禪院家に生まれしハンター   作:とっとこDIO

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アルシュベルドは今回で終わり
次に行きます
縄張り争いって良いよな

7月15日
前田慶次のフィギュアゲットだぜ!
やったぁぁぁぁぁ!


第二十一話 新たな道へ

『成程。まさか狂竜すらも吸収するとはな』

 

龍甚の視線の先には狂竜砲を取り込むアルシュベルドの姿があった。その姿を見ていた龍甚へ黒龍ミラボレアスが言葉を掛ける

 

【いや、どうやらそう都合よく行ってないようだ。狂竜砲を取り込んだから明らかに身体に拒絶反応が出ている。まあ、当然と言えば当然だ。幾ら強力なモンスターであれ、古龍の力を代償無しに取り込める筈がない】

『確かに、狂竜症を受けたモンスターと同じようにアルシュベルドの口から黒いモヤが出ている』

【仮に克服しても、身体には悪影響であろう】

【グゴアァァ!】

 

シャガルの大技を受ける事を避ける為に吸収したが狂竜症は身体を蝕む猛毒であり、アルシュベルドでもその身体を侵食していた。

 

『畳み掛ける。シャガル!』

【ギュアア!】

 

シャガルはアルシュベルドの元へ移動して、お互いに牽制を込めた見つめ合いが起きる。共にゆっくりと右回りに歩みを進める

 

【グルルル!】

【ゴガァァ!】

【ギュアア!】

 

狂竜症で一瞬動きがガタついたアルシュベルドの隙を見逃さずシャガルが飛び掛かる。同じレベルの体格の持ち主が全体重を掛けてアルシュベルドを押し込み、ガードが無くなった首に噛み付く

 

【ゴガァァ!グルルル!】

 

アルシュベルドも負けじと鎖刃をシャガルの首に巻き付ける。エネルギーを吸収しようとしたその瞬間にシャガルが翼脚でアルシュベルドの身体を掴み首に噛み付いたままその巨体を持ち上げ、地面に叩き付ける

 

地面に叩きつけられたアルシュベルドへ追撃に両の翼脚で地面を陥没させる程の攻撃を仕掛けるが鎖刃を攻撃する動作をそのまま起き上がる動作に使い、シャガルへの妨害と体勢の立て直しを同時に行う

 

起き上がったアルシュベルドの背後に龍甚が回り込み、断骨大剣の一撃を尻尾に叩き込む、アルシュベルドの尻尾が宙を舞い、痛みを与えた龍甚に顔を向ける。そこへシャガルが飛び付き首に牙を突き立て飛び上がる

 

【グォォン!】

【ゴガァァ!】

 

空中でアルシュベルドが暴れ、シャガルの拘束から逃れる。翼を動かし空中に留まる二頭はお互いに真正面からぶつかり合う。

力ではシャガルに武があるが鎖刃があるアルシュベルドが致命傷になる攻撃を妨害しながら押し返す

 

【グォォン!】

【!!】

 

押し返されたシャガルの首に鎖刃を巻き付かせて、地面に向かって滑空して行く。低空を飛行しシャガルを地面に引き摺り回す。だが、シャガルも負けずに首に巻き付く鎖刃を翼脚で掴み、飛行するアルシュベルドを地面に引き倒す。

お互いに距離を離す

 

【グォォン!グォォン!】

【ゴガァァァァァァァ!】

 

どちらも大きく咆哮して本気になる。

アルシュベルドが飛び上がり鎖刃をシャガルに振り下ろす、それを翼脚で掴まえ引っ張る。近いたアルシュベルドへタックルをかまし、距離を離す。シャガルが真上に飛び上がる

 

【ゴガァァァァァァ!】

 

シャガルが中心に狂竜ウイルスを撒き散らす。それによって地面が爆ぜる。アルシュベルドは空中に出る事を余儀なくなれる。飛び上がりのタイミングを逃さず龍甚が溜め斬りを放ち、アルシュベルドの飛行を阻止する。そしてアルシュベルドの地面が爆ぜ、アルシュベルドの腹の鱗を焦がす

 

【グォォン!】

『チッ!攻撃が激しくなってきやがった』

 

立ち上がり、龍甚を鎖刃で拘束する。龍甚は焦らずアルシュベルドの目の前に閃光玉を投げつける。

 

