禪院家に生まれしハンター   作:とっとこDIO

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交流会大変だったぁ、話の構成を練り上げるのが難しい!
正直迷走した。


第十三話 "天廻龍"

交流会が終わり、京都校の人達は別れの挨拶をして帰っていった。

今回の交流会は龍甚を含め、生徒全員にそれぞれ新しい発見と教訓を与えた。

歌姫先輩は身体機能の向上を目的とした訓練を真土居先輩の協力有りきでしていた。

凡打秦先輩はいつもと変わらず研究に熱中しているようで、タマミツネをかえして知った熱線攻撃を何処で知ったのかを問い詰めた事もあった。

そして、龍甚は羽虫一匹もいない場所に来ていた。

 

『さて…と、こうしてクエストを受注するのは久々だな。チャマカカ!』

「にゃあ!主様今日はクエストに挑戦するにゃ?」

『ああ、今回の相手は"天廻龍 シャガルマガラ"だ。場所は禁足地…シナト村の近く天空山の頂上だ』

「シャガルマガラ!?古龍が相手にゃ!?」

『愚痴言っても連れていくからな、さっさと行くぞ』

 

クエストを受注しますか?

 

はい◀︎ いいえ

 

龍甚の視界が変わる。

風が吹き続け、シャガルマガラが近いせいか空気が重い。

 

『準備が出来次第、移動するからな』

「にゃあ〜」

 

呪力が扱えない、この空間内でお薬を決めておく(鬼人薬グレート、硬化薬グレートだとを流し込む)

"双焔刃リュウノツガイ"を背負い

シャガルマガラのいるエリア内に侵入する。

まだ夜でも無いのに真っ暗な空、吹き荒れる風。それがこの空間の支配者の存在感を現していた。

 

【グルルルル……】

『あれが…シャガルマガラ』

 

エリア内の中心に黒い粒子の集合があり、その中にこの空間に似合わない純白の鱗がチラ見えしている。

 

バサッ!

【………】

『………』

 

翼を広げ、粒子を吹き飛ばし現れた天使の様な見た目の龍

だが、粒子の性能を知れば奴が天使ではなく悪魔である事を知る

 

【グルルルル…】

『………』

 

シャガルマガラが龍甚から見て、左にゆっくりと歩みを進め。

シャガルマガラと龍甚の距離が僅か10メートル以内に近づきその歩みを止まる。

お互いの視線が交差し合う時間が数秒

 

ダンッ!

『ッ!!』

【シュヤァァァ………】

 

太陽の光すら届かぬこの場で純白の鱗を輝かせる天使(あくま)

滑空を始め龍甚目掛けて突進をかましてくる

余裕を持ってそれを回避し、背後に回ったシャガルマガラへと体を動かし視界に収める。

地面を削りながら荒々しく着地したシャガルマガラが此方を敵と見なし咆哮する。

 

【グッガァァァ!】

『来い!』

【ゴッアアァガガガシャァァァァ!】

 

武器を構えた龍甚に六足による突進を繰り出してくるシャガルマガラ

それを少々大袈裟に回避し、距離を取り鬼人化状態に移行する

 

体の此方に向けたシャガルマガラが三連狂竜ブレスを放ってくる

一つ一つをギリギリで回避して一直線に距離を詰める

 

【ヴゥン!ガァン!】

『無駄だ!』

 

突っ込んでくる龍甚にカウンターで右翼脚を広げ掴み掛かるがそれを踏み台に高く跳躍し頭を中心にシャガルマガラを斬りつけまくる

 

シャガルマガラの顔の下に着地して体の下に潜り込む

ガラ空きの胴体に乱舞を繰り出すがシャガルマガラは横ステップでその場から移動して攻撃を回避するそして体を一回転させタックルを繰り出してくる

 

『グッ!』

【ガッアァァァ…】

 

吹き飛ばされた龍甚目掛けて滑空突進を仕掛ける

空中に投げ出された龍甚は双剣では軌道を変えられないため回避は出来ないと悟りシャガルマガラに向かってアイテムを投げつける

 

ピィカァァァ!

