ああ!こいつマジで!プレイヤーとゲーム内のキャラだけに留まらず小説を書く俺まで苦しめるか!!このニート!!
悪い!今日の内容はちと酷いの出来たわ!
建物内に入って直ぐに異変に気がつく。建物の大きさに合わない巨大な"大穴"そして背後には先程使った入り口が無くなっていた
「あれ!?俺たち今ここから入って来たよね!?」
「それなのに!何で湖が広がってるんだ!?」
「お前ら!静かにしろ!」
「っ!何だよ伏黒、入り口塞がっちまったんだぜ!何でそんな冷静でいられんだよ」
「冷静なんかじゃねぇよ!!焦ってるんだよ!玉犬が覚えた入り口の匂いが……この大穴からしてる…」
「え?じゃあ、この下降りなきゃ行けねぇのかよ!」
伏黒が無言で頷いて汗を流す
この中で唯一単独での任務を受けれる準一級の伏黒がここまで焦っている状況に先程まで何処か気が緩んでいた二人は息をのんだ
「俺は降りる。出口はこの大穴にあるならそこから出るしか無い」
「俺も行く。伏黒一人だけを向かわせるなんて出来ない」
「仕方ないわね!この私がついて行ってあげるわよ」
全員が大穴に降りる事を決めた
少しづつ下へ降りると開けた平坦な場所に出る
その中央には行方が分からなくなっていた少年院の死体と出口と思わしき扉形の穴があった
虎杖はそれを見て行方不明だった人達の遺体を何とかして持ち帰ろうと走り出す
「行方不明だった人達!」
「!待って!虎杖!突っ走るな!」
「ちょっとあんた達!待ちな…」トプン…
「「!!」釘崎!」「伏黒…」
「何だ!っ!?」
そんな虎杖を止めようと伏黒も走り釘崎も走ろうとした所で…釘崎が地面へと呑まれた。視線を外した伏黒に虎杖が弱々しく声をかけた。視線を戻すと体と頭が分離し、数十メートル吹き飛んでいる玉犬の死体があった。二人にとてつも無い緊張が走る。声を振り絞ろうとした虎杖だが…
《ニヒィ!》
「「!!」」
二人の間に先程まで居なかった呪霊がいた。人型ではあるが肩から伸びる腕とは別に背中から一対の腕が生えており、笑う口はエイリアンのようにパッカリと全方位に開いていた。例えるならまさしく悪魔
「ぅ…うおぉぉぉぉ!!!」グシャ!
《ニヒィ》
「いた…どり……?」
「へ…?」
呪霊に向かって振り抜いた拳は呪霊の手の中でぐしゃぐしゃに潰されていた。その一瞬の出来事に虎杖も伏黒も何が起きたのか理解出来なかった
それでも直ぐに再起した虎杖が囮を買って出る
「俺が囮になる、その間に釘崎を探してここから出ろ!」
「ざけんなっ!お前一人でそんなことさせ《ハァ…プッ!》」
呪霊が口から放出した呪力の塊は二人の間を通り抜け、後ろで流れてる滝に直撃。すると滝の流れを変える程の大爆破を起こした。
特級と言う化け物を前に伏黒のただでさえ少なかった闘志の火が完全にふっと消えた
「伏黒!伏黒!」
「はっ!」
「早くしろ!また攻撃が来るぞ!」
だが虎杖はまだ諦めていなかった。伏黒を呼び戻し、ここから直ぐに逃げるように言う。と同時に呪霊が二人目掛けて攻撃を仕掛けた
《ヒィヤ!!》
「「っ…」」
ドガン!