【グォォン!】

 

視界を失ったアルシュベルドは鎖刃を出鱈目に振り回し、壁や天井を傷付けまくる。龍甚とシャガルは音を立てぬように立ち回り攻撃の姿勢を整える。だが、問題が起きる、。暴れるアルシュベルドの耳に

 

「早くここから離れるか、抜け出せる場所を探すにゃ!」

「いや、龍甚を…いえ、そうね私は足手纏いだわ。探しましょう」

 

【ググググ…グォォン!】

「「!!」」

【ワンっ!グルルル!】

 

遠くで身を隠せる場所を探す歌姫たちの声を拾いそちらに狙いを定めた。ルークがアルシュベルドの前に出て、歌姫を守る姿勢を見せる。

歌姫に迫るアルシュベルドの行動を阻止しようと龍甚が隣まで走る。

 

『こっちだぞ!おい!こっちを見ろ!』

【グォォン!】

『(見向きもしねぇ、クソ。なら)』

 

ヘイトを買う事は出来ないと判断し、全力でアルシュベルドを追い抜き歌姫たちの前に出る。

やる事は突進しているアルシュベルドを龍甚が受け止める事

 

『うおぉぉぉ!』

 

ガンッ!

 

『ぐっ!』

【グォォォォォォォ!!】

 

龍甚の存在を感じ取ったアルシュベルドが鎖刃から龍属性を解放して爆発させる。

地面を砕く爆発を何度も受け続ける龍甚。防御が間に合わずモロに受けた左腕がひしゃげ、身体中に火傷を負う

爆破を続けるアルシュベルドにシャガルが飛び付き龍甚から離す

 

『ゔぅ…』

「龍甚!大丈夫…」

『ええ、この程度治せます』

 

反転術式で腕を治し直ぐにでも向かおうとする龍甚。その龍甚に歌姫のか細い声が届いた

 

「……ごめんね…私…迂闊だった」

『歌姫先輩…』

「強い先輩と後輩に挟まれて、焦ってたの…早く皆んなに追いつかなきゃって…」

『……』

 

ポツポツと自分の想いを龍甚に話す歌姫。龍甚は地面に手をつき下を向く歌姫と同じ頭の高さになるように屈んでその独白を聞いた。

近くではアルシュベルドとシャガルがぶつかり合い苛烈な争いが起こっている。だが、そんな争いの音すら今の二人の耳には届かなかった。今この空間はお互いが相手の事に集中していた。

 

「でも、私が皆んなに追いつこうとするよりも…皆んなの方が強くなって行くから近づくどころか…どんどん…離れていって。視界が狭くなって……それで、今回みたいな事が起きちゃった。それで最後になって皆んなの顔が浮かんで龍甚に縋っちゃうくらい龍甚に助けて欲しいって思っちゃって…ごめん。ダメなせんp『歌姫先輩!…大丈夫ですよ。先輩の事はよく知ってます。失望するなんて事はしませんよ。それに先輩は私の大事な人なんです』

「っ……り、龍甚…私も◾️◾️◾️」

『えっ!…歌姫先輩…』

 

歌姫の告白に龍甚は驚き、歌姫を見つめ表情を固める。

シャガルとアルシュベルドの争いがこちらにズレて真上で暴れている。

それでも二人はお互いを見て0やがて…

 

【グォォン!グォォン!】

【ゴガァァァァァァァ!】

『「…」』

 

シャガルとアルシュベルドがお互いの首に噛み付く姿に二人の影が重なった

影が離れる

 

『歌姫先輩。終わられてきます』

 

歌姫は目をぬぐい、涙で腫れた顔をキリッとさせて、龍甚を送り出した

 

「ええ、終わらせてきなさい!」

『はい!』

 

 

 

【ゴガァァ!】

【グォォン!】

 

シャガルとアルシュベルドの直ぐ近くまで移動する。断骨大剣を肩に担ぎ、シャガルと争うアルシュベルドの腹下に入り込み振り下ろす。

鱗と肉を裂きアルシュベルドの鮮血が舞う

 

【グォォン!】

【!!ガァァァ!】

 