【!!グァァァァ…】

『眼を得て出来た弱点だな!さて今度はこっちが攻める!』

 

ゴア・マガラの時には無かった眼を得たことにより閃光をモロに受けて苦しむシャガルマガラは空中で体勢を崩し地面に落ちる

倒れたシャガルマガラの頭に乱舞をお見舞いし噛みつこうとすれば横に回避して翼側に回り込み至る所を斬りつけまくる

シャガルマガラが起き上がるのと同時に翼脚を振り上げ龍甚は突き放す

 

【フッン!………ゴッアアァガガガシャァァァァァ】

『お怒りか………チャマカカ!今!』

「にゃあぁぁぁぁ!」

 

シャガルマガラからは死角になる様に岩の裏に隠れていたチャマカカがロケットに乗ってシャガルマガラの頭目掛けて飛んでいく、ロケットを乗り捨てシャガルマガラの頭に飛びかかりボコボコと殴り始める

 

【!!ガッアァァァァ!】

『"獣宿し【餓狼】”

 ガァァァっ!』

 

狩技を発動する龍甚

理性が少しづつ溶けるような感覚を感じながら更に鬼人化を発動させ正しく獣の様な動きでシャガルマガラの左翼脚を攻撃し、部位破壊をする

地面を抉りながら左翼脚を振り抜くが既に龍甚はシャガルマガラの後ろ側に移動しており尻尾を攻撃する

 

【!!ガァッ!】

『逃ゲタカ…チャマカカ』

「にゃあ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ!」

『オット』

 

シャガルマガラは高く舞い上がり、チャマカカを振り落とす

落ちて来たチャマカカを受け止め、シャガルマガラは見据える

空中で静止したシャガルマガラは大地を震わせるほどの咆哮を響かせる

 

地面が暗い紫に染色していき爆ぜる

龍甚の元に降り立ったシャガルマガラは翼脚の叩きつけを繰り出す

右で左で両手で地面を割り龍甚の足元が不安定になる

シャガルマガラはその隙を見逃さず拡散狂竜ブレスを放ち、シャガルマガラの正面を吹き飛ばす

 

空中に吹き飛ばされた龍甚の軌道に先回りし右翼脚で掴み地面に叩きつける

 

『グハッ!グッ!』

【シュヤァァァ………】

 

手を緩めず龍甚を何度も地面に叩きつけ、エリアの中心にある岩に投げつける

岩に叩きつけられた龍甚に逃げる隙は与えまいと突進で勢いを付け右翼脚で岩ごと龍甚を叩き割る

 

ガラガラガラ……

【フウゥゥゥ…!】

『死んじゃいねぇぞ!』

 

崩れる岩から発生した砂煙の中から龍甚は痺れ投げナイフをシャガルマガラの頭に投擲し、左眼に突き刺し視界を奪う

抜け出した龍甚は回復薬グレートを口に流し込みながら、シャガルマガラの左側から近づき前足を踏み台に跳躍、二振りを頭に全力で叩き込み左角をへし折る

体が叩きつけた反動で浮かび上がりそこから回転狩りに移行し頭から尻尾の先までを切り刻む

 

【ガッアァァァ…!】

「にゃ!"ネコ式火竜車“にゃ!」

 

ボンッ!ボガッン!

 

龍甚の方に振り向いたシャガルマガラの目線の先にはチャマカカが火竜をもした機械仕掛けでシャガルマガラを爆破し炎で包む

 

「どうにゃ!」

『チャマカカ止まるな!すぐに乗り捨てろ!』

「にゃ?」

 

 

ビリビリ!

【ウウォン!キュァァァァァァァァァ】ゴゴゴゴゴゴゴ!

