禪院家に生まれしハンター   作:とっとこDIO

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アンケートが今の所モンハンキャラが要らないの方が多い
このまま行けばラオシャンロン…お前はこの小説に出演できない!
因みにモンハンキャラが出演するとこの後出てくるモンスターの絡みに変化が起きます


第十五話 素材を取り込む呪霊

雨が降る夏の日

龍甚は任務で本州から遠く離れた島、小笠原諸島の父島へとやって来ていた

 

『御苦労さん。一度戻ってくれリオレウス』

【グォォン…】

『さて、内容は聞いているが報告してくれた人に聞いてみるか』

 

龍甚は降り立ったそこから大した歩く事なく、漁師をしている家の主人を訪ねた。出て来たのは60歳を超えるであろう老人、漁師として筋肉がありがっちりとしているがその体は震えていた

 

「私は小さい時から、その霊と言うものに少し敏感でこの島でも見えていたんです。ですが今までは小さくて人に直接的な危害を加えない様なものだけでした」

『そうですか…』

「ですが!…今回見たのは違った…、仕事の為に仲間と共に沖に出た時でした」

 

男性は今まで気にしていなかった呪霊による被害を震えながらも話してくれた

その日は昔ながらの友人であり漁師の同僚であった人と別々の船での漁に出たとの事、いつも通り釣果を出して帰るのだと思っていた。そんな男性達を今まで無害だった呪霊が突如として襲い

友人の船は何が起きたのかもわからぬ内に空に打ち上げられた、水面から何が身を出したのだ。鯨のジャンプの様に

 

「とんでもねぇ巨体だった。細長いヘビみたいな形をしていて20メートル程体を上に伸ばしているのに尻尾が見えなかった…俺の友人はあいつが見えてなかっただから咄嗟の事に反応も出来ず、そのまま亡くなった…………頼む!あいつを!あいつの弔いがしてぇんだ!…だから…あの化け物を殺してくれ」

 

座っていた男性が話しながら、友人への悲しみと今回の呪霊への怒りで立ち上がり龍甚の服を掴み必死に懇願した。この島では呪霊が見れるのは彼だけ島の人は誰も信じてちゃくれない、誰も理解してくれない。だから彼は見れる事を悔やんだ。自分が普通なら友人を助けようと船を近づけて救出できたんじゃないかと…あの時、逃げずに要られたんじゃないかと

だから、会ったこともない呪術師なんて人物を頼った

今までの人は彼の話を信じず、友人を見殺しにしたんだと言っていただろう

 

『はい!その願いを引き受けます。私が仇をとります』

「!!……ぅっぅぅ、ありがとう…ありがとう…」

 

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『さて、もう何となく分かってはいるが今回の任務は特級相当だな。聞いた話だと単純に人を襲う様な習性はない様に感じたな、呪霊なのに……普通の生物みたいにたまたまそこを通っただけ?……!モンスターの素材を取り込んだのか?…なあ!ミラじい』

【……何だ?】

『今回の呪霊はもしかして、モンスターの素材を取り込んだ事で出現したのか?』

【ありえない事ではないな……物にもよるだろうが、最低でも飛竜では対処が難しい程にはなるだろうな】

『今回のは何だと思う?あんたの記憶にあるモンスターだったりするか?』

【…心辺りはある。そ奴は"ナバルデウス"と呼ばれる、巨大な海の古龍だ。地域にもよるが厄災の原因だったり、その村の漁獲量を増やす恵みの神として崇められたりもしている】

『良くも悪くも古龍、自然の一部の存在ってことか…』

【ああ、だが今回の目標は本物のナバルデウスでは無い悪意の塊の呪霊、自然から逸脱した存在だ。恵みは無い、祓う以外に無いぞ】

『勿論』

 

龍甚は目撃地点まで、呼び出したガノトトスに乗って移動する

島がどんどん小さくなって、島の形が判別出来なくなった所まで来て呪力の反応があった

 

『この下にいる!ガノトトス!潜ってくれ』

【ヒュゥイ!】バシャン!

