禪院家に生まれしハンター   作:とっとこDIO

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チェンソーマンは勿論書くのですが、今少ない時間で書く意欲が湧かないので後何個か短編もしくは新しい作品をちょっと書いて土台を作っていこうと思います。
呪術廻戦ってモンハンと意外と親和性がある様に感じて、書きましたが。
※主がモンハンダブルクロスとライズを中心にプレイしていたのでこの二つの内容が多いです。


第一話 禪院家に生まれ落ちたモンスターハンター

1987年禪院家で一人の男の子が生まれた。父親は第二十五代目当主であり、既に二人の息子をもっていた。長男は優秀であったが、次男は術式だけで無く呪力すら持たない、禪院家では[猿]と言われる存在であった。当主でありながらそんな存在を生んでしまった事で当主の座が危うくなっていたが、三人目の出産に自分はまた返り咲けると確信出来るほどの子が生まれた。その子供の名を…

 

「龍甚」

『なんだ甚爾兄』

「お前、俺の所に来るのやめろよ。甚壱の奴がお前に関わるなってうるせえんだよ」

『嫌だよ。俺は俺の術式の為に甚爾兄の元に来てるし、甚爾兄と甚壱兄にも仲良くなって欲しいし」

「はぁ〜…何処まで調伏出来たんだよ?」

『?うーん?赤い鬼みたいな蛙?のモンスターをこの前狩猟したよ』

「お前まだ、7歳だろ…どうしてそんなに焦ってる?五条家のガキか?」

 

甚爾の言葉通り、龍甚は焦っていた。二つ下の子供がまさしく、最強と言われる様な存在になろうとしている。ちなみに甚爾と龍甚は9の歳の差であり、今現在16歳である。

 

『…』

「もう良いだろ。他の奴らに見つかる前に戻れ」

『』

 

 

一人長い廊下を歩いていると前から現当主、禪院直毘人が酒を煽りながら歩いてきた。

 

「ん?なんだ龍甚なんでここにいる?あー甚爾に会いに来たのか」

『はい。当主様』

「よいよい、頭を上げろ。俺も甚爾に会いに来たのでな今いるか?」

『』コク

 

直毘人は龍甚の事を良く可愛がっている。直毘人の本当の息子達よりも可愛がっていたりする。理由は龍甚の趣味にゲームがあり、一昔前のアニメーションが好きな直毘人の話でしょっちゅう盛り上がるからだ。その息子直哉は龍甚のことを嫌っている。

 

「ではな」

『はい』

 

 

 

『ふぅ〜今日も新しいモンスターの狩猟を引き受けようかな。!』

 

今日のこれからの事を考えていた龍甚に突然飛び蹴りを仕掛ける、存在が現れた。龍甚は驚きはしたがしっかりと身を捩り躱す。

 

「何や、今の避けたんかぁ、今日こそ地面とキスさせたる思うたのに」

『懲りないな。そんなに甚爾の目の前で叩きのめしたの嫌だったの?』

「当たり前や、俺はすごいんや!当主に成るのは俺や!」

『はぁ〜、良いよ相手してあげる』

 

直哉との喧嘩を承諾し、鎧を纏う。白い騎士の様な鎧。

《傘鳥 アケノシルム》

から傘おばけの様な"鳥竜種"と呼ばれるグループのモンスターだ。火を吐き、強固なクチバシで地面を貫く。

武器は太刀で{鉄刀3}という、モンハン全体で見たら下も下の武器。だが、今は殺傷力は必要ない。太刀であれば使える技が使えれば良いのだ。

 

「それじゃ行くで!」

 

直哉の姿が高速で移動し始める。術式を使う直哉を捉えるのは容易では無い。だが、直哉は経験が浅く戦ううえで自分のことしか見ていない。よって…

 

『水月の構え』ドゴッ!

