俺はこの超人気…とは行かない作品書くの楽しかったです!
完結まで書いていこうと思います
第三十二話 宿儺の器
宮城県の杉沢第三高等学校の百葉箱の前に一人のツンツン頭の青年が立っている。青年は何かをスマホで確認したのち百葉箱を開けた
「はっ!?ない!ない!」
探していた代物が見つからずスマホで電話を掛ける
直ぐに出た相手に無い事を伝えると電話越しに笑い声が聞こえる
青年は怒りを募る中、自身の一番尊敬する人に教師をして欲しかったとしみじみ思う
翌日
(何だ?このラグビー場は…死体でも埋まってるのか?…いやだとしてもこのレベルがうろつくとは恐らく二級の呪い。例の呪物の影響か?たく、特級呪物のせいで面倒だ!)
考え込みながらふとグランドの方へ行くと何やら盛り上がっている様子。騒いでいる生徒の話を盗み聞きすると陸上部顧問と学校で有名な生徒が砲丸投げで勝負するとの事
結果は世界記録を軽く超える距離を出した生徒の勝利。
(何だあいつすげえな。禪院先輩タイプか…!!)
その生徒とすれ違った瞬間に感じた呪いの気配
(こいつ!)「おい!おまえ!って、早過ぎんだろ!!」
「あいつ50メートル3秒で走るらしいぜ」
「はは、車かよ」
「え!?」
今感じた呪いの気配について知るために先程の生徒が何処へ向かったのかをそこら辺の人に聞いてその場に向かう
「笑ってその後はこんがり焼きます」
「言い方」
「っ!」
「虎杖悠仁だな。呪術高専の伏黒だ。少し話がしたい」
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「これか?ほい!」
「ん…なに?中身は?」
「だから持ってねぇて、先輩達が……」
「何だ?」
「そう言えば今日あのお札剥がすって」
「っ………」
「もしかしてやばかったか?」
「やばいなんてもんじゃ無い。そいつら死ぬぞ」
虎杖と共に走る
お札が剥がされるのを阻止しなくては
「お札ってそんな簡単に剥がれるの?」
「普通は呪力の無い人間が剥がすなんて無理だ」
「「っ!!」」
「呪いが!札が剥がされたか!お前はここで待ってろ!」
「待てよ!俺も行く!大切な人達なんだ」
「呪いに対抗出来るのは呪いだけだ」
校内に入ると呪いがウジャウジャと出てくる
術式を発動させて式神を呼び出す
「玉犬!」
【ウワァフ!】
【グルルル!】
「喰っていいぞ」
式神と共に校内を走り呪霊を祓っていく。進んだ先には特級呪物ごと人を取り込もうとする呪霊。急がなくてはと行動するよりも早く、呪霊の真横のガラスを割り虎杖が登場する
「けど!」
《グギェェェェ!!》
「これは間違った死だ」
《グルルル…【ワァフ!】》
「何故来た……と言いたいがすまん。助かった」
「…応!」
問題無く解決した…と思っていた……だが、天井からラグビー場の呪霊が姿を現す。
それに気付き咄嗟に虎杖を突き放す
「逃げろ!くっ!」
《グロロロロロ》
「!伏黒!」
「お前は指持って逃げろ!」
捕まった伏黒は指を持つ虎杖を逃すように言う。だが、当の伏黒は壁に叩き付けられて術式を維持出来なくなる
「くそ…」
「伏黒!!」
「何で来た!逃げろって言っただろ!」
「でもそれじゃ、伏黒が!」
「呪いは呪いでしか祓えない!お前がいくら殴っても意味無いんだ!」
叩きのめされる伏黒を助けに虎杖も加勢するが呪霊にダメージは入らない。
やがて捕まり指ごと虎杖が呑まれそうになった時
虎杖が指を真上に投げ上げる
「あるじゃねぇか!全員助かる方法!!」
「やめろ…やめろぉぉぉ!!!」
「はぁ…ん」ゴクン
特級呪物 宿儺の指を飲み込んだ虎杖
呪力を得る以前に特級呪物など猛毒だ。耐えられる訳が…たが、もし仮に最悪の可能性を引くとしたらと考えている伏黒が次見たのは呪霊に捕まっていた虎杖が呪霊の手を破壊し脱出している所だった
《グロロロロロ……ッ!》
「……」
「最悪だ…」
【ケヒ…アハハハハハ!!!】
「特級呪物が受肉しやがった」
呪霊を腕を一振りしただけで瞬殺したのはもやは虎杖では無かった。指として特級呪物となっていた史上最強の術師
「両面宿儺!」