一振りで肉と大剣の名の通り肋骨を断った。それにより大きく怯んだアルシュベルドをシャガルが鎖刃を掴み引きちぎる。抵抗する最大の武器を失ったアルシュベルドの頭を抑え動きを完全に止める

 

【ググググ…グガァァ!】

『もう良いだろ。お前が生きる為に戦い負けた。お前の意思が残るかは解らないが俺が調伏したらお前に生きる場所を作ってやるよ、だからもう抵抗を止めろ』

【ググググ……】

 

龍甚を睨むアルシュベルドの瞳から殺意が消える事は無かったが、徐々に抵抗を止めおとなしくなって行く。

龍甚は静かに大剣を振り上げ、アルシュベルドの首に振り下ろす

 

ダンッ!

 

首に大剣が振り下ろされ、アルシュベルドの体がビクリと跳ねてそれから沈んで大人しくなった

動かなくなったアルシュベルドは呪いを吐き出しながらボロボロと体が崩れて消えていった

 

全てが終わり振り下ろした体勢て動きを止めた龍甚へ歌姫が泣きながら飛びつく。声を噛み殺しながら涙を流す歌姫に続き、シャガル、チャマカカ、ルークが体を寄せる

 

 

 

 

 

 

 

 

それからは結界が解けて、建物の外へと出る事が出来た龍甚と歌姫、待機していた補助監督の車に乗り高専へと帰った

 

その時の補助監督からの報告

二人はお互いに寄りかかって寝ていたとのこと

 

-------------------------

 

あの死闘から1ヶ月経った時のこと、甚爾兄から珍しく電話が掛かってきた

 

『どうした?甚爾兄』

「……」

『?甚爾兄?』

「(恵の母親の名前)が死んだ」

『!?…は?………は!おい!今家にいるのか!今直ぐ向かうから家で待っt』プツン ツー ツー

 

 

『くっ!とにかく行かなきゃ!』

 

龍甚は出せる最高速度で甚爾兄の暮らす家へとやって来た。扉に手を掛けドアの部を回す

 

キイイイ…

 

鍵がかかっていなかった扉は簡単に開いた。龍甚の焦りはより一層強くなる。中に入ると甚爾兄の気配が無かった、だが慣れ親しんだ恵と感じたことのない気配がした。

 

『同じ部屋にいる。恵と同じいや一つ上か?悩んでいる暇はない』

 

恵の気配が感じる部屋の扉を開ける。そこには恵と知らない女の子がいた。女の子はこちらの存在に気がつくと恵みを庇うようにして龍甚に話しかける

 

「あ、貴方は…ですか?」

『私は伏黒甚爾の弟、夜蛾龍甚。…失踪した甚爾の代わりに君たちを引き取りに来た』

「それはほ、本当何ですか?」

『証明の仕方は…』

 

女の子の当然の対応に龍甚は少しどもる。だが、恵が龍甚へ嬉しそうに這い這いで寄って、正座する龍甚の膝に身体を乗せる。それを見た女の子は龍甚への警戒心を緩める。

そこから女の子に事情を説明した。とは言ってもまだ物心が付いたばかり子難しい事を言ってしまう訳にも行かず、わかりやすく噛み砕いて説明した。

 

話の後二人は高専で龍甚の名の下、保護が決定した。

そして、リビングのテーブルには甚爾の龍甚宛の置き手紙と四つのモンスターの素材が置かれていた

手紙の内容は

 

ー(恵の母親の名前)が死んで、どうでも良くなった。全てを投げ出したくなった。でも、恵の事を思い出して、お前を頼った。押し付けといて厚かましいが恵と再婚で出来た津美紀を頼む。ー

 

龍甚はその手紙をくしゃくしゃに握りしめて、ゴミ箱に投げ捨てた。テーブルにあったモンスターの素材は全て回収した

 

それから月日が過ぎ、新年度になった。三年生になった龍甚のクラスにドタドタと廊下を騒がしく走る者が教室の扉を乱暴に開き、姿を現す。その人物は…

 

「龍甚!」

『な!五条!?』




一気に時間を進めました。
そろそろ原作に入っていきたいところ
時系列ぐちゃぐちゃかもだけど許して

モンハン関連のキャラクターっている?

  • いる(受付嬢や我らの団)
  • いらねえ!(モンスター増やせ)
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