《イャッヒヒヒ!!…ァ?》
「何だ?どうして生きてる?伏黒!」
「俺も無事だ!だがどうなってる?土煙でよく見えん」
【【……】】
《イッ!?》
【クッオォォォォォ!!】
【ワァオォォォォン!!】
咆哮で土煙を吹き飛ばし現れた二体のモンスター
爵銀龍 メル・ゼナ
氷狼竜 ルナガロン
この二体が呪霊の攻撃から二人を守ったのだ
「こいつらは!?」
「これは恐らく龍甚さんの式神だ。俺達に預けてくれたあの御守りがそれだったんだろ!なら釘崎も大丈夫のはずだ」
「……いや、伏黒。それでも釘崎を探してここから逃げてくれ」
「!どうしてだ!」
「…こいつらが居ても目の前のあいつには勝てない」
「は?」
「良いから行け!」
【ワァフ!】
「なっ!?虎杖!」
虎杖の合図を聞いてか、ルナガロンが伏黒を咥えて走り出した。戦わずして走り出したのは龍甚が持ち主を生きて帰らせるように命令した為である。
そのため、ルナガロンは勝てない事を悟ったうえで命令を守る為に行動したのだ。伏黒は抜け出そうとするがルナガロンからは抜け出せず、そのまま更に下、水が流れ落ちる穴へと落ちて行った
「さて…なんて呼べば良いかな?」
【……フン!…クッオォォォォォ!!】
「そうだな今は名前なんてどうでも良いな!時間を稼ぐ!」
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穴に落ちた釘崎
地面に足がついたのを感じると同時に視界に変化が起こる
「どこここ?砂漠?」
《グリャリャリャ!》
「!…ちょっとこれなによ…?」
現れた呪霊は巨大でどう見ても一級はある
それにその周りには雑魚とは言え多くの呪霊がいる
呪霊が釘崎に向かって腕を振り上げて潰そうとする
【ゴガァァァァァァ!!】
《ッ!バァ》グシャ!
【フン!】
「え!?今貰った御守りから出て来た!?」
龍甚から預かった御守りが変化し、現れた
剛纏獣 ガランゴルム
現れてから呪霊を一撃で粉砕した
釘崎が出て来たガランゴルムに警戒してるとガランゴルムが呪霊の前に出て釘崎を後ろに隠した
「私を守ってくれてる?あ!」
そして伊地知さんが言っていた話を思い出す
「安心ってこう言う事か」
「釘崎!!」
ホッと息を吐いた釘崎の元にルナガロンに乗った伏黒がやって来る
「っ!伏黒!あんたのそれも龍甚さんの?いやそれよりも虎杖は!?」
「虎杖は囮を買って出た。俺達がここから出るまで時間を稼ぐなんて言いやがった」
「はあ!?」
「とにかく急げ!虎杖の為にも直ぐに出て龍甚さんか五条先生に報告するぞ!」
釘崎をルナガロンの背に乗せて玉犬(黒)に覚えさせた匂いを頼りに再びルナガロンを走らせる
1秒でも早く虎杖を救いたいその一心で
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伏黒が去ってから呪霊は再びケタケタと笑い出した
モンスターが二体で厄介かと思いきや一体は逃げ出す腰抜け
相手の勝てる可能性を下げるマヌケだと思ったからだ
「ケタケタ笑いやがって!そんなに俺らが面白いとでも言うのかよ」
【ォォォォォ…】
《キィッ!…ガァァ!!》
(あいつ、こいつを恐れてる?)
メルゼナが唸ると呪霊がたじろぐ
そして直ぐにその気持ちを誤魔化すように奇声を上げながら攻撃を放って来る。先程と違って飛ばして来るのは赤く羽が生えた生物のように見えるモノ
メルゼナが翼を広げ虎杖を覆い隠す
メルゼナの翼に直撃したのは吸血生物のようであった
【クッオォォォォォ!!】
《ギィッ!!》
【ゴルル…!】
《あぁぁぁぁァァァァ!!!》
吸血生物を弾いたメルゼナは瞬間移動を思わせる移動で呪霊の背後を取り、尻尾で呪霊を一刺しにした
「っ!つっよ!」
《ギギギ………………がぁ!!》
【!!っ!】
だが、呪霊も刺された状態から反撃に転じメルゼナの顔面を背中から生える腕でぶん殴った。身体がよろけるメルゼナへ追撃の呪力の塊を放つを呪霊
咄嗟に瞬間移動で躱したメルゼナは呪霊から距離をとる
距離をとってからお互いに様子を伺う
《ニヒィ!》
【ッ!】
先に動いたのは呪霊
先程の吸血生物を大量に生み出し周りに解き放った