【素晴らしい時代じゃないか!子供も女もうじのように湧いている!素晴らしい!鏖殺だ!!アハハハハハ!っ?】「人の体で何やってんだ?」【貴様何故動ける?】「いや、俺の体だし」
「虎杖悠仁!呪術規定に基づきお前を呪いとしてここで祓う!」
「え?!伏黒傷だらけじゃん早く病院に…」
「今どう言う状況?」
「!?五条先生」
「お!恵、ボロボロじゃん!二年の皆んなに写真送っておこ!えへえへへへ」
うざい担任の教師を前に苛立ちが積もる伏黒
ここに来た理由は紛失した特級呪物を見つけ出す為
だが、その特級呪物 宿儺の指は
「ごめんそれ…俺食べちゃった…」
「…まじ?」
「「マジ」」
五条は六眼でじっと虎杖を見る
「マジだ。ウケる」
「真面目に!」
「じゃあこうしよう」
五条は虎杖に宿儺に変われるか聞く。問題無く変われると言う虎杖。そこで10秒だけ宿儺に変わり戻ってくるように言い渡す
お土産の喜久福を伏黒に預け自慢げに説明してると宿儺が二人を襲う
「それで喜久福は他のと違って」
【っ!】
「生徒の前なのでねカッコつけさせてもらうよ」
五条の術式に阻まれて宿儺は一方的にやられる。そして10秒が経ち
【まただ……意識が…押さえ込まれ…て】
「………おっ!戻った!」
「驚いた、本当に戻ってるよ。まあ、ごめんねルールはルール何だ」
五条が虎杖の額を軽く突くと虎杖の意識が無くなり前に倒れる。五条は虎杖を受け止めて担ぎ上げる
「目覚めた後も宿儺に体を奪われて無ければ彼は器の可能性がある。っと、ここでクエスチョン!彼はどうするべきかな?」
「仮に器だとしても、呪術規定に則れば虎杖は死刑対象です。ですが…死なせたく有りません!」
「…私情?」
「私情です。何とかして下さい」
「可愛い生徒の頼みだ。まっかせなさい!!あ!龍甚にも教えておこう」
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「龍甚さん!任務ご苦労様です」
『ああ、ありがとう伊地知』
「では戻りましょう」
任務を終えて高専に戻ろうとした龍甚のスマホに通知が届く
『ん?五条からだ…』
「あ…あのどうかしましたか?龍甚さん」
『はぁ…五条からの連絡内容は宿儺の器が見つかったとの事だ』
「え!?」
『あいつ俺にも死刑のこの子を助けるの手伝って欲しいって事か…仕方ない』
「だ、大丈夫なのでしょうか?」
『ん〜…伊地知は色々大変になるだろうよ』
「そ、そうですか……」
『今度マッサージチェアでも買って送ってやるよ』
「ありがとうございます」
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呪術専門学校への転入が決まった虎杖
そこで高専の敷地内に入った後五条は虎杖に宿儺について説明する
「宿儺って有名なの?」
「宿儺は腕が4本ある仮想の怨霊だよ。だけど、それは実在した人間だった。死後呪物になってからも宿儺に関する物は消す事が出来なかった。それほど強力な呪いなんだ」
「ふ〜ん、先生とどっちが強い?」
「そうだね…力の全てを取り戻した宿儺は厳しいかもしれない」
「負けちゃう?」
「いや勝さ!それに僕よりも強いのが一人居るからね」
建物に入ると正面に二人いた
一人は可愛いぬいぐるみを作る厳ついおっさん
もう一人は日本の建物に合わない鎧を着込んだ人物がおっさんの横に立っていた
「遅いぞ悟。8分の遅刻だ。責める程でも無い遅刻は止めろと言った筈だぞ」
「責める程でも無いなら責めないでくださいよ。夜蛾正道学長だ」
「その子が?」
五条が学長の事を軽く説明すると学長の視線は虎杖へと向く
虎杖は深くお辞儀して挨拶をする
「虎杖悠仁です。好みのタイプはジェニファーローレンス。よろしくお願いします!」
「何しに来た?」
『…』
「何が?」
「呪術高専にだ」
「呪術を学びに…」
「その先の話だ。呪いを学び、呪いを祓う術を身に付けた。その先に何を求める?」
正道からの質問に動揺する虎杖
龍甚はその様子を見て、自身の一つ下の後輩と三つ下の後輩の顔を思い浮かべていた
「何って言うか…宿儺の指食べるんですよ。危ないんで」
「何故?」
「っ?」
「事件、事故。君の知らない人間が日々死んで行く事は当たり前の事だ。それが呪いの事だろ言うと看破出来ないとなる」
