日は帝王賞、昨年も本命にしたアウトレンジ頑張れ

石動君の技にキン肉マンから抜粋してもよろしいでしょうか

  • マイナーな技も出してくれよ OK
  • ハイDにキン肉マンは合わないから NG
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