マカロンとコーヒーで軽く一服し、箱も片付けた頃
「ヒナ委員長、本日の業務内容の確認が完了しました」
「こっちも見回り完了したぞ」
「イオリ、まだ手当終わってないから…」
3人が部室に入って来た
「おかえり、3人とも。ウツキ、紹介するわ」
空崎先輩はトコトコと歩いて行き3人の前に立つと
「右から、行政官…兼このあいだの主犯格の『天雨アコ』」
「い、委員長!?その話はほじくり返さないでください…」
「突撃隊長兼このあいだの隊長格『銀鏡イオリ』」
「ウグッ…よろしくな」
「元救急医学部の『火宮チナツ』」
「もし怪我をされたら、すぐに連絡を下さいね」
「「チナツだけ何も無し!?」」
「2人ともうるさい」
「「はい…」」
なるほど…つまり両手で顔を覆って蹲ってるのが天雨さんでシナっとしてるのが銀鏡さんで立ってるのが火宮さん…と
「何か変な覚え方された気が…」
「HA☆HA☆HA☆気のせいだろ」
笑って目を逸らしながら答えると呆れた様な視線を感じた…が、まぁ気のせいという事で
「あ、そういや俺って何で呼ばれたんですか?」
「…そうね、早速本題に入るわ 」
空崎先輩はデスク下の椅子に腰掛け、両手の指を口元で交差させながら
「来月末に行われるトリニティ総合学園との講和条約である【エデン条約】…そこに、ミレニアムの代表として来て欲しい」
…これは、思ってたより重そうだ
なら、俺も真面目モードで行くか
エデン条約
先程知ったばかりだが、ゲヘナ学園とトリニティ総合学園は昔から非常に仲が悪いらしい
常に一触即発の状態で、下手に動こうものなら即学園戦争に発展するだろう
そんな2校が、手を取り合う
「…何故、
「…!そうね…まず、この条約は歴史上でも類を見ないほど重要なものになると思う。それ故に、ゲヘナとトリニティの2校だけでなく…同じく3大校が1つのミレニアムサイエンススクールからも何名か出席する事になってるの」
「…ふむ」
指を顎下に添える
「幾つか聞きたい事があるのですが「構わないわ」…では、私以外で出席するミレニアム生は現在何名決まってますか?」
「とりあえず早瀬ユウカ、生塩ノア、明星ヒマリ、美甘ネルは決まってる。調月リオは現在連絡が取れないから今はまだ未決定」
「はぁ…ったく調月先輩は…」
あの人まじで急に居なくなるのやめてほしい
こっちとしては心配だし…セミナーの仕事が爆増するし
「…というか明星さんも美甘先輩も、良く了承しましたね」
「…ええ、そうね」
え、今何で顔逸らしたんですか?
空崎先輩?
「(言えない…『ウツキも出席する』って言ったら一瞬で食い気味に了承されたなんて…言えない…!)」
「…まぁ、ひとまずそれは置いといて…次の質問…というかこっちが本命なんですけど、何故私なのでしょうか?」
そう、俺が1番気になった事
それは、『何故俺が呼ばれたのか』だ
正直、俺は特段優れている所がない
頭は(ミレニアムの)平均ちょい下くらい
身体能力は美甘先輩には遠く及ばない
耐久力に至ってはキヴォトス最底辺級だ
だからこそ、何故俺なのかが気になるのだ
「…理由は簡単。貴方が、ミレニアム生かつトリニティ、ゲヘナ共に関係を持つ唯一の生徒だから」
「…?」
「…3大校かつトリニティでもゲヘナでもなく中立のミレニアムの生徒で、更にエデン条約を締結する両校と面識がある唯一の存在が貴方…と言う事」
…おっとぉ?
「もしかして俺、結構キーマンだったりしません?」
「…ついでに、貴方の持って来たトリニティ製のマカロンが架け橋になるかも知らないって話もする?」
「遠慮しときますね。なんか帰れなくなりそうなんで…まぁ、そう言った理由なら別に大丈夫ですよ」
「っ!本当!?」
ええ、と了承の旨を伝えると身を翻してドアに手をかける
「では、また」
それだけ言って俺は部屋を後にする
…来月末かぁ…
「…それまでにアビドスどうにか出来んかなぁ…」
カイザーは潰します
ドチャクソに腹が立つからです
超人(笑)は潰します
なんかムカつくからです
アリウスは潰すゾ!
特に理由はないです()
プレ先は救います
やりたい事があるからです
デカグラは救います(?)
その方が面白そうだからです
盛 大 な ネ タ バ レ を
書 き 込 む ス タ イ ル
ではまた次回があれば会いましょう!
バーイ!