楽しい銃社会の生き抜き方   作:WEVE

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さてと、先生ってどんな人なんでしょうねぇ…
男なのか女なのか…気になる〜?
…えっ、タグ?
…あっ


Ep.3 爆ぜる街

2人と話すこと15分…周りが騒がしくなってきた

 

「そろそろか?」

 

「うん…あっほら!あれクロノスじゃない!?」

 

「あっ、ほんとだ。じゃあそろそろ来るかな?」

 

3人の視線がサンクトゥムタワー入り口に向かった…その時だった

 

ドガァァァァンッ!!!

 

「っなんだ!?」

 

「見て、あそこから爆発が!」

 

突然近くの建物が爆発した

辺りにガラスの破片が降り注ぐ

俺は咄嗟に2人を抱えて安全地帯まで下がる

 

「2人とも、怪我は無いか⁉︎」

 

俺からの問いに2人は大丈夫と答えた

 

「いやぁ、派手にやってるねー…まぁミレニアムだとこのくらいいつも通りだけどね…」

 

「新素材開発部の人たちのせいで感覚が麻痺してる…」

 

うーん、流石ミレニアム

 

「…で、こんな大事?な日に暴れてんのは誰だ?」

 

「ただの不良がやったにしては被害が大きい様な気が…」

 

「あっ、見て!これクロノスの生中継なんだけど…」

 

そう言いながらスマホの画面を見せてくる

そこにはクロノス中継の映像が映っており、そこにはこう書かれていた

 

『脱走した七囚人の1人、災厄の狐が活動を再開…』

 

…駄目だ、頭痛くなる

なんで今日に限ってこんな面倒事に巻き込まれにゃならんのだか…

 

「そ、それってかなり危険じゃん!少なくともウツキ君は逃げなきゃ!」

 

「え、いやでも…」

 

「そうだよ!だってウツキ…

 

 

 

 

 

『ヘイローが無い』んだよ⁉︎」

 

そう、俺にはヘイローが無い

理由は…何だっけ

まぁ、覚えてないって事はどうでも良い事なんだろう

それは置いといて、ヘイローのない俺にとって銃弾とは1発で命を脅かす『凶器』だ

2人が俺を心配してくれているのはそれが理由だろう

 

「…なぁ2人とも、『賭け』をしないか?」

 

俺は、2人に一つの提案をした

 

「賭け…?こんな時に何冗談を「冗談じゃないよ」…っ」

 

俺は普段と打って変わった真面目な表情で話す

2人にもそれが伝わったのか言葉を飲み込んだ

 

「俺は…災厄の狐を止めに行く」

 

「ちょっ、そんなの無茶だよ!危険すぎるって!」

 

「そ、そうだよ!絶対駄目!」

 

2人は俺を必死に止めようとする

そんな2人に、俺は…

 

「だから…2人は俺を全力で止めてくれ」

 

「「…え?」」

 

2人が固まった

まぁ当然の事だ

自分から危険に突っ込もうとしたと思ったら止めてくれと頼まれたのだからな

 

「勿論銃を使っても良いぞ?何が何でも俺を止めてみてくれ。もし、俺を止められたら大人しく逃げてやる…だが、もし止められなかったら俺は、災厄の狐の下へと向かう」

 

「そ、そんな!ウツキ君に銃を向けるなんて「俺にはヘイローが無いんだぞ?お前らなら簡単に止められるんじゃないか?」っでも!」

 

「はいはい、じゃ…スタートって事で。お先〜」

 

「ちょっ待って!」

 

叫びながら俺に手を伸ばす

その手を俺は軽く避ける

 

「ほらほら、止めてみなよ」

 

俺は駆け出した

2人は止めようと奮闘し、最終的にはゴム弾とはいえ威力の低い銃も使ってきた

しかし、その程度で止められる程俺のやってる訓練は生温くない

それを見せつける様に全て回避しながら走り抜く

そして…

 

「分かった!分かったからもう止まっゲホッゲホッ!」

 

「も、もう限か…ウップ…」

 

2人が先にダウンしてしまった

ここまでの被弾はゼロだ

 

「どうだ?いくらヘイローが無いとは言え…これは認めざるを得ないだろ?」

 

そう言って俺は2人を物陰まで連れて行った

万が一流れ弾が来たりしたら危ねぇからな

 

「んじゃ、俺は行ってくるわ…心配すんな。俺は、必ず戻ってくるよ」

 

不安そうな表情を浮かべる2人の頭を手のひらでポンポンと叩き、視線を爆ぜる建物へと向ける

 

「それじゃ、いってきます」

 

俺は愛武器を取り出す

黒い銃身にひび割れの様な銀色のラインが輝く、装弾数16発のセミオート式ライフル

 

「久々の出勤だな、『サバイブ』

 弾は…2,4,6...うん、満タンだな」

 

サバイブの残弾を確認し、1発空へと向けて…発砲する

スドンッと音を立てて弾丸が青空へと吸い込まれる

…調子も良さそうだ

 

「さてと、狐狩りと行こうか」

 

一つ息を吐き、駆け出す

向かう先は戦場

装備なんかない…普段なら防弾チョッキくらいは着けるが、今回は完全なる事故

防弾チョッキなんて持ってるはずもなく、武装はサバイブ一本のみ

『当たれば即死』上等じゃねぇか

 

「当たんなけりゃ…どぉってこたぁねぇよなぁ!」




戦わなければ、生き残れない…

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また次回があれば会いましょう!
バーイ!
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