『(いた!奴だ!)』

 

龍甚が見つけたそいつは真っ黒の鱗で全身を覆い、生えた二本の角は身体よりも漆黒で大きく捩れていた。その様は正しく悪魔

そいつが水中で体を巻き、静かにその場に静止していた。一見大人しそうな奴の周りには数多の生物の死骸が浮かんでいた

 

【キュアァァァァァァ!!】

【!……ウゴォォォォ!!】

 

ガノトトスの咆哮でこちらの存在に気付いた、呪霊が海を大きく波立たせる程の重低音の咆哮を響かせる

 

『(いけ!ガノトトス!)』

【ギャァゥゥゥィィィ!】

 

龍甚はガノトトスから離れ、ガノトトス単体で突っ込ませる

ガノトトスは持ち前の機動力で即座に距離を詰め、呪霊の肉体に牙を突き立てる。鱗を突き破り、ガノトトスは顔を振り肉を噛みちぎった

噛みちぎられた部分を再生させガノトトス目掛けて術式を発動

海流を操り、ガノトトスの進路を塞ぐように渦を作り、ガノトトスに向かって突進をかます

 

バチッン!ビリビリ

【!!…ウゴォゴゴ】

【グッウオォォォォォン!】

『(良くやった)』

 

呪霊の頭部に雷のブレスを当て、ガノトトスを救ったラギアクルス

動きが鈍った呪霊に近づき、角に"THEクローザー”の斬撃を叩き込む

高い切れ味と龍属性で角を切り飛ばす

龍属性の効果で呪力を乱され、再生が上手く出来なくなっている

 

【キィィィィュン!】

【グッウオォォン!】バリバリバリ!

 

このタイミングを見逃さず、ガノトトスが左側から呪霊の体を水ブレスで開きにする様に攻撃

ラギアクルスが呪霊だけを効果対象にし特大の放電をする

体を裂かれ、そこに水を蒸発させるほどの電撃を受け呪霊はボロボロにまだ祓えていないが沈んでいっていた

だが、こんなので終わるなんて思っていない

そして案の定

 

【グォォン!コォォォォォォ…】

『(大技だ!…来る!)』

【グォォォォォン!】

 

呪霊の術式を全開にして発動される大技

体に蓄えた水を体内で圧縮

口から解き放つ瞬間に術式で水ブレスにとてつもない回転を掛け、周りに大渦が巻き起こる程の威力を放って来た

範囲も凄まじく、ここから一キロ以上離れた父島の港が荒れる程だ

龍甚はその攻撃が直撃し、大きく吹き飛ばされる

 

【ウオォォォ……】

 

吹き飛ばられた龍甚の方を睨む呪霊

瞬間、龍甚の方向からチラリと光が見え呪霊が気付いた時には目の前に龍甚が現れた

 

『(残念だが…ここからは全力だ!勝ち目は無い思え!)』

 

斧モードから剣モードへと切り替えた龍甚は呪霊の頭部に武器を突き刺し属性を溜め始める

力が集まることで刃が超振動を起こし、更に刃が深く突き刺さる

そして溜まった力を一気に解放

 

『(吹き飛べ!)』ボッォン!

 

属性解放フィニッシュで頭部を内側から吹き飛ばし、呪霊に大ダメージを与える

 

『(虫の息、畳み掛けろ!)』

【ヒュイィィン!】

【グッオォォォォ!】

 

すぐさまガノトトスとラギアクルスに指示を出し、肉体をどんどん削っていく

龍甚は最後に大技を発動

 

『"トランスラッシュⅢ”』

 

残像が出るほどの速度で武器を振り、呪霊の巨体をバラバラの肉片へと変える。そして最後に剣モードに変化しマックス状態からの解放

ガノトトス達の攻撃もあり、呪霊の肉体は一欠片も残さず消え去った

 