「そう言う遺言なんでね。細かい事はどうでも良いです。俺はとにかく人を助けたい」
「…遺言?君は人の指図で呪いに立ち向かうと…不合格だ!」
「!?」
「龍甚」
『了解』
正道の言葉を聞いて隣に立っていた龍甚が前に出る
『…』
「え?!ぐっ!」
虎杖から見て姿が消えたと思ったら、目の前に現れた龍甚によって腹部に一撃を貰い吹き飛ぶ
「っ!……がはっ!なんすか?急に!」
「九死にこそ人間の本音は出るものだ。納得の行く答えが出るまで龍甚からの攻撃は続くぞ」
「くっ!てかそもそも他人じゃ無くて家族の遺言だって…の!」
『…』
「うそぉぉ!うおぉ!」
正道へのアンサーと共に拳を龍甚へ突き出すが、容易に止められ足払いをされる。尻餅をついた虎杖に正道は更に言葉を続ける
「家族も他人だ」
「いつつ…」
「呪術師は常に死と隣合わせ、自分の死だけで無い。呪いで殺された人を横目に呪いを祓わなくてはなら時もある。不快な仕事だ。高い怒りとある程度のモチベーションは必要不可説だ。それを他人に言われたから?笑わせるな!まだ、死刑を先延ばす為だと言われた方が納得が行く」
「なっ!俺は!「君は!」っ!」
「自分が呪いに殺された時もそうやって祖父の所為にするのか!」
「!!」
正道の核心を突く言葉にはっとする虎杖
「あんた…嫌な事言うな」
「気付けを与えるのが教育だ」
「俺は…はっ!」
『ふっ!』
龍甚の張り手が顔面に直撃して、後ろの柱に叩きつけられる
「死に際の心のありようを想像するのは難しい。だが、これだけは断言出来る。今のままだと、君は大好きな祖父を呪う事になるかもしれんぞ」
虎杖は誰かを助ける為に術師をしようとした。それをするキッカケになったのは祖父の遺言。
だが、決断したのは虎杖自身。死ぬ時にキッカケを与えた祖父の所為にして呪って死ぬ。今の彼はそうしてしまう。先輩を助けようと飛び込んだのも、伏黒を助ける為に指を飲んだのも自分の決断
「呪術師に悔いの無い死は無い。だから今一度問う、君は何しに高専へ来た!」
正道の最後の問い
龍甚は柱に背中を預ける虎杖へナイフを投げる
虎杖は飛んでくるナイフを素手で掴み取った
「「『!』」」
取ったナイフを投げ捨てる。ナイフを触った手からは血が出ている。それでも気にするそぶりを見せずに答えを話し始める
「宿儺を食う。それは俺にしか出来ないんだって。死刑から逃げられたとして、この使命から逃げたらさ…飯食って、風呂入って、漫画読んで…ふと気持ちが途切れた時。宿儺の所為で人が死んでるかもなって凹んで…俺には関係ねぇって、俺の所為じゃねぇって、自分に言い聞かせるのか…そんなの…ごめんだね!俺は!生き様で後悔したく無い!!」
「悟。寮を案内してやれ、それと諸々のセキュリティーの説明もな」
「ん?」
「合格だ。ようこそ呪術高専へ」
「おお!」
「龍甚も気にかけてやれ」
漸く虎杖と面と向かって話す龍甚
『初めまして。先程はすまなかった私は五条と同じく特級術師 夜蛾龍甚だ。よろしく。それとこれを飲んで傷を治すと良い』
「あ、よろしくお願いします!」
「悠仁」
「ん?なに?五条先生」
「彼がさっき言った僕よりも強い術師だよ」
「え!?」
虎杖が驚くと同時に虎杖の頬にもう一つの口が現れる
【ほう。お前がこの目隠しよりも強いのか…ケヒヒ】
「あ!また」
『…両面宿儺…何とも屈辱的な姿だね』
呪いの王を前に挑発する龍甚
【ケッヒ!言うではないか…!貴様…まさか百竜夜行の術師か!】
『!ご存知だったのか。一体どうし【宿儺か…久しいの…】ミラじい?』
【ミラボレアス!!】
『ああ…そういえば因縁有りだった』
この日宿儺に命を狙われる人物が特級二人になった
今日の内容ちと長くなったぜ!
ごめんタイトルミスしてた。じゅじゅ散歩いる?
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いる
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いらない
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龍甚と歌姫の話がいる