「ガッ!」

 

太刀のカウンターにより沈む。勿論峰打ちだ、現当主の息子を斬ったとなれば、禪院家での居心地が更に悪く成る。

 

「な、何や今の?!納得いかへん!もういっぺん勝負しろや!」

『悪いけど今日はもうやらない。この後やりたい事あるし。じゃあ』 ジェスチャー

「く、クソがぁいつか地獄見せたる!」

 

---------------------------

 

禪院家の敷地内を超え、生物が全くいない場所にやって来た。

 

『さぁて、クエスト受注しよう…何が良いかな?お!このモンスターにしよ!』

 

百竜夜行は禪院家の相伝、十種影法術に似通っている。そして、式神となるモンスターを手懐けるにあたって調伏という儀式があるのも同じ、違いがあるとすれば、調伏の際、十種影法術は術者一人で行うものだが、百竜夜行は最大四人で調伏の儀を行う事が出来る。ただし、人数が増えるとその分モンスターは強力になり生半可な人選だと逆に首を絞めてしまう結果となる。そして百竜夜行の調伏の儀中で死んでも実際に死ぬ事はないことも特徴だ。

 

『よし!準備できたし、クエストを始めるか』

 

 -----------

|オーラを漂う陸の女王!|

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調伏の儀、クエストを開始すると、モンスターが生息する。完全に外界と隔離された空間に移動する。この空間では全ての存在は呪力を使う事が出来なくなる。純粋な運動神経だけで狩猟しなくてはならない。今回は原生林だ。モンスターを探しに辺りを動き回る。

 

「ニャ!主様!マタタビ!マタタビがあるにゃ!」

『後にしてくれ、マタタビで酔われたら溜まったものじゃない』

 

クエスト中はオトモと呼ばれる二足歩行の猫の様な生物が着いてサポートしてくれる、名前は"チャマカカ"と言って直接戦うのは得意じゃないが、傷を癒してくれたり、モンスターの注意を惹きつけてくれたりする。

 

小声で)『待て!いた。海岸の辺りで周りを見渡している。』

小声で)「ホントにゃ!どう仕掛けるにゃ?」

『決まっている』

 

 

 

 

リオレイアは巣からそう遠くないこの場所で、外敵が現れないか見守っていた。

普通リオレイアは赤ちゃんの面倒と餌の調達をする。そして外敵の排除はオスであるリオレウスの仕事なのだが。リオレウスは一夫多妻で複数のリオレイアと子を成すのだが、リオレウスが外敵の排除をする巣は争いに勝てた強いリオレイアだけであり、その他のリオレイアは子供の世話と外敵の排除をどちらも己で全て行わなければいけないのだ。

そしてこの個体は他のリオレイアとの争いに負け、子供が一番育ちやすい訳ではない場所で己だけで頑張らなくてはいけなかったのだ。

そして、そんなリオレイアの目の前に外敵が現れる。

鬼の様な鎧を纏うハンター、龍甚だ。

 

『悪いが!お前を狩猟させてもらう。』

【グギャァァァ!】

 

龍甚が真正面から突っ込む、リオレイアは撃退の為に豪火球を放つ。これを前転をする事で回避するのだが、少し変だ。当たってるように見えたのに躱していたのだ。これも龍甚だけが出来る事…フレーム回避だ。前転中におこる数フレームの無敵時間で相手の攻撃を躱す技だ。とてつもなく難しい技術だが、直毘人とのアニメーションの話と直哉との喧嘩で投射呪法を見て、フレームの捉え方が容易になって来たのだ。

 

『オラァ!』ザグっ!

【グォン!】

 

振り回した武器は、操虫棍

上段斬りからの猟虫をリオレイアの頭にぶつける。すぐさまバックステップで距離をとり、背を向け走り出す。リオレイアは持ち前の脚力を使い追いかける。目標の地点に誘い込む。誘い込んだ先に…

 

【!】

『痺れ罠に掛かった!チャマカカ!落とせ!』

「ニャー!大タル爆弾ニャー!」

ドッカッン!