解き放った意図を理解したメルゼナは呪霊へと接近する
【クッオォォォォォ!】
《キッ!ガァァ!!》
メルゼナは翼で横に薙ぎ払い呪霊は跳んで躱す。空中に身を投げ出して生まれた隙を見逃さず背後に瞬間移動
身体を一回転させて尻尾で呪霊を地面に叩きつける
そして瞬時に飛び上がり特大のブレスを呪霊へと落とす
《ギッ!ガァ………!》
ブレスは地面ごと呪霊を吹き飛ばす
虎杖の前に降り立ったメルゼナは呪霊を警戒を緩める事なくじっと見ている
《ギギギ………………!》
【ッ!】
「あれで生きてるのか!?」
ブレスを受けた呪霊はまだ生きていた
傷を治し先程、解き放った吸血生物を手元に戻す
吸血生物が呪霊を取り囲んだその瞬間
《クァッ!?…ガァァァ!!………ギッ!?》
「何だ!?」
【!?っ!】
突然苦しみ出した呪霊
何かを押さえ込もうとしている様子に危機感を覚えたメルゼナが瞬間移動で接近。翼で叩き潰そうとするが
《ガァァァ…!》
【ガッ!】
背中の腕が肥大化してメルゼナを地面に叩きつけた
腕に押さえつけられ身動きが取れなくなったメルゼナを他所に呪霊の体に変化がおこる
《ガッ!ガッァァァァ…!》
地土下座するような形で地面に手をついた呪霊の身体から赤いエネルギーが吹き出し始め、その身体が徐々に膨張していく
周りを飛び回っていた吸血生物は変化を起こした呪霊に纏わりつき始める。その異様な様はまるで呪霊の方を襲ってるようにも見える
そして膨張する肉体は呪霊の身体を突き破り、悪魔のような巨大な龍が現れる
《ガァァァ………フォゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!】
「くっ!」
【クッオォォォォォ!!】
地面に押さえつけれていたメルゼナは何とか脱出して、現れた龍と対峙する。虎杖はこの場での無力感に襲われた
だから、自分の中の存在に細い糸に頼る気持ちで話しかける
「宿儺!お前も力を貸せ!あれはどう考えてもやばい、お前死にたくは無いだろ!」
【断る!確かに目の前の奴は相当強力だが、俺が力を貸す義理はない!それに例えお前の中の俺が死のうが、切り分けた魂はまだ18もある!だが、この体の主導権はお前にある。代わりたければ代わるが良い!たが、その時は俺はお前を守る龍をそのデカブツと共に殺してその次にお前の仲間二人を殺す!特にあの女あれは生きがいい楽しめそうだ。ケヒッ!】
「!!そんな…こと俺がさせる訳ねぇだろ!」
【だろうな。だが、俺ばかりにかまけて良いのか?】
【ゴガァァ………】
「っ!」
巨大な龍が体からエネルギーを噴出して、ジェット機のように一直線に突っ込んで来る。メルゼナは虎杖を咥えて飛び上がる
突進を回避すると龍はそのまま壁に激突する
自爆したかと思われたが土煙中から赤いブレスをビーム状にして放ってくる
メルゼナは高い飛行能力でそれを躱し、虎杖を地面に置いてから龍へと突撃する
【ゴガァァ……!】
【クッオォォォォォ!】
メルゼナが龍の赤いエネルギーが蓄積してる部位に攻撃を加えた事で龍の身体が爆ぜる
だが、その爆発を受けて尚動ける龍はメルゼナを腕で薙ぎ払いで吹き飛ばしてしまう
吹き飛ばされ地面に転がるメルゼナは一気に劣勢に
【ファゴォォォォォォ!!!】
護られるだけの虎杖は遂に動く事を決意する
伏黒は原作では二級でしたがこちらでは龍甚に育てられた事により準一級にまでなりました。
同じ式神使いで学ぶことの多い手本のような存在でしたので。
この小説の現時点での伏黒と虫君の実力は
今作のガイアデルムの素材取り込み虫君>漏瑚と真人を除いた自然呪霊>>>>渋谷伏黒>こちらの伏黒>橋での虫君>虫君>原作のこの時点の伏黒
とこんな感じ
ごめんタイトルミスしてた。じゅじゅ散歩いる?
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いる
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いらない
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龍甚と歌姫の話がいる