楽しい銃社会の生き抜き方   作:WEVE

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( |)おやおやおや…


Ep.13 ホシノは可愛いですね

「…んぅ…あぇ?」

 

何で私、こんなところに…確か、ウツキをソファーからベッドに運んできて…それから…

 

「あぁ…私、そのまま寝ちゃったんだ」

 

状況を理解し、身体を起こそうとする…が、何かに抑えられたように動けない

 

「…?なんか、あたまに少し重みが…」

 

そう思い、視線を前に向けると…

 

「…うへぇっ!?!?ウウ、ウツキ!?」

 

今なお眠ったままのウツキの顔があった

…文字通り、目の前に

 

「じゃ、じゃあ私が枕がわりにしてたのって…」

 

ウツキの胸板…それに気付いた瞬間、顔が羞恥に染まり、頭からボヒュンッと煙が吹き出すような錯覚に陥る

…いや、錯覚じゃないかも。そのくらい顔が熱い

 

「と、というかこれ…もしかして私…抱き枕にされてる…?」

 

今の状況を客観的に見ると、『一つのベッドに2人の男女が包まり少女は男に抱き枕状態にされている』という、とんでもなく誤解を生むやもしれない状況なのだ。しかも、布団に構っているせいで外からは服が見えないのだ…故に、こんなところを見てしまえば…

 

「ホシノ…せんぱい…?」

 

真っ赤な顔で困惑しながら、唯先輩の名を呼ぶことしかできなくなってしまうだろう。この黒猫(セリカ)の様に

暫く、現実を受け止められずフリーズする2人

先に口を開いたのは…セリカだった

気不味そうに一歩下がり、ドアに指をかけ…

 

「えっと…その…お、お邪魔しました…?」

 

そう言って退出する

そして…

 

「な、なな…!」

 

取り残されたホシノは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

声にならない悲鳴を上げながらセリカを追って部屋から飛び出した

…ウツキを背負った状態で

 

                        

 

騒音(ホシノの絶叫)で覚醒しかけていた意識が激しい揺れで完全に覚める

何事だと思い目を開けると、視界いっぱいに桃色が広がっていた

…小鳥遊先輩の髪だ

 

「…小鳥遊先輩?」

 

思わず声を掛けると小鳥遊先輩はビクッと跳ねて、起こしてしまったかと聞いてきた。俺は別に問題はない事を伝え、状況の説明を求めた

 

「その…セリカちゃんに見られちゃったから…」

 

「…見られた?何を?」

 

何か見られて不味いもの…?特にそんな物は…まさか…!

 

「俺のスマホの「違う」あっはい」

 

良し、俺の尊厳は失われていなかったらしい。

となると…参った、心当たりが何もないぞ?

…何だ小鳥遊先輩その顔は。まて、そんな『コイツまじか』って目で俺を見るんじゃない!

 

「…はぁ、その…一緒に…寝てる…ところを…

 

ボソボソと恥ずかしそう言う小鳥遊先輩の姿を見た俺は

 

「…ちょっと可愛過ぎない?」

 

思わず言葉を漏らしてしまい

 

「……え?」

 

「…あ」

 

やばい。ホシノの顔がみるみる赤く染まっていき…

 

ボヒュンッ!

 

「…うへぇ」バタンキュー

 

「小鳥遊先輩!?」

 

思いっきり煙を噴いて倒れてしまった。

俺は大慌てで小鳥遊先輩を背負い、ダッシュで部屋に到着すると先生から何があったのか聞かれたので正直に答える。

それに対して先生…いや、全員は口を揃えて…

 

「「「「"(ん、)ウツキ(君/さん/ちゃん)が悪い(ですね/♧)"」」」」

 

「なんでぇ!?」囧<ナンデェ!?

 

と言ってきた。酷い。

後黒見、お前まだ誤解したままだろって待て『やってたんでしょ』って何だよ何をだよ。…は?何で皆顔赤くしてんの?ねぇ、当事者の俺だけ分からないの流石に酷くないか?良いのか?泣くぞ?年甲斐もなくギャン泣きするぞ?

因みにあの後復活した小鳥遊先輩からも

 

「…馬鹿。最低。女誑し。クソボケ。責任取って」

 

とか言われた。

 

ひぃん…小鳥遊先輩が怖いよぉ〜…

 

                        

 

あの後わちゃわちゃしてたら奥空さんが限界迎えそうだったので真面目モードに入った

議題は、今日の利息返済に関する事だった

色々言っていたが、よくわからなかったとだけ言っておこう

 

  そして今月の返済額は482万4460円…以前より大分マシになっているとはいえ、それでも相当な大金に変わりはありません」

 

ふと、聞いたことのある名前が出てきた

『カイザーローン』

帝王(カイザー)の名を冠する企業【カイザーコーポレーション】の端くれにある金融会社だ。まぁ、所謂闇金ってやつ。あそこから金を借りてしまったのは…かなり昔から砂嵐の被害で多額の損害を出していたアビドスが犯した、最大の過ちと言っても過言はないだろう。

…まぁ、カイザーに手を出したのが運の尽きだったってやつだな。

 

「…あれ、そういえば」

 

俺は、ガチャガチャと音を立てて取り出し、机に並べた

 

「何これ?」

 

「昨日叩っ潰したヘルメット団の使ってた武器を拾った奴ですね」

 

「…カツアゲ?」

 

「黙らっしゃい。…ほら、ここ見てみろ」

 

俺は取り出した武器のとあるマークに指を指した

そこには…

 

「これって…カイザーのマーク?」

 

カイザーコーポレーション製な事を示すマークが付いていた

 

「カイザーの製品って確か…高性能だけどすっごく高かったような…」

 

「少なくとも、ヘルメット団如きに買える品物じゃないね〜…」

 

「…奥空さん、これの流通元って辿れますか?」

 

皆が口々に言う中、俺が奥空さんに聞くと…

 

「はい、少し時間はかかりますが可能かと」

 

「じゃ、よろしく頼んだ」

 

奥空さんが頷いたのを確認し、俺は立ち上がる

 

「…先に上がる、ちょっと疲れた」

 

"ウツキ、大丈夫?"

 

先生が心配そうに聞いてきた

 

「…大丈夫だ、問題ない」

 

俺は少し重めの足取りで外へ向かい

 

「じゃあ、また明日」

 

そう言って会議室を離れた




感想…もっとくれてm(光よっ!

ではまた次回があれば会いましょう!
バーイ!
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