『(あれが今回のモンスターの素材…)』

【これは” 湾曲した龍角”だな】

『(これがナバルデウスの素材か…)』

【ふむ、どうやら今回のそれはただのナバルデウスでは無い様だ】

『(?)』

【"皇海龍 ナバルデウス亜種"に挑むことが出来る】

『(亜種?!)』

 

体が崩れ消え去った呪霊から現れた巨大な黄金に輝く角、その角は原種ではなく亜種の物であった

原種より凶暴な性格をしており角も巨大に成長しているモンスター

素材を回収して陸に戻り、男性に報告をした

 

『怪物は私が殺しました』

「ありがとうございます…ありがとう…」

 

消え入りそうな声で龍甚に感謝を伝え、泣き崩れた

任務を終えて、龍甚は再びリオレウスを呼び出す

 

『高専に戻るぞ、頼んだ』

【ウアァァン!】バサ!バサ!

 

リオレウスの背に乗り、高く舞い上がる

風を切る速度を感じながら、高専まで二時間ほどだなと海の真上で考えていると

 

『!』フゥン!

『(今のは術式じゃ無い、呪力の塊?)リオレウス!警戒体勢!』

【ウオォォォン!】

 

呪力による攻撃が龍甚の頭蓋目掛けて飛んできた

咄嗟に首を動かし、攻撃を躱しリオレウスに警戒を呼びかける

呪力が飛んできた所を良く見ると長い濡れた髪を持つ女性が上半身だけを出し浮かんでいる

どう見ても普通じゃ無い、龍甚は即座に今の攻撃がこの者による者だと目星をつける

 

『リオレウス!あそこの女にブレスを!』

【ゥゥゥゥ…ウア"ア"ア"ア"!】

 

ジュゥゥ……

 

ブレスが海面に直撃し、海水を蒸発させながら消えていくブレスが直撃した女は変わらずそこにいた

 

『やはり、ただの人間では無いか。呪霊である事は間違いないブレスによる効果は一切無いと言うこともあるまい。ただの痩せ我慢…だと良いんだが。まあ考えたって仕方ない戦うしか無い』

 

龍甚はリオレウスの背中で"破岩大剣ディオホコリ"を構えリオレウスの背中から飛び出す

自由落下でドンドン速度がついていき、そのまま目標ごと海を両断する

 

ドッパァン!

 

海面に大きな渓谷の様な裂け目が起きて直ぐに元に戻った

先程の女は近くの水面で瀕死の状態で浮いていた

女の全容は上半身が人間の女性で腰から下が蛇の様な体をしていた

 

『こいつは、濡女か!?仮想の霊の恐怖が集まって呪霊になったか…呪力からして特級クラス。高専に戻り次第こいつの事も報告しなければ……』

【ふざけるな!こんな!こんなバカな事があって良いはずが無い!】

『!?喋れたとは…特級とは言えそこまで強力な存在だったとは』

【このままでは…私は…】

『?なんだ、一体…!!』

 

龍甚が致命傷を与えた女の正体は妖怪と言う仮想的な存在への恐怖により生まれた特級仮想怨霊、濡女であった

だが、そんな濡女の様子が変だったのだ。何かに恐怖している様な様子に龍甚が不審がっていると海面を裂き濡女ごと龍甚を呑み込もうとする鬼の顔が現れた

 

【お辞めください!私は…まだ…お…役に】グシャ!

『…危ねぇ………って、おいおいこまさか…こいつは"牛鬼(ぎゅうき/うしおに)!言い伝え通り濡女と共に行動を共にするか…』

【ギッグアッァァァァァァァァァ!】

 

龍甚は直ぐ様、牛鬼と祓うためにモンスターを呼んだ

 

『シャガルマガラ!黒炎王リオレウス!』

 




今回はここまで
モンハンだけでは無くて呪術廻戦の要素を強くしようと本編にはなかった強力な呪霊を出してみました

モンハン関連のキャラクターっている?

  • いる(受付嬢や我らの団)
  • いらねえ!(モンスター増やせ)
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