楽しい銃社会の生き抜き方   作:WEVE

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Ep.25 ☆ウツキ救出大作戦☆

「…あかん、めっちゃ暇」

 

この鎖で両手両足固定されてるのにめちゃくちゃ余裕そうなこの男の名は『居待ウツキ』

ミレニアムサイエンススクール1年生…なのだが、ここ最近はアビドスに付きっきりなため多くの人からミレニアム生である事を忘れ去られている!

そして今はカイザーPMCに捕まって変な部屋の中で見張られながら吊るされている

…改めて見るとひでぇなこの状況

 

「なぁ、なんかおもろい事とかない?暇すぎて死にそうなんだけど」

 

『…』

 

「…」

 

『……』

 

「………」

 

『……………』

 

「はーつっかえ」

 

何も喋らんカイザーのメカわんわんお()に話しかけるが、帰って来るのは無言のみ

さっきからやる事無さすぎて暇なんよな…もう武器無し特攻で脱出するか…?

最悪頭と心臓と大動静脈さえ無事なら何とか…でもアイツら俺を殺さん為にわざわざホローポイント弾使って来るんだよなぁ…

アレはアカン、当たるとクッソ痛い

 

…回避全振りで行けばダメだ四方八方からくる弾丸は避け切れる気がせんなやめとこ

…はぁ、マジで誰か助けにこんかな…?

せめて武器さえどうにか出来れば…

 

そんな事を考えながらボーッとしていると

 

ピロロロリン〜♪

 

『…?こちら782何か問題が   

 

『こ、こちら第2部隊!支援の要請を   

 

ブツッ

 

『…おい?おい!応答しろ!』

 

…???なんか、大変な事になってる…のか?

 

『ああクソ!俺はここから離れるが妙な動きはするなよ?もしもの時は…両足を撃つ』

 

そう言ってメカわんお()は走り去っていった

…さっきの通信を盗み聞きしたあたり、なんか襲撃でもされてるっぽいな

 

「…まぁ、カイザーっていろんなとこから恨み買ってそうだし…何なら社内分裂しても別に違和感無いし…」

 

あれ、そう考え…無くてもクソだったわカイザー

やはりカイザーは一度滅ぼすべきでは?

 

しっかし、カイザーに突撃して来るって…勇気すげぇな

一体誰なんだ?そんなんブラックマーケットの銀行に凸るのと大差な…い…

 

「…いや、待て待て待て…まさかそんな訳が…」

 

いくらアイツらでも俺如きの為にカイザーに特攻するなんて馬鹿なことするわけが   

 

と、そう考えていたお前の姿は笑い物だったZE☆

ダニィッ!?

その瞬間目の前の扉が爆散し光が差し込んできた。目に

 

「何の光ィ!?」

 

目がぁ…目がぁぁぁ…と呻きながら目を細め前を見る

 

「ん!ウツキ確認、確保!」

 

「…え、砂狼先輩!?何でここに!?」

 

「説明は後!今はここから離れるのが先!」

 

「…よく分からんけどオッケ、とりあえずこの鎖外すから下がってて〜」

 

「…え?」

 

「うーん、この鎖なら7%くらいかな〜…いや、念のため10%で…」

 

困惑する砂狼先輩を放置して、俺は一つ息を吐き…呟く

 

「…『神秘瞬間解放(ミステリオ・バースト):10%』」

 

その瞬間、ウツキを縛っていた鎖が弾けるように消し飛んだ

シロコは一瞬だけだが、感じる事が出来た

 

「(今のが…ウツキの神秘…)」

 

青く澄んだ、優しくも荒波の様な神秘

10%の時点で、既にシロコの半分以上の神秘量

しかし、シロコは一つだけ見逃してしまった

僅か0.何秒の時間だけ浮かんだ、ウツキの【ヘイロー】を

 

「さてと、んじゃそろそろカイザー潰すとしますか」

 

手首を一つスナップさせあっけらかんと言い放った

シロコはその姿に少し熱を覚えたが…それを自覚していたかはまた別の話だ

 

