楽しい銃社会の生き抜き方   作:WEVE

20 / 21
20話入ったのにまだアビドス終わらんのですが…?(全部自分のせい)


Ep.20 カズサの友達

それは偶然だった

 

「やはりスイーツこそロマン…!」

 

「アイリ流石に3段チョコミントはお腹壊すよ!?」

 

「で、でも…折角クーポン貰ったんだし…」

 

珍しくカズサの居ない放課後スイーツ部

3人は並んで帰路に着こうとしていた

そして建物の角を曲がったその時…

 

   …おお」

 

ナツが固まる

 

「ナツ?どうかし…た…」

 

ヨシミも固まる

 

「ふ、2人とも?何が…」

 

アイリまで固まった

 

3人が目にしたもの…それは…!

 

「何と…かのキャスパリーグがあーんをしているとは…」

 

「あ、ああああれって相手お、男…よね…!?」

 

「か、カズサちゃん!?そ、それ間接キ…!?」

 

3人とも急いで隠れて観察を開始する

 

「(それにしてもカズサを堕とす事が出来るとは…あの男、相当デキるね)」

 

「と言うか隣の子も大変そう…あの2人の空気感に押されてて…」

 

「は、はわわ…!」

 

各々の反応は少し違うが、バレたらマズい事だけはよく分かっていた

故に…

 

「あ、そうそう…そこの3人、何もしないから出てきた方がいいよ?」

 

「「「…ッ!?」」」

 

声をかけられた時、結構な悲鳴が溢れそうになった

 

                        

 

「…仕方ない、運命とはマカロンのように甘くはないものだからね」

 

「うぅ…と、取って食われたりしないわよね…?」

 

「こ、怖いこと言わないでよヨシミちゃあん…」

 

怯える子猫の様に3人の少女が現れる

1人は淡い桃色の髪をサイドテール…だったか?で纏めている

もう1人は短めの金髪ツインテール

最後の1人は…何と言うか、普通の女子高生って感じだ

 

「な…何でみんなここに…!?い、いつからいたの!?」

 

杏山が怒ったような、恥ずかしがるような…そんな声で目の前の少女達に質問を投げつける

そして

 

「…クレープを食べさせ合っていた所」

 

そう答える

その瞬間、時が止まったような気がした

俺じゃない。俺は何もしてないし特に何も感じていない

隣だ…隣から夥しい程の殺気のようなものが放たれている…!

 

「…ナツ」

 

「…い、いや…覗き見をするつもりなかったんだ…!しかしバームクーヘンの穴のように気になってしまっただけで…」

 

「問答無用!」

 

そう叫んだ杏山の行動は早かった

素早く懐まで近づき両足首を掴むとそのまま持ち上げ…

 

「オラッ消し飛べぇ!」

 

「あ〜れ〜」

 

ジャイアントスイングで、ぶん投げた

 

「…oh…流石マスターリーグ…あれ?パスタリーグ?」

 

「キャスパリーグだよ…ってそれ黒歴史だからやめてって!?」

 

俺は文字通り空の彼方へと消えて行った名も知らぬ少女に静かな合掌しながら、杏山…カズサに良き友人が出来た事を祝福した

ま、口には絶対出さんがな。だって流石に恥ずいし

 

                        

 

「…んじゃ、そろそろ解散するか。阿慈谷も、ここまで来れば大丈夫だろ?」

 

「あっ、忘れられてた訳ではなかったんですね…ありがとうございました!」

 

先程まで座っていたベンチから立ち上がり、グググッと体を伸ばす

あの後自己紹介が始まった。桃色のは柚鳥ナツ、金髪のは伊原木ヨシミ、阿慈谷と違って普通の女子高生は栗村アイリと言うらしい

自己紹介ついでに杏山との馴れ初めを話したら思いの外盛り上がり気付けばかなり良い時間帯になってしまった

 

「そんじゃ、またな〜」

 

「うん、またね」

 

軽く別れの挨拶を交わしてから帰路に着く

いやぁ、まさかあの杏山に友人が〜…としみじみ思いながら歩いていると

 

「…あ、折角だしマカロンかなんか買ってくるか」

 

ふと思いついた

何を隠そう明日は例の約束の日なのである

ゲヘナ風紀委員長…空崎ヒナ先輩からお呼び出しを喰らったのである

 

「…少しでも機嫌を取れますように…!」

 

そう祈りながら店に入り、6個入りのマカロン(4.680クレジット)を購入

心の中で(高っ!?これがトリニティ(お嬢様)クオリティー…)と絶叫したのは内緒だ

うーん、寒い(主に懐が)




ではまた次回があれば会いましょう!
バーイ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。