「にゃァァァァ!?」

 

爆炎の中から体を固定させ狂竜エネルギーを蓄えた口を大きく開いていた次の瞬間地面を抉りながら突き進むエネルギー砲…

チャマカカの火竜車を破壊し、遠く彼方へと消えていった

 

『"狂竜砲"ってやつか…』

【グァッン!シャァァァン!】

『クソ!攻撃一つ一つにプラスして地雷が発生していやがる』

 

龍甚に狙いを定めたシャガルマガラが叩きつけや薙ぎ払いを繰り出してくる

龍甚はそれを回避するが攻撃と共に狂竜エネルギーの地雷が発生し、龍甚の進路を制限していく

防戦一方になるのであればと懐に飛び込む龍甚

懐に入られてたまるかと舞い上がろうとするシャガルマガラ

だがそれよりも早く跳躍した龍甚がシャガルマガラの背中にしがみつき共に空中に上がる

 

【ガァァ!ガァァ!】

『グッ!大人しくし…しやがれ!』

 

暴れるシャガルマガラの背中でナイフを刺し続け、背中に深い傷をつけるだが、しがみついていた手が離れて上に投げ出されてしまう

足場がない状況で龍甚は慌てることもなく落ち着いて下のシャガルマガラを見据え、背中に双剣を突き刺した

 

【グォォ!】

 

落ちるシャガルマガラ、その背中で双剣を刺し続け共に落ちる龍甚

だが、地面に激突する前に双剣を抜き背中にしまい地面に叩きつけられたシャガルマガラに大タル爆弾Gを投げつけ空中で体を捻り受け身を取って着地する

煙が晴れると息が絶え絶えになっているシャガルマガラがいた

そろそろ決着になる

 

【ガッアァァァ……】

『お前の依頼文を読んで少し心にくるものがあったよ、お前はただ生きているだけなのにな…だがお前の生態が他の生物の障壁になってしまう以上俺はお前を殺さなくてはならない』

 

瀕死になろうと消えない闘志

その鋭さを秘めた眼光が龍甚を捉える

龍甚は武器を構え、鬼人化までする

お互いに動かずに時間が過ぎていく

 

 

 

 

 

 

 

 

本来差すはずがない太陽の光が暗雲を突き抜け、"二人"を照らす

それを合図に同時に動く、お互いの距離が10メートルを切ったその時シャガルマガラが左翼脚、右翼脚の順で振り抜き地面ごと龍甚を仕留めようとする

対して龍甚は左翼脚の振り抜きを旋回しながら回避し、右翼脚の振り抜きを足場に跳躍シャガルマガラの頭上に移動する

 

 

 

顔を上げたシャガルマガラは見た

己の宿敵の人間が初めて見る太陽の光を背後に神々しく光り輝いていた

この時シャガルマガラは初めて本当の光をその“眼"に焼き付けた

 

『フンッ!』

 

ザン

 

【ワッウゥゥ…ガッウゥゥゥ……ガッ…トゥアォォォォォ…】

 

ガクン

ドシンっ

 

 

 

暗雲が晴れていき、光がエリア全体を照らしていくその光景を眺めた龍甚はポツリと言葉を溢した

 

『いい天気だな』

「主様!」

『チャマカカ!無事だったか!』

「にゃあ……吹き飛ばされて無事とは言えないにゃ」

『悪かったよ、さあ帰ろう』

「はいにゃ!」

 

 




今日はここまで!
今回は純粋なモンハン回でした。
呪術廻戦のこれといった要素は特に出しませんでした。
シャガルマガラは個人として非常に思い入れがあるモンスターでして、シャガルマガラだけの話を書きたかった為にこの回にしました
モンハン4のストーリーもシャガルマガラも結構大きな影響を与えた存在だと思っています。
因みに私の初モンハンは4です

モンハン関連のキャラクターっている?

  • いる(受付嬢や我らの団)
  • いらねえ!(モンスター増やせ)
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