                        

 

あの変な部屋から出て、道中にあった物置き部屋からサバイブとかを回収し、駆け足で外の皆の所まで向かう

走って外に出ると、ピンクの特徴的なアホ毛が目に映った

 

「ッ!小鳥遊先輩!」

 

「…!ウツキ!?」

 

俺が声をかけると、少し驚いた顔をして目の前の敵を瞬殺してから駆け寄ってきた

…いやなんでそんな瞬殺出来んだよおかしいって

そして駆け寄ってきた小鳥遊先輩はそのまま俺の胸元に飛び込んで来…てぇ!?

 

「ちょっ、小鳥遊先輩!?その、ち、近ッ…」

 

そう言って離そうとしたが、震えている肩を見て思いとどまる

 

「…心配をかけて、すみません…」

 

「…本当に…心配した…」

 

俺は小鳥遊先輩の頭に手を乗せ、そのまま左右に動かした

…あれ、何で俺撫でてんだ?確かに身長差的に凄い撫でやすいけど…

 

「んふふぅ…うへぇ…」

 

…ま、小鳥遊先輩がなんか嬉しそうだし…別にいっか

そう心で考えながら、小鳥遊先輩を撫で続ける俺だあった

…因みにこの後黒見さんにも泣きつかれた(本人否定)のは秘密だ

 

「だから泣いてないッ!」

 

「ん、泣いてた!」

 

「猫と狼が喧嘩しとる…」

 

                        

 

「さて、一旦アビドスはわかったが…問題は…」

 

小鳥遊先輩ナデナデタイムが終了した後、俺はずっと気になってた方へと視線を向ける

 

「…何で空崎先輩達もいるんですか!?」

 

視線の先には、堂々としている空崎先輩と気不味そうな銀鏡先輩がいた

正直なんで居るのかが分からなかった為質問すると、空崎先輩が口を開く

 

「…先生からあなたが誘拐されたって聞いたから。後は…部下の罪滅ぼし?」

 

「罪滅ぼしって…もう俺は気にしてないんですが…」

 

そういや余談だが、天雨さんは反省文1000枚書くとか豪語したせいで本当に書かされていたらしい。声出してめっちゃ笑った。その後うるさいって怒られた。ピエン

 

「…さてと、とりあえず俺は大丈夫っすけど…どうします?カイザーは」

 

「「潰す」」

 

おお、小鳥遊先輩と空崎先輩行きぴったし…仲良いね!(発言から目を背けながら)

…さてと、カイザー終わったな!

もうさ、無理なんよ。小鳥遊先輩と空崎先輩を同時に相手取るなんてさ

 

『クソッ、貴様らのせいで計画が台無しだ…!おい!ゴリアテを出せ!』

 

カイザー理事がそう叫ぶと、倉庫から巨大なロボットのような物が出てきた

 

『貴様ら…タダでは済まさんぞ…!私が直接叩き潰してやろう!』

 

…何故だろう、コイツに負ける未来が想像できない…

ちょっと味方が過剰戦力すぎるんですもん

 

俺は左手に右拳をぶつけ、声を上げる

 

「カイザー、潰すぞ!」




やめて!ヒナ委員長の終幕:イシュ・ボシェテでカイザーPMC本拠点を薙ぎ払われたら、努力を積み重ねて積み上げたカイザー理事の立場まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないでカイザー理事!
あんたが今ここで倒れたら、プレジデントや黒服との契約はどうなっちゃうの?
ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、シャーレの先生達に勝てるんだから!
次回「カイザー理事死す()」デュ○ルスタンバイ!

ではまた次回があれば会いましょう!
バーイ!

UA1万突破記念回の内容は…

  • ウツキとアビドスの王様ゲーム(Ep.9)
  • ウツキとセミナーの1日
  • ウツキ VS UZQueen
  • スミレに追いかけられるウツキ
  • IF もしも誘拐されたのがホシノだったら…
  • 関係無い、(全部)書け
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