うわーん!感想が嬉しすぎます!
555 standby
朝の5時半、クッソ喧しいアラームの音で目を覚ました
このアラームすげぇぜ?昔一回御近所さんから苦情入れられたんだぜ?
まぁそのこと話したら音量調節してくれたからいいけどさぁ…
ベッドから起き上がり、クローゼットから制服を取り出す
「相変わらず白いなぁ…」
俺としては黒の方が目立たないし好きなんだが、ミレニアムの男子用制服これしかなかったんだよな…。これ、カレーうどん食ったら死にそうなくらい白いんだよ。正義実現委員会みたいな制服が良かったなぁ…
まぁ文句を言える立場でもないか、と着替えながら思考する
「っくぁ…っと、早く顔洗お」
独り言を呟きながら洗面台へと向かう
顔洗って、歯磨いて、朝飯作って、弁当作って…
「よし、準備オッケーだな」
荷物もしっかりと確認した上で、家の扉を開いた
「…行ってきます」
誰もいない部屋にそう言いながら、俺は学校へと足を進めるのだった
…あ、鍵閉めないと
「おはよー」
教室の戸を開け入りながら軽く挨拶をする
「おはウツキ、今日はなんか面白い話あるー?」
「あ、おはようウツキ君!」
「うおっと…」
俺が教室に入るのと同時に2人の友人が駆け寄ってきた
コイツらは入学初日に俺に対して質問攻めという言葉すら生温い程の弾幕を放ってきたアホAとアホBだ
因みに眼鏡を掛けてる方がアホAだ。特に理由は無い
「あ、そうだ知ってるウツキ?ほら、新しく来るって言う先生!」
「あー…そーいやどっかでそんな話聞いたな…確か連邦生徒会長様直々のご指名とかなんとか…」
「そうそう!で、その先生が来るのが今日なんだってー!」
「だから、今日みんなでD.U.地区のサンクトゥムタワーまで見に行こうって話してたの!」
なるほどねー…先生、かぁ…あんましいい思い出ないんだよなぁ…
ま、やばそーなら関わんなきゃいいだけか
「ま、俺も気になるし行くよ」
「オッケー!じゃあ今日の放課後、校門前で集合ねー!」
そう言って2人は自分たちの席へと戻っていった
俺もそろそろ席に…って
「…ミドリさんや?そこは俺の席なんだが…?」
なんと言う事でしょう
ミドリが自分の席ではなく俺の席で爆睡かましているではありませんか
「ったく、また絵描いてて徹夜したのか?寝るならせめて自分の席で寝ろよ…」
そう言いながらミドリの肩を揺する
「おーい、もうホームルーム始まるぞー?」
「んぅ…あれ、ウツキ…?」
「おうおはよう。とりあえず席返してくれねぇか?」
そう言うとミドリは少しフリーズした後に慌てた様に
「あっ、ご、ごめんなさい!」
と言いながら立ちあがろうとした…が、昨日の徹夜が効いたのかよろけてしまい倒れそうになる
そしてそのまま自分の席に戻ろうとして
「きゃっ!?」
床に置いてあった水筒を踏んで転けそうになった
このまま倒れたら確実に顔面強打だっただろう
いくらヘイローがあるとは言え、痛いものは痛いに決まっている
そう考えた時には、既に体が動いていた
「よっと、大丈夫か?」
ミドリの手首を少し強めに掴み、引き寄せる
ミドリは軽いからか簡単に引き寄せられた
そしてそのまま左腕で支えた
…抱き寄せるように
「ふぇ…?…〜〜〜!?!?!?」
ミドリの顔が一瞬で真っ赤になる
「…?どうかしたか?」
「なな、なんでもないれす!?」
バッ!と効果音が付きそうな勢いでミドリは離れた
そしてそのまま自分の席まで走っていった
「あっ…やっば、また怒らせたか…?」
まさか顔真っ赤になるほど怒られるなんてな…
「悪い事、しちまったか…」
そんな見当違いも甚しいことを考えながら席についた
授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響き、一気にクラス全体がガヤガヤしだす
斯く言う俺もクッソつまらん授業の終わりに歓喜しているのだが
「さてと、確か校門前だったよな」
リュックを持ち、モモトークで部活を休む事を連絡してから校舎を出た
「…んぉ、2人とももう待ってたのか」
校門前に着くと、既に2人は待機していた
「あ、ウツキ遅ーい!私達ずっと待ってたんだけど?どう落とし前つけてもらおうかなー!」
「いや、私達がチャイムと同時に出ただけで別にウツキ君は遅くないんじゃ…」
うーん流石アホA、暴論がすぎるぜ
「落とし前の代わりに鉛玉をくれてやってもいいんだぞ?」
「ごめんなさい」
「よろしい」
いつもの通りの会話をしながら校門を潜り抜ける
「えっと…確かD.U.地区は…」
地図アプリを見ながら3人で歩く
妙にアホBが近かったのはきっと気のせいだろう
「…相変わらずデッケェなぁ…」
D.U.地区サンクトゥムタワー前までついた俺達はタワーを見上げながら呟く
「先生はどこだろ」
「まだ連邦生徒会の人と話してるんじゃない?」
「まぁ、気長に待てばいいだろ」
そう言いながら近くのベンチを腰掛けた
連邦生徒会…かぁ…
そういや会長さんが失踪してからかれこれ1ヶ月くらいか
あの人ほんと凄いよな、だってあの人が失踪した途端に治安が一気に悪くなったんだもん
七神行政官が代理で会長してるらしいけど…まぁ焼け石に水って感じだな
「先生…か」
俺は眉間に皺を寄せながら呟く
先生…教員には碌な思い出がない
小学生の時は…いや、辞めだ辞め
こんな事思い出しても何にもならん
ただ…
「…信頼は出来ないな」
「ウツキ?どうかしたか?」
「ウツキ君…?どこか悪いの?」
「…あっいや、なんでもない」
俺を心配したのか2人が顔を覗き込んでくる
そんな2人に大丈夫と伝えて視線をサンクトゥムタワーに戻す
…もし、先生が悪人だったら
…その時は
「…その時は、俺がブチ抜いてやる」
complete
うーん、ウツキ君元気ないね
なんでだろ(すっとぼけ)
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また次回があれば会いましょう!
バーイ!