 

チャマカカが投げた大タル爆弾がリオレイアにぶつかり、中の火薬の可燃性の油が漏れながら、中の動線に着火し、大爆破つする。すかさず、距離を詰め胴体と尻尾からエキスを取り、三色を揃える。

三色を揃える事でそれぞれ身体能力が向上し、元々二級クラスの格闘技術だったがこれで準一級クラスに底上げされる。後は純粋に真っ向勝負だ。

 

『チャマカカ!応援笛!』

「了解!しましたにゃ!」

 

ファンファンファンファーン 

 

『よし!リオレイアは雷が弱点!畳み掛ける!』

 

武器は雷属性の"フルボルトチェンバー"罠から解放されるまで右から左へ左から右へとリオレイアの顔や胴体を斬りつける。

 

【グギャァァァ!】

 

罠から解放されたリオレイアは怒り浸透。龍甚を標的に定め攻撃を仕掛ける。

ダッシュからの噛みつき、躱す

噛みつけの動作をそのまま体を捻り尻尾で薙ぎ払う、直撃し吹き飛ばされる。

 

『グッ!』

 

追い討ちを掛けるように、吹き飛ばされた地点にブレスを三発撃ち込む。着弾し、煙と炎を上げながら龍甚の姿を隠す。炎から現れる龍甚の姿を見落とさぬように、視点を動かさず、炎を一点に見つめる。

リオレイアの顔の下の地面が盛り上がる。

 

「ニャー!"地面まっしぐら"!」

【グォン…】

『出来した!狩技!"エキスハンター"!』

 

棍をバットの様に大きく振り、先端に取り付けた猟虫を高速で対象に突撃させる技。猟虫が当たれば全てのエキスを取る事が出来る。頭に直撃した。これで狩猟出来た。と思っていたが

 

『!生き残った!?どうして?』

「ニャー!カンカンにゃ!」

 

確実にあの狩技で討伐出来たと思ったのに、生き残ったのだ。何故か…その答えはすぐに出た。

 

「な、何やこれ!お前!これなんや?!」

『な、直哉!何でお前が!』

(直哉がクエストに巻き込まれたからその分、リオレイアの体力が強化されていたのか!)

『直哉!この空間では呪力が使えない!走ってここから離れろ!』

 

リオレイアが、大声を上げた直哉を視界に映し、突進する。そして目の前で止まり、翼を広げだ。

 

『マズイ!サマーソルトだ!直哉逃げろ!』

「うぁぁ!」

 

この空間で死んでも問題は無いが、痛みはあるサマーソルトをもろに受けた痛みはそのままだ、ショック死してもおかしく無い。そして毒もある、体を蝕む痛みもあるとなれば、本気で危ない。

リオレイアが飛び上がり、サマーソルトを発動しようとする。

 

 

 

 

 

「ニャー!させないにゃ!」

 

ピカー!

【グォぉぉ…】

『!閃光爆弾の技か!助かった!』

 

視界が潰れたリオレイアの背後に接近し、狩技を発動する。

 

『"飛翔蟲斬破"!』

 

高く跳躍し、遂にリオレイアの首をはねた。討伐が完了し、空間が崩れ始める。腰が抜け、座り込んでいる直哉に近づき胸ぐらを掴む。今まで見た事ない龍甚の対応に直哉が驚き小さく息が漏れる。

 

『直哉!何故着いて来ていた。死んでたかも知れないんだぞ!』

 

龍甚は直哉に自身の術式のことを余り教えてなかったと言え、この説教に直哉は涙を流しながら、頷くしか無かった。それほど怖い思いをしたのだ。呪霊の不気味な恐怖ではなく、生物としての圧倒的な強者に睨まれた本能による恐怖があった。空間から出た龍甚は直哉を医務室に無理矢理押し込め、その日は眠りについた。

 

翌日

 

調伏した、リオレイアを甚爾と甚壱に自慢し、リオレイアの背に乗り、飛び回った。

これが、次期当主に大きく、前進した禪院の人間の話の序章




意外とモンハンと呪術廻戦を絡ませるのは難しかった。
主人公の名前は龍甚(りゅうとう)と言います。
モンハンのストーリーズの主人公【リュート】に近い名前にしました。

モンハン関連のキャラクターっている?

  • いる(受付嬢や我らの団)
  • いらねえ!(モンスター